【御上先生】2話考察と視聴率!ハゲワシの意味・マスコミにリークした人物・渋谷が母子家庭で分かること
松坂桃李主演の日曜劇場【御上先生】(TBS系、毎週日曜21時)第2話が1月26日に放送されました。
堀田真由、高橋恭平がサプライズ登場して話題になった第2話。ハゲワシとは何か、マスコミにリークした人物は誰か、渋谷が母子家庭で分かること、などを考察!
2話放送日の翌日、リアルタイム視聴率が発表されました。はたして前回の数字を上回ることができたのでしょうか?
今回はドラマ【御上先生】の考察と視聴率について紹介します。
【御上先生】2話の考察
【御上先生】2話の考察です。
堀田真由・高橋恭平のサプライズ出演が話題
第2話では、第1話で殺人を犯した真山弓弦役を演じるキャストが堀田真由さんであることが判明。驚きましたね。犯人を男性だと思っていた視聴者も多かったと思いますし。本サイトでは犯人は実は女性説を主張していましたが、役者の予想はハズレました(笑)
また、高橋恭平(なにわ男子)さんが謎の青年役でサプライズ登場しました!ほんの一瞬でしたけど、謎すぎてインパクトありましたね。殺人事件の記事を見てたので、何か関係がありそうで、再登場は必ずすることでしょう。
2話で、WEBビジュアルで黒塗りにされていた人物2名が明かされたことで、WEBビジュアルが完成しました。黒塗りが誰かの事前予想では、高橋恭平さんの予想がありました。しかし、堀田真由さんを強く推す声はなかったと思います。まさにサプライズでした↓

高橋恭平は何役?
<高橋恭平は何役?>演じる高橋恭平さんは2月で25歳になるので隣徳の卒業生か?真山弓弦の兄か、不倫した男性教師の子か…。加害者・被害者のどちらかに関わりがあると私は予想します。
中岡壮馬(林泰文)が怪しい
さらに2話では、謎の男・中岡壮馬(林泰文)が初登場。中岡はコンサル会社の代表をしていて、以前はある代議士の政策秘書でした。そして「闇の仲人(やみのなこうど)」という異名もあるようです。
また、隣徳学院のことで塚田局長(及川光博)に何やら頼みごとがある様子。怪しいですね(笑)
ハゲワシは何のこと?誰のこと?
神崎は自身が書いた不倫記事がきっかけで殺人事件が起きたのでは?と思い、ハゲワシを捕まえようとしています。では、そのハゲワシとは何か。
「ハゲワシと少女」という写真を例に出すと、
- シャッターを押した写真家は、不倫記事を書いた神崎のこと。
- 内戦中の国で貧困に苦しむ少女は、不倫した教師たち?なんだか少し違和感はあります。自主退職に追い込まれた冴島は該当するか。
- 少女が亡くなったら食べようと待っているハゲワシ。ハゲワシとは悪い人物の象徴ですね。
この2話時点で予想されるハゲワシは古代理事長、塚田局長、中岡壮馬の3人の誰かです。中岡が塚田局長に依頼して、塚田局長や古代理事長が「忖度」して男女差別をしたのかな、と私は推察します。
マスコミにリークしたのは誰?
<リークした人は誰?>加害者の母・冴島が元隣徳学院教師なこと、そして校内新聞で不倫が暴かれて冴島が退職したこと。それをマスコミ各社にリークした人物がいるはずです。
●御上先生ではない:御上先生がポストに投函した映像の直後に、各社のファックスが受信する映像でした。意味深です。けれどこれはミスリード。郵便とファックスは違うので、御上先生がマスコミにリークしたわけではないですね。
●高橋恭平の役が怪しい:私が怪しいと感じたのは週刊誌を意味深に見つめていた謎の男(高橋恭平)です。事件に関心があるという演出ですが、彼が初登場した夜にマスコミ各社にファックスが送られています。怪しいです。
もし仮に男(高橋恭平)がファックスを送付していたら足がつきます。コンビニから送ったら防犯カメラがありますし。わざわざそんなことするとなんて、よほど学校に恨みがあるのでしょうか。
●次元(窪塚愛流)も候補(ハッカーの正体?):次元は元数学部で、プログラミング好きな人物。金魚。2話で神崎に話しかけて協力を申し出てましたね。なんだか怪しいんです。
クラスのみんな、冴島(常盤貴子)と殺人事件の犯人は苗字が違うため関連性に気づいていませんでした。しかし劇中でハッカーのような人物が映る場面があります。
そのハッカーの正体が次元ならば、教師の履歴書なのかプロフィールを盗み見ていて、冴島先生が旧姓を仕事場で使っていると知っていたかも。そして、真山弓弦との親子関係にも気付いていた可能性もありますね。怖いですけど(笑)
●古代理事長も候補か:古代理事長はテレビ出演でのコメントが立派すぎるので、用意してた感じがして怪しいです。でも理事長が学校の恥をあえてさらすかな?と疑問も。自作自演な感じですが、(悪いニュースですが)学校が注目を浴びたことは事実なのでメリットはあります。理事長が生徒を批判するマスコミに毅然とした態度を取ったことで好印象に映ってますしね。
【犯人の動機】被害者の渋谷が母子家庭なことがヒント?
2話ラストでは御上が犯人の真山と面会。なぜ殺したのか、問い詰めます。真山は「テロ」や「革命」というワードを使って動機を答えるのですが、本当でしょうか。2話時点で、犯人の動機を考察してみましょう。
「教師同士の不倫」「処分の男女差別」という事実がどうして殺人事件に発展したのでしょうか。繋がりがまだハッキリ見えないですが…。
刺殺された被害者の渋谷(しぶたに)(沢村玲/ONE N’ ONLY)は男性なので、不倫した男性教師の筒井と苗字が違っていることが不自然です。
ん。そういえば、渋谷は中学の時に親が離婚して母子家庭だと、御上先生が言ってましたね。これはヒントか?
母子家庭の渋谷は母親の苗字ということになります。
もしかして、もしかすると、筒井は渋谷と別居中の実父?
渋谷の父が筒井ならば、納得いきます。つまり、冴島先生の娘が母が差別されたことを恨んで、不倫相手の男性教師の子を刺したことになり、動機があることになります。犯人の動機はテロや革命家を隠れ蓑にしてますが、親が差別されたことの恨みなのかもしれませんね。
犯人は相手を間違えている?
しかし渋谷が筒井の息子だと仮定しても、真山弓弦が不倫した男性教師の筒井を刺さずに、なぜその息子を刺したのか疑問です。
母・冴島を自主退職に追い込んだのは古代理事長(北村一輝)だと思いますし、古代の裏に塚田局長(及川光博)らが黒幕として存在していそうな雰囲気もあります。
また、不倫記事が原因で母が自主退職になったのならば、不倫記事を書いた神崎(奥平大兼)の命を狙ってもいいはず!
以上のことから、真山弓弦は殺す相手を間違えていると思います。黒幕や原因を作った人物は別にいるのに何してんねん!と思ってしまいます(笑)。
安倍元首相の銃撃事件を思い出す
私は「復讐相手を間違えてる」件で、安倍元首相の銃撃事件を思い出しました。旧統一教会に恨みがあってトップ(世界平和統一家庭連合の総裁・韓鶴子(ハン・ハクチャ)氏 )を殺害したいけど、トップは韓国人のため来日の機会も少なくガードもされていて難しいです。
だからって、旧統一教会の関連団体にメッセージ動画を送った安倍晋三氏を撃った、本丸ではないけど妥協して撃った、それでいいのでしょうか。
私は、この恨むターゲットが少しズレていることがドラマと似てる気がします。テロのように安倍元首相を銃撃した事件からバタフライエフェクトのように旧統一教会と自民党議員の癒着が暴かれたり、家庭崩壊を招く多額の献金問題など、次々と暴かれましたね。
もしかすると、本来のターゲットではない人物を殺すことで黒幕が暴かれていく、この構造はドラマのストーリーの下敷きになっているのかも。
といっても、学習塾の先生の筒井をターゲットにしても命を狙うのって難しくはないように思うので疑問が残りますが…。謎ですね。
「awareness」の考察
2話タイトル「awareness」は「意識」「認識」「自覚」「気づくこと」。2話の内容に照らし合わせると、以下の2点がリンクしてると思います。
- 1つ目は、マスコミが殺人事件と隣徳学院の元教師の関係(校内新聞の不倫記事が殺人事件の原因かもしれないこと)に「気づいた」点。
- 2つ目は、神崎がハゲワシ(悪い人物)の存在に「気付いた」点。正確には御上が処分に男女差別があったことを神崎に問いかけ、神崎が気づき始めました。
まだまだ謎が多い本作。校内新聞、殺人事件、隣徳学院、文科省の闇がどう繋がっていくのか。今後も注目です。
【御上先生】2話の視聴率
【御上先生】2話視聴率は、世帯11.2%・個人6.8%でした。
世帯視聴率は初回12.2%。今回は前回から1.0ダウンです。
しかし、初回から2話連続で、2桁(けた)という好調な数字をキープしています。
3話目以降もキープしていきたいところですね♪
【御上先生】番組情報
【出演者】 松坂桃李、吉岡里帆、迫田孝也、臼田あさ美、櫻井海音、林泰文、堀田真由、高橋恭平、岡田将生、及川光博、常盤貴子、北村一輝、他
【脚本】詩森ろば
【音楽】鷺巣詩郎
【主題歌】「Puppets Can’t Control You」 ONE OK ROCK (Fueled By Ramen / Warner Music Japan)
【演出】宮崎陽平、嶋田広野、小牧桜
【プロデューサー】飯田和孝、中西真央、中澤美波
「御上先生」第3話は2月2日(日)21時に放送です。お見逃しなく!