【風の向こうへ駆け抜けろ】の原作ネタバレ!瑞穂(平手友梨奈)の桜花賞の結末は?
【風の向こうへ駆け抜けろ】の原作ネタバレ!
平手友梨奈 主演のドラマ『風の向こうへ駆け抜けろ』の原作は古内一絵氏の同名小説です。
弱小厩舎(きゅうしゃ)所属の女性ジョッキー・瑞穂(平手友梨奈)の目指すレース、桜花賞の結末とは?
今回は【風の向こうへ駆け抜けろ】の原作ネタバレを紹介します。
【風の向こうへ駆け抜けろ】の原作ネタバレ
ドラマ『風の向こうへ駆け抜けろ』原作小説のあらすじネタバレを紹介!
緑川厩舎と個性的な厩務員たち
芦原瑞穂(17歳)(平手友梨奈)は、那須塩原市の地方競馬教養センターで2年に渡る訓練を終えようとしていた。
日本の競馬は2種類ある。
- 「中央競馬」…国営競馬を引き継ぐ。JRA(日本中央競馬会)が主催。
- 「地方競馬」…祭典競馬の流れをくむ。地方自治体が主催。
運営組織が違えば、制度・免許・資格も違う。ちなみに、有名な東京優駿(ダービー)と有馬記念(グランプリ)は中央競馬。
騎手免許取得試験をパスした瑞穂は、緑川光司(中村蒼)にスカウトされて、広島県「鈴田競馬」の緑川厩舎(きゅうしゃ)へ。
緑川厩舎ではまず、トクちゃんこと徳永隆明 (高橋侃(なお))が駅に迎えに来てくれて、案内された。
そして個性豊かな厩務員たちに出会う。
愛想の悪い美少年・木崎誠(通称:アンちゃん) (板垣李光人) や、酔っ払いなアル中・山田源治(通称:ゲンさん) (小沢仁志) 、80才すぎの老人・蟹江茂貞(通称:カニ爺) (大地康雄)たちに先に思いやられる瑞穂。
瑞穂(平手友梨奈) のデビュー戦
瑞穂のデビュー戦。 カニ爺の馬・ルコウソウに乗ることになった瑞穂。ルコウソウには塩が乗っていた。しかし願掛けの盛り塩をカニ爺の嫌がらせだと勘違いして、カニ爺と喧嘩。神経質なルコウソウに影響し、レースは最下位。
続く、ベルフォンティーヌで挑んだレースも10頭立てレースで6位、と平凡な成績。
瑞穂はデビュー戦で実力を証明し、厩務員たちと意思疎通を図ろうとしたが…失敗に終わる。
さらに、ホームページで「鈴田に初の女性ジョッキー『薔薇の棋士』ミズホちゃん登場!」と書かれた。
瑞穂は客寄せパンダになっていることに憤り、市役所・広報の大泉 (石井正則)に抗議。
大泉が用意した勝負服も嫌だった。胸に薔薇で、戦隊ヒーローっぽくて。
大泉は赤字だからプロデュースしているというが、瑞穂は納得できない。
瑞穂(平手友梨奈)特別競争へ
デビュー後、瑞穂はまったく勝てなかった。
緑川厩舎で勝てる馬はベルフォンティーヌしかいない。
なのに、デビュー戦で勝てなかった瑞穂は、馬主の奈保美 (剛力彩芽) の要望で騎手を交代させられている。
そんな中、瑞穂は特別競走(※一般の競走と異なり事前登録が必要な競走)に参加。
藤村厩舎(きゅうしゃ)のコマンダーボスといういい馬に騎乗することに。
馬主の溝木さんの馬だった。今度こそ勝てると気合を入れる瑞穂。
しかし瑞穂は、リーディングジョッキー(最多勝騎手)・池田の強引な割り込みに遭い、結果は3位。
瑞穂は緑川から「他厩舎の騎乗依頼を受けるな」と言われてしまう。(特に溝木の馬は、と言われた)
緑川(中村蒼)の過去
瑞穂は宿舎を片づけたとき、緑川の過去のビデオを発見。
JRAのジョッキーとして3年目の緑川がG1レースを初制覇!輝かしい実績だが…
※JRA(日本中央競馬会)の競馬にはレースごとに「格」がついている。「G」はGrade(グレイド)の略。格は、新馬、未勝利、500万下、1000万下、1600万下、オープン、GⅢ、GⅡ、GⅠとなっていて、競馬の頂点がGⅠ。
瑞穂はネットで「緑川光司」を検索。デビュー戦は17年前で順調にキャリアを積んでいたが、13年前に不祥事(八百長)で引退していると分かった。
カニ爺によると先代・調教師で緑川の父は、鈴田競馬のスタージョッキーだった。先代は息子を鈴田のジョッキーにするつもりだった。なのに、20年前、おかみさん(緑川の母)が厩舎を出て行ってしまい、緑川は那須でなく千葉(の競馬学校)へ行くと言い出したらしい。
瑞穂(平手友梨奈)が性的暴行(未遂)の被害に
瑞穂は有力な馬主の溝木と(緑川の許可を取らずに)個人的に連絡先を交換。
やる気がない調教師・緑川より、溝木は瑞穂のことを気に掛けてくれるし、若者を集めて<鈴田競馬場の未来を考える会>を開くというからだが…。
会を開くというので、溝木開発の応接室に呼び出された瑞穂。他に誰が集まるか楽しみにしていたが…
溝木しか来なかった。
しかも溝木が本性を現してきた!
「暴れるな!俺に逆らったら鈴田では生きていけないぞ!」
瑞穂は力一杯 抵抗して、逃げ出して、緑川へ電話。迎えに来てもらった。
緑川が他の厩舎の依頼を受けるなと言った理由は、溝木が瑞穂を狙っているからだった。
溝木は愛人がたくさんいるからと緑川は油断していた。
※緑川厩舎の唯一の強い馬・ベルフォンティーヌの馬主の奈保美 (剛力彩芽) も溝木の愛人。
瑞穂(平手友梨奈)がスカウトされた理由
緑川は、瑞穂がスカウトされた理由を打ち明ける。
実力を買ったわけでなく、広報課の役人たちが広告塔として呼んだ。
可愛い勝負服を着てレースに出場しニコニコして愛嬌ふりまいてくれる女性ジョッキーを望んだ。
しかし受け入れる厩舎がなく消去法で緑川厩舎が選ばれた。
緑川厩舎には長年、所属ジョッキーがいなくて、 役所と調教師会のダブルで要請され…緑川が受け入れた。
緑川:「俺の厩舎はな、藻屑(もくず)の漂流先と呼ばれてるんだ」
緑川厩舎は使いものにならなくなった馬・人が流れつくところだから…。
そもそも鈴田競馬それ自体が、溝木の馬の2軍扱い。
溝木は中央競馬でも馬主だ。中央でダメだった馬が鈴田競馬に来る。
なぜなら牧場に戻すより、預託料が安いから。
※預託料とは…馬の飼養管理にかかる費用(飼料代、飼育・調教費用等)のこと。
緑川は「初めから勝ち組は決まってるんだ」「競馬には興味ない」「全て茶番だ」と諦めていた。
瑞穂は納得できず、「私は勝ちたいんです!」と訴えた。
瑞穂(平手友梨奈)が勝ちたい理由
瑞穂は、敬愛する亡き父親への思慕から競馬界に身を投じた。
しかし「見返したい」という動機もあった。
瑞穂の実家は厩舎。母は瑞穂の物心つく前に亡くなった。
さらに父が、瑞穂が小学生のころ、クモ膜下出血で倒れ亡くなった。
父の両親は他界していて瑞穂が喪主を務めた。
そのとき、親戚たちが父を責めた。
馬の世話しかできない人だった、保険に入ってなかった、貯金がないなど、と…。
瑞穂は東京の叔父に引き取られたが精神を病んだ。
そこで夏休みだけ牧場へ戻った。
そのとき、厩舎員に「お父さんに似て乗馬が上手い。ジョッキーになれるかもね」と言われた。
瑞穂は、中学卒業後に全寮制の地方競馬教養センターへ行き、ジョッキーになる夢を抱いた。
精神的不調は回復した。父をけなした人たちを見返すため必死になった。
溝木の嫌がらせ
緑川厩舎は、 溝木が関わる馬を引き上げられた。 溝木の嫌がらせだ。
主要の馬はいなくなり、残っているのは老齢のツバキオトメや、スーパーポポロンなどの未勝利の馬ばかり。
瑞穂はツバキオトメで出走したが、最下位だった。観客から笑われた。
「笑うな!」瑞穂は大声で反応してしまった。逆に怒り顔が珍しいのかファンに写真を撮られる。
瑞穂は悔しさを味わった。
緑川(中村蒼)の不正
緑川は飲食店で酔いつぶれた。店員に起こされ、テレビを見ると、同期の神崎のインタビューが放送されていた。
緑川は過去を思い出す。順調だったのに裁判沙汰になってしまう。
正確には八百長でなく、特別法上の収賄だ。
鈴田に遠征に来た時、溝木開発の初代社長から大金を受け取った。
緑川の感覚では「旦那」の金を受け取らない方が非常識だ。
しかし地方の感覚に過ぎない。一緒に遠征に来た中央競馬のジョッキーが、このミスを突いた。
騎手は「みなし公務員」(公務員とみなされて、公務員に適用される刑法の規定の一部が適用される職員)なので、厳密には違法だった。
緑川の味方はいなくなり、騎手免許のはく奪へ至った。
その後、調教師になり、父が亡くなる直前、緑川厩舎を継ぐことだけは伝えた。
父との仲は最後まで悪かったが、それだけは父への慰めになったと緑川は思う。
緑川(中村蒼)の決意
中央競馬に転厩(てんきゅう)になったベルフォンティーヌが、骨折して始末が決まった。
ゲンさんは嘆いた。
緑川厩舎にいたとき、ベルフォンティーヌの不調を アンちゃんこと誠は見抜いたが…獣医は問題なしと診断した。
誠は獣医にも分からない不調を見抜く才能があった。
***
カニ爺が辞めると言い出した。自分がいなくなれば経済的な余裕ができる、と。
緑川はカニ爺に補聴器を買うよう指示し、引き留めた。
さらに、緑川は、木馬にまたがり、訓練している瑞穂(平手友梨奈)の姿に心を動かされる。
それは緑川厩舎で、父と子に渡って、使ってきた木馬だった。
緑川は、かつて親しくしていた厩舎員に声をかけ、新たな馬を探す決意をする。
フィッシュアイズ
緑川が見つけたのはフィッシュアイズだった。(※当初は馬の名前はない)
最初の馬主が中国人で、顔が白いフィッシュアイズは縁起が悪いと嫌われていた。両目も青白い。
フィッシュアイズは併せ馬調教(調教のときに2頭以上の馬で並んで走ること)でこき使われて、ボロボロになっていた。気性も激しい。
緑川厩舎への移動中、誠がさすってあげて、フィッシュアイズは落ち着いた。
誠 (板垣李光人) の病気
失声症の誠 (板垣李光人) は月に一度、心療内科へ通うことが義務となっている。
小学校時代、誠は傷害事件を起こし、保護観察官がついている。
母を義父の暴力から守るため、カッターで切りつけたのだ。
事件以来、誠は施設で暮らしてきた。
医師からホースセラピーを勧められ、牧場へ行き、馬の世話が好きに。
やがて現在の緑川厩舎へ派遣された。
誠は、ものを言えない馬たちの様々な所作の信号を注意深く読み取る。
夜空に浮かぶ星を探すのに似ている。馬と自分の間だけにある声を発見する。
母の声を聞けなかった、何も与えられなかった誠だから聞こえる声…。
フィッシュアイズの調教
緑川と瑞穂の熱い情熱によって厩務員たちも一丸となり、フィッシュアイズの再生に取り組む。
フィッシュアイズをツバキオトメと同室にして緊張をほぐし、食べさせる。
そして、体重を増やして競走馬の状態へ戻した。
次は能力試験をパスしないと、レースに出れない。
しかし、いざ装鞍(そうあん:馬に鞍をつける事)しようとすると大暴れ。騎手を敵視していた。
誠はノートでの筆談で瑞穂に伝えた。
誠:「敵じゃないと証明する。邪魔しない、嫌なことはさせない、引っ張らない、行きたい方にいかせる。馬を信じる」
やがて瑞穂はフィッシュアイズを乗りこなしていく。圧倒的な野性味を感じる凄い馬だった。
緑川は薬局屋の船井に頼み、そこでフィッシュアイズと命名された。
認定新馬戦へ
フィッシュアイズは能力試験をパス。
しかし瑞穂は、フィッシュアイズが騎手と力を合わせることができないことを危惧している。
フィッシュアイズは認定新馬戦(JRA二歳認定競走)へ出る。
瑞穂は、フィッシュアイズと力を合わせて、優勝した。
フィッシュアイズは命令を受けないが、合図なら受けた。目的が同じということが伝わり、瑞穂の言うことを聞いてくれたのだ。
中央競馬へ初参戦
瑞穂は認定新馬戦のあと、順調に勝利を重ねて、中央競馬へ初挑戦することに。
瑞穂は、京都競馬場でのレース前、女性ジョッキーということで、スーパールーキー・御木本から難くせをつけられる。
しかし瑞穂とフィッシュアイズは先頭でゴールした。
溝木がフィッシュアイズを狙って緑川へすり寄るが、断る。
緑川と瑞穂は、フィッシュアイズとともに、ついに夢のまた夢である狭き門、中央競馬の桜花賞を目指す。
出場するのには30勝が必要だが、瑞穂は諦めない。フィッシュアイズは連勝を重ねていく。
負傷のち復活
しかしあるレースでフィッシュアイズは、池田騎手の馬が斜行して来て、交錯する。(池田は女性ジョッキーを差別。瑞穂に嫉妬もしていた。)
瑞穂は落馬して病院送りになった。
誠は池田に復讐しようとするが、ゲンさんが止めた。
ゲンさん:「わしには人には言えん過去がある。たとえ相手がうじ虫のような人間でも傷つけたらいけないんだ。そのあと、世間は決して許さん。お前を思ってくれる人の気持ちまで傷つけるんだ。後から気づいてもおせえんだ」
「しやべれ!誠、がんばれ」というゲンさんに、誠は声をもらし、うめいた。ゲンさんは泣いた。
その後。フィッシュアイズの瑞穂への態度は変わった。
瑞穂は、叔父夫婦が会いに来てくれたのに、「叔父さんは父をバカにしてる」と衝突してしまう。
しかし瑞穂は分かっていた。脳動脈瘤の破裂は即死じゃない。
本当に許せないのは早く発見してあげられなかった自分だ、と。
瑞穂はフィッシュアイズを「無理に前を向かせた」と後悔していたが…
フィッシュアイズもまた瑞穂を傷つけたことを後悔していた。
「誰のせいでもないんだよ」亡き父の声が聞こえた気がした。
瑞穂はフィッシュアイズを抱きしめた。
そして…。
瑞穂とフィッシュアイズは、桜花賞トライアルレースのひとつ(フィリーズレビュー)で優勝する。
フィッシュアイズは鼻先の分だけ、スーパールーキーの御木本が乗る溝木の馬・ジェネバより先にゴールした!
そのレース中、瑞穂はフィッシュアイズに騎乗しながら、まるで空を滑空していた。全身全霊を尽くすこと以上に最高なことはない。父の無念を晴らすためや、苦しみから逃れるめに騎手をしているのでない。何にも代えられない興奮、レースが、瑞穂は好きになっていた…。
「まだだ!」「今だ!」レース中、失声症の誠も声を上げた。レース前、光司も的確にアドバイスした。傷ついたフィッシュアイズをみんなで再生しここまで来て、みんなで勝ち取った優勝だった。
結末
21章からなる原作小説の21章目タイトルは「桜花」。
瑞穂が騎乗するフィッシュアイズの「桜花賞」の結果は、14着。
優勝は、一番人気のサンシャインガデス。JRAのリーディングジョッキー神崎が乗っていた。
瑞穂はレース中、後方からサンシャインガデスに抜かれ、圧倒的に引き離された。
瑞穂は「まるで化け物だ」と思った。GIの壁は厚かった。
レース後、瑞穂は大声で泣いた。
しかしスタンドから温かい声援が届く。
地方競馬の弱小厩舎からの挑戦が多くの人に感動を与えた。
エピローグでは、瑞穂が父の七回忌に墓参り。
瑞穂は「騎手になって良かった」と父へ報告。
そしてフィッシュアイズや緑川厩舎とともに、もっと先に進む決心をする。
ファンファーレは鳴ったばかり。瑞穂は新しい自分にゲートインしていた。(終わり)
【風の向こうへ駆け抜けろ】原作の登場人物
芦原瑞穂(あしはら・みずほ)(平手友梨奈)
平陽介…瑞穂の同期の騎手。
緑川光司(みどりかわ・こうじ) (中村 蒼)
徳永隆明(通称:トクちゃん) (高橋侃(なお))
木崎 誠(きざき・まこと)(通称:アンちゃん) (板垣李光人)
山田源治(通称:ゲンさん) (小沢仁志)
蟹江茂貞(通称:カニ爺) (大地康雄)
大泉幸正 (石井正則) :市の職員
溝木(みぞき):馬主
船井(ふない):一口馬主のため肩身が狭い。フィッシュアイズの馬主になる。
池田 満 (降谷建志) :鈴田のリーディングジョッキー(最多勝利騎手)。
鍋島:50歳になるベテラン騎手
沢田奈保美(なほみ) (剛力彩芽) : ベルフォンティーヌの馬主。
神崎護(かんざきまもる):JRAのリーディングジョッキー。緑川光司の競馬学校時代の同期。
緑川辰夫(たつお):光司の亡き父。緑川厩舎の先代の調理師。
谷:緑川光司の親しい厩舎員。
市橋:中央競馬のジョッキー。
御木本 貴士 (みきもと):スーパールーキーと称されるジョッキー。
芦原 一樹 (玉山鉄二)
佐々本 貴士 (奥野壮) ≒ 御木本貴士 ?
月柴久明 (池内博之) *ドラマオリジナル(溝木の立場?)
山名隆一郎 (奥田瑛二) *ドラマオリジナル
ルコウソウ:カニ爺の担当馬。神経過敏。
ツバキオトメ…ゲンさんの担当馬。大人しく言うことをよく聞くが呑気な馬。ばてるのも早い。
スーパーポポロン…トクちゃんの担当馬。6歳。臆病な馬。
ベルフォンティーヌ…アンちゃんの担当馬。難しい性格の馬。
コマンダーボス:溝木が馬主。
ポアソンボス:池田が騎乗する馬。 溝木が馬主。
フィッシュアイズ:新しく緑川厩舎に来た馬。魚目(さめ)の馬。
ジェネバ:御木本が騎乗する馬。溝木が馬主。
サンシャインガデス:神崎が騎乗する馬。
()内は出演者名。
【風の向こうへ駆け抜けろ】原作のまとめ
以上、『風の向こうへ駆け抜けろ』原作小説のあらすじネタバレを紹介しました。
瑞穂(平手友梨奈)の桜花賞の結末は、14着。
それでも弱小厩舎の挑戦を賞賛する声もあれば、酷評の声も。
大逆転劇とまでいかなかった本作ですが…実はシリーズ続編が続くので、瑞穂の挑戦はまだまだ続いています。
本書だけでも、胸を打つスポーツ小説ですが、続きも気になりますね。
NHKのドラマでも続編小説の映像化が期待されるかも?
当記事画像出典:Amazon
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