【岸辺露伴は動かない】9話「密猟海岸」のネタバレと放送日！高橋一生の体を張った演技がスゴイ

2024-05-10 22:38

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【岸辺露伴は動かない】9話「密猟海岸」のネタバレと放送日！高橋一生の体を張った演技がスゴイ
劇場版公開から約1年。ドラマ版の最新作がついに放送。ドラマ化当初から実写化の要望が多かった人気エピソードのロケは過酷だった!? CGほとんどなしでの実写化に注目です。
今回は【岸辺露伴は動かない】9話「密猟海岸」のあらすじネタバレと原作、見どころ、放送日について。

【岸辺露伴は動かない】9話「密猟海岸」のあらすじ

露伴邸の近くにひっそりとオープンしたイタリアンレストランを露伴（高橋一生）と担当編集・泉京香（飯豊まりえ）が訪れる。その店のシェフ・トニオ（Alfredo Chiarenza）は、供する料理で客の体の悪いところを改善させるという不思議な力を持っていた。トニオは露伴に、どんな病気でも治してしまうという伝説の“ヒョウガラクロアワビ”を手に入れようと密漁を持ちかける。実はトニオには、重い病気を抱えたフィアンセ森嶋初音（蓮佛美沙子）がいた。

興味を惹かれてトニオと密猟に出かけた露伴は、衝撃の体験をする！

ドラマのネタバレは放送後にアップします。

【岸辺露伴は動かない】9話「密猟海岸」の原作ネタバレ

【岸辺露伴は動かない】9話「密猟海岸」の原作は、『岸辺露伴は動かない』第1巻に収録されているエピソード06「密猟海岸」です。

露伴は、とあるイタリアン・レストランで食事をする。アワビのリゾットを食べると、なんと疲れ目が解消されてスッキリした。その店のシェフ、トニオ・トラサルディーは、一緒にアワビの密猟に行ってほしいと頼む。杜王町の「ヒョウガラ列岩」で採れるクロアワビは世界中にどこにもないものだという。

それって違法だろ。トニオは、採るのは自分で露伴は電灯を照らすだけでいいと言うが、仮にも露伴は健全な青少年のためにマンガを描いている有名人だし、アワビは稚貝を放して収穫できるまでに5年もかかる。育てている漁師の苦労は想像もできない。

断りそうな露伴だったが、好奇心は抑えられない。逆にトニオを気に入ったと、密猟の手伝いをすることに。

しかしアワビの密猟といえば、時代が時代なら死罪にも相当する。海岸には監視カメラがあり、簡単に逮捕されてしまうのではないか…。

杜王町の密猟の歴史を調べたというトニオは、漁場の外側で採る。毎年8月のお盆前後の満月の夜の数時間だけは、月の満ち欠けにより潮の流れが変わり、ぐるぐると円を描くようになる。そのときアワビは地球の上下がわからなくなり、酔っ払って岩から剥がれて泳ぎ出すというのだ。それは「踊る」ようだとも言う。

そのアワビを手で取ってカゴに入れるだけ。岩から剥がす道具や特殊な技術もいらない。朝になれば海岸は元通りになる。

時間になると、アワビがウジャウジャと泳ぎ始める。必死に採るトニオと露伴。しかし気づくとトニオが海底で溺れている。その手足にはアワビがくっついていた。何とか助け出そうとする露伴だが、自身にもアワビが1つ付いている。そしてそれがとても重い。

襲いかかってくるようなアワビに、スタンド能力かと思う露伴だが、そういう意志は感じられない。やはり潮の流れによるもので、漂っているアワビに触れるとたいへんなことになる、絶対危険だということだ。

露伴はアワビが引っ付いている服を脱ぎ、水面のロープをつかむ。

トニオが「芸術」だと言っていた古代からの密猟伝説は、密猟者を殺すための罠だったのではないか。海底には白骨の骸骨がいくつも転がっている。密猟に「失敗した者たち」の末路だ。

トニオが調べた文献は、密猟者を誘き出すための罠。アワビの習性を利用した罠だった。

理由がわかった露伴は、アワビの天敵・タコにヘブンズ・ドアーを発動。「アワビを攻撃しろ　今すぐ!」と書いた。タコは命令通りにアワビを攻撃して露伴もトニオも助かった。

後日、トニオの店に友人たちと食べに行った露伴に出されたのはタコのトマトソース煮だった。友人たちはタコは瓶の蓋をくるくる回して中身を食べるほど頭がいいと話している。「新作アワビ料理」は僕らにはないの？と露伴が文句を言いながらトニオを見ると、その隣りには元気になったフィアンセの姿が見える。露伴は黙ってタコを食べた。

【岸辺露伴は動かない】9話「密猟海岸」の見どころ

NHKの岸辺露伴シリーズでは、CGをほとんど使っていません。アナログでどこまでできるかを追求していると会見で高橋一生が語っていました。また「肺は浮袋なんだなと実感しました。息を吐ききらないと体が沈んでいかないから吐ききったところからスタートする。でも吐き切るとカットがかかった後に上がってこれない」と水中撮影のたいへんさを語ったけれど、映像を見てもその大変さがあまり伝わっていないとも。

マンガに激しく描かれたアワビが飛びまくるシーンや、トニオや露伴にアワビがくっついてしまうシーンをどう実写化するのでしょうか。

また、トニオの料理を食べた露伴の体に変化が起きていくとき、かなりトリッキーな動きをしていたと飯豊まりえが話していたので、そこにも注目ですね。マンガのように目玉がドロっと出てきて疲れ目スッキリ！というわけにはいかないでしょう。