【岸辺露伴は動かない】2話のネタバレと感想!森山未來のジョジョな怪演に鳥肌!
【岸辺露伴は動かない】2話のネタバレと感想!森山未來のジョジョな怪演がスゴすぎる!
荒木飛呂彦原作「岸辺露伴は動かない」の実写化ドラマ第2話のゲストは森山未來。
危険な言葉に取り憑かれた漫画家役がまさにジョジョキャラ!その怪演ぶりと「くしゃがらじゃあないッ」オチが話題に。
今回は、【岸辺露伴は動かない】2話「くしゃがら」のあらすじネタバレ、原作との違い、感想、視聴率をまとめます。
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【岸辺露伴は動かない】2話の視聴率
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【岸辺露伴は動かない】2話のあらすじ
露伴(高橋一生)は仕事仲間?の十五(森山未來)と再会
大学構内を見回りする守衛。「くしゃがらぁあああぁあ」という教授の叫び声を聞いて研究室に向かうと、教授が死んでいた。室内には多くの書物が散乱していた。事件性はなく、餓死と報道された。そのニュースを見た岸辺露伴(高橋一生)は、その事件に興味を持った。残念だ、マンガのネタになりそうだったのに。(教授の本を)読んでみたかった…。
担当編集者の泉京香(飯豊まりえ)が訪ねてくるが露伴は留守。
その頃、露伴(高橋一生)はひとりでカフェにいた。そこに突然、志士十五(森山未來)がやってくる。せっかく仕事仲間と会ったんだから相席しようと押しかける。一度、義理で参加しただけの出版社のパーティで会っただけで、仕事仲間呼ばわりされたくない、露伴はそんな態度をとるが、十五はお構いなしに喋り続ける。
ネタ作りは、生きているエネルギーが満ち溢れている町の空気の中でやるのがいちばん、十五もたまには漫画家らしいことを言う。十五はいつも熱血少年漫画を描いているが、ホラーを描くつもりだという。ねっとりしたトイレットペーパーというネタを言ってみるが、露伴の態度でボツにする。「担当に相談しろ」という露伴に十五は、最近担当が急に辞めてしまって行方不明だという。担当が最後に十五に渡したのは「禁止用語リスト」だった。「見なくていい」と言いつつ見る露伴。そこに並ぶ言葉には納得できるものとできないものがある。セリフにはリアリティーが絶対必要だが、ルールには従うという十五がただひとつ気になる言葉がある。
くしゃがら
この言葉だけ意味も使用禁止の理由も書いていない。
露伴も聞いたことがない言葉だ。十五はもちろん担当に聞いたが「使っちゃいけない」というだけで理由も意味も言わないという。
十五は何かわかったら教えてくれと、お茶代を置いて去っていく。
ほぼ入れ替わりに泉京香(飯豊まりえ)がやってくる。
図々しくも相席して、この前の短編の評判がよかったから打ち合わせをしたいというが、露伴はうざいので席を立つ。
「くしゃがら」に取り憑かれる十五(森山未來)
京香(飯豊まりえ)が露伴(高橋一生)の後を追う。露伴は「くしゃがら」と「禁止用語リスト」のことを訪ねるが、京香はどちらも知らない。そしてタイプミスじゃないかと言う。一瞬納得しそうになった露伴だが、十五は担当に意味を聞いたから「くしゃがら」は「くしゃがら」で合っている。タイプミスじゃないと気づく。
ホラーマンガのネタ作りをする十五(森山未來)は、「くしゃがら」がどうしても気になり、取り憑かれたように調べ始める。
京香は恋人の平井太郎(中村倫也)と会う。太郎は自分のことを検索するがまるで他人事のよう。ケースに入った標本みたいだという。京香はネットから離れて自分の足で、生きた情報を探したらどうかと提案する。それは露伴の受け売りだった。
十五が「くしゃがら」に発狂寸前!
露伴(高橋一生)が古本屋に行くと、十五(森山未來)が狂ったように古本屋の店主に「くしゃがら」のことを聞いている。この前会った十五とは別人のようになっている。痩せこけて明らかにおかしい。十五はこの前露伴に会った後に食べてから3日くらい食事をしていないというが、2人が会ったのは一週間前だ。
かなりヤバいと思った露伴は、らしくないことだが「気にしない」ことを提案する。「そんなことできるわけがない」と十五は小汚い言葉で露伴を罵る。露伴は関わる必要もないのに親切で言ってやってる。この岸辺露伴がッ!十五の悪態に腹をたてる。十五は、もう何が何だかわからなくなっている。
倒れてしまった十五をマンションに送る露伴。部屋の中には本やゴミが散乱してひどい状態だった。呆れて出て行こうとする露伴に「俺はただ、くしゃがらがくしゃがら入りたいだけ」という十五。露伴は「くしゃがら」の使い方が気になった。偶然見かけたピザの配達員に、十五の部屋にピザを届けるように手配する。
【岸辺露伴は動かない】2話のネタバレ
帰宅した露伴のもとに京香がやってくる。
十五の担当のことは編集部でも問題になっていた。そこで京香はその編集部員の実家に居どころを聞いて会いにいった。禁止用語の話をすると、彼は「あれは、絶対タブーだ。知ろうとしたらダメなんだ。でも十五先生ならきっと突き止めてくれる。引き受けてくれてよかったー」と笑った。まるで憑き物が落ちたようだと両親が話していたという。
十五がピザを食べながらやってきた。ピザを見て「くしゃがらピザ」と言ったり、言葉の端々に「くしゃがら」が入ってる。露伴は、京香を外に出し、狂ったように迫る十五にヘブンズ・ドアー!
十五の本の中には真っ黒で小さい袋とじがある。露伴は一度も見たことがないが、ヤバイことだけはわかった。袋を破って中を見るか、引きちぎって捨てるか、でもそんなことをしたらどうなるかわからない。
露伴が迷っていると、袋とじの中にいる何かが「くしゃがら」「くしゃがら」と言っている。露伴は書き込みで「くしゃがら」を消そうとするが、書き込んでもインクが消えてしまう。
くしゃがらは言葉そのもの。この世の禁止用語。使ってしまったら、調べてしまったら…その恐ろしさに気づいた露伴は、十五の本に何か書き込みをする。
目を冷ました十五は生気を取り戻し、めちゃくちゃスッキリしている。家に返す露伴。様子が全然変わった京香に説明を求められると、簡単な催眠術のようなものをかけた、とごまかす。露伴は「この一ヶ月のことを全て忘れる」と書き込んでいたのだ。多少の不便はあるだろうが、いい方法だった。露伴に追い返された京香は「催眠」で何か閃いた様子。帰宅した十五は部屋の汚さに驚くが記憶がない。禁止用語リストを「くだらねぇ」と捨てる。
露伴が古本屋に行くと、店主がやはり「くしゃがら」に取り憑かれていた。露伴はヘブンズ・ドアーで店主の本を開くと袋とじを見つける。十五のときと同じように「3日間のことを全て忘れる」と書き込んで助ける。
露伴は考える。十五はどれだけの人に「くしゃがら」をバラまいたのか。意味のない言葉として聞き流せば問題ないが、興味を持ってしまったら…。袋とじの中のものが、細菌やウイルスと同じように好奇心に寄生するのだとしたら…。
不用意な言葉は使わないに限るな…。
【岸辺露伴は動かない】2話「くしゃがら」原作との違い
実写化ドラマでは、いくつか原作と異なるポイントがありました。
禁止用語リストを十五に渡した人物
・原作では、新しい担当編集者
・実写化ドラマでは行方不明になった担当編集者
原作では、新しい編集者は実在しなかったと後でわかります。「禁止用語リスト」を十五に渡して伝播するための「くしゃがら」の化身だったのでしょうか。
また京香と太郎は原作小説には出てきません。
【岸辺露伴は動かない】2話の感想
森山未來のスゴすぎる怪演が鳥肌もの!ジョジョファンからも絶賛されています。
「森山未來さんの演技がもうジョジョというか岸辺露伴の不気味な世界観にぴったりですごく良かった」
「森山未來のダンスを突き詰めた身体表現がジョジョとのマッチングで至高になるのは必然だったな~」
「森山未來くんの演技がとても良かった。ジョジョっぽいセリフ回しとか動きとか、世界観にとても合っていた。」
高橋一生の露伴も素晴らしく、森山未來との演技合戦も見応えありましたね。みなさんの感想にもありましたが、森山未來の身体表現がすごかった。これは森山未來にしかできない表現。原作小説を読んでも、イメージがぴったりでした。神キャスティングです!
【岸辺露伴は動かない】2話のまとめ
「くしゃがら」と森山未來に取り憑かれてしまいそうな第2話でした。
ほぼ原作通りの流れですが、冒頭の高橋一生と森山未來の2人芝居を存分に堪能できた素晴らしい回。地上波ドラマでこんな贅沢な2ショットを味わえるなんて!
ストーリーの面では、原作では「禁止用語リスト」を十五に渡した編集者も実在しないということでファンタジー要素が少し強かったのですが、前の編集者が「くしゃがら」に取り憑かれて十五になすりつけた、という設定のほうがドラマとしてはスッキリしてよかったと思います。
言霊というものがある。袋とじの中にあるものが、ウイルスや細菌のように好奇心に寄生するとしたら…。露伴がまとめたように、「言葉」の力とこだわりすぎることの恐ろしさを感じます。
現代社会で、何かあれば取り憑かれたようにSNSで誰かを袋叩きにする人たちっていますよね。もしかしたら「くしゃがら」みたいに言葉に取り憑かれているのかもしれません。
「意味のない言葉だと思って聞き流す」「不用意な言葉は使わないに限る」
露伴先生の教えを心に留めておきたいと思います。
ついに平井太郎(中村倫也)の正体と役割が判明する第3話「D.N.A」は、12月30日(水)よる10時から放送です。お見逃しなく。
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