【危険なビーナス最終回】ネタバレと視聴率!小日向文世の豹変演技に視聴者絶賛
【危険なビーナス最終回】ネタバレと視聴率!
妻夫木聡主演のドラマ『危険なビーナス』最終回が12/13(日)に放送!
放送後、小日向文世さんの豹変した演技に、視聴者から賞賛の声が殺到!
今回は【危険なビーナス】最終回のあらすじネタバレ・視聴率などを紹介します。
※2020年12月時点の配信情報です。最新はパラビのサイトで確認ください。
【危険なビーナス最終回】の視聴率
【危険なビーナス】最終回の視聴率は12・7%。
前回から4・0ポイントの大幅アップで有終の美を飾りました。
全話平均視聴率は11・5%!
前作の日曜劇場「半沢直樹」の全話平均視聴率は24・7%。13・2ポイントダウンですが、半沢は別格。二桁はイイ数字ですね。
【危険なビーナス最終回】のあらすじネタバレ
【危険なビーナス】最終回のあらすじネタバレを紹介します。
矢神家の親族会。当主・康治(栗原英雄)が亡くなり、明人(染谷将太)が戻らない今、矢神家の遺産はいよいよ康之介(栗田芳宏)の子たちに均等に分配されることになった。しかし、楓(吉高由里子)は後天性サヴァン症候群の研究記録さえ見つかれば明人を救い出せると波恵(戸田恵子)に訴え、勇磨(ディーン・フジオカ)も楓に味方する。
その時、行方を晦ましていた牧雄(池内万作)が突然現れ、それをきっかけに一族で醜い言い争いが勃発する。見かねた波恵が一同を制し、康之介に関するある重大な事実を語り、「矢神家は康治の代で終わりにします」と言い放つ。
そんななか、「母から譲り受けた貴重なものを渡さなければ明人を殺す」という犯人からのメールが届いたと親族の前で告白する伯朗(妻夫木聡)。「明人は必ず僕が救い出します!」と宣言し、矢神家を後にする伯朗―。
ついに、犯人との直接対決!!伯朗は「貴重なもの」を探し出し、明人を救うことができるのか?犯人は一体誰なのか?母の死の真相とは?そして、楓は本当に明人の妻なのか?
全ての謎が明かされ、ラストには驚愕の結末が待ち受けるー。最後の最後まで目が離せない最終回!!
康之介の重大な事実
牧雄が現れての騒動は(偽の)サヴァン症候群の研究記録を持ってきて、勇磨に迫ったこと。
伯朗に偽物と見破られて、祥子は佐代を襲うが、みんなで止めた。
そこで、波恵が明かした「康之介に関するある重大な事実」とは…
波恵が駆け落ちした修平(=君津の育ての父)を康之助の愛人(=君津の産みの親)に奪われたこと。
康之助は波恵を家に戻すため、修平に愛人をあてがわせた。
波恵は矢神康之助のお茶に少しずつ毒を飲ませ、死に至らしめた。(毒が死因かどうかは不明)
この親族会でもお茶に毒を入れて、矢神康之助の血を絶やそうと思っていた。
が、明人や伯朗が希望だと感じた波恵は毒を入れなかった。
小泉の家へ
伯朗は「母から譲り受けた貴重なもの」を探す。ヒントをもらおうと、叔母の家へ。
憲三(小日向文世)は隣の部屋で寝ていた。
伯朗は、叔母の順子(坂井真紀)に小泉の家に「秘密の隠し場所とかなかった?」と尋ねたが知らないと言われてしまう。
母が残した「貴重なもの」や父の最後の絵についても尋ねた。
伯朗が持つアルバムヲ見せると、最後の絵「寛恕の網(かんじょのあみ)」の写真がはがされていた。
順子は写真を持ち去ったのは明人かもという。「明人君が妙な絵の写真を持ってきたことがあったのよ」
…伯朗・楓・勇磨は小泉の家を探すと、勇磨が天井裏から「サヴァン症候群の研究資料」を発見!
伯朗は以前探した場所なので不思議がった。けれど目的達成だ。
犯人とは動物病院で待ち合わせることに。勇磨は先に車で向かった。持ち逃げはしないと約束して。
伯朗と楓は同じ車であとを追う。しかし違和感を抱く伯朗は楓に尋ねた。
伯朗:「君はあの家が残っていることを勇磨以外の誰かに話したか?」
楓:「いいえ。勇磨さん以外、誰にも」
伯朗はブレーキを踏んだ。小泉の家を振り返って、しばらくすると、灯りがついた!?
犯人あらわる!
小泉の家に入ると、憲三(小日向文世)叔父さんがいた。
伯朗と順子の会話を隣の部屋で聞いていた憲三は、小泉の家の現存を初めて知った。
そして、先回りして「研究記録」を置いておき、伯朗たちが見つけて帰ったら、ゆっくり「寛恕の網」を探すつもりだった。
憲三は、明人が「寛恕の網」の写真を持ってきたとき鳥肌が立った。(明人には絵のことはわからないと答えておいた)
「寛恕の網」は、ウラムの螺旋の表現方法を変えて、より緻密にした絵で、素数の分布に法則性があることを示す人類にとって画期的な発見につながるものだった。(詳しくは「寛恕の網」の価値ネタバレでも説明)
「あきとにうらむな」と康治氏が言っていたのは、このことかと伯朗。
「ウラムの螺旋の絵を処分させろとか言いたかったのだろう」と憲三。(うらむ な…「な」が「の」になってしまった?)
(第1話で)牧雄を突き落としたのは憲三。彼が「寛恕の網」を知って探していたから。
16年前、伯朗の母・禎子(斉藤由貴)を殺害したのも憲三。
順子の持つ合い鍵で小泉の家に入り、絵を探していたところ、禎子に見つかってしまった。
口論の末に禎子を気絶させてしまう。息はあったが、服を脱がせ、風呂場での溺死に見せかけた。
憲三は、観念し、小泉の家に火をつける!
伯朗と楓は、絵とともに自殺したがる憲三を抱えながら外へ。途中、伯朗は引き返した。
ふすまで遊んでいた幼少期を思い出す。ふすまを破くと「寛恕の網」があった!
しかし火の手が早い。
明人:「何やってんだよ! 逃げよう!絵なんか、どうでもいいじゃないか」
明人が伯朗を外へ連れ出した。絵や家は燃えていく…。
エピローグ
警察署にて。伯朗は明人から真相を聞かされる。
明人が帰国すると、警察のサイバー犯罪対策課から、明人の拉致監禁の募集がネットにあったと聞かされる。
明人は、拉致監禁を偽装して行う警察のおとり捜査に協力する。母の死の再捜査をすることを条件に。
楓が部屋に入ってきた。スーツ姿だ。
楓は警視庁捜査一課 特殊犯捜査係の所属で、潜入捜査官だった。
勇磨には盗聴で潜入捜査がばれていた。牡蠣のことで伯朗が乗り込んだとき、部屋の奥には明人やサイバー対策の警察官がいた。捜査会議をしていたという。焼き鳥屋のお母さんは楓の先輩の警官だった。
小泉の家に明人がいたのは後をつけていたから。明人は、母の死の真相がわかったことを兄に感謝する。父の死に目に会えなくても母の殺害犯を突き止めたかったという。母さんのためだから父さんも許してくれるはず、と明人。
伯朗は、楓に全部うそだったのか問う。楓は演技でなく、本当に明人の妻になりきっていたと言った。
伯朗は順子を訪ねる、順子は「今でも憲三さんのこと嫌いにはなれないの。ごめんね、おねえちゃん」と泣いた。
蔭山元美(中村アン)は伯朗と食事デートすることを楓にわざわざ教えた。そして「矢神楓という人間は本当にいなかったんですか? 私にはどうしても、あれが全て嘘だったとは思えません」
康治氏の初七日の法要にて。
明人は憲三の供述で、禎子がなぜあの絵を持っていたかが分かったという。
禎子:「一清さんに言われたんです。あの絵は伯朗との最後の思い出だから。あの「寛恕の網」だけは、伯朗に渡してあげてほしいって。あの子の幸せな思い出は、とっておいてあげたかったんです」
明人は百合華(堀田由真)と結婚を前提に付き合うことになった。
伯朗は明人に「(手島姓を捨てないが)お前とはずっと兄弟だからな」と告げた。
波恵は、警察から渡されたネックレスを伯朗に渡す。それは伯朗の母の形見で楓にあげたものだった。
勇磨は研究記録をビジネスに利用すると伯朗に告げたあと、「お前は何を手に入れた?欲しいものがあるなら 自分の力で手に入れろ!負け犬!」といつもの調子で刺激する。
伯朗は元美とのディナーの個室へ。伯朗は楓がいてくれたら…と妄想した。
部屋に入ると、楓がいた。元美にお願いして交代してもらったという。伯朗は楓を抱きしめた。
伯朗:「これ現実だよね?」
楓:「うん。任務でもありません」
伯朗と楓はディナーを楽しむ。伯朗は、なんてことが起きる、こともある、と思う。(おわり)
【危険なビーナス最終回】原作との違い
【ドラマ最終回と原作小説との違い】
・波恵の駆け落ちや修平の存在はドラマオリジナル。
・明人は父の死に目に会えなかったが、原作では事件解決の2日後に明人と波恵が見守る中で亡くなった。
・明人が百合華と付き合うのはドラマオリジナル。
・伯朗は手島姓を名乗り続けるが、原作での伯朗は池田院長の養子になり、手島姓を捨てる。
・勇磨はサヴァン症候群の研究記録を手に入れたが、原作では明人が封印する。
・伯朗と楓が付き合う雰囲気のラストだったが、原作では楓が猫を飼い始めて池田動物病院へこれからも通うラスト。
【解説】
波恵の過去や君津家のオリジナルエピソードに肉付けは上手い脚本です。しかし、明人が父の死に目に会えない展開に改変するのはどうだろうか、と思われます。
ただし、「母のためにやったから父も許してくれるはず。(父と絶縁してた)兄が会えたからイイんだ」という趣旨の明人のセリフがあったことでフォローはされていますね。最期は伯朗を明人と間違えるほど意識混濁していましたが、父も兄に会えてうれしかったことでしょう。
また、ラストシーンまでの脚本は原作より上手かったです。元美や勇磨の言葉がなければ2人の再会もないですし、伯朗と楓が付き合う雰囲気になる必然性も生まれません。原作では楓がこれから病院に通って仲が深まるかな、という余韻でした。
【危険なビーナス最終回】の感想
それまで親戚の気の良いおじさんだったのに本性が明らかになった途端の不気味さが半端ない。ここらへん演出だけでなく小日向文世さんの演技力の高さもあるよな。
— 米子@3期視聴中 (@maikakokikako) December 13, 2020
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このための小日向文世、そのためのキャスティング
— 米子@3期視聴中 (@maikakokikako) December 13, 2020
#危険なビーナス pic.twitter.com/ufpHbeNmIJ
#危険なビーナス
— n (@nanohana__) December 13, 2020
やっぱり小日向さんがチョイ役の訳ないと思ってた…
豹変演技さすがすごいな
#危険なビーナス
— ちか (@tekitoniyaruc) December 13, 2020
小日向さんがパッと映し出された時怖くてゾッとした
俳優さんってすごい
「怪しい」と視聴者から話題になっていた小日向文世さん。
最終回でやってくれました。見事な豹変ぶり。
やっぱり!と思っていても、ぞくっとする小日向文世さんのシーンでした。
ラストは、蔭山さんと勇磨のおぜん立てもあり、伯朗と楓が再会。
もう弟の嫁との禁断愛ではないのですね。
ハッピーエンドでいい気分で終わった良いラストだったと思います。
3か月、キャスト・スタッフのみなさんお疲れさまでした。今後の活躍も期待しています。
当記事の画像出典:https://www.tbs.co.jp/kikenna_venus/
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