【ノンレムの窓2025・新春/よーい、フィクション!】ネタバレ!原田泰造の仕掛けとは?
2025年1月5日放送の【ノンレムの窓2025・新春】は人気シリーズの第7弾です。
この記事では、オムニバス2作品の第2話、竹村武司脚本、原田泰造主演の【ノンレムの窓2025・新春/よーい、フィクション!】のあらすじ、ネタバレ、感想をお届けします。
メディアが流す報道の中には信頼できないものがあるという話をよく聞くけど、この物語は皮肉が効いていたわ。
原田泰造さん演じるTVディレクターがフェイクニュースを制作する会社に転職する話だね。痛烈な結末にスカッとしたよ。
◎この記事でわかること
ドラマ「ノンレムの窓2025・新春/よーい、フィクション!」のあらすじ・ネタバレ・見逃し配信・感想・出演者
【ノンレムの窓2025・新春/よーい、フィクション!】のあらすじ
バラエティ番組のディレクターだった松永(原田泰造)は濡れ衣を着せられ番組をクビになる。
職を失い途方に暮れる松永は、謎めいた女性・矢橋(小雪)からフェイクニュースを制作する会社にスカウトされた。
メディアで報道されるニュースのうち、実は1割は国やスポンサーからの指示で作られるフェイクニュースだと伝えられた松永は愕然とする。
様々な思惑が渦巻く中、松永が制作するフェイクニュースは予期せぬ方向へと展開していく。
【ノンレムの窓2025・新春/よーい、フィクション!】のネタバレ
上司に責任を押しつけられてクビに!
『#ノンレムの窓 2025・新春🎍』
— 「ノンレムの窓」2025・新春 1月5日(日) 夜10時30分〜 (@nonremmado_ntv) January 5, 2025
いよいよ今夜放送!🌸
『よーい、フィクション!』場面写真
スクープ記事に驚くディレクターの松永(#原田泰造)とプロデューサーの藤間(#小手伸也)#バカリズム 脚本
『前の車を追ってください』#竹村武司 脚本
『よーい、フィクション!』
1/5(日)22:30~放送 pic.twitter.com/I9tmasmdM6
テレビ局でバラエティー番組のディレクターとして働く松永孝人(原田泰造)は、離れて暮らす娘・愛花(月岡瑠衣)と一か月ぶりに会っていた。
父親に対し素っ気ない愛花だったが、松永がドームコンサートのチケットを渡すと表情が緩む。
それは、愛花が大ファンである美濃部凛(原菜乃華)が所属するアイドルグループ・ジャグジーテンションの最前列のチケット。
凛の出演番組を担当している関係で手に入れることができたのだった。
喜ぶ愛花を見ながら嬉しそうな松永。
しかしその時、プロデューサーの藤間雄二(小手伸也)から電話がかかってきて呼び出される。
担当しているバラエティ番組でのねつ造が訴えられたというのだが、そもそもは松永が反対したのに藤間が強引に指示したもの。
それなのに、松永は全ての罪を着せられ、職を解かれてしまった。
ニュースをでっち上げる
『#ノンレムの窓 2025・新春🎍』
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『よーい、フィクション!』場面写真
見知らぬ女性(#小雪)からの突然のスカウトに困惑する松永(#原田泰造)#バカリズム 脚本
『前の車を追ってください』#竹村武司 脚本
『よーい、フィクション!』
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途方に暮れる松永に、フェイクニュースを制作する会社の社長・矢橋直子(小雪)から自分の会社に来て欲しいという声がかかる。
矢橋は、仕事がなくなったヤラセのプロたちを集めていると言う。
テレビ局のかつての先輩・御園生(小松利昌)も矢橋にスカウトされて社員になっていた。
矢橋の会社では、政府やクライアントの指示で偽のニュースを制作して世の中の印象操作をしている。
山中で殺人事件の遺体が見つかったという報道を定期的にして犯罪抑止をしたり、流行のものを取材しているように見せて実は初めから流行らせたいものが決まっていたり。
娘の養育費のためもあり、松永は矢橋の会社で働く決心をし秘密保持契約書にサインをする。
いざ働き始めると、松永はすぐに仕事に慣れて現場をうまく仕切るようになった。
同じエキストラが髪形や服装を変えていろんな種類のインタビューに答えているわ。何を言うか全部台本があるってことよね。これ現実にも話題になったことあったわね。
人気ミュージシャンが偽の犯罪者に
『#ノンレムの窓 2025・新春🎍』
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『よーい、フィクション!』場面写真
撮影の指示をする松永(#原田泰造)。このシーンはニュース?それともフィクション?#バカリズム 脚本
『前の車を追ってください』#竹村武司 脚本
『よーい、フィクション!』
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麻薬取締法違反で逮捕されていた人気ミュージシャンの服部歩夢(崎山つばさ)が釈放されたというニュースが新年早々テレビで報道された。
汐留署の前で謝罪の挨拶をして深々と頭を下げる服部。
しかしこれもまたフェイクニュースだった。
集まった報道陣も全てエキストラで、松永はその演出を任された。
政府が批判を受けそうな法案を通したい時、大きな芸能ニュースをぶつけて世間の目をごまかす手法。
服部は薬物などやっていなかった。
3億円で売られたスケープゴートだったのだ。
沈んだ表情の服部に、松永は「3カ月もすればみんな忘れますから」と声をかける。
凛がスケープゴートに?
次のスケープゴートは、トップアイドルの美濃部凛に決まった。
大きな法案を通すために、凛がパパ活をしているというフェイクニュースを制作することに。
服部とは謝礼金が桁違いだという。
松永は、凛が所属するグループのドームコンサートへ愛花と一緒に行く約束をしていた。
凛のスキャンダルによって公演が中止になることは間違いない。
松永は、凛が泊っているホテルへ急ぐ。
凛を助けたい、愛花のためにも。
起死回生の作戦
『#ノンレムの窓 2025・新春🎍』
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『よーい、フィクション!』場面写真
部下からある映像を見せられ狼狽する藤間(#小手伸也)。そこには何が映っているのか?#バカリズム 脚本
『前の車を追ってください』#竹村武司 脚本
『よーい、フィクション!』
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翌日、藤間が出社すると、スタッフから衝撃の動画を見せられる。
それは藤間が凛にハラスメントをしている音声で、ネットで出回り騒ぎになっているというのだ。
動画は、ワイドショーでも報道されることに。
すべては松永の秀逸な作戦だった。
テレビ局時代の仲間たちに声をかけて藤間の声の素材を集めてもらい、凛から回収したマイクの音声と、さらに自分が書いた台本を読んでもらった凛の声を切り張りして、歪曲したテロップを加え、藤間と凛が会話している動画を作ったのだった。
松永は凛を救い、愛花の笑顔を守り、そして藤間への復讐を果たしたのである。
「私、ヤバい人引き入れちゃったかも」
矢橋は御園生と顔を見合わせて苦笑する。
「さ、次はどんな嘘つきます?」
嬉しそうな松永。
(幕間)
『#ノンレムの窓 2025・新春』🌸
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2025年1月5日(日)
夜10:30~ 放送決定🌟
第7弾となる今回は…#バカリズム 脚本
『前の車を追ってください』#竹村武司 脚本
『よーい、フィクション!』
気になるキャストは後日発表‼︎
お楽しみに🙇♀️
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謎の女性・マドカ(声:斉藤由貴)は、窓先案内人の升野英知(バカリズム)に「ある調査によると、日本人は世界で一番嘘の情報に騙されやすいんだそうです」と話す。
「世界で一番だとは思わなかったです」と驚く升野だったが、マドカは「嘘です。そんな調査結果はありませんよ」と笑う。
しかし、升野は「嘘です。最初から嘘の情報って知っていました」と逆襲する。
するとマドカは、「知ってましたよ。升野さんが私の情報を嘘だって知っているのにわざと騙されたふりをしていたことを私が知ってましたよ」と強がる。
今度は升野が「マドカさんの情報が嘘でそれを私が知ってて驚いてるってことをマドカさんが知ってるってことを知ってましたよ」と言い張った。
マドカは、「それは知りませんでした」と言う。
もう、誰が何を知っていて知らないのかわからない。
子どもの言い合いみたいだったんだけど、「あなたが知っていることを私は知っています」の繰り返しがちょっと怖かったわ。
自分は本当に知っているんだろうか。知っているふりをしているだけなんじゃないかって。
【ノンレムの窓2025・新春/よーい、フィクション!】の感想
切り張りで印象操作される社会
『隠したい出来事の為に更に大きなニュースで火消しする』とか『法案を通す為に有名人のニュースをぶつける』とか、昨今ネットで騒がれてる案件をドラマにするの、めっちゃ皮肉やなあ
— 紅葉 (@momiji_drama) January 5, 2025
#ノンレムの窓
政府が通したい法案がある時大きな芸能ニュースをぶつける、これは思い当たることがある人が多いと思います。
現代社会に鋭く切り込んだドラマでした。
最後は凛を救うことができプロデューサーに復讐もして一見めでたしめでたしのように見えますが、結局印象操作や捏造で世の中をどうにでもできるという非常に怖い話です。
しかもそれを地上波のドラマで制作・放送するところが実にシニカルですね。
何を信じて何を疑うのか、まずは物事を見極める目を持たなければいけないと痛感しました。
俳優・原田泰造の魅力
『#ノンレムの窓 2025・新春🎍』
— 「ノンレムの窓」2025・新春 1月5日(日) 夜10時30分〜 (@nonremmado_ntv) January 5, 2025
いよいよ今夜放送!🌸
『よーい、フィクション!』オフショット#原田泰造 さんと #原菜乃華 さん
シリアスなシーンを撮り終えダブルピース!#バカリズム 脚本
『前の車を追ってください』#竹村武司 脚本
『よーい、フィクション!』
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『#ノンレムの窓 2025・新春🎍』
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いよいよ今夜放送!🌸
『よーい、フィクション!』オフショット#小松利昌 さんと #原田泰造 さん。ディレクターの先輩と後輩役です!#バカリズム 脚本
『前の車を追ってください』#竹村武司 脚本
『よーい、フィクション!』
1/5(日)22:30~放送✨️ pic.twitter.com/N3OHovJmvG
お笑いタレントとしての実績は言うまでもありませんが、原田泰造さんは俳優としても確かな実力で活躍を続けています。
このドラマでは、改めてその魅力が発揮されました。
多分家庭を顧みない仕事人間で、妻子と離れることになったけれど、月に一度娘と会える日を何よりも大事にしていること。
娘を溺愛しているけれど、心のどこかに負い目があること。
プロデューサーには逆らえないけれど、正義感をまだ完全には失っていないこと。
きっと理不尽に辞めさせられたであろう先輩・御園生のことを心配していたこと。
新しい環境にはすぐに溶け込むこと。
いざとなったら協力してくれる仲間たちがいること。
その気にさせると突っ走る危険な部分もあること。
佇まいから、松永のそんな人となりが伝わってきました。
原田泰造さんと小手伸也さん。
原田泰造さんと小松利昌さん。
原田泰造さんと小雪さん。
どの組み合わせも味わい深かったです。