【麒麟がくる】31話のネタバレと感想!金ヶ崎で逃げるは恥だが役に立つ!

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【麒麟がくる】31話のネタバレと感想!金ヶ崎で逃げるは恥だが役に立つ!

朝倉攻めを続ける織田信長、その手前のまさかの事態が発生し最大のピンチに陥ってしまいます。

松永久秀、徳川家康、浅井長政など戦国のオールスターが集結する金ヶ崎の戦いはどう展開するのでしょうか。

今回の記事では【麒麟がくる】31話「逃げよ信長」の視聴率、ネタバレと感想をお伝えします。

目次

【麒麟がくる】31話の視聴率

【麒麟がくる】31話の視聴率は13.8%でした。

【麒麟がくる】31話のネタバレ

名だたる者が集結

朝倉義景(ユースケ・サンタマリア)を討つため織田信長(染谷将太)は越前・一乗谷に向けて進撃する。

  • 明智光秀(長谷川博己)
  • 木下藤吉郎(佐々木蔵之介)
  • 柴田勝家(安藤政信)
  • 徳川家康(風間俊介)
  • 松永久秀(吉田鋼太郎)

など名だたる織田の家臣と諸大名など名だたる者が終結していた。その勢いのままに敦賀まで一気に制圧する。

背後の近江は信長の妹・お市(井本彩花)が嫁いだ浅井長政(金井浩人)が守っていて準備は万端である。

徳川家康の思いと考え

明日の決戦に備えて体を休める織田軍。酒を酌み交わし浮かれていた。

光秀は席を外し徳川家康と話をする。

久々の再会、家康は幼いころに光秀から柿を貰ったことと耐え忍ぶことの意味を覚えていた。

家康「戦をするべきではない。が、戦を止める為に戦わなければならない。」

それが家康の思いと考えだった。

そこに松永もやってくる。「こうもあっさりと金ヶ崎を押さえられた。まるで入って下さいといわんばかりに」と松永は朝倉の動きを不審に思っていた。

金ヶ崎の地、浅井長政の裏切り

翌日、金ヶ崎の城にて織田軍は一乗谷をどう責めるかと軍議が白熱していた。

その最中に左馬助(間宮祥太朗)から光秀に文が届けられる。そこには驚くべき内容が記されており、光秀は信長を1人呼び出し話をする。

近江の長政が挙兵した。このタイミングを考えると狙いは信長。長政は裏切り朝倉についたのだ。

  • 浅井と朝倉は古くからの盟友
  • 信長は朝倉を攻めることは無いとしていたのに破った
  • 必要ならば弟も切る信長は信用できない

これが理由だった。

前には朝倉、後ろには浅井と織田軍は挟み撃ちにされ、絶体絶命に陥ってしまう。

逃げよ信長

長政の裏切りに怒り心頭の信長。帝にお褒めの言葉を頂いた信長は前に進むのを止めようとしない。光秀は信長に強く訴える。

光秀「織田信長は死んではならんのです!!

「お願い申し上げまする!!」

頭を下げる光秀。

信長は「1人で考える」と光秀を先に軍議に戻す。

「うがあぁぁぁぁ!!!」

軍議の場に信長の声にならない叫びが聞こえてくる。

そして、信長が戻ってくる。

信長「わしは逃げる。」

家臣に長政の裏切りとすぐに撤退するむねを告げる。

命を捨てる殿

藤吉郎らは本軍に加わり、信長と共に逃げる。光秀は殿(しんがり)として金ヶ崎に残ることになった。

光秀の下に藤吉郎がやってきて殿に加えさせてほしいと頭を下げる。

藤吉郎は貧しい家の生まれ、まだまだ認めないものも多い。「自分は羽根があり、飛べる虫である。」と示したいのだ。

殿は本軍を逃がすために少数で敵の前線にたつ立場。当然、援軍などは来ず命を捨てることを意味していた。

藤吉郎「藤吉郎、本望でございまする。」

命をかけた熾烈な撤退戦、金ヶ崎の退き口の幕が上がった。

光秀、藤吉郎らは金ヶ崎で必死に浅井軍を食い止める。光秀は「この世は甘くない。戦を止めるためには戦い続けなければならない」と考えが変わっていた。

光秀「なんとしても生きて帰るぞ。」

光秀と藤吉郎は浅井軍を巻くために2手に分かれる。

信長と義昭に溝が

数日後、信長は無事に生き延び京の妙覚寺に逃げ帰ることができた。

二条城では幕府の政所・摂津晴門(片岡鶴太郎)が将軍・足利義昭(滝藤賢一)に信長が敗れた旨を伝える。

「信長にとっていい薬になり、少しは幕府の言うことを聞くようになるでしょう」と晴門。

義昭は待っていた駒(門脇麦)の下に向かい、話をする。信長は自分の許可を得ずとも信長自身の裁量で物事を進めるのを認めさせるなど我が強くなっていた。

義昭「わしはまだ真の将軍ではないようじゃ。」

「判は押しはしたものの従うつもりは無い。」

「貧しき者を救うには諸大名が幕府を支える必要がある。」

駒に自身の心情を打ち明ける義昭。信長と義昭の間には考えの違いと溝が出来つつあった。

光秀が生還

無事に殿を終えた光秀が妙覚寺に戻ってくる。先に藤吉郎が戻ってきており再会を喜ぶ2人。

だが藤吉郎は声を震わせて訴える。

藤吉郎「殿のことを誰も信じてくれない。上手く隠れて逃げていたのだろう。」

「生きていることがその証拠だ。」

その訴えを聞いた光秀は表情をいっぺんさせる。そして、のん気に酒を酌み交わしている織田の家臣たちを一喝する。

光秀「木下殿は立派に殿を務められた!」

「だれのおかげでその酒が飲めると思っておいでか!!」

光秀が訴えてくれたことに藤吉郎は感謝するのだった。

生きていれば

その後、光秀は信長の下に向かい話をする。信長は戦に破れたことを帰蝶(川口春奈)や将軍、帝になんと報告すればいいのか気落ちしていた。

光秀「こたびの戦、負けとは思うておりませぬ。信長様は生きております。

「生きていれば次がある。それがあれば大きな平穏な国が創れ、麒麟がくる。」

ここに逃げ帰る間に麒麟の声を聞いた気がしたと光秀。信長は何と言っていたかと尋ねる。

光秀「信長には次がある、と」

それを聞いた信長は「面白いの」と高笑いする。さらに光秀は続ける。

光秀「3万もの兵を退けたその結束の強さは真似できない。」

信長は生きて帰った。次がある。

そう報告すればいいと光秀は胸を張るのだった。

【麒麟がくる】31話の感想とまとめ

逃げるは恥だが役に立つ(逃げ恥)!

【麒麟がくる】31話では信長の重要な戦いである金ヶ崎の退き口が描かれました。

時代を打ち砕く信長にとって「逃げることは最大の恥じ」と考えていました。信長の叫びからもそれが伺えます。

光秀は「それでも逃げよ。」、「生きていれば次がある、役に」と必死に訴えました。

某ドラマではありませんが今回は【逃げるは恥だが役に立つ(逃げ恥)】でした。

浅井長政がいきなり裏切る

浅井長政の初登場は第29話、今回の登場で2回目でした。わずかの間での裏切りです。

ちなみにお市が「両端を結んだ小豆袋」で挟み撃ちを伝えた逸話もありませんでした。

長政、お市も戦国の重要人物なので出番が少ないのは寂しかったです。

次回【麒麟がくる】32話は信長と寺、仏閣の対立が激化、包囲網を引きます。

2020/11/15(日)20:00~の放送をお楽しみに。

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30話「朝倉義景を討て」 32話「反撃の二百挺」

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