【なつぞら】69話の視聴率とあらすじ!広瀬すず、貫地谷しほりの対立から川島明の名言へ!?
【なつぞら】69話の視聴率とあらすじ!
広瀬すず主演のNHK朝ドラ『なつぞら』第69話が2019年6月19日(水)に放送。
キャラクター検討会にて、広瀬すず、貫地谷しほりが対立!?
からの、まさかの川島明(下山役)の名言へ展開!?どういうこと?
二人の絵の評価にも繋がる深い台詞に大反響です。
今回は【なつぞら】69話の視聴率・あらすじ・感想について。
【なつぞら】69話の視聴率
『なつぞら』第69話では、なつ(#広瀬すず)と麻子(#貫地谷しほり)の意見がぶつかり……#なつぞら https://t.co/OlL8yItxh7 pic.twitter.com/h6WuGw0EuJ
— リアルサウンド映画部 (@realsound_m) 2019年6月17日
『なつぞら』69話の視聴率は、21.4%!
前回から0.5ポイントダウンですが、9話連続で視聴率20%超えの好調キープです。
【なつぞら】69話のあらすじ
・69話のあらすじ(事前情報)
アニメーション映画のキャラクター検討会が行われ、常盤御前のキャラクターを巡りなつ(広瀬すず)と麻子(貫地谷しほり)の意見がぶつかる。そこで仲(井浦新)と井戸原(小手伸也)は、ある提案を行う。午後になり、仲から呼び出されたなつと麻子は、1枚のキャラクターの絵を見せられる。その絵を見たなつは、自らの足りない部分を感じ、麻子に謝る。一方麻子は、謝るよりも仕事で責任を取るしかないとなつに伝え…。
出典http://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2019-06-19&ch=21&eid=26424&f=4681
・69話のあらすじから事前レビュー
69話は、キャラクター検討会で、なつ(広瀬すず)と麻子(貫地谷しほり)の意見がぶつかるシーンが見どころ。
その後、なつが謝るとのこと。
なつにいったい何が足りないのか気になります。
・69話のあらすじネタバレ
キャラクター検討会では、牛若丸のキャラクターが仲の絵で決まっていた。
「君は出さないのか、そのために遅刻してきたんだろ」井戸原(小手信也)に言われた、なつ。
なつは、育ての母・富士子(松嶋菜々子)をモデルにした常盤御前(ときわごぜん)を提出した。
「みんな美人を書こうとしている。」と言う仲は、なつの絵を推薦。一番母性を感じるからだ。
しかし井戸原は、麻子(貫地谷しほり)の絵を「表情に惹かれる」と推薦。
穏やかな絵のなつ。一方、麻子のは鋭い目が印象的だ。麻子は「したたかで強い女性」を描いたという
しかし、なつは麻子の絵は顔が怖いと意見を述べた。
漫画映画は子どもに夢を見せるものだから、怖い母親の顔を子供にみせたくないと主張。
仲は常盤御前には両面あると指摘し、井戸原は2人のどちらの絵も中途半端だと伝えた。
キャラクター検討会が終了後。
下山(川島明)がなつの服装が見たことあるものだと気づき、心配して何かあったのかと尋ねた。
なつは、千遥のことを風車のお客さんに例えて相談。下山は警察官時代の先輩の話しをする。
下山「あの頃は、警察も混乱していたかもしれないけど、そこにいるのは人間だからね。
僕が新米のころ、近くの店から逃げてきた子がいた。
店では、その子を売ろうとしていた。でも、まだその時点では違法とは言えない。
でも先輩は、憲法を勉強して、その子を助け出した。上司も飲食店の店主も怒ってね。
奇跡なんてもんは、案外、人間が当たり前のことをする勇気をもつことだよ。」
なつは、その先輩が下山ではないか疑ったが、否定されてこう言われる…。
下山「僕は、勤務日誌に落書きばかりしていた。だから、警察をやめたんだ。
その勇気をもっている人間は、どこにでもいるよ。きっと、そのお子さんも誰かに助けられているんじゃないかな。」
「二人の絵を見て書いたのだけど。」
仲がなつと麻子に絵を見せてきた。なつはどうしてこんな絵が描けるのか驚いた。
仲はなつが母をモデルにしたことを見抜いた上で、母親は優しさだけでなく、怒りや悲しみなど子どもに見せたくないものも持っていると言い…
仲「子どもが見て本当だと思ってくれるような絵を僕らは探し続けなきゃいけないんだから、子どもの力を侮ったらそれで終わりだ」と助言した。
なつと麻子は自身の足りないところを自覚する。
「さっきは、生意気なことを言ってすみませんでした。」となつは謝った。
「別に謝らなくていいから、仕事をきっちりとやって。」麻子は返答。自身も理屈ばかり考えていたことを反省した。
なつはもっと漫画映画の勉強をしなければと思うのだった…。
【なつぞら】69話の感想
69話は絶賛の嵐。
広瀬すず、貫地谷しほりの対立から川島明の名言へ(!?)
と展開していく、秀逸な脚本で話題です。
広瀬すず,貫地谷しほりの絵は一面だけだった…
官憲の浮浪児の刈り込みは容赦なく厳しかったけど、家出したときの帯広の警察官は優しくてなつを疑わなかった。あれにもちゃんと意味があったねえ。人や社会は一面的で単純なものではないのだ #なつぞら
— k_tw (@k_tw) 2019年6月18日
なつは自分の恋愛や結婚の事をまだ考えられなくて、母親を幼い子供の視点からしか見れない
マコさんは逆に、以前のなつへの誤解にも出ていたように、世間から女性への圧力を意識しすぎてそこに縛られている所がある
さあどうする、と思ったら、どちらも大事だで融合案、嬉しかった #なつぞら— HS (@drops2012) 2019年6月18日
お母さんもひとりの人間であり多面的であるということ。お母さんに限ったことではないよね、人はみんなそうだ。場面によって違う顔を見せているのは不誠実なことでも不自然なことでもないんだよね。#なつぞら
— あさひ (@asako0807) 2019年6月18日
川島明の名言に反響:信じることの大切さ!
#なつぞら
69話
今日は神回❣️
憲法の「何人も如何なる奴隷的拘束も受け入れない」を持ってきて、「奇跡なんてものは案外、人間が当たり前のことをする勇気みたいなもんだよ。その勇気を持ってる人間はどこにでもいるよ」
ときた。
— のんたん (@nINtokyo) 2019年6月19日
「奇跡なんて起きない」と嘆いたなつへの見事なアンサーだったなあ下山さんの「奇跡は人間が当たり前に行う勇気」。そして仲さんからは、子供達に向けて作品を作ろうとしてる自分達が千遙の持つ力を信じなくてどうすると言われた気もする。「この世界の片隅に」ラストも思い出す今日の回。#なつぞら
— tenko_TV (@tenko_TV) 2019年6月19日
アニメーターは「子どもの力を信じなければいけない」という言葉が、行方不明の千遥が生き抜いていることを信じるというなつの思いにつながるのだな。それを明言しないで気づかせようという脚本と演出は、視聴者を信じているのだな、なつよ。 #なつぞら
— takehi (@takehi1009) 2019年6月18日
芥川賞作家の平野啓一郎氏も個人主義でなく「分人主義」というのを提唱しているのですが、簡単に言うと人は場面で使い分けているということ。
人はいろいろな顔があります。それはアニメのキャラクターも同じ。そして警察官もいろいろ。
だから「信じてみよう」と繋がるのですが、さらに「子どもの力」を信じることにもリンクしていきました。
子どもの力も侮ってはいけないのです。たくましく生きてるのかもしれない…。
6歳で行方不明ならば厳しいかと思われましたが、奇跡を起こす勇気をもつ人は案外いる……千遥が生きていることも、案外、ある。そう信じたいものです。
※次回70話のあらすじと感想はコチラ
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