【刑事7人シーズン5】9話のネタバレと視聴率!71年越しの戦争に視聴者も驚愕!
#9 時を越える2つの”毒”ー71年前の毒殺に隠された驚愕の真実
テレビ朝日夏の刑事ドラマの定番となった【刑事7人】もいよいよ残り2話となりました。
ラスト1つ前の第9話では戦争直後に起きた71年前の毒殺事件から現在の事件へと繋がります。その展開はかなりの鳥肌ものでした。
今回の記事では「刑事7人シーズン5」第9話の視聴率とネタバレなどをお伝えします。
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【刑事7人シーズン5】9話の視聴率
今夜9時〜🌠#刑事7人 第9話です🚔✨
時を超える2つの“毒”☠️
71年前の毒殺に隠された驚愕の事実とは⁉️#うーーーむ#悩みみ#な顔の刑事たち#今夜も頑張ります#倉科カナ #塚本高史 #吉田鋼太郎 pic.twitter.com/6QWx8LQCzV— 『刑事7人』ドラマ公式アカウント (@keiji_7nin) 2019年9月11日
9話の視聴率は11.3%でした。
【刑事7人シーズン5】9話のあらすじ
ベンチャー企業の社長で投資家の村野真(かないしゅう)ら4名の男女が会議室で死んでいるのが見つかり、専従捜査班が臨場する。村野は『貴田竜介』と書かれた名刺を握りしめており、現場からは現金2000万円がなくなっていた。天樹悠(東山紀之)は、被害者4人に対し、テーブルにグラスが8脚も残されていることに疑問を感じる。
東都大学の法医学教授・堂本俊太郎(北大路欣也)によると、被害者の体内からは、2種類が合わさった時に初めて致死性をもつ変わった毒物が検出されたという。また、現場に残されていたグラスに付着していた唾液から、一人2杯ずつ飲んだことも判明。天樹は、現場に2種類のお茶も残されていたため、それぞれを飲み比べさせたのではないかと疑う。
水田環(倉科カナ)と青山新(塚本高史)は、被害者の村野が握りしめていた名刺の人物・貴田竜介(尾崎右宗)のもとへ向かう。貴田は、村野が握りしめていた名刺と同じものは、とあるセミナーで名刺交換する際に100枚ほど配ったという。名刺交換した相手から貴田の名刺を回収できなかったのは6人。その6人の名前を見た野々村拓海(白洲迅)は、『松井章』の名を指差し、この人は現代アートの画家・松井章(須賀貴匡)だと断言する。また、現場付近で不審者を目撃し、通報した介護センターの職員・吉井理(清水尚弥)に松井の面通ししてもらった結果、自分が見た男は松井に間違いないと言う。
さらに、松井が事務所の口座に事件現場から消えたのと同額の2000万円を入金していたことも判明し、一気に松井の容疑が濃厚に…!
しかし、古い資料を読み返していた天樹は、今回の事件と71年前に起きた事件とが酷似していることに気付く。71年前に捕まった犯人は画家で死刑が確定しているが、当時から現在に至るまで冤罪を叫ぶ声が高いという。
松井を落とすべく取り調べを進める専従捜査班のメンバーだが、天樹は71年前の事件をなぞったかのような今回の事件に、“むしろ本当に松井が犯人なのか?”と疑問を感じ始める。
そんな中、松井には犯行時刻にアリバイがあることが判明。では、目撃者の吉井は、なぜ松井を見たと断言したのか…。専従捜査班は吉井の周辺を洗い始める。
一方、71年前の事件を調べ続ける天樹の前に、驚がくの事実が…!
【刑事7人シーズン5】9話のネタバレ
71年前の帝金事件
- ある男が軍人の名刺と2週類のコーヒー豆をもって商談に訪れた。
- 1つは代用品でもう1つは当時貴重だった本物のコーヒー。
- 男はまず自分で代用品を飲む。
- 男が飲んだことと軍人の名刺で信用した参加者は代用品、続いて本物のコーヒーを飲む。
- 2種類が合わさった時に致死性を持つ毒が混ぜられており参加者は次々と死亡した。
- その後、大金が奪われた。
- 現場にはある軍人の名刺が残されていた。
- 生存者の証言から似顔絵が作られ、また名刺を持っていなかったある画家が逮捕される。
- 画家は事件前に同額の大金を手にしていたが出所は話さなかった。
と71年前の事件と今回の事件はそくっりだった。また、事件に使われていたグラスは10脚セットでしか販売されておらず数が合わなかった。
松井の事情
松井は事件があった日にはパーティに参加していてアリバイがあった。が、そのメンバーは反社会的な勢力でさらに2000万は活動資金として受け取っていたのだった。
「このことが世に出たら自分は終わる」そう考えた松井は黙っていたのだった。(結局、金のことで絞られることになるのだが…)
吉井の現状
松井のアリバイがあったことで疑いの目は吉井に向けられる。吉井は真面目に介護職として働いているが派遣社員で生活はかなり苦しく、昇給も少なく現状に不満を持っていた。
現在は小野田金治(品川徹)という老人の訪問介護をしている。
金目やてで犯行を行ったと考えられたが、吉井には事件当時本屋で立ち読みをしておりその様子が監視カメラに映っていたのでアリバイがあった。
小説の真犯人と驚愕の真実
一方、天樹は71年前の事件を元にした小説を読んでいた。この小説によると真犯人は国のために戦ったが敗戦後、戦犯として迫害された軍人だった。
あくまでも小説だが、天樹はある仮設を立て堂本に毒物の不純物も調べてもらう。そして、そこからある信じがたいの真実にたどりつく。
天樹は吉井のもとに向かい貴田のセミナーの監視カメラに映っていたことを問い詰める。白を切る吉井に天樹は事件の全容を話始める。
事件に使われていた毒物は不純物に至るまで71年前の毒物とまったく同じだった。
真犯人は吉井が介護していた小野田で現在92歳、71年前とまったく同じ方法、毒で再び事件を起こしたのだった。
そして、吉井は松井に罪を着せるために共犯となっていたのだった。その後、無くなっていたグラスや金、毒物といった決定的な証拠が発見される。
新しい戦争
松井は小野田から先の戦争について聞かされていた。
- 日本は当時の強国に支配されていた国を救うために戦争をしていた。
- 正義の戦争だったが、負けたことで弱者として全ての責任を負わされた。
など。
- 「今の現状は支配者である強者と支配される弱者に分かれており、あの戦争と同じ状況。」
- 「支配から開放されるために2人で新しい戦争を起こした。」
- 「新しい世界のために!!」
と犯行の動機を吉井は語る。
ちなみに吉井は貴田のセミナーに行き話を聞こうとしたが、松井に割り込まれたため罪を着せることにした。
そして、決行当日の日に小野田はなんと立ち上がれるようになり71年前と同じように全ての犯行を行ったのだった。
あまりにぶっ飛んだ動機を海老沢は一蹴するも吉井は「飼い慣らされているからだ」と聞く耳を持たない。埒が明かず天樹とともに小野田を連行しようとするも小野田はすでに死亡していた。
「嘘だ…今のままで言うの….」
「嫌だ!!!」
頼り切っていた小野田を失い狂乱する吉井。こうして71年越しに発生した事件は幕を閉じたのだった。
居酒屋にて
「小野田の死因は老衰でした。」と天樹は片桐と行きつけの居酒屋で事件について話していた。
「今の若者が戦争をしたらお前はどうする?」という片桐の問いかけに「殺めたら捕まえるだけです。」と答える天樹。そこに水田ら専従捜査班のメンバーも合流する。
そして、「こいつらみたいな若者だったら平和なのにな」と片桐は笑みを浮かべながら語るのだった。
【刑事7人シーズン5】9話の感想とまとめ
71年越しの真実に驚愕
今回の刑事7人は中々に凄かったな…
「大東亜戦争は正義の戦いだった」っていう台詞が出たのは結構心に来ましたねぇ— 黒狐306【ALOWW】 (@kurogitune630)
2019年9月11日
71年前の犯人がまったく同じ方法で事件を引き起こすという驚愕の展開でした。さらに戦争と現代の格差社会について切り込んでもきました。かなり重いテーマに賛否両論のようです。
個人的には第9話、かなり鳥肌ものでシーズン5では一番面白かったです。
でも死んだか…
この介護師はダメだわ💧勝手に崇拝して勝手に強くなった&救われた気でいたんだもん(-_-;)— titty (@TittyMgku) 2019年9月11日
今日はなんだかいつもと違う。
怖いな。
戦争というもののとらえ方が。この世の中のとらえ方が。
考え方ひとつで殺人まで出来るんだ。自分ではどうしようもできないという閉塞感で死にゆく老人に望みをかけるんだ。
怖い話だった。#刑事7人
— Zippe (@zippe312) 2019年9月11日
辛辣なことを言うと吉井は厳しい現状だったのは分かりますがどうしても好きになれません。
結局、自分ではほぼ何もやらずに事件ですらも大部分は小野田に頼りっきりで、犯行がバレたあとも「(自分はきつい現状なのだから)見逃してくれ」と悪あがきをしていました。
どうもこのあたりに身勝手さを感じました。松井を巻き込んだのもただの逆恨みでしたし。
【刑事7人シーズン5】最終回にはあの人物が再登場
次週の最終回ではなんとかつて天樹達と捜査をしていた沙村康介(髙嶋政宏)が再登場します。
ただし、捜査一課の管理官に出世した沙村は「専従捜査班を事件の捜査から外す」と宣言するなど天樹達の敵として立ちふさがります。
さらに環さんのさらなる過去も暴かれ、天樹にも危機が迫ります。
激動のシーズン5最終回は9/18(水)21:00からの放送です。見逃しなく。
この記事で使用している画像の引用元:テレビ朝日「刑事7人」公式サイト
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