【鬼滅の刃/遊郭編】最終回ネタバレと視聴率!語りきれなかった鬼兄妹の過去に涙!

【鬼滅の刃/遊郭編】最終回ネタバレと視聴率!語りきれなかった鬼兄妹の過去に涙!

【鬼滅の刃/遊郭編】最終回が2022/2/13(日)に放送されました。

ついに完結。妓夫太郎と堕姫の悲しい過去と兄妹愛が語られます。

さらに鬼兄妹の過去には最終回でも語りきれなかった真実が!!

今回の記事では【鬼滅の刃/遊郭編】最終回「何度生まれ変わっても」のネタバレと感想、視聴率をお伝えします。

【鬼滅の刃】配信情報

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目次

【鬼滅の刃/遊郭編】最終回のネタバレ

決着

炭治郎たちは最後の力を振り絞り、堕姫を妓夫太郎の頸を斬り落とす

だが、妓夫太郎の円斬旋回が発動。遊郭の街は切り裂かれていく。

「うーーー」

炭治郎が目を覚ますと禰豆子が覗き込んでいた。禰豆子が血鬼術を使って、攻撃から助けてくれていた。

何故か毒も消えているようで炭治郎は「なんで俺は生きてる?」と疑問に思う。

すると「炭治郎~」と善逸の叫び声が聞こえてくる。善逸は目を覚ましており、痛がり続ける。

だが、それ以上に重症なのが伊之助。毒が全身に回り、心臓の音も弱っていた。

炭治郎が「どうする!?今何とかしなければ伊之助は死ぬ!」と考えていると禰豆子が手から炎を発動。伊之助を燃やしてしまう。

すると伊之助は「腹減った、なんか食わせろ!!」と復活した。

瀕死の宇髄

一方、宇髄の元に3人の嫁・須磨、まきを、雛鶴が駆け寄る。解毒剤は効かず、宇髄の命も残りわずかの状況。

須磨は「死なないでくださぁぁい、天元様~ひどいです神様、ひどい」と泣きわめく。

宇髄は覚悟を決め「最期に言い残すことがある…」と言おうとする。が、須磨がまだ騒いでいた。

まきをは「静かにしなさいよ!!天元様が話しているでしょ!!」と怒り出した。

煩すぎて過ぎて遺言どころじゃない。

宇髄「嘘だろ?何も言い残せずに死ぬのか俺…毒で舌も回らなくなってんだが、どうしてくれんだ。言い残せる余裕合ったのにまじかよ..」

ヒョコ

と禰豆子が登場。まだ死んでもないのに宇髄の体に火を付けてしまう。大騒ぎの須磨たち。

が、「ちょっと待て、こりゃ一体どういうことだ?毒が消えた」と宇髄。

禰豆子の血鬼術・爆血は鬼の体と血鬼術のみを焼くもの。宇髄の毒は綺麗に消えた。

兄妹喧嘩

禰豆子におぶさり堕姫と妓夫太郎の頸を探す炭治郎。確認するまではまだ安心できない。

2人は血溜まりを見つけ、血を回収。猫の茶々丸に預け、珠世の元に送って貰う。上弦の鬼の血を採ることができ、禰豆子を人間に戻す研究も進むはずだ。

匂いを感じて向かう炭治郎。堕姫と妓夫太郎は頸だけになっても言い争っていた。

堕姫「なんで助けてくれなかったの!?」

妓夫太郎「俺は柱を相手にしてたんだぞ!!」

堕姫「だったら何よ!なんでトドメを刺しておかなかったのよ!?」

妓夫太郎「行こうとしていた!!」

堕姫「はぁ!?」

お互いに責任をなすり付け合う2人。

その様子を見た炭治郎と禰豆子は悲しそうな表情を浮かべていた。

堕姫「あんたみたいに醜いやつがあたしの兄妹な訳ないわ!!きっと血も繋がってないわよ!!この役立たず、強いことしかいい所が無いのに。負けたらもう何の価値もないわ、出来損ないの醜い奴よ!!」

妓夫太郎「ふざけんじゃねぇぞ…!お前一人だったらとっくに死んでる。どれだけ俺に助けられた!?出来損ないはお前だろうが!!お前みたいな奴を今まで庇ってきたことが心底悔やまれるぜ。お前さえいなけりゃ俺の人生はもっと違ってた、お前さえいなけりゃなあ…」

妓夫太郎の口を塞ぐ炭治郎。

炭治郎「嘘だよ。本当はそんなこと思ってないよ、全部嘘だよ。仲良くしよう、この世でたった2人の兄妹なんだから。

さらに炭治郎は優しく「君たちのしたことは誰も許してくれない。だからせめて2人だけはお互いを罵り合ったら駄目だ」と語りかける。

堕姫は悔しさからか「死にたくないよぉ!お兄ちゃ…」と泣き叫ぶ。堕姫の頸が完全に崩れ、妓夫太郎は人間だった頃の名前である「梅!!」と叫ぶ。

妓夫太郎と堕姫の過去

妓夫太郎は人間だった頃の記憶を思い返す。

江戸時代、妓夫太郎は羅生門河岸という遊郭の最下層で産まれた。さらに醜い顔は美しさが全てである遊郭では最も忌み嫌われる存在。

虫けら、ボンクラ、のろまの腑抜け、役立たず。

この世にある悪口は全て妓夫太郎の為にあるゆようなもの。

妓夫太郎は鼠や虫を食らってなんとか生き延び、遊び相手は客が忘れていった鎌だけだった。

やがて妹の梅が産まれ、妓夫太郎の人生も変わり始める。

梅は自分とは正反対に美しい顔。さらに妓夫太郎は腕っぷしを活かした取り立ての仕事を始める。

妓夫太郎「誰もが俺を気味悪がって恐れた、気分が良かった。自分の醜さが誇らしくなり、お前のように美しい妹がいることは俺の劣等感を吹き飛ばしてくれた。これから俺たちの人生は良い方へ加速して回っていくような気がした。」

妓夫太郎と梅を助けた者

だが、梅が13歳の時に事件が起こる。梅が言い寄ってきた客の侍に目に簪を挿し、失明させてしまった。

彼女は見せしめとして生きたまま焼かれてしまう。妓夫太郎が戻って来た時には虫の息だった。

妓夫太郎「わあああああ、俺から取り立てるな。何も与えなかったくせに取り立てやがるのか、許さねえ許さねえ!でなけりゃ神も仏もみんな殺してやる!!」

ザン

と妓夫太郎は例の侍に後ろから斬られてしまう。妓夫太郎の力を持て余していた女将が仕向けていたのだった。

侍は妓夫太郎にトドメを刺そうとする。だが、妓夫太郎は一瞬のうちに後ろに回り、鎌を女将に突き刺す。

妓夫太郎「お前いい着物だなあ。たらふく飯を食って綺麗な布団で寝てんだなあ。生まれた時からそうなんだろう、雨風凌げる家で暮らして。いいなあ、いいいなああああ!!そんな奴が目玉一個失くしたぐらいでギャアギャアピーピーと騒ぐんじゃねえ…」

妓夫太郎は侍を鎌で斬り裂く。

妓夫太郎は「人間は誰も助けちゃくれない、いつものことだ。いいことも悪いこともかわるがわる来いよ」と梅を抱えながら嘆く。

やがて雪が降り、2人の前に上弦の陸の鬼が現れる。

上弦の鬼「可哀想に俺は優しいから放っておけないぜ、その娘間もなく死ぬだろう。お前らに血をやるよ、2人共だ。あの方に選ばれれば鬼となる。」

鬼に助けられ、鬼となることで妓夫太郎と梅は生き長らえることができた。

何度生まれ変わっても

妓夫太郎「鬼になったことに後悔はねぇ。俺は何度生まれ変わっても必ず鬼になる。」

幸せそうなやつからは必ず奪って取り立てる。鬼になっても妓夫太郎の生き方は変わらなかった。

妓夫太郎の唯一の心残りは妹の梅。彼女は素直な性格で自分の”取り立てろ”の教えを守ったから侍の目を突いたのだろう。

もし、いい家に産まれていたら幸せな未来があったかも知れない。

地獄への入り口なのが妓夫太郎は真っ暗な道を彷徨っている。

「お兄ちゃん!!」

と呼び止める堕姫。その姿は人間だったころの梅のまま。

妓夫太郎「お前はもう俺についてくるんじゃねえ!!」

堕姫「さっきのこと怒ったの?謝るから許してよ!お兄ちゃんのこと醜いなんて思ってないよぉ。あたしのせいで負けたって認めたくなかったの。ごめんなさい!!」

妓夫太郎「お前とはもう兄妹でも何でもない。俺はこっちに行くからお前は反対の方、明るい方へ行け。」

と堕姫を突っぱねる。だが、堕姫は妓夫太郎の背中に抱きつく。

堕姫「何回生まれ変わってもアタシはお兄ちゃんの妹になる、絶対に!!1人にしないで、置いてったら許さないわよ!!約束したの覚えてないの!?」

人間だった頃、雪の降る中、妹を抱きしめていた時のことを思い出す妓夫太郎。

妓夫太郎「俺たち2人なら最強だ。寒いのも腹ペコなのも全然へっちゃら。約束する、ずっと一緒だ、絶対離れない。ほらもう何も怖くないだろ?」

そして、妓夫太郎は堕姫を背負ったまま地獄の業火の方へと進んでいく。

妓夫太郎の頸が完全に崩れ、光となって星空に消えていく。

その様子を見て炭治郎は「仲直り出来たかな?」と呟く。コクリと頷く禰豆子。

結末

戦いが終わった後、蛇柱の伊黒小芭内が宇髄の元にやってくる。

「陸とはいえ上弦を倒したわけだ、実にめでたいことだな、陸だがな。褒めてやってもいい」と相変わらず蛇のようにネチネチと嫌味を言う伊黒。

宇髄は「もう戦えはしぇよ」と柱からの引退を伝える。伊黒は人手不足を理由に許さないとする。

宇髄「いいや、若手は育ってるぜ、確実に。お前の大嫌いな若手がな。」

この激しい戦いで生き残った炭治郎たちに宇髄は希望を見出していた。

産屋敷の元に上弦の鬼を倒したと報告が入る。100年変わらなかった状況が今変わり、運命が大きく変わり始めようとしていた。

産屋敷「やがてはあの男の元へ届く。鬼舞辻無惨、お前は必ず私たちが私たちの代で倒す!我が一族唯一の汚点であるお前は!!」

一方、無惨の本拠地の無限城に上弦の参・猗窩座がやってくる。呼び出されたということは上弦が欠けたと意味していた。

3人の嫁に支えられて歩く宇髄。全員が生き残れたことを喜ぶ。

宇髄「凱旋しよう。派手にな!!」

そして、炭治郎、禰豆子、善逸、伊之助も全員の無事と勝利を喜ぶのだった。

【鬼滅の刃/遊郭編】完。

【鬼滅の刃/遊郭編】最終回のまとめと感想

○最終回のアニメオリジナルシーン

  • 禰豆子が血鬼術で円斬旋回を打ち消していくシーンが追加
  • 戦いが終わった後の宇髄、須磨、まきを、雛鶴のシーンが追加

など。

○最終回の大正コソコソ噂話

予告が無い為、無し。

運命が異なった兄妹たち

【鬼滅の刃/遊郭編】最終回は妓夫太郎と堕姫(梅)、鬼兄妹の悲しい過去の話。

鬼たちが人間だった頃、どう生きて、どう感じ、どういう運命で鬼となったのかも物語の魅力の一つ。

炭治郎と禰豆子、妓夫太郎と堕姫(梅)兄妹は共通点が多く、よく対比されます。

  • 貧しい生まれ
  • 兄妹で力を合わせて懸命に生きていた
  • 雪の日に事件が起き、大切な妹を失いかけた
  • 妹を助ける為に大きな選択をする

一番の違いは奪った者と助けてくれた者。

鬼(無惨)に奪われ、人間(富岡)に助けられた炭治郎は鬼狩りに。人間(侍)に奪われて鬼(童磨)に助けられ、妓夫太郎は妹と共に鬼になりました。

妓夫太郎と堕姫(梅)を救えたのは鬼しかいなかったのでしょう。

もし、何かが異なっていたら炭治郎も鬼になっていたかも知れません。

過去に梅が簪で刺した真実に涙

さらに妓夫太郎と堕姫(梅)の運命が大きく動き出した簪のエピソードには本編では語り切れなかった裏話があります。

妓夫太郎は「自分の教えのせい」と思っていましたが、公式ファンブックによると真実は異なります。

梅は美しい顔を持ちながらも母親に目や髪の色を気味悪がれ虐待を受けていた。自分を助けてくれた兄の妓夫太郎を慕うようになる。

ある日、梅は侍に妓夫太郎を侮辱されて目を簪で指してしまったんです。

兄を想ったゆえに、2人の運命は大きく変わってしまいました。

堕姫と妓夫太郎、鬼兄妹の過酷な運命と愛に涙が止まりません。

妓夫太郎と堕姫が生まれ変わってもまた兄妹となり、幸せになることを願います。

童磨の声は宮野真守

鬼兄妹の過去で一足先に上弦の鬼・童磨が登場。声を担当するのは声優の宮野真守さん。

自分は優しいと言いながら人間を喰らい続ける、ひと目で倫理観が狂っているのが分かる童磨にピッタリの声です。

刀鍛冶の里編がアニメ化

【鬼滅の刃/遊郭編】完結後に重大発表。刀鍛冶の里編のアニメ化が決定しました。

炭治郎達の戦いは激しさを増し、物語は【鬼滅の刃/刀鍛冶の里編】へと続いていきます。

【鬼滅の刃/遊郭編】最終回の視聴率

【鬼滅の刃/遊郭編】最終回の視聴率は9.1%でした。

<<第10話「絶対諦めない」 >>刀鍛冶の里編第1話「誰かの夢」

画像引用:TVアニメ「鬼滅の刃」 遊郭編公式サイト

鬼滅の刃遊郭編 最終回ネタバレ

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