【澪つくし】60話のあらすじと感想! かをるの結婚に笑えない梅木の表情に波乱の予感!?
【澪つくし】60話のあらすじと感想! かをるの結婚を祝えない梅木の表情に波乱の予感!?
久兵衛が勘当という形でかをると惣吉の結婚を許す。
ハマでさえ初めて笑顔を見せる祝福ムードの中、笑えない男がひとり…。
【澪つくし】60話のあらすじネタバレと感想について!
【澪つくし】60話のあらすじネタバレ
【澪つくし】60話のあらすじネタバレです。
久兵衛がかをるを勘当!その真意は…
久兵衛(津川雅彦)は、かをる(沢口靖子)、るい(加賀まりこ)、清次(寺田農)を呼び出す。かをるに言い渡すことがある、るいと清次には口出し無用と言う。
警察沙汰で入兆の看板に傷をつけたという理由でかをるを勘当するという。
あんまりだという清次。るいは旦那様の言う通りにすると言う。
久兵衛は外に作ったかをるが不憫だった。自分の手で嫁入りさせたかった。でもかをるは漁師の嫁になりたいと言う。勘当するからどこへでも行けと言う。
ありがとうございます!
やっぱり律子のほうがかわいいのか、ひどすぎる。昨日まで反対だったのにとごねる清次。
久兵衛は昨日神社に行ったとき、幼い頃のかをるの姿を思い出した。久兵衛の中ではずっとかをるはそのときのままだった。でもいつの間にかかをるは大人になっていて、自分でものを考える女になっていた。
氏神様の声が聞こえた。「かをるを勘当せえ」。
そうすればかをるも喜ぶ、入兆も面目が立つ、律子も助かる。
何も漁師のところへ、としつこく食い下がる清次に、吉武惣吉はなかなかの男だ。嫌ならもっと上等なのを探してこい。簡単に見つかったら、逆立ちして犬吠埼まで歩いたるわ、と久兵衛。
かをるの花嫁姿を見られないのが残念至極。外川ではいろいろ苦労もあるだろうが、自分で選んだ道。切り開いて幸せをつかむんだぞ。久兵衛は涙を流す。
けったいな話やな、勘当するほうが身を切られる思いをして、勘当されるほうが喜んどる。
お父さんのご恩は一生忘れません。かをるも涙があふれそう。
災い転じて福となるだ、と締める久兵衛。
かをるの結婚宣言にハマも笑顔!
かをるは、律子、英一郎、ハマに「勘当されました」と笑顔で報告。どこへでも行けと言われたので、惣吉さんのところに行きます!
律子さん、みなさんのおかげと感謝する。
浜に電話しようという英一郎の言葉に自分のことと勘違いするハマ。勘違いだとわかり、笑うハマ。ハマは銚子に来て初めて笑顔を見せた。
電話を受けた惣吉は、武士の情け、久兵衛は勘当という形でかをるを俺にくれたんだ、船を出すためにもやい綱を解いてくれたんだ、と喜ぶ。裏にからくりがある、ととね(草笛光子)。
惣吉は早速久兵衛に挨拶に行く。実は勘当を提案したのはるいだった。
ホンマにしつこい男やな、呆れ果てた。でもちょうどいいときに事件が起きて運がいい、「漁夫の利」だと惣吉に笑顔を見せる久兵衛。
しかし裏では辛い思いをしている男がひとりいる。かをるの嫁入りを聞いた梅木(柴田恭兵)は去っていく惣吉の姿を静かに睨んでいた。
かをると惣吉が結納を交わす
昭和3年5月10日。かをるの18歳の誕生日に結納が交わされた。挙式は年内と決められる。一歩下がって見ているツエ(鷲尾真知子)もうれし泣き。
かをるはりりしい惣吉の姿を見つめながら、夢ではありませんように、と祈り続けていた。
【澪つくし】60話の感想とまとめ
ついにかをると惣吉の結婚が認められました!
梅木の、惣吉を射殺しそうな表情が、今後の波乱を想像させる。幸せな2人の行く手に嵐の予感。ほんの数秒のシーンが凄く効いている。伏線のはりかたが上手いなあ。 #澪つくし
— みちる (@michirusk) November 28, 2020
久兵衛の笑顔にハマさんの笑顔が特に素敵だった。
— クボマリコ (@kbmrk_kbmrk) November 28, 2020
何よりかをるちゃんのはにかんだ笑顔が眩しかった。
ええ回やして。←和歌山育ち#澪つくし
ただし、梅木よ(笑)
一気に話が動いた今日の「澪つくし」第60回。「船を出すためにもやい綱を解いた」「漁夫の利」……ジェームス三木さん、当然だけど巧い。台詞回しも喩えも見事。いい脚本の見本を観たような気がします。ようやく「エール」が終わったらしいので、来週から観る朝ドラが1本増えて4タイトルになる予定。
— Perrier (@PerrierUnholy) November 28, 2020
上手いなー、脚本も俳優も上手いな。これがドラマだというお手本の様だな。梅木さんのアップを数秒のカットにいれる。ここ大事。 #澪つくし
— トロ (@tororopikaru) November 28, 2020
久しぶりに見たかをる=沢口靖子のまぶしい笑顔、本当のお父さんみたいな愛情と苦しさを表現した津川雅彦の名演技。さらにハマの笑顔まで見られたという神回でした。
純粋でまっすぐなかをるは本当にみんなから愛されています。
いまや悪役のラスボス、組織の重鎮、曲者の役が多い寺田農の単純なキャラがまた津川雅彦や加賀まりこの演技を引き立てて巧いなとうなります。
密かにかをるを思い続けていた梅木(柴田恭兵)だけは苦渋の表情。ほんの数秒の伏線、これから何かあると思わせる演出も巧いですね。
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