【麒麟がくる最終回】ネタバレと感想!本能寺も終わり方も大炎上!?

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【麒麟がくる最終回】ネタバレと感想!本能寺も終わり方も大炎上!?

大河ドラマ【麒麟がくる】ついに最終回、日本史の大事件・本能寺の変が描かれます。

光秀は何を思い、主君である信長を討ちに行くのでしょうか。

だた、終わり方も本能寺のように大炎上してしまっているようで。

今回の記事では【麒麟がくる最終回】「本能寺の変」の視聴率、ネタバレと感想をお伝えします。

目次

【麒麟がくる最終回】のネタバレ

信長が光秀に突きつけた究極の命令

織田・徳川連合軍は長年の宿敵であった武田家を滅ぼした。明智十兵衛光秀(長谷川博己)は徳川家康(風間俊介)の強い希望で戦勝祝いの席の饗応役を務めることになる。

だが、その席で織田信長(染谷将太)は些細なことで激怒、光秀は饗応役を解任された上で家臣たちの前でひどく足蹴りにされてしまう。(第43話)

その後、宴が終わり光秀の元にやってきた信長。あくまでもさっきのことは招かれる身でありながら饗応役を指名してきた家康への見せしめだと言う。

そして、話は四国を統べる長宗我部家の討伐に。羽柴秀吉(佐々木蔵之介)から「長宗我部と中国の毛利が手を組もうとしている」と文があった。

長宗我部家は光秀にとって縁深く、「なぜそような大事な話を私になさらずに」と反発する。

信長は意にも介さず、さらに光秀に究極の命令を突きつける。

信長「備後にいる足利義昭(滝藤賢一)を殺せ。

「毛利が戦の大義にしているのは将軍。将軍がいる限り戦は終わらぬ。」

「戦を終え、子供のころと同じく長く眠ってみたい。」

光秀は「できませぬ」と拒否するが、信長は聞く耳を持たなかった。

光秀「殿は変わられてしまった…戦のたびに変わられた…」

行き過ぎたやり方を咎める光秀に信長は冷たく言い放つ。

信長「わしに“戦がない大きな世を作れ”と言って背中を押したのはそなたであろう。」

そなたがわしを変えたのじゃ。

「そなたが討たぬならわしがやる。わし1人で大きな国を創る。」

我が敵の名は

光秀は細川藤孝(眞島秀和)と会って話をする。「信長様から公方様暗殺の命を受けたが断った」とする光秀。

だがその直後、光秀は藤孝に「“信長様が行き過ぎたら止める覚悟がある”と申した。今でもその覚悟は?」と問いかける。

光秀の態度に不吉な予感を感じた藤孝は毛利攻めをしている秀吉に「最悪の事態があるかもしれぬ」と文を送る。

その後、光秀は娘のたま(芦田愛菜)に「信忠殿(井上瑞稀)と長く生きよ。その為に戦ってみせる」と告げる。

天正10年(1582年)5月末、信長は宿所である京の本能寺に僅かな手勢だけで入る。

一方、丹波の地で毛利討伐の準備を進める光秀の頭の中に様々な人々の言葉が駆け巡る。

  • 帝・正親町天皇(坂東玉三郎):信長が道を違わぬ様に見届けよ
  • 足利義昭:そなた1人の京であれば(戻るのも)考えもしよう
  • 帰蝶(川口春奈):作った者が始末をつけるのが筋じゃ
  • 煕子(木村文乃):麒麟を呼ぶ者が貴方であったなら

光秀はついに決意を固め、重臣である明智左馬助(間宮祥太朗)、藤田伝吾(徳重聡)、斎藤利三(須賀貴匡)の3人を呼び寄せ告げる。

光秀「我らはこれより京の本能寺に向かう。」

我が敵は本能寺におる。その名は織田信長と申す!

「信長様を討ち、世を平らかにする!!」

光秀は刀を抜き3人に「間違っていると思うのなら今すぐわしの首を刎ねよ」と命じる。左馬助も伝吾も利三も「思うところは同じ」とすでに覚悟は決まっていた。

光秀が見据える先と秀吉が見据える先

その夜、光秀の元に菊丸(岡村隆史)が尋ねてくる。すでに家康は光秀がやろうとしていることを掴んで菊丸を派遣したようだ。

光秀は菊丸に家康への文を託す。光秀は自分が戦で敗れた後、太平の世を創れるのは家康であると確信していた。

一方、毛利討伐の陣中にいた秀吉の元に藤孝の文が届けられる。光秀が信長を討とうとするかもしれない事態にも関らず秀吉は不敵な笑みを浮かべる。

「殺ればよい。明智様が上様を…殺れば…面白い!」

「明智様が天下をぐるりと回してくれるわい!!」

秀吉は軍師の黒田官兵衛(濱田岳)に「毛利攻めを早々に切り上げ帰り支度を始めるよう」に命令を出す。

天正10年(1582年)6月2日早朝、光秀は軍を率いて信長のいる本能寺に奇襲をかけるのだった。

信長の最期

信長が気づいた時には遅く、本能寺の周りには水色桔梗紋の旗が掲げられていた。雨のごとく無数の矢が降り注ぎ、1本が信長の肩に突き刺さった。信長は奥の部屋に引っ込む。

信長「十兵衛が…そなたが…そうか…」

「ふははははぁ…」

目に涙を浮かべ乾いた笑い声を上げる信長。そして、肩の矢を抜き自分の血をぺろりと舐める。

信長「であれば…是非もなし…!!」

狂気にも似た笑みを浮かべながら信長は弓や槍を手に応戦する。大勢を相手に肩で息を切らしながら戦い抜く信長。

だが、ついに無数の鉄砲の弾が体を貫いてしまう。信長は奥の部屋に篭り、森蘭丸(板垣瑞生)に告げる。

信長「わしはここで死ぬ…」

「ここに火をつけよ。わしの首は誰にも渡さぬ…!」

「わしを焼き尽くせ…!!」

やがて本能寺に火の手が上がる。

  • 信長と初めて出会った時のこと
  • 信長が強敵・今川義元を打ち破った後のこと
  • 美濃で2人で大きな国を創る夢を語り、笑いあったこと

光秀はそれらを思い出し目に涙を浮かべながら焼け落ちる本能寺を見つめていた。

それは信長も同じであり、最期は自ら腹を切り本能寺の地で永遠の眠りについた。

麒麟を呼ぶ者は

焼け落ちた本能寺の跡からは信長と思われる遺体は見つからなかった。「いや、もうよかろう」と光秀は引き上げる。

全てが終わった後、駆けつけた伊呂波太夫(尾野真千子)に光秀が宣言する。

光秀「駒(門脇麦)殿にも伝えて欲しい。」

「麒麟はこの明智十兵衛光秀が呼んでみせる。」

光秀の謀反は瞬く間に広がった。

  • 柴田勝家(安藤政信)は遠い地の戦で身動きがとれず
  • 光秀の有力な味方と思われた細川藤孝、筒井順慶(駿河太郎)は沈黙を続け
  • 徳川家康は次の事態に備え動き出していた

こうして光秀は天下を取った。だが、それは長くは続かなかった。

天正10年(1582年)6月13日山崎の天王山、中国から舞い戻った秀吉と光秀が激突、光秀は敗れたのだった。

本能寺の変から3年後、信長の敵を取った秀吉は関白となり、天下統一を進めていた。

一方、駒は義昭の元を尋ねる。「信長は大嫌いじゃったが“世を治める”という志があった。十兵衛にはもっとあった」とする義昭。

駒は「光秀様が生きておられるという噂」を話す。これには義昭も嬉しそうだ。

その後、駒は市中にて光秀らしき男を見つける。「十兵衛様!!」と駒は人ごみの中を追いかけるが見失ってしまった。

そして、光秀らしき男は夕日に向かって馬を走らせるのであった。

麒麟がくる、完。

【麒麟がくる最終回】の感想とまとめ

【麒麟がくる】の最終回を飾るのは日本の歴史上、最大の謀反である本能寺の変です。

光秀は帝、将軍、平和を願う者、様々な人の思いを背負って主君である信長を討ちます。

様々な思いがこもった本能寺の変

信長は笑みを浮かべ、戦い、散っていきました。

様々な人が信長から離れていく中、最後まで光秀を信じていた信長。絶対の信頼があるからこそ光秀に討たれるのが本望だったのでしょう。全てから解放され眠るかのような信長の最期でした。

光秀も共に歩んできたからこそ自分が信長を止めなければならなかったのですね。

様々な人の思いがこもった本能寺の変に涙が止まりません。

終わり方は主人公のナレ死?

本能寺の変が最終回だったのでまさかとは思いましたが、山崎の戦いと光秀の最期はナレーション処理でした。

ナレ死は最近の大河ではよくあることです。が、それはあくまでも主人公と接点がないから描きにくいからです。

主人公である明智光秀が前代未聞のナレ死と一部では大炎上です。大河は敗者である主人公の最期も丁寧に描いているので受け入れがたかったのかもしれません。

個人的にもライバルであった秀吉との最後の戦い、何を思い光秀は死んでいったか等、後2、3話欲しかったです。

と思いきや最後は光秀が生きているかのようでした。「明智光秀は天海という僧侶となり、家康に仕えた」という説を取ったようです。

ただ、光秀が本当に生きているのかは分からず、「光秀は麒麟を呼べたかも」と希望が持てる終わり方でした。

最後に【麒麟がくる】は放送開始直前での取り直し、コロナでの延期で年越しと大きな災難に見舞われた大河でした。

賛否両論の最後になりましたが状況下の中で放送してくれたスタッフ、キャストの皆さんお疲れ様でした。

【麒麟がくる最終回】の視聴率

【麒麟がくる最終回】の視聴率は18.4%でした。

初回(昨年1月19日)の19.1%に次ぐ歴代2であり、有終の美を飾ることが出来ました。

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全て2020年9月13日(日)の情報です。最新の配信状況、期限、料金については公式サイトをご確認ください。

43話「闇に光る樹」

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