【麒麟がくる】24話のネタバレと感想!剣豪将軍の最期を伊呂波太夫がバッサリ!

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【麒麟がくる】24話が放送されました。

ついに剣豪将軍・義輝が最期の時をしまいます。そして、早くも時期将軍の席を巡り松永久秀らの武士達の思想が渦巻きます。

そんな武士達を庶民である伊呂波太夫は冷静に俯瞰します。

今回の記事では【麒麟がくる】24話「将軍の器」のネタバレと視聴率をお伝えします。

目次

【麒麟がくる】24話のネタバレ

あらすじ

永禄8年5月19日(1565年6月17日)、三好・松永の子である久通が京都二条御所を襲撃する。

奮闘虚しく将軍・義輝(向井理)は討たれてしまう。(永禄の変)さらに弟・覚慶(滝藤賢一)も幽閉されてしまった。

将軍の座を巡り京では

  • 弟の覚慶擁立派
  • 従兄弟の義栄擁立派

が激しく対立してしまう。

三好達の凶行に激しく憤る松永久秀(吉田鋼太郎)。三好達から覚慶を守る決意を固める。

松永から命を受けた細川藤孝(眞島秀和)は覚慶を京から甲賀に脱出させる。

一方、義輝が撃たれたことを知った光秀(長谷川博己)は松永久秀の元に向かい、激しく糾弾するのだった。

光秀は松永久秀と対峙する

光秀「何ゆえ将軍をお討ちになった!!」

松永は動じず、自ら鉄砲を光秀に手渡す。さらに銃口を額に当てさせる。

松永「撃ちたいなら撃て。」

バンッ

鳴り響く銃声、だが光秀は銃口を逸らしていた。光秀には松永を撃つことは出来なかった。

覚慶の擁立や将軍そのものが必要なのかは迷っており、半々だと言う松永

松永は光秀に覚慶が甲賀にいることを教え、越前の朝倉義景(ユースケ・サンタマリア)から届けられた書状を見せる。書状にはこう記されていた。

  • 朝倉家は覚慶が将軍の器であれば越前に迎え入れる
  • 覚慶が将軍の器であるかは光秀が自分の目で見て確か

光秀に松永がさらに発破を掛ける。

松永「このまま表から身を遠ざけ、越前でくすぶってよいのか?

「時代は大きく動こうとしている。」

「お前もわしも正念場だぞ。」

伊呂波太夫の考え

京都では駒(門脇麦)、東庵(堺正章)、伊呂波太夫(尾野真千子)らが丸薬の生産をさらに拡大しようとしていた。

そこに関白である近衛前久(本郷奏多)がお忍びでやってきて伊呂波太夫と話をする。近衛は義栄と覚慶のどちらを将軍として帝に提言するべきか迷っていた。

血筋ならば覚慶と思っているが三好からの圧力があり、義栄を進言しなければ自分の命も危ないと言う。

伊呂波太夫「いいんじゃないですか、三好の言う通りで。」

「どちらが将軍になろうが私達は痛くもかゆくも無いでしょう。」

伊呂波太夫は近衛の本心を見抜き言い放つ。

伊呂波太夫「将軍、将軍と拘っているのは武士だけ。

このまま争って武士がいなくなれば戦も無くなるのに。

「そうなれば結構なことなのでは。」

伊呂波太夫にとっては将軍などどうでもよく、バッサリと切り捨てるのだった。

光秀が判断を下す

光秀は甲賀に付くと覚慶が戻ってくる。なんでも寺に戻るために草履も履かずに逃げ出したと言う。裸足だったので足は傷だらけでなんとも弱弱しい姿だ。

細川は覚慶に光秀を紹介し、2人は話をする。覚慶は自分が将軍として自信が無かった。

覚慶「わしは、死にとうない。」

「戦は好きではないし、人を殺すなど思うだけで恐ろしい。」

「わしは兄とは違う。」

その夜、光秀は細川達と酒を酌み交わしながら話をする。細川達も覚慶擁立には迷いがあるようだ。

細川達は「戻ったら朝倉に上洛の口添えをして欲しいと頼む。」

越前に戻った光秀は朝倉に自分が見たままの印象で返答する。

覚慶は将軍の器ではない

光秀はそう判断した。

京都ではすでに三好たちが先手を打っており、近衛は帝に時期将軍として義栄を進言するのだった。

【麒麟がくる】24話の感想とまとめ

剣豪将軍・義輝の最期

【麒麟がくる】24話はついに将軍・義輝が最期の時を迎えてしまいました。

4、5人の刺客相手に刀を抜き華麗に戦いましたが、最後は3枚の障子で身動きを取れなくなったところでトドメを刺されてしまいます。

卑劣なやり方ですがそれだけ義輝は武士としても強かったことの現われです。

剣豪将軍に相応しい義輝の最期でした。

伊呂波太夫は将軍をバッサリ切る捨てる

近衛にどちらを将軍として推すべきかと問われた伊呂波太夫は「どちらでもいい、自分らには関係ない」とバッサリと切り捨てます。

おそらく、義輝の最期についても同様にどうでもいいのでしょう。

戦国の世というのは武士(と公家)だけが支配層、それ以外の農民や町人はただの庶民です。

「将軍などどうでもいい。早く戦が終わって欲しい。」これが武士以外の庶民の本音なのかも知れません。

戦国大河は武士の視点で書かれることが多く、伊呂波太夫のようにそれ以外の視点で書かれるのも新鮮です。

次回【麒麟がくる】25話は光秀が信長の元に向かい、歴史の表舞台に経つ時が来ます。

2020/9/27(日)20:00~の放送をお楽しみに。

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23話「義輝、夏の終わりに」 25話「羽運ぶ蟻(あり)」

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