【ミステリと言う勿れ】9話のネタバレと視聴率!佐々木蔵之介の怪演と涙に感動!

【ミステリと言う勿れ(みすてりというなかれ)】9話のネタバレと視聴率!佐々木蔵之介の怪演と涙に感動!

ミステリーナイトの後編です。ウソをつく人、つかない人は誰なのか?

この別荘で何が起ころうとしているのか。

佐々木蔵之介の怪演と涙のシーンは必見です!

【ミステリと言う勿れ】9話のあらすじ・ネタバレ・視聴率・感想について!

目次

【ミステリと言う勿れ】9話の視聴率

【ミステリと言う勿れ】9話の視聴率は11.6%(関東地区・世帯・リアルタイム)でした。

【ミステリと言う勿れ】9話のあらすじ

【ミステリと言う勿れ】9話のあらすじです。

別荘が停電!

雪かきをする整(菅田将暉)や、ミステリーナイトの参加者たち。天達先生(鈴木浩介)は、喜和(水川あさみ)が殺された事件当日、玄関の前だけなぜか雪かきされて犯人の足跡が消えていたという。天達は第三者の関与を疑っているようだ。

風呂光(伊藤沙莉)は、夾竹桃の枝が数本切られていることに気づく。整と風呂光がスコップをガレージにしまいに行ったとき、停電になり2人は閉じ込められてしまう。橘高(佐々木蔵之介)のテントの中で懐中電灯を探した整は、ある地図を見つける。

整と風呂光は、天達に言われた「嘘をつく人」と「嘘をつかない人」について話し合うがどちらもまだわかっていない。まだ何かゲームのようなものが続いていて、みんなが芝居をしているようだと整。

風呂光は夾竹桃のことを整に報告する。外で何か起きているかも。懐中電灯で天井を照らすと、シャッターを開けられそうなスイッチを見つけ、ジャンプしてその紐をつかもうとする風呂光。木箱を見つけてそれに乗ってジャンプすると箱が壊れた。天達が助けにきてくれる。

透明人間は何を企んでいるのか

停電は雪の重みで送電線が損傷したのが原因だった。
整はカレーを作ることになる。豪華な食材と使ったことがないスパイスにドキドキする整。橘高が野菜の皮むきを手伝う。手際がいい。

蔦(池内万作)が2階の窓を橘高が閉め忘れたために雪が吹き込んでいると文句を言うと、橘高は自分はそんなバカみたいなミスはしない、と整になすりつけようとする。

トランプで暇つぶしをする橘高たち。デラ(田口浩正)が橘高のストラップに目をつける。気まぐれな小旅行が趣味で、適当に電車を降りたところで買ったご当地ものだという。整と風呂光はカレーを作りながら「嘘をつく人、つかない人」に注意する。

何も起きていない、ただ気になるだけ…。6つずつしかないグラスや食器を見るうちに整にはあるワードが浮かぶ。

透明人間。

カレーを食べようという蔦(池内万作)。まだ早い、ワインとチーズにしようと橘高。

そのワインは飲まないほうがいい。まだゲームは進行してますか?と天達に聞く整。

鋭いね、と天達。

僕には今、2つのことが進行しているように見える。天達に頼まれた1人だけ嘘をつく人は、橘高だと言い切る。

到着時、冬は玄関マットはないのか、と言っていた。玄関マットがない状態を見たのはいつなのか?

人は嘘をつくときに鼻を触る癖があり、それはピノキオ効果というもの。橘高はゲームで「犯人は透明人間」と言ったとき、玄関マットの話をしたとき、窓を閉め忘れてないと言ったとき、鼻を触っていた。

風呂光が気づいた嘘をつかない人も橘高だった。みんながゲームをしているのに、5年前の事件の話になると素に戻って怒った。

天達は、事件の日、橘高はここに来ていないはずなのに、昨夜まるで現場を見てきたように説明していたと指摘。橘高はそれはお前らの話を聞いて見たような気になっていただけ、と言い訳する。

整は、橘高が「あの日の朝に時間を巻き戻せたら」と言っていたセリフから、自分のどんな行動をやり直したいのかと追及する。

喜和のストーカー殺人事件の真相

朝、喜和から電話があり、高校時代の友人・若宮くんから電話があったら、自分の居場所を教えてほしいと言われる。

橘高は、しばらくして喜和のことで電話してきた男の名前を確認せずに、若宮だと思い込んで住所を教えてしまった。後で不安になり、別荘に駆けつけたが、すでに喜和とストーカーは夾竹桃の煙で死んでいた。

本当に申し訳なく思っている。ずっと悔やんできた。

天達や地元の警察に連絡すればよかったじゃないか、ただのミスだろ、話せばよかったと責める蔦。整は、橘高がミスを話したくなかったと分析。悪意よりもミスを話したくない人もいる。

【ミステリと言う勿れ】9話のネタバレ

【ミステリと言う勿れ】9話のネタバレです。

橘高が新たな犯罪を!?

デラとパン(渋谷謙人)は奥寺と小麦という刑事だった。西東京市で喜和の事件と似ているストーカー殺人事件が3件起きていてそれを捜査中だった。犯人の供述では、何者かが被害者の居場所を密告してきたという。

橘高は西東京中央市役所の市民課市民係に勤めている。DVなどの被害者支援の手続きも行なうため、被害者の事情を詳しく聞くこともある。同じ仕事をしているのは橘高だけではないが、喜和の事件関係者を調べると、橘高の名があった。そこでデラたちは今回の会を開いてもらったという。しかし天達たちは橘高がそんなことをするはずはないと信じていた。

橘高が持っていた3つのストラップは、特定された3つの公衆電話のすぐ近くに売っていたことが判明。橘高が買った日は犯行日と一致、犯人の1人が電話を録音していた。

これって罪になんの?

橘高が発したのは意外な言葉だった。殺人教唆か未必の故意か…、少なくとも公務員法違反には問われるとデラ。

喜和の事件で後悔していたはずなのに、なぜ?

橘高は後悔するのにも、親の介護などの生活にも疲れ果てていた橘高は、ストレスが原因だという。ストーカーを操ったら少しはスッキリした。カレーを食べようと言い出す。

透明人間の皆殺し計画

カレーをかき混ぜながら、整は「動機がわかった」と言う。そしてもう1つ進行していたのは、透明人間の皆殺し殺人。毒入りワインを飲んだ後に夾竹桃を暖炉で燃やす。橘高はマイ食器を使い、テントに寝泊りしていた。ここに来るまでの車でも後部座席で毛布にくるまって寝ていた。帰りは暗渠排水路を通っていけば、誰にも見られない。

食器や何もかもが6人分の痕跡しかなければ、警察も「もう1人いた」とは考えない。東京でもないし、解剖さえしないかもしれない。天達が喜和の事件と同じようにしてみんなを道連れに無理心中というストーリーが成り立つ可能性もある。橘高は携帯をわざと家に置いてきて天達に電話をさせた。それはアリバイ作り。

夾竹桃を燃やしたときに排煙されないように煙突にも何か細工をしていた。窓はそのときに閉め忘れた。停電は誤算で修理の人が来る夕方までに終わらせなければと焦っているのだろうと整。

風呂光は、橘高が「透明人間」の話のときに鼻を触ったことを思い出して検索してみると、長野の山荘で男女4人が夾竹桃の煙で心中したという事件が起きていた。

橘高はまったく関係ない人たちで予行演習をしていたのだ。

何やってんだよ、そんなの橘高じゃない、お前は誰なんだと非難する蔦。

橘高は、天達には「ざまあみろ」と思っていたと話し出す。好きな仕事して成功して、あんないい女と付き合って。学生時代は自分のほうが成績よかったのに、今は役所で書類まみれ。 仕事も頭打ちの橘高は自分が親の尻を拭いている間に、裕福な家に生まれて遊び人を気取っている蔦のことも妬んでいた。

ワインに毒なんか入れてない。整が飲めないから入れるならカレーだ。でも刑事がいたんじゃ透明人間にはなれない。

喜和さんを殺したのは俺だ。

整は反論する。喜和さんが死んだのは橘高のせいじゃない。ストーカーに腹が立つ。ストーカーは野放しで被害者のほうが逃げて多くのものを失う。殺されるかもと怯えながら殺される。そういうシステムに腹が立つ。橘高は犯罪に巻き込まれただけ。本来はケアされる側の人だった。問題なのはミスをしたことではなくて、話さなかったこと。話せていれば次の被害はなくて橘高も怖がらずにすんだ。予行演習も必要なかった。

この会には裏がありそうで、来るのが怖かったんじゃないか、と整。

殺す選択肢のある人間には、殺される選択肢も生まれてしまう、と天達。

昨日、蔦に「先生の気持ちも考えろ、かわいそうだろ」と食ってかかったのは嘘じゃないですよねと整が言うと、橘高はそのとき「僕は大丈夫だよ」と言ってくれた天達の言葉を思い出して泣き出す。涙はとめどなく流れて止まらない。

警察が来て連行される橘高に、親御さんの面倒は僕らでみると声をかける天達。橘高は「お前は変わらないな」と答える。

署で今回の事件の話をする風呂光、池本、青砥。自分たちが知らないだけで整は「警視庁の学生刑事か?」という青砥に、否定する池本。整を褒める風呂光を、恋に落ちたんじゃないかとからかう。風呂光は激しく動揺する。

整は喜和のことを思い出しながら家でカレーを作っていた。病院に書類を取りに行った風呂光は、桜の木の下でライカを見かける。突然倒れたライカ。大したことじゃない、と一度は立ち上がるがまた倒れる。

看護婦が駆けつけ、「千夜子さん」と声をかける。目を開けたライカはまるで別人のようで、ここどこ? なぜここにいるのか?と言った。

千夜子さん…?

【ミステリと言う勿れ】9話の感想

佐々木蔵之介の怪演、さすがでしたね。「これって罪になんの?」と開き直ったとき、鳥肌がたちました。

市役所勤めの爽やかな好青年と、ミスをしてしまってから闇落ちして5年後の橘高は1人2役に近い演じ分けだったと思います。

学生時代は勉強もできて、天達や蔦に優越感を感じていたのに、今は立場が逆転してしまった…、と思い込んでいる橘高。そんなストレスを友達に喚き散らせればよかった。でもプライドの高さが邪魔をして、たった1つのミスを言えなかった。

もちろん、そのたった1つのミスで友人の恋人を死なせてしまったから、簡単には言えないでしょうが…。でも今度はわざとストーカーを操ったり、ミステリーナイトで皆殺しをするための予行演習でまったく関係ない人を殺してしまいました。

人間、ここまで堕ちてしまうものなのでしょうか。

整くんの言う通り、問題はミスを話せなかったことだったのに…。

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※2022年7月1日現在の情報です。

ミステリと言う勿れ9話

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