【緊急取調室5thSEASON】あらすじネタバレ全話!最終回までの真相と結末まとめ

「緊急取調室5thSEASON」ネタバレあらすじ全話
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2025年10月期の木曜ドラマ【緊急取調室5thSEASON】がついにスタート! 初回は拡大スペシャルで、真壁有希子(天海祐希)率いるキントリ班が最凶の被疑者たちに挑みます。さらに、12月26日公開の劇場版『THE FINAL』へとつながる重要エピソードも盛り込まれており、シリーズ完結へ向けた伏線が散りばめられています。

本記事では、【緊急取調室5thSEASON】全話のネタバレあらすじをまとめています。

【緊急取調室5thSEASON】あらすじネタバレ全話

9話「蒼い銃弾」

警察学校で起きた発砲事件の概要

舞台は警察学校。教官・滝川隆博の指導のもと、学生たちが射撃訓練を行っていた最中、学生・宮本健太郎が構えた拳銃が発砲し、同期生の中里美波に銃弾が命中した。訓練は即座に中断され、現場は騒然となる。
発砲が事故なのか故意なのか、その場では断定できず、事件は警察官養成機関で起きた重大事案として扱われることになる。

事件は事故か、それとも故意か

場所が警察学校である以上、単なる訓練中の事故として処理すれば組織的隠蔽につながりかねない。一方、殺人未遂として扱えば、学生や教官、警察組織全体に深刻な影響が及ぶ。官邸からの要請を受け、真壁有希子率いる緊急事案対応取調班(キントリ)が出動する。

発砲事件の発生と初動対応
射撃訓練中に起きた突然の発砲

滝川教官は日頃から「発砲には慎重になれ」と厳しく指導していた。その教場で起きた発砲事件は、教官自身の責任問題へも直結する事態だった。

被弾した学生・中里美波の状況

中里は命に別状はなかったものの、事件後の態度は一貫して冷静で、加害者である宮本を訴える意思も示さなかった。この姿勢は後に捜査の中で違和感として浮かび上がる。

事件が「警察組織の問題」となった理由

警察官を育てる場で起きた発砲は、個人の問題では済まされない。教場の指導体制、管理体制そのものが問われる事案となった。

緊急取調室(キントリ)の捜査開始
宮本健太郎の取調べと黙秘

取調室で宮本は終始口数が少なく、動機については黙秘を続けた。感情を大きく表に出すこともなく、取調べは難航する。

「狙って撃った」という供述

途中、宮本は「暴発ではない。狙って撃った」と発言し、故意であることを認める。しかし、なぜ撃ったのかという核心部分については語らなかった。

動機が語られない理由

宮本は「撃たなくても警察官になれなかった」と意味深な言葉を残すが、それ以上は語らず、取調室に沈黙が続く。

警察学校という閉ざされた空間
学生たちが口を揃えて語らなかった事実

周辺聴取では、学生たちが示し合わせたかのように発砲の瞬間を「見ていない」と証言した。

教場長・伊丹の対応と沈黙

教場長・伊丹は「事件に左右されず切磋琢磨する」とだけ語り、詳細な説明を避けた。

「滝川教場」と呼ばれる組織構造

警察学校内では滝川教官の教場が強い統制力を持ち、異論が出にくい空気が形成されていた。

滝川隆博教官の過去と異動の真相
SAT時代の経歴と評価

滝川はかつてSATで活躍し、機動隊の小隊長として若手を指導していた。

部下の不祥事と警察学校への異動

部下・大山が施設警備中に過剰反応で発砲する不祥事を起こす。滝川の根回しにより上層部への処分は回避され、大山は交番勤務へ。滝川自身は警察学校へ異動となった。

拳銃に関する“過去の判断”

この経験が、滝川の拳銃に対する考え方と、その後の行動に影響を与えていた。

隠されていた監視カメラ映像の内容
提出を拒まれていた理由

警察学校側は「学生の個人情報保護」を理由に、射撃場全体を映した映像の提出を拒否していた。

映像が示した銃口の向き

後に開示された映像では、宮本の銃口が滝川に向いた瞬間、中里が前に出て被弾していたことが確認される。

中里美波が前に出た瞬間

中里の行動は、単なる事故では説明できない要素を含んでいた。

宮本健太郎が追い詰められるまで
教場長・伊丹の拳銃所持疑惑

宮本は、伊丹が違法に拳銃を入手し、山中で発砲していることを滝川に告発していた。

宮本による告発と滝川の判断

滝川は「自分が対処する」と宮本に約束し、他言しないよう指示する。

教場内で孤立していった経緯

その後、伊丹は疑惑を否定し、滝川は「怪しい点はなかった」と判断。宮本は「同期を陥れようとした」と非難され、教場内で孤立していく。

発砲に至った本当の流れ
滝川を標的としていた可能性

宮本は、告発が握り潰され、自分だけが排除される状況に追い込まれていた。

中里美波が飛び出した理由

中里は、伊丹の違法行為を知りながら告げ口できず、事態を止めようとして咄嗟に前に出たと語る。

結果として起きた発砲事故

宮本は銃口を下げようとしたが間に合わず、中里が被弾する結果となった。

キントリが突き止めた事実
教場内で行われていた隠蔽

伊丹の拳銃所持と発砲は、教場の名誉を守るために隠されていた。

拳銃不祥事を避けようとした判断

滝川は過去の経験から、拳銃絡みの不祥事を再び起こすことを恐れていた。

「罪を重ねさせた責任」の所在

その判断が、宮本にさらなる罪を背負わせる結果につながった。

最終的な処分と事件の結末
教場長・伊丹の送致

伊丹は拳銃を提出し、銃刀法違反で送致される。

宮本健太郎の立場と罪

宮本は殺人未遂として扱われるが、真壁の「あなたはまだ警察官でしょ」という言葉で目を覚ます。

警察学校に残された課題

事件は、指導体制と組織の在り方に大きな課題を残した。

最終回のラスト
非常招集の解除

非常招集は解かれ、キントリの任務は一区切りを迎える。

キントリメンバーのその後

各メンバーはそれぞれの現場へ戻り、警察官としての役割を続ける。

真壁有希子と梶山管理官の行方

梶山の辞職は回避され、二人の約束は先送りとなった。

8話「紫の旗」あらすじ

警察学校の射撃訓練中に学生が同級生へ発砲するという異常事態が発生し、キントリが捜査に乗り出す。しかし、発砲した学生は動機を語らず、周囲の学生たちも揃って「何も見ていない」と証言。不可解な沈黙に包まれたまま捜査は停滞する。

さらに、発砲時の姿勢が警察学校では習わない“特殊部隊SATの構え”だったことが判明し、事件は新たな局面へ。有希子は教官・滝川の過去に焦点を当て、真相を探るための取調べに踏み切る。

やがてキントリの前に浮かび上がる“別の可能性”。それは、発砲事件の目的が最初に見えていたものとは違うのかもしれないという事実だった―。

ファイナルシーズンの最終事件として、キントリたちはそれぞれの信念を懸け、組織の深部に潜む真相へ迫っていく。

8話ネタバレ

2025年12月11日に放送された「緊急取調室(シーズン5)」第8話は、警察学校の射撃訓練中に発生した“拳銃発砲”という前代未聞の事案から始まる。第8話のタイトルは「紫の旗」。連続ドラマ終盤らしい二部構成の前編として、真相には踏み込ませない一方、取調室と組織全体を覆う不穏な気配だけを濃く積み上げていく回となった。

警察学校で銃が“鳴った”瞬間
警察学校の射撃場では、教官・滝川隆博(玉山鉄二)の指導のもと訓練が行われていた。ところが、その最中に学生・宮本健太郎(大橋和也)が構えた拳銃が突然発砲。弾丸は同期の中里美波(森マリア)に命中し、訓練は即座に中止となる。

事故か、それとも故意の発砲か。判断できない状況で、事態は一気に「警察組織を揺るがす大問題」へと発展する。官邸の指示により、真壁有希子(天海祐希)率いるキントリが動き出すが、扱いを誤れば真相は闇に消える一方、重罪として処理すれば当事者だけでなく組織の信用も崩れる危うい局面だった。

監視カメラが“決定的瞬間”を捉えていない
本格的な調査に乗り出したキントリだが、最初の壁は監視カメラ映像だった。提出された映像は宮本の手元だけをアップで映しており、発砲の瞬間が分からない。梶山管理官(田中哲司)は射撃場全体の映像を要求するが、滝川教官は「学生のプライバシー」を理由に提出を渋る。

この不自然な対応が、視聴者にも“不気味な違和感”として残っていく。

沈黙する宮本が突然語った「狙って撃った」
取調室に呼ばれた宮本は、動機を聞かれても黙り込んだまま。有希子や小石川春夫(小日向文世)が揺さぶりをかけても表情はほとんど動かない。

ところが突然、宮本は短く告げる。「暴発じゃない。狙って撃ちました」

故意を認める一方で、肝心の理由は語らない。さらに彼は「撃たなくても、(警察官に)なれなかった」と意味深な言葉を残す。個人の感情だけではなく、背後に“何らかの仕組み”の存在を想起させる発言だった。

教場に漂う異様な統一感
渡辺鉄次(速水もこみち)と監物大二郎(鈴木浩介)は学生たちに事情を聞くが、誰もが口を揃えて「瞬間を見ていない」と答える。あまりに整いすぎた証言は、教場の異様な空気を際立たせる。教場長・伊丹は、宮本が中里に交際を持ちかけていたこと、中里が「恨まれたくない」と周囲にこぼしていたことを明かす。さらに「国を守れなかった」と意味深な表現を使い、滝川の教場が“滝川王国”と呼ばれる閉鎖的な環境であることをにおわせる。

恋愛トラブルという表の動機と、“組織の影”を連想させる裏の匂いが同時に立ち上がり、疑念は深まる。

宮本、感情を爆発
有希子と小石川は宮本の核心に迫ろうと質問を重ねる。中学時代に父親を殺害された過去、サッカー部の明るいムードメーカーだった頃の姿など、宮本の背景も調べ上げられる。しかし、追い詰められた宮本は突然キレ、「ボケとツッコミ」と取調べ自体を揶揄。その後、小石川に暴行し、有希子が取り押さえる事態に発展する。

この“暴発”によってキントリは副総監から厳しい叱責を受け、完全に失点扱いとなる。ここで生駒亜美(比嘉愛未)と酒井寅三(野間口徹)も加わり、最終章へ向けた総力戦の陣形が整った。

浮上する“本当の標的”の疑念
梶山は被害者・中里の態度にも違和感を覚えていた。宮本を訴える意思もなく、保護も拒否するその姿は、被害者としては不自然なほど毅然としている。キントリが映像を再確認すると、宮本の構えが警察学校で教える基本姿勢とは異なり、SATの撃ち方に近いことが判明する。ここで「滝川は元SAT」という情報がつながり、有希子がある可能性を示唆する。

――狙いは中里ではなく、滝川だったのではないか。

第8話は答えを出さないまま、事件の焦点が“教場そのもの”へ向かっていくことを暗示し、最終章に向けた不穏で強烈な余韻を残して終わる。

7話「赤い殺意」あらすじ

全国的に知られる片付けアドバイザー 赤澤秋絵(73) が自宅で倒れているのを、秘書の 山本里香 が発見。死因は毒草「アカネオボロソウ」の中毒だった。テーブルには煎じた成分が入っていたと思われるカップが残されていた。

捜査の結果、夫の 赤澤譲二(49) が同じ毒草をネット購入していた履歴が確認され、警察は殺人容疑で身柄を確保した。秋絵と譲二は1年前、自転車事故のリハビリをきっかけに急接近し、3か月の交際を経て結婚していた。

一方で、秋絵の遺言書は当初「全資産を慈善団体へ寄付」だったが、事件の1週間前に“全額を譲二へ”と書き換えられていたことが判明。

譲二は「妻を愛していた」「殺害の理由はない」と全面否認するが、
・毒草の検索と購入履歴
・夫婦の口論を録音したデータ
・秘書・里香の不審な行動
など、気がかりな材料が次々と浮上する。

キントリは秋絵の身辺整理や、里香が握っていた“別の情報”を手掛かりに、事件の構図を再検討。最終的に、メンバーが「初めてのケース」と口をそろえる“予想外の真相”へと行き着く。

7話ネタバレ

事件の概要
8月18日、片付けアドバイザー・赤澤秋絵(73)が自宅リビングで死亡しているのを、連絡が取れないことを不審に思って訪ねた秘書山本里香が発見した。
死因は毒草「赤根おぼろ草」による中毒死。

テーブルには煎じた成分が入っていたと思われるカップが置かれていた。

捜査の結果、夫・赤澤譲二(49)がアカネオボロソウをインターネットで購入していた履歴が残っており、警察は譲二を容疑者として逮捕した。

秋絵は整理収納会社を経営し、ボランティアでリサイクル活動にも関わっていた。

譲二は元ラグビー選手で、現在はパーソナルジムのトレーナー。

1年前に出会い、3か月の交際の末に結婚していた。

また、秋絵の遺言書は、当初「全資産を慈善団体に寄付」と記されていたが、事件の1週間前に“全資産を譲二に譲る”内容へ書き換えられていた。

■赤澤譲二・第1回取調べ

譲二は「妻を愛していた」「殺害の心当たりはない」と否認。逮捕は「強引だった」と主張し、弁護士団を立ち上げた。

秋絵との馴れ初め

  • 1年前の自転車転倒と骨折のリハビリをきっかけに接近
  • スマホ操作が苦手な秋絵にマンツーマンで教えるうち、関係が深まった
  • 食事を共にするようになり、恋愛関係に発展した

「遺産目当て」の疑惑については否定し、「秋絵は遺産を寄付するつもりだった。それを承知で結婚した」と述べた。

しかし、携帯電話の解析では、アカネオボロソウの検索履歴、毒草を使った“確実な殺し方”、などと検索が深夜に行われていた事実が判明した。

また、夫婦の口論を録音したデータが秋絵の携帯に残っており、秋絵が「死んでもらいたいと思ってるんでしょ」と問い、譲二が「当然だろ、どけ」と発言する音声も残されていた。

譲二はこれについて、「嫉妬深くなった秋絵に苛立っていただけ」と説明した。

■関係者からの聞き取り

秘書・山本里香

  • 秋絵は食器を大量に減らし、リサイクル団体に寄付していた
  • 亡くなった日は、秋絵が「大事な用がある」と電話で告げていたが、内容は不明
  • 社長の紹介で、ジムに行きトレーニングしている

ジムのスタッフ

  • 譲二のジムに訪れ、トレーニングはせず、トレーニングルームの扉を閉めて話していた

のちに里香は、「譲二と交際していた」と自ら明かし、以下を証言した。

  • 「秋絵が死んだら大金が入る」と譲二に言われた
  • 遺産は寄付すると知っていたが「裁判で半額取れる」と譲二が語っていた
  • 死んでくれさえすればOK。「近い未来、そうなる」と譲二が話していた
  • その後、恐怖を感じた

■物証・行動の不自然さ

  • 秋絵が亡くなった際に着用していたのは、お気に入りの赤いカーディガン
  • 死の当日、秋絵も譲二も誰とも通話していない
  • アカネオボロソウのネット購入履歴は、譲二の携帯に残されたまま
  • 秋絵名義のカードと通帳の一部が、譲二の車内から見つかった

食器が極端に減っていたことについて、「死を覚悟して片づけた可能性」を示唆できる状況が見られた。

また、里香が高額マンションの商談をしており、譲二との関係で金銭的メリットを得る可能性も浮上した。

■秘書・山本里香追加証言

  • 社長に頼まれて嘘をついたこと
  • 秋絵は譲二と里香の関係を把握していた
  • 夫と里香のメール履歴をUSBに保存。内容は秋絵が自転車事故に遭うようブレーキの細工を企てるもの
  • 秋絵は「自分の身に何かあれば、譲二が不審だったと警察に伝えてほしい」と里香に頼んでいた

事件当日の午後11時、秋絵は“食器の入った段ボール箱”をリサイクル団体へ発送。後日、この食器のポットからアカネオボロソウの成分と秋絵の指紋が検出された。

■キントリの推測

●秋絵の行動

  • 秋絵は7月25日、自転車のブレーキが利かず転倒
  • 不審に思い、譲二の携帯を調べ、里香との関係や“ブレーキ細工”を疑うメールを発見
  • 死亡すると遺産が譲二へ渡る
  • 録音データを携帯に残した
  • 自分名義の通帳とカードを譲二の車へ置く
  • 遺言書を「全額寄付」から「譲二に全額」へ書き換え
  • アカネオボロ草の検索および購入履歴を譲二の携帯に残した
  • 事件当日、アカネオボロソウを煎じ、食器をリサイクル団体へ発送
  • お気に入りの赤いカーディガンを着用
  • 「ありがとう、さようなら」という口癖のまま死亡

●キントリが導いた結論

動機:民法891条1号
財産を得るために危害を加えて刑に処された場合、その人物は財産を相続することができない

秋絵は“譲二に財産を渡さないため、自ら毒を飲んだ”と判断。そのうえで、 譲二に疑いが向くよう意図的に証拠を残したと解釈される

  • 私物を片づけないで死ぬことは、片付けアドバイザーとしてのプライドが許さなかった
  • 誰よりもあなたを見つめていたから、こうなると分かっていたのでは
  • あなたは秋絵さんの愛情を侮りすぎた

■エピローグ

居酒屋しんじにて、「愛情を裏切られたことが許せなかったのか」と語られる。

6話「白いスケッチ」あらすじ

芝浦の公園で印刷会社の営業部長が遺体で発見され、社内の契約社員が被疑者として浮上する。
動機は「社内いじめによる復讐」と見られ、事件は一見すると単純な殺人事件のように思われた。

しかし捜査が進むにつれ、警察内部の二課が追っていた別の不正事件と交差し、事態は思わぬ方向へ展開。
被疑者は犯行を強く否定せず、取調室でも曖昧な態度を取り続けるが、その振る舞いにはどこか違和感が残る。

やがて浮かび上がるのは、「犯人を暴く」ための取調べではなく、
“無実を証明するための取調べ”という、キントリ史上でも異例の展開。

静かに張り巡らされた証拠と心理戦の先に、真壁たちが辿り着いた真実とは―。

6話ネタバレ

白を証明する取調べ――消しゴムのような男が残した真実
事件の概要

2023年8月7日、鶴栄堂印刷の営業部長・岩崎栄太(46)が死亡しているのが発見された。
現場は芝浦朝日台公園。勤務先である鶴栄堂印刷から、わずか300メートルの距離だった。

死因は、電源コードを用いた絞殺による窒息死。
被疑者として浮上したのは、同じ会社に勤める生産管理部の契約社員・山田弘(66)だった。

社内でいじめを受けていたことから、恨みによる犯行ではないか――
事件は当初、そうした単純な構図で捉えられていた。

二課との異例の合同捜査

今回の捜査には、刑事部捜査二課管理官・如月憲一と金本公太も加わる。
その理由は、二課が追っていた「医師国家試験問題の漏洩事件」に、山田が関与している可能性が浮上したためだった。

警視庁副総監・磐城は、一課が扱う殺人事件と、二課の漏洩事件を同時に解決するため、合同捜査を命じる。
しかし、両課とも自分たちの案件を優先したい思惑があり、現場には緊張感が漂っていた。

第一回聴取――犯人らしくない被疑者

最初の取調べを担当したのは、真壁有希子と垣本松夫。

山田は、凶器について「刑事がパソコンのコードと言っていた」と他人事のように答える。
犯行を認めるのかと問われても、「まあ」「そんな大それたこと。口下手なもんで」と歯切れが悪い。

動機を尋ねても、「弱ったな……よく分からなくてね」と曖昧な返答に終始する。
岩崎からいじめを受けていたのかという問いにも、「いやあ、それほどでも」と否定した。

山田は20年以上、生産管理部でデータ処理を担当。
独自のソフトで原稿データを完全に消去する仕事をしており、自らを「消しゴムみたいな人生」と表現する。

若手が敬遠する仕事だったため、取締役営業本部長・蓮沼芳彦が再雇用を更新していたという。
蓮沼は雲の上の存在で、ただ一度、白縁の眼鏡を褒められたことが印象に残っていた。

妻は前年に亡くなっており、絵を描くことは夫婦共通の趣味だった。

浮上する「漏洩事件」と不自然な構図

二課・如月は、印刷前の国家試験データを外部に流せる立場にいたのが山田だったと説明する。
営業部長の岩崎は、江北女子医大との連絡役を任されていた。

しかし小石川春夫は、
「岩崎が山田を怒鳴っている状況で、山田が主犯という見立てには無理がある」
と疑問を呈する。

社内捜査で見えてきた違和感

監物大二郎と渡辺鉄次は、鶴栄堂印刷で蓮沼本部長に聴取を行う。

蓮沼は、事件当日に山田を見かけたと証言。
山田が岩崎からいじめを受けていたとし、「真面目だが執念深いところがあった」と語る。

また、再雇用したのは自分の情けだと強調し、
「どんなに悔いても悔やみきれない」と責任を口にした。

社員への聞き取りでは、
・事件後、蓮沼が連日遅くまで会社に残り、資料を探していた
・岩崎が山田を怒鳴る場面があった
ことが明らかになる。

絵がつなぐ新たな線

山田の自宅を捜索した監物と渡辺は、スケッチブックを発見する。

描かれていたのは、鶴栄堂印刷の社屋に似たビル。
南側から描かれており、その姿が防犯カメラにも何度か映っていた。

犯行に使われた電源コードは、誰でも使えるもの。
金の動きも確認されない。

山田は犯人であることを強く否認しないが、決定的な証拠も見つからなかった。

イニシャル「H」の正体

岩崎の手帳から、「H」と記された人物と江北女子医大に行った記録が見つかる。
当初は山田弘のイニシャルと考えられた。

しかし、岩崎の上司である蓮沼芳彦も「H」。
さらに、蓮沼は事件当日、山田が現場へ向かうのを見たと証言し、防犯カメラ映像やパソコンから凶器も発見されていた。

一方で、
・接待営業に頼る体質
・不正な領収書で注意を受けていた過去
・再雇用の決定権者
といった要素も蓮沼にはあった。

決定的だったのは、聴取時に蓮沼が黒縁の眼鏡をかけていたこと。
山田が褒めたはずの白縁眼鏡ではなかった。

第二回聴取――否認しない理由

二度目の取調べでも、山田は犯行を否定しきらない。

「私がやっていないって、皆さんは証明できないんですよね」
「間違っているのは世の中ですよ」

そう言って、笑いながらはぐらかす。

一方、二課は江北女子医科大の事務長・酒木勇介から、
2023年から3回にわたり国家試験問題を漏洩し、約8,000万円を受け取っていた自白を得る。

岩崎と蓮沼が関与していたことも明らかになる。

逃げる真犯人

蓮沼への再聴取で、
・眼鏡の落とし物を事件後に何度も問い合わせていた
・事件現場に落とした可能性
が指摘されると、蓮沼は動揺し、逃走を図る。

山田が語った真実

山田は、事件当日の朝5時、事件現場近くで写生していた理由を語る。

「ビルの間から昇る朝日が、二つに見える瞬間を描きたかった」

妻が亡くなっても、朝早く会社に行く生活は変わらなかった。

ある日、岩崎が蓮沼を振り払うように立ち去り、倒れ込んだ蓮沼に声をかけたこと。
「更新してもらったし、何でもしますよ」と言った言葉が、脅しと受け取られたかもしれないこと。

それが、罪をなすりつけられた理由だった。

「申し上げます。私は殺しておりません」

白を証明する取調べ

真壁は語る。

山田は最初から無実を証明するために、
・自宅に絵があると自ら伝え
・スケッチブックで江北女子医大につなげ
・白縁眼鏡の話で蓮沼に気づかせ
・眼鏡を隠し、真犯人が自滅するのを待っていたのではないか。

否認せず、諦めたふりを続けることで、警察を真犯人へ導いた――
それが、山田の選んだやり方だった。

消しゴムのように生きてきた男が、最後に残したのは、
自分の「白」を証明するための、静かな真実だった。

5話「みどりのいえ」あらすじ

17歳の少年が、殺人を自白した。しかも相手は、世間を騒がせていた私人逮捕系配信者。

犯行は認めるのに、理由だけを語らない息子。同じように沈黙を選ぶ母=国民的に支持されてきた女性幹事長。

家の中に残された小さな違和感と、子供たちが共有しているかのような“沈黙”。

この事件で問われるのは、「誰が犯人か」ではなく、なぜ、語らなかったのか。

5話ネタバレ

沈黙が“家族”を守り、同時に壊していく回

与党女性幹事長の息子が、殺人を自白する。

与党「民自党」初の女性幹事長・矢代樹。

 3人の養子を育て上げた「理想の母」「クリーンな政治家」として、国民的人気を誇る存在である。その長男で、まだ17歳の矢代卓海が、 ある日ひとりで警察署を訪れ、「私人逮捕系動画配信者・ケルベロスを刺し殺しました」と自供する。

時は、重要法案を審議中の国会会期中。 総理・長内洋次郎はスキャンダルの拡大を恐れ、 「事件は表に出さず、内々で捜査を進めてほしい」と警視庁に要請する。

こうして真壁有希子率いる緊急事案対応取調班(キントリ)は、 世間に伏せたまま、卓海の取り調べを行うことになる。

被害者は炎上系配信者「ケルベロス」(本名:有村圭一)は、 違法スレスレの「私人逮捕」動画を配信し、 人の弱みを晒して再生数を稼ぐ炎上系配信者だった。

敵も多く、同情の声は少ない。 しかし、どんな相手であっても、殺人は殺人。

取調室で卓海は、「自分が刺した」「凶器はナイフ」と事実関係の“骨組み”だけを認めるものの、 動機も経緯も一切語らない。

供述は矛盾しておらず、嘘をついているようにも見えない。 だが有希子は、そこに強い違和感を覚える。

「この子は、何かをかばって黙っている」

父・雄三と、ケルベロス動画の関係

現場班の渡辺鉄次と監物大二郎は、矢代家へ向かう。父・矢代雄三は医師で病院の経営者。 しかしどこか落ち着かず、警察と目を合わせようとしない。

やがて、ケルベロスの過去動画の中から、 雄三が若い女性と映っている映像が見つかる。その女性は「経営コンサル」を名乗り、 無料相談を装って雄三に近づいていた。

「これは利益供与です。 政治家の奥さんに知られたら困るでしょう?」

そう脅され、雄三は金を支払う。 動画は削除されたが、この事実を妻・樹には打ち明けられなかった。

台所で見えた“家族の沈黙”

その頃、渡辺は矢代家の台所で子どもたちにオムレツを作る。長女・初美と末っ子・光輔は、母を立てる模範的な態度を見せる。 だが、光輔が何か言いかけるたび、初美がさりげなく遮る。

さらに渡辺は、ゴミ箱の中から 血のついた大きな絆創膏を発見する。

誰かが、かなり大きな怪我をしていた? そして、そのことを家族全員が“なかったこと”にしている。

幹事長・矢代樹の動揺

やがて、有希子と梶山は幹事長・矢代樹と対面する。

樹は言い切る。「卓海が殺人をするはずがありません」

しかし有希子が、 「雄三さんが恐喝されていたことをご存じでしたか?」

 と切り出すと、表情が揺れる。

さらに、「ケルベロスが、お子さんにまで接触していた可能性は?」と示されると、樹は一転して、 「卓海の実父は粗暴だった」「血は争えないのかもしれない」 と、息子を疑い始めてしまう。

その瞬間、有希子は核心を突く。「ケルベロスが子どもに接触したと話したのは、 卓海くんではありません。初美さんですよね」

真相:初美が刺した夜

初美は、父が恐喝されているメッセージを見てしまった。

父を守りたい一心で、 ケルベロスのチャンネルに 「これ以上、脅さないでほしい」とメッセージを送る。

返ってきた言葉は、「直接会って話そう」。危険だと分かっていながら、 初美は護身用に彫刻刀をバッグに入れ、待ち合わせ場所へ向かう。

しかしケルベロスは話し合う気などなく、 初美を車に無理やり連れ込もうとした。

必死に抵抗する中、 彫刻刀はケルベロスの手を貫き、 そのまま喉元へ突き刺さる。

ケルベロスはその場で崩れ落ち、 初美は震えながら家へ戻った。

卓海が選んだ「身代わり」

血まみれの初美を見た卓海は、 妹を責めることなく、冷静に動く。

光輔に血のついた服を遠くのゴミ捨て場に捨てさせ、こう告げる。

「母さんがいつも言ってただろ。 家族みんなで力を合わせろって」

卓海は現場に戻り、 自分の服にもケルベロスの血をつけ、 警察署へ向かい「自分が刺した」と出頭した。

沈黙が壊した“みどりのいえ”

有希子は、血のついた絆創膏、 ケルベロスとのやり取り、 現場の状況証拠を積み上げる。

「本当に刺したのは初美さん。 あなたは、その罪をかぶっただけですね」

それでも卓海は沈黙を続ける。

 だが、取調室に連れてこられた初美が、 涙ながらに「自分が刺した」と告白し、 兄妹の沈黙は、ようやく終わる。

結果

 初美は未成年の被疑者として送致。 卓海は犯人隠避罪で取り調べを受ける。

卓海は理解している。

「矢代樹の養子だから、特定されますよね。 でも俺は、矢代卓海になれてよかったです」

ラスト:沈黙のゲームが終わるとき

真相を知った矢代樹は、 子どもたちを信じきれなかった自分と向き合う。

「血が悪いのでは」と疑った一方で、 子どもたちは、母の教えを守るため命がけで沈黙していた。

樹は、幹事長と議員を辞職する道を選ぶ。

 政治家としての“理想の家”は壊れたが、 母として、もう一度やり直すための決断だった。

事件後、有希子は自宅から息子に電話をかける。「この前送ってくれたミカン、美味しかったよ」

派手な言葉ではなく、 たった一言で、沈黙をほどく。

  • 1話
  • 2話
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1話「橙色の殺人」あらすじ

1話のあらすじ要約
  • 連続殺人事件:1,榎本浩殺人、2,吉田晴信殺人、3,磯貝信吾(倉持真人の実父)殺人
  • 被疑者:倉持家政婦の時田/別居中の倉持の妻・利津子/倉持真人
  • 凶器:作業用ペンチ
  • ラスト:利津子の静かな自白→解決編は2話へ

警視庁・緊急取調班(キントリ)の真壁有希子(天海祐希)が挑むのは、3件連続で起きた不可解な殺人事件。被害者は榎本浩、吉田晴信、そして倉持真人(山本耕史)の実父・磯貝信吾の3人。凶器は作業用ペンチと報道発表された。

捜査線上には、倉持家の家政婦・時田史恵(峯村リエ)、別居中の妻・利津子(若村麻由美)、そして息子の倉持真人が浮かび上がる。

真壁有希子は、遺族・倉持と妻・利津子の話を聞く。倉持の実父の殺害に使われた作業用ペンチだけが違うことに真壁が気付き、被疑者が浮かび上がる。同被疑者は倉持の実父殺害に及ぼうとしたが、怪しい人物を目撃していたのだった。

ラストでは妻・利津子が淡々と切り出した自白が物語を大きく動かす——。真相の“解決編”は、第2話へ続く。

1話ネタバレ

「緊急取調室5」1話ネタバレ詳細

連続殺人の真相:同一犯と思われた3件の事件

榎本浩、吉田晴信、磯貝信吾——3人が相次いで殺害された連続事件。 警察も世間も「同一犯による連続殺人」と信じて疑わなかった。

車いすキャスター・倉持真人(山本耕史)のシナリオ?

真壁由紀子(天海祐希)と倉持真人は、2年前に病院で立てこもり事件で出会っていた。倉持は現場取材で、真壁にマイクを向けると「事件は見世物ではない!」とカメラをなぎ倒した。

2年後、倉持は車いすのキャスターとして時折SNS炎上するも、人気があった。そして特別番組が放送される。

倉持キャスターの番組で緊急対談
対談相手:内閣総理大臣・長内洋次(石丸幹二)
対談内容:都心の地下再開発…蓄電施設事業について

倉持は下記について、インタビュー取材寄りの対談を始めたのだった。
平成29年に役目を終えた地下空間が、大規模蓄電施設に転用▶2名の関係者(榎本浩、吉田晴信)が殺害

番組関係者が想定しない倉持の鋭い突っ込みは、総理の表情を一瞬曇らせる。最後には、2人を殺害したカメラの向こうの犯人に、倉持はメッセージを言う。

映画につながる伏線でしょうか。何かを隠して巨額が動くのは鉄板かと思う。

そして、3つ目の殺人事件が起きる。倉持キャスターの実父・磯貝信吾(竜雷太)が襲われて殺害され、倉持自身も怪我を負う。

倉持の実父・磯貝信吾(竜雷太)殺害当日

倉持の証言
・午後10時45分放送後、ミーティング、SNSの反応をチェックしながら食事
・局手配の車で帰宅
・玄関の鍵が開いており、部屋は電気が点かなかった
・暗闇で父の部屋を覗くが父は居らず、自室へ行く
・自分のベッドで頭から血が流して寝ており、一目見て死んでいると分かった
・警察に電話していると瞬間、隠れていた犯人が襲ってきた
・警察に電話がつながったため、犯人は逃げて行った
・父は僕の部屋と自分の部屋を間違えるようになった
・自分の部屋の特徴を番組で話したことがある
・犯人の心当たりは、榎本浩・吉田晴信殺害犯を挑発したから

冷静に状況を話している所が、なんとも怪しい。これもシナリオだと思った。

被害者情報

  1. 榎本浩、圧着ペンチで殺害
    • 帝都大学教授
    • 蓄電施設事業の非常勤アドバイザー
  2. 吉田晴信、圧着ペンチで殺害
    • シンセップ株式会社・常務取締役
    • 蓄電施設架設事業主体の中心人物
  3. 磯貝信吾(竜雷太)、普通のペンチで殺害
    • 元フリージャーナリスト
    • 息子は、日本初の車いすキャスターとして人気の人物・倉持真人(山本耕史)
    • 倉持が中学の時に、離婚

監物大二郎(鈴木浩介)と渡辺鉄次(速水もこみち)「もつなべコンビ」の調査情報

  • 遺留品
    • 足跡:28センチ、量販店で売られているスニーカー
  • 第一、第二の事件で発見されたものと共通したもの
    • 無し
  • 目撃者
    • 隣の家は空き家
    • 自宅周辺に防犯カメラ無し
    • 付近に住む大学生が、翌午前0時前後に不審な人物「黒いフードを着た小太りの人物」パトカーのサイレンの中、顔を隠すように立ち去った

死亡推定時刻:午後10時~翌午前0時の間

もつなべコンビが、家政婦・時田史恵から「倉持に事件の2日前に休むように言われた」という事を聞き取っていたことから、キントリは倉持から詳しい事情を確認することにする。

遺族・倉持キャスターからの聞き取り内容

倉持は担当の番組で、磯貝信吾は私の部屋で寝ていたために、間違えられて殺された。ジャーナリストで世界中を飛び回っていた、内戦が激化した国にいくなど老いても世界情勢に興味を持ち続ける立派な男だった。キャスターとしての自分を誰よりも応援してくれたのが父だったなどと、涙ぐんで話して犯人に出頭するように訴えた。

家政婦・時田史恵を休ませた理由▶時田史恵は発言のせいで炎上して家に火がつけられたらどうしようと心配していたから。

倉持は、父に倉持自身のプライバシーに関することを聞いたり、勝手に倉持の郵便物を見るなどしていた時田史恵に、家政婦をやめてほしかった。

  • 事件当日、倉持は父に、レンジで温めたら食べられるような親子丼を準備
  • 母は約10年前に病気で亡くなっている
  • 妻と別居した原因を昨年の春にキャスターに就任したためと言う
  • 初めてのキャスターに慣れず、父の世話や家事を任せっきりで妻とはすれ違ったと話す
  • 警察と報道は似ていると言う
  • 個人アカウントに届いた「倉持死ね」「次はお前、まじで覚悟しとけや」などのダイレクトメールを印刷したものを見せる

キントリ側から何も聞いていないのに、倉持は自分からペラペラと話し出すところやダイレクトメッセージを印刷して準備している所に、怪しさを感じた。

倉持の妻・倉持利津子(若村麻由美)からの聞き取り

  • 昨年から別居、子供もいない
  • 事件のことは全く分からない
  • 同居していた時、2階の寝室を一人で使用
  • 2年前の事故以降、1階の部屋
  • 夫・倉持真人は高速道路でバイクをよけ損ねて下半身が不自由に
  • 真壁:義父・信吾(竜雷太)の部屋と夫・真人(山本耕史)の部屋は、壁紙や家具の配置が似ていたのか?
    • 昨年の11月から義父同居し、年末に家を出たため短い期間で分からない
  • 真壁:なぜ義父と同居を?
    • 年をとって一人でいることが不安になったからでは
  • 真壁:信吾さんの同居が関係しているか?
    • 嫁と舅問題があった。「私が居ればこんなことにならなかったかも…」と悔しがる

被疑者の取り調べ開始

  • 被疑者:倉持家の家政婦・時田史恵
    • 過去にタレントに近づくために家政婦になり、ストーカー化した
    • 同タレントの妻が不倫しているとSNSに書き込み
    • 今回も倉持に近づいて家政婦となった
    • 事件の2日前、倉持から休むように言われていた
    • 磯貝信吾(竜雷太)は、息子嫁・利津子の悪口を言っていたと話す
一方、事件後に倉持と妻・利津子が会っている

利津子があの鏡は?と聞くと、大きなヒビが入ったと倉持は答える。利津子は思いつめた表情になる。そして利津子は義父が殺害された前日にお店に来たことを伝える。

倉持から「皮肉だけど番組は想像を超える好評なんだ。報道番組の限界に挑戦するよ」と言われ、利津子は「立派ね」と言い放った。

真相:3件目の事件は同一犯ではなかった

真壁は、凶器のペンチの形は作業用ペンチと報道されただけなのに、電力会社の辻本裕太(東京03・角田晃広)にが凶器を知っていたかのような話っぷりを思い出す。辻本が被疑者として浮上し、取り調べが始まる。

  • 被疑者:辻本裕太(東京03・角田晃広)
    • 元新日本クリーンエネルギーパワー技術開発部・設計支援課長
    • 現在は、広報部渉外課長補佐

真壁にあなたは工事に反対しているように思うと言われた辻本は、話し始めた。

旧東京放水路は脆弱な地番に造られている。想定外の災害が起きたら、大型の蓄電池が爆発、死人が出る。計画発表後に調査で危険なことが分かり、その危険を進言したが、安全であると改ざんされた。

・吉田常務と経済省の担当者がかんでいる
・データをまとめたのは帝都大の榎本教授
・蓄電池というものは副産物の発生が避けられない
・換気の悪い地下に敷設するのはバカのやる事

正しいことを言った人間が飛ばされて、私腹を肥やすやつばかりが良い芽を見る。このままじゃ日本と言う国は終わる!

真壁に本当の原因は左遷。ペンチを使って工事反対を訴えた、単純と言われた辻本は「未来のためを思ってやった」と自白する。

さらに辻本は、挑発してきた倉持キャスターに逝ってもらおうと自宅に行った。しかし倉持の自宅前で黒いフード付きの服を着た倉持の妻・利津子を見たと言い、倉持の父を殺害していないのだった。

ラスト:利津子の静かな自白

別居中の妻・倉持利津子(若村麻由美)が、静かに真壁の前で口を開く。 「倉持の父親を殺したのは私です。夫もそれを知っています」と言った。

2話「鈍色の鏡」あらすじ

2話のあらすじ要約

榎本浩、吉田晴信、磯貝信吾(倉持真人の実父)が相次いで殺害される連続殺人事件が発生。
捜査線上に浮かんだのは、辻本裕太(東京03・角田晃広)。しかし彼は「倉持の家の前で女を見た」と証言し、事件は思わぬ方向へ。
倉持の別居中の妻・利津子が「義父を殺したのは私」と告白するが、夫・倉持の証言とは食い違っていた。
有希子(天海祐希)と小石川(小日向文世)は、2人の“食い違う真実”に迫る心理戦へ――。

2話ネタバレ

「緊急取調室5」2話ネタバレ

“真相は必ず暴かれる”──ひとつの言葉から始まる新たな事件

倉持の言葉が全国へと放たれた瞬間、誰も予想しなかった事件が始まった。

報道キャスターの倉持真人(山本耕史)は、番組で大型蓄電設備の再開発事業に関する殺人事件を報じた。 放送内で「伝えたいことがあるなら話を聞きます。いつでも会いに来てください」と発言。 その直後、自宅が襲撃され、父・磯貝信吾(竜雷太)が死亡。倉持自身も負傷した。 倉持はカメラに向かって「真相は必ず暴かれる」と語る。 のちに倉持は社長賞を受賞し、番組は大きな反響を呼んだ。

キントリ出動!別々の取調室で語られる“ふたりの真実”

同じ事件をめぐって、夫と妻が語る内容はまったく違っていた。
取調室に張りつめる空気の中、捜査は意外な方向へ──。

倉持の事件に関連して、警視庁・緊急事案対応取調班(キントリ)は、倉持と別居中の妻・利津子をそれぞれ別室で事情聴取する。 倉持の取調べは小石川春夫(小日向文世)と玉垣松夫(塚地武雅)が担当。 「オンエアがあるから18時までがリミット」「ぶしつけな聴取をされたら放送で扱う」と倉持が伝える。 小石川は倉持に、被疑者が「あなたのよく知る人物」であると告げ、名前を出す。被疑者は妻・利津子だった。 利津子の取調べは真壁有希子(天海祐希)と菱本進(でんでん)が担当。 利津子は、義父・磯貝信吾の発言を理由に殺害を認め、「返り血を浴びた服を捨てた」と供述。 さらに、男性用スニーカーを履いて犯行に及び、マンションの屋上の避難梯子のケースに捨てたと証言した。 現場確認が行われたが、スニーカーは見つからなかった。

すれ違う証言、揺れる想い──そして衝撃の告白

ふたりの供述は食い違い、事実が次々と覆されていく。
有希子たちは、真実にたどり着けるのか。

取調べが進む中、利津子は「本当は家に戻りたかった」「また夫と暮らしたかった」と話す。 有希子は利津子の職場での様子をもとに供述の整合性を確認する。 倉持と利津子の取調べは同時進行で行われ、両者の証言が異なっていく。 有希子の提案により、倉持と利津子の面談が行われる。 利津子は、倉持に謝罪した上で「お義父さんを殺したのは倉持です」と発言。 倉持が捨てた袋には、血のついたレインコートやスニーカーが入っていたと話す。 また、義父が「息子に殺されるかもしれない」と話していたことも明らかにする。 利津子は「自白は倉持を警察に呼び出すためだった」と語る。

“筋を通すより大切なことがある”──キントリ、再び始動!

事件の終わりが、新たな幕開けを告げる。
有希子たちの取調べは、次の真実へと続いていく──。

倉持の供述により、事件の経緯が判明する。 倉持は、車いすキャスターとして活動していたが、杖を使えば立ち上がれる状態だった。 そのことを知った父・磯貝に「まやかしだ」と責められ、作業用ペンチで殴打。 指紋のつきにくいレインコートと大きめのスニーカーを使用し、現場を偽装していた。 取り調べののち、利津子は有希子に促され、倉持への思いを伝える。 事件解決後、長内総理が大型蓄電施設に関する公聴会設置を発表。 副総監・磐城和久(大倉孝二)は梶山管理官に、キントリの臨時運用を終了すると伝える。 その後、正式な再運用が決定し、メンバーが再び集結する場面で物語は締めくくられる。

3話ネタバレ|“山の神”が崩れた日と涙の真相

第3話では、山岳救助隊の“神”と呼ばれた男が崩れていく姿が描かれました。

転落事故として始まった救助は、自尊心・隠蔽・殺意が折り重なった“山の悲劇”へ発展していく。

ここでは、事件の始まりから真相、そしてラストの余韻まで、ドラマの内容を事実の流れに沿ってまとめます。

第3話の事件概要|転落事故と“神の救助”

雲越山・神代谷で要救助者が発生。
山岳救助隊の隊長・布施正義(戸次重幸)が指揮をとり、動画配信者・樋口結花(清水くるみ)が救助される。一方、隊員の土門翔(羽谷勝太)は滑落し死亡した。

会見で布施は涙ながらに語る。

「部下は遭難者の女性を助けたい一心でした。大切な部下を失ったことを深く反省しています」

世間では「理想の上司」「山の神」と称賛の声が広がった。

しかし彼の表情には、消し切れない“影”があった。

意識を取り戻した女性が怯える理由

病室で意識を取り戻した樋口結花は、同行者・近藤春斗(永田崇人)を見て怯える。近藤は「絶対に黙ってろよ」と脅し、大声を出す樋口結花の口を塞ごうとするところを母親に目撃される。

逃走しようとした近藤は、渡辺に取り押さえられ逮捕。

  • オンラインカジノで借金
  • チャンネル収益の取り分を巡るトラブル
  • 女性を突き落として殺害を計画

女性の転落は“他殺”だった。

しかし──
「土門の死」だけは、まだ説明がつかない。

疑惑は布施へ向かう|“完璧すぎる証言”と不自然な反応

キントリは布施に事情聴取を始める。

● 土門の腹部に“殴打痕”
● 土門の携帯だけ行方不明
● 布施の証言に不自然なブレがない
● 女性の回復を喜ばない布施

特に、女性の意識回復を伝えられた瞬間の布施の反応。
救助した人が助かったのに、喜ばない。救助隊員としては不自然すぎる。

“女性に見られると困ることがあるのでは?”

現場検証で判明した“隠された証拠”

梶山管理官は監物大二郎(鈴木浩介)雲越山へ登る。山が知っていることがある。

・スマホが見つからない
→「谷底に落ちた」のは不自然。回収された可能性。

さらに、布施の部下2人と山中で遭遇し、“滑車”を隠そうとしていた。

滑車は救助の必需品で、本来置き忘れることはない。

「忘れ物? 弔い?」
と梶山が聞くと、隊員は険しい顔で言い捨てた。

「誰も弔ったりしませんよ、あんな奴」

布施を守るために嘘をついている…。

取調室:布施の“隠された限界”

布施は証言を繰り返すが、完璧すぎる。
山の救助経験から時間がたち、記憶は曖昧になるはずだ。

事件当日は午前にも出動しており、疲労は極限。体調不良の中で午後の任務に就いていたことが判明する。

2日目の取り調べのためにやってきた布施に、有希子は静かに問いかける。

「昨夜はよく眠れましたか?」

この言葉で、布施の凍りつくような表情を有希子は見逃さなかった。

真相:布施は“眠っていた”

布施はついに語り始める。

体調不良の中、捜索中に立ち止まり、救助の必需品である“滑車”を外して休もうとした。

その時──
土門に動画撮影され、嘲笑された。

「よく眠れましたか?」
「神が寝てたせいで遭難者が死んだんじゃないですか?」
「どうします? 発表します?」

プライドをえぐる言葉の連打に、布施は激しく動揺する。

布施が携帯を取り上げようとして殴ると、スマホが谷底へ落ちた。

土門は吐き捨てる。

「お前はもう“神”じゃねぇ」

その瞬間、布施は土門を突き落とした。

布施がしたことは“隠蔽”と“誤解”

布施は現場に駆け降りて脈を確認し、
土門のスマホを手袋越しに拾って投げ捨てた。

そして、倒れている女性を見つけ、手を合わせ祈る。

“見られていたかもしれない”という恐怖が、
布施の心を追い詰めた。

しかし──
女性は何も見ていなかった。

女性の証言|彼女が見たのは“空と鳥”だけ

女性の証言動画が流される。

「霧が晴れて、真っ青な空が見えました。
見たこともない鳥が飛んでいて……
“ヒィ、ヒィ”って泣いて……
この鳥を見るために生きてたのかな、って……」

女性は二人のやり取りを見ていない。

布施は、罪悪感から“見られた”と思い込んでいただけだった。

布施の崩壊|「私は神でいたかった」

梶山は核心を突く。

「あなたは……眠ってしまったことを知られたくなかった。
誰にも責められたくなかった。
その一心だったんじゃありませんか?」

布施は涙を流し、

「……私は、神でいたかった……」

と膝を落とした。

トラツグミと布施の最後の言葉

布施は遠くを見るように語る。

「神代谷に飛んでいたあの鳥……
“トラツグミ”です。
昔は妖怪・ヌエの声だと言われていました。
結果的に、彼女を発見するきっかけになった……
でも私はもう、あの鳥を……見ることはありません。」

山を愛し、山に生きた男の“最後の別れ”だった。

ラスト:居酒屋しんじでの乾杯

事件解決後、居酒屋しんじ。

「結局、“神”の罪を暴いちまいましたね」

「私たちの仕事をしただけよ」

「もし“山の神”なんて呼ばれてなかったら……
過信して、事件は起きなかったかもしれない」

「山の前では、人間は無力だよな」

「被疑者という山に向かう、俺たちも同じだね」

そう言って全員がグラスを掲げた。

「──山」

まとめ

・女性転落は近藤による他殺
・土門死亡は布施の過失と衝動
・布施は“神でいたい”というプライドに囚われた
・心理戦によって崩壊した悲劇

ネタバレ4話

第4話ネタバレ|“日本最年少の女性死刑囚”の真相

フジテレビ系ドラマ『緊急取調室 Season5』第4話では、
日本最年少の女性死刑囚・佐藤礼奈(大原櫻子)をめぐる取調べが描かれる。

キントリの前に立ちはだかるのは、
礼奈だけではなかった──。

事件概要|死刑囚・佐藤礼奈の取調べ

礼奈は殺人で死刑判決を受けている。

放火殺人(パパ活相手とその家族)

もう一人殺したと担当弁護士・清原美香(高岡早紀)に告白したことで、礼奈の2回目の取調べが行われる。

担当は小石川(小日向文世)と玉垣(塚地武雅)。
ベテラン菱本(でんでん)は控えに回る。

礼奈はこう話す。

「パパ活なのに、お金をくれなかったから……
腹が立って、ダムに呼び出して殺した」

しかしキントリは、供述の違和感に気づいていた。

■ 供述の矛盾|“思い出せない殺人”

キントリが注目したポイントは次の通り。

  • 殺害動機→“なんだっけな~”と他人事
  • パパ活のお小遣いを報酬と呼ぶ
  • 腹が立って“とっさにダムに呼び出し殺害”は不自然→とっさに呼び出す場所?
  • 被害者の名前を 「アキヤマ」と言い間違える

さらに礼奈は被害者を「歯科医のアキヤマ」と説明したが、実際にダムで見つかった遺体は
歯科医・秋本 だった。

礼奈は “自分の殺害を正確に説明できない”重大な矛盾を抱えていた。

“控えの男”菱本の見立て

控えに回っていた菱本は一言。

「礼奈がダムの仏をやったとは思えない」

理由は過去時系列。
礼奈がパパ活を始めたのは 6年前(18歳)
しかし秋本が失踪したのは 8年前。

礼奈がやれるはずがない。

礼奈は嘘の供述をしている?

弁護士・清原美香の介入

ここに弁護士・清原美香(高岡早紀)が現れる。

弁護士は矛盾点を逆手に取り、礼奈を守るように見せながら“誘導”する。

「ちゃんと電車でダムへ行ったと言わないとダメよ」

有希子は麗奈の発言に「信憑性がないんです」と言う。

「あなたは17歳のとき、秋本さんは亡くなっている。つまり、あなたにはできないのよ」

清原は以前からパパ活をしていたかのように話させる。明らかに自分の思惑通りに供述させようと、礼奈を操っている。

取調妨害──そして暴露

清原が引き上げようとした瞬間、礼奈は唐突に言い出す。

「ごめんね。礼奈、嘘が下手でさ。実は清原先生に頼まれて──」

取調室が凍りつく。

礼奈に勝手な発言をさせまいと、清原が礼奈に近づくところを有希子が遮って止める。梶山管理官が登場。

「立会は認められません」清原は第2取調室へ隔離されることに。

礼奈は“弁護士を裏切るつもりだった”

礼奈の前に戻ってきたのは菱本。

真壁が言う。

「最初から清原先生を裏切るつもりだった?
名前を間違えたのは、嘘を気づかせるため」

礼奈は“真犯人暴き”に利用されたのではなく、
“弁護士を暴こうとしていた”可能性が出てきた。

第2取調室:清原 vs 小石川

清原は、自分が脅されていたと言い出す。独立直後に秋本と飲んだら不覚にも酔って関係を疑う写真を撮られた。そして秋本に恐喝されていた。

「どうせ死刑だから何人殺しても同じ…」

清原の“正義なき被害者論”が崩壊する。

礼奈の本音|“馬鹿なふりは生きるため”

一方の取調室で、礼奈は語り始める。

「馬鹿なふりは、生きるため。地位やお金のある男ほど、バカな女と付き合いたいから」

放火殺人の動機も明かされる。原因は“諦められない愛”。

男性を本気で好きになった。

礼奈はパパ活相手の妻にお金を渡され、「夫は教授になれる。手を引いて」と懇願され、現金を渡された。

礼奈は諦めず、家族のキャンプ場へ向かった。そこには幸せそうな家族の姿。

「驚かせて、邪魔してやりたかった」

火を放ったのは、殺意ではなく、“嫉妬と無力な反抗” だった。

なのになぜ殺意として受け入れたのか?

「人様に迷惑をかけたときは言い訳するなって、おじいちゃんに言われたから」

生きていく術がなかった礼奈は、罪を全部かぶる道を選んだ。

キントリの結論|“人は嘘で生き、真実で裁かれる”

礼奈は涙を見せず言う。

「大丈夫。馬鹿なふりしなきゃ生きていけない世界に、未練なんてないから」

しかし真壁は諭す。

「今からだって、再審請求はできる」

礼奈は微笑んでこう言った。

「もうちょっと早く刑事さんみたいな人たちに会ってたら、人を殺さずにすんだのかな。なんてね」

まとめ

  • ダム殺害は礼奈ではなく弁護士・清原が関与
  • 礼奈は“嘘が下手”だが“嘘を見抜く”
  • 放火の動機は“愛と嫉妬”による衝動
  • 供述誘導をしたのは弁護士という皮肉
  • キントリは“真実より、真実を語らせる仕事”

緊急取調室らしい心理操作と、「嘘と罪」の人間ドラマが描かれた回。幼少期に母親に捨てられ、育ててくれた祖父が死に孤独に必死で生きてきた。しかし結ばれない相手を本気で好きになってしまった。自ら死を選んだのは、たった一人の理解者・祖父の教えを守るため。複雑な感情が湧きあがるストーリーでした。