【おかえりモネ】65話|石井正則が宮田彰悟役で初登場!
【おかえりモネ】65話
朝ドラ【おかえりモネ】13週 65話が2021年8月13日(金)に放送されました。
第65話では、元お笑いコンビ「アリtoキリギリス」で俳優の石井正則(48)が医師・菅波(坂口健太郎)の過去と関係のある人物、宮田彰悟役で初登場!
今回は【おかえりモネ】65話のストーリーと感想について。
【おかえりモネ】65話のストーリー
【おかえりモネ】65話の内容は…
鮫島(菅原小春)は無事に車いすマラソンの強化指定選手に選ばれた。
鮫島は「レース前からプランBで行くと決めていた。みんなのことを信じた」と百音(清原果耶)たちに告げる。「チームサメジマ」の面々も鮫島を祝福しました。
鮫島が汐見湯を訪ねた。鮫島は菜津(マイコ)や菅波(坂口健太郎)にも感謝したあと、百音に感覚のことを言われたとき本当は嬉しかった、と告げた。
コインランドリーにて。百音は、菅波が抱えていたつらい過去を初めて聞く。
菅波が初期研修が終わって最初に担当した40代の患者・宮田彰悟(石井正則)は、有名な楽団に所属するホルン奏者だった。
当然、肺の機能を残したいという希望で最小限の手術で根治を目指そうということになった。
宮田にはとても感謝された。「先生のおかげで助かりました」と何度もいわれた。
はじめに病気を見つけたのが菅波だったから。
しかし手術の前の検査で気になる所見がでて・・・
主治医は、手術をするべきか、化学療法を合わせて治療するか、慎重に判断したいと言った。
菅波は、最初のプラン通り、早急に手術をやるべきと提案した。
彼にとって大切な演奏会が半年後にあるから。
彼も賛成して、主治医も仕方なく、同意した。
しかしそのあと、彼がプロの演奏家に戻ることはなかった。
胸を開いてみたら、進行が進んでいたのだ。
手術前に化学療法を使っていたら、もっと肺の機能を残せたかも。
そうしたら演奏家に復帰できたかも。
あとでご家族から本人は手術を迷っていたのを聞いた。彼は「菅波先生がいうんだから大丈夫」と言っていた。
「バカですよ。親身な先生が言ってくれることだから優先したいなんて。くだらない。経験も実績も医者を信じるなんて」
菅波は嘆く。そもそも自分がもっと冷静に判断していたら・・・。
百音は、菅波の背中をさすった。(つづく)
【おかえりモネ】65話の感想
菅波の過去が明かされた第65話。
菅波の過去に関わる重要な役を演じたのは俳優の石井正則(48)さん。【おかえりモネ】に初登場です。連続テレビ小説(朝ドラ)への出演は2012年度前期「梅ちゃん先生」以来、9年ぶりとなります。
ほんのワンシーンでしたが、今後も登場するのでしょうか。再会とかはありそうですが…。
65話で気になったのは菅波先生が背負いすぎではないか?という点です。
駆け出しの医者の意見を信頼して聞かなければ、音楽を続けられたのではないか?と悔やむ菅波先生。
信頼することの危険性はたしかにあります。しかし主治医が別にいます。菅波は意見を述べただけ。だけ>思い込みすぎではあります。
やはり菅波先生の生真面目な性格から、過剰に自分を責めていたのだと感じました。
鮫島さんのレースの方は、合理性をつくしたあとは根性という人間力、という話。 菅波先生の方は、信頼とか希望とかいう楽観主義よりも、合理性を重視すべきだったという話。順番が逆だったのですね。
でも大きな病院な治療方針はカンファレンスでも決めるし、手術中に変更することもあるでしょう。菅波先生がここまで背負うなら、その主治医はいったいどんな心境なんだろう、と疑問にも思いました。
主治医も菅波に「お前のせいだ」とは言わないでしょう。背負いこみ、という気がするのですが…。
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画像出典:NHK
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