【くるり】1話のネタバレと感想!記憶喪失のまことを取り巻く3人の男性にはそれぞれ秘密がある?

くるり1話

【くるり】1話のネタバレと感想!記憶喪失のまことを取り巻く3人の男性にはそれぞれ秘密がある?

くるり〜誰が私と恋をした?〜】1話記憶喪失と恋の四角関係!?が4月9日に放送されました。
“めるる”こと生見愛瑠は、GP帯連続ドラマ単独主演。
記憶を失い戸惑いながらも真っ直ぐ進んで行く女性を清々しく演じています。

記憶喪失になった女性と3人の男性の軽やかなラブストーリーかと思っていたけど「自分らしさとは何か」という深いテーマが描かれていたね。

3人の男性たちもみんな何かを隠しているような描写があって、この先の展開が楽しみだわ。

それでは、【くるり1話のネタバレと感想をお届けします。

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目次

【くるり】1話のネタバレ

自分のことが思い出せない!

「くるり」1話

桜が満開のある夜、緒方まこと(生見愛瑠)は追いかけてくる何者かから逃げる途中で階段から転落し、記憶喪失になってしまう。
名前をはじめ自分にまつわるすべての記憶を失ってしまったまことが、手掛かりを探そうとバッグの中を確かめると、ラッピングされた男性用の指輪が入っていた。
誰かへのプレゼントだと思われるが、誰に贈ろうとしていたのかを思い出せない。
同僚で唯一の男友達と名乗る朝日結生(神尾楓珠)が見舞いに来てくれた。
まことが指輪を見せると、朝日は自分の左手薬指にはめてみる。ピッタリだった。

退院する日、見舞いに来た西公太郎(瀬戸康史)と視線が合うがまことはそのまま病院を出て行ってしまう。
自宅のマンションへ戻ろうとするが、部屋を間違えてしまった。
まことの部屋は向かいだと教えてくれた女性・平野香絵(丸山礼)は、まことが記憶喪失だと知り、記憶を取り戻すための協力をしてくれることに。
スマホの中には知りたい情報は入っていなかった。
部屋は無機質で、クローゼットの中にはモノトーンの洋服ばかり。
かつての自分は悪目立ちしないよう個性を見せずに無難に生きてきたことが想像できる。
しかし、男ウケが良さそうなデート服やクセの強いTシャツも出てきて、これが本当の私なのかと混乱してしまった。

周囲から教えられる自分のキャラ

「くるり」1話結生

まことは、記憶が戻らないまま職場に復帰する。
飲料メーカー「モンドビバレッジ」の営業職だが、しばらくは社内の仕事をすることになり派遣社員の松永(菊池亜希子)から指導してもらう。
同僚や松永から聞くエピソードからは、社内で浮かないようただ周囲に流されていただけの自分の生き方が垣間見えて落ち込んでしまった。
そしてしつこく近づいてくる社員にはっきりと「セクハラですよね」と言ったり、仕事を押し付けられた松永に「手伝いますよ」と申し出たりすると、「緒方さんらしくない」と言われてしまうのだった。
朝日は、そんなまことを心配そうに見守っている。

元カレ登場

「くるり」1話公太郎

気持ちが沈みながら会社を出たまことの前に、公太郎が現われた。
公太郎はフラワーショップの店主で、1か月前円満に別れた元カレだと言う。
別れた原因はまことの二股だと言われて、ますます過去の自分がわからなくなる。
公太郎の店に案内され、以前は花に興味がなくもらっても嬉しくないと言っていたと聞いて、まことは会社の自分と違って公太郎の前では正直に本音を話していたのかと思う。
桜色の花の名前を尋ねた時、一瞬転落事故の時の夜桜がフラッシュバックした。
公太郎は桜色の花、ラナンキュラスの花束を退院祝いとしてまことにプレゼントしてくれた。
まことは「嬉しい」と素直に喜び、「頭を打ったら花少しは好きになったかも」と笑った。
「記憶がないってことは自分らしさから自由になれるのかもな。人生リセット。嫌なことも忘れられる。少し羨ましい。少しだけ花好きになった今の自分で好きにやってみたらいいんじゃない」
公太郎の言葉に心が動いてしまい、まことはハッとして(この人は二股かけちゃった被害者だから)と冷静になろうとする。
試しに、指輪を取り出し公太郎の左手薬指にはめてみると、彼もまたピッタリだった。

俺の方が緒方のこと知ってる

翌日、まことは個性的で鮮やかなデザインと色の装いで出社し、ミーティングでは率直な意見を発表した。
職場の男性陣からは「今の緒方さんのほうが良い」と高評価だったが、女性たちは「ウザい」と陰口。
朝日は記憶が戻るまでおとなしくしていたほうが良いと言う。
まことは会社でうまくやっていくために努力していたんだと真摯に語る朝日に、まことは、
「私のこと知ったふうに言わないでよ」と反論するが、
「知ってるから。俺の方が緒方のこと知ってるから」と言い返されてしまった。
「今の緒方が簡単に壊さないで。がんばってた緒方がかわいそうだ」

今の自分と友達になれたら

「くるり」1話井口

まことは、井口メンタルクリニックを受診した。
院長の井口太郎(肥後克広)からは、ゆっくりお話をしながら状態をみていきましょうと言われ、残念ながら記憶を早く思い出す方法はないと告げられた。
まことは、「記憶をなくす前の私は同じクラスにいても友達になれる気がしなくて。本当の私が知りたくて」と話す。
井口は、誰だって相手によってキャラを変えていると微笑み、
「まずは今の自分と友達になれるといいですね」と温かく言った。
クリニックの窓口で会計を済ませた後、事務の井口千草(片平なぎさ)が「あら~素敵な服ね。お気に入りなの?」と褒めると、まことは返事につまり、涙ぐんで小さな声でお礼を言うと出て行ってしまう。
自分の言葉で様子がおかしくなったことに戸惑う千草。

木の上に現れた3人目の男性

「くるり」1話律

翌日、まことはモノトーンの服で出社した。
松永が今月で契約終了となったと聞いて驚く。
まことがしばらく内勤で営業のサポートの仕事をすることになったため、松永は必要なくなったというのだ。
日ごろは頼れるだけ頼っておいて、人材が足りているとなると派遣社員だからと切るという会社。
まことは部長に「会社を辞めます」と宣言してしまった。
晴れやかに会社を出てきたが、これからどうしようと頭を抱えていると、そこに花を配達する公太郎が通りかかる。
上司に盾ついて会社を辞めた話をすると、公太郎は「らしいじゃん」と笑った。

今の自分と少し仲良くなれた気がして、顔を上げて公園を歩いていると、木に登って枝に引っかかった風船を取ろうとしている金髪の男性(宮世琉弥)がいた。
下には数人の子どもたちが声援している。
「おねえさん!そこの虫取り網取ってもらえます?」
まことは虫取り網を渡すと、男性は風船を取ることができた。
男性はじっとまことを見つめて近寄って来る。
「俺、初めてしちゃった。一目惚れ」
ベンチに置かれた金髪の男性のスマホの待ち受け画面は、まことと男性のツーショット写真だった。

【くるり】1話の出演者

生見愛瑠、瀬戸康史、 神尾楓珠、宮世琉弥、丸山礼、高野洸、小日向ゆか、肥後克広、片平なぎさ、ほか。

ゲスト出演者
菊池亜希子、吉住、沢井美優、高瀬英璃、青島心ほか。

【くるり】1話の感想

めるるの魅力満載のドラマ

まことの輝くような溌溂とした顔や不安に押しつぶされそうな顔など、随所にめるるの魅力が満ちていました。
特に片平なぎささん演じる千草とのシーンでは、繊細な感情が伝わってグッときました。
3人の男性とのラブストーリーが進むにつれ、また新たな表情を見せてくれそうで楽しみです。

秘めたものがありそうな3人

西公太郎も朝日結生も板垣律もそれぞれ素敵な男性なので、まことが誰を選ぶのか気になります。
ただ、彼らが時折何かを秘めているような表情を見せていることから、目的を持ってまことに近づいているような気もします。
公太郎は本当に元カレなのか。
朝日が時折憂いを含んだ目でまことを見るのはなぜなのか。
律はどうして初対面のふりをしたのか。
今後、意外な展開がありそうです。

込められた深いメッセージが胸を打つ

【くるり】はミステリー要素のあるラブストーリーですが、自分らしさとは何かを考えさせられるドラマです。
社会で生きていくために自分の中の何を優先してどんな自分を構築していけばよいのかという深いテーマ。
まことは、記憶を失う前は周囲に気を配って自らの個性も意見も押し殺していたことを知り、そんな自分のキャラを好きになれないと失望してしまいます。
公太郎の「自分らしさから自由になれるのかも」、井口先生の「まずは今の自分と友達になれるといいですね」という言葉が、まことの背中を押してくれるといいですね。
まことが真っすぐ進んで行くことで、今後3人の男性にも影響がありそうです。

次回、2話は4月16日(火曜)夜10時からです。どうぞお楽しみに!

記事内画像出典:くるり~誰が私と恋をした?~|TBS

くるり1話

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