【祈りのカルテ】第1話!コードブルーの描写にツッコミ殺到!

祈りのカルテ ネタバレ01

【祈りのカルテ】第1話!コードブルーの描写にツッコミ殺到!

【祈りのカルテ】1話が2022年10月8日に放送。

人の顔色を読むのに長けた研修医・諏訪野良太(玉森裕太)が患者の嘘を見抜く医療ミステリー。堅苦しさはなく思わずほっこり。

ドラマ内のコードブルーの描写にツッコミ殺到。実際のコードブルーも大移動になるの?

今回の記事では【祈りのカルテ】1話「精神科」の内容、レビューと感想をお伝えします。

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【祈りのカルテ】配信情報

【祈りのカルテ】放送後からhuluで配信予定。

さらにhuluでは日本テレビ系の名作ドラマも多数配信中。

目次

【祈りのカルテ】1話の内容

研修医・諏訪野良太

諏訪野良太(玉森裕太)は純正医科大学附属病院の研修医。2年間の初期研修期間中は一ヶ月ごとに様々な科で実務を積み、将来の道を決める。

当直中に山野瑠香(仁村紗和)という女性が緊急搬送されてくる。瑠香は大量に睡眠薬を服用して自ら119番通報。

毎月のように繰り返しており、担当医も「いつものやつね」と深刻に捉えていない様子。

良太は瑠香の右手にリストカットの痕、左手に火傷の痕を見つける

緊急が終わり、ヘトヘトの良太。同期で親友の冴木裕也(矢本悠馬)は騒がしく、楽しみにとっていた魚肉ソーセージは食べられてしまった。

学生気分が抜けきれていない同期だが、曽根田みどり(池田エライザ)は「白衣を着たらベテランも研修医も関係なくない?」と意識が高い。

睡眠薬を大量に服用した患者・瑠香

良太は精神科で研修。指導医の立石聡美(松雪泰子)は「精神科の仕事はまず患者さんの話を聞くところから始まるの」と説く。

良太は昨晩緊急搬送された瑠香を担当。話を聞こうとするも瑠香は上の空。

医局に戻った良太は瑠香のカルテから彼女の生い立ちを知る。

瑠香の生い立ち

  • 14歳のときに両親が離婚、義理の父とそりが合わず家出
  • 21歳のとき働いていた店の常連客の岡部彰(ねりお弘晃)と結婚
  • 瑠香の束縛が激しく、2年前に離婚
  • 自傷行為と睡眠薬の過量服薬で入退院を繰り返す
  • 現在は生活保護を受給している

立石は瑠香を『境界性パーソナリティ障害』と診断。誰かに依存して自傷行為を繰り返す精神的な病だ。

良太は瑠香の火傷の痕が「アキラ」になっていると気づく。元夫の名前だ。

瑠香にそれとなく訪ねてみる良太。瑠香は不機嫌そうに認め、「優しいあの人に会いたいの!!」と答える。

その後、瑠香は中庭に移動し、後を追う良太。そこで同期のみどりと遭遇する。

みどりは担当患者の四十住沙智(豊嶋花)に手を焼いていた。沙智は腎炎にかかり人生を悲観、投げやりになっている様子

沙智は「病院とはどんなところ?」と問いかける。瑠香は「タダで入院できるところ」と答える。生活保護なら医療費はタダだから。

コードブルーが発生

翌日、良太は瑠香に身の上話。良太は両親が離婚し、義理の父親の顔色ばかり見ていた。

境遇が似ているためか瑠香は少し心を開いた様子。良太はプリンを渡し、瑠香は食べる。

するとコードブルーが発生。全ての医師と研修医は直ちに駆けつけなければならない。

良太が到着すると裕也の父親で外科医の冴木真也(椎名桔平)が完璧な処置を行っていた。

その後、瑠香の元夫の彰が訪ねてくる。良太から容態はいい、と聞かされ彰は一安心。

良太は瑠香が言っていた「優しいあの人に会いたい」が気になる。彰のことだとしても何か引っかかる。

良太は精神科に向いていない?

立石は良太を昼食に誘い、話をする。そして、「精神科には向いていない」とする。

良太は人の顔色や感情の変化を読み解くのに優れている。だが、患者の気持ちを背負いすぎて自分自身が潰れてしまう。だから精神科には向いていない。

立石は「あまり難しく考えないで、いいと思ったことをやりなさい」とエールを送る。

夜、良太は当直。広瀬秀太(原田泰造)という足をくじいた患者を診断する。

広瀬は丁寧な良太を気に入った様子で身の上話。広瀬も生活保護を受けていた。

良太は瑠香のカルテから考える

その言葉を受けて良太は瑠香のカルテを見返し、彼女の様子を思い起こす。

  • 瑠香は毎月5日頃に入院
  • 「優しいあの人に会いたい」という言葉
  • 不自然な血液検査の結果

そこから良太はある結論にたどり着く。

良太「カルテが全て教えてくれました。」

瑠香が隠したかったこと

翌日、良太は立石を交えて瑠香と話をする。

瑠香の血液から睡眠薬の成分は検出されなかった。つまり、彼女は薬を飲んでいない。いつものように入院してくるので血液まで調べていなかった。

良太は「彰さんから逃げているのでは?」と問いかける。プリンを食べる動作から彼女は左利き。火傷の痕は左にあり、自分で付けたとは考えにくい。

入院してくる5日は生活保護の支給日。彰は瑠香に暴力をふるい、更に生活保護を巻き上げていた。入院すれば彰から逃げることが出来る。

「優しいあの人」というのは生活保護を渡す時だけ彰は優しくなる、という意味だった

瑠香は「必死に隠していたことを暴いて嬉しい!?」と声を荒らげる。

良太「嬉しいわけ無いです。悲しいです。本当は苦しみに気づいて欲しかったんですよね?」

目に涙を浮かべながら良太は問いかける。良太は警察に保護して貰うことを勧める。その後、瑠香は退院した。

第1話の結末

医局にて、良太は「自分がやったことは正しかったのか?」と自問自答。

みどりは「自分がやるべきことをやったんでしょ。一歩前進」と励ます。

裕也が飛び込んできて、「瑠香が緊急搬送されてきた」と伝える。

良太は瑠香の元へ。彼女は顔に傷を負っていた。彰に別れを切り出し、暴力を振るわれた。けれど彰は警察に逮捕された。

瑠香は彰への依存を断ち切ったのだ

瑠香「諏訪野先生、気づいてくれてありがとう。またよろしくね。」

精神科での研修最終日。瑠香の容態は回復に向かっていた。

一方、みどりは研修が終わっても沙智の面倒を見続ける、と決める。

次なる良太の研修先は外科だ。

【祈りのカルテ】1話のレビューと感想

【祈りのカルテ】1話が放送。患者の瑠香は元夫から逃れる為に嘘を付いて入退院を繰り返していたのが真相。

良太が患者のカルテや描写から秘密に迫っていくのは推理ドラマみたいです。

テンポが良く見やすい。かつ堅苦しさはなく、ほっこりする医療ドラマに仕上がっていました

コードブルーの描写に総ツッコミ

ドラマの中盤、コードブルーが発生。全ての医師と研修医が発生地点に向かいます。

が、人数があまりに多すぎ。

  • セキュリティが掛かったドアに行く手をはばかれる
  • エレベーターにすし詰め状態
  • 大勢で階段をせっせと登る
  • 間に合わず処置の様子を呆然と眺める

とドラマ内のコードブルーは大混乱。

「まるで正月に副男を決めるレースみたい」と視聴者から厳しいツッコミが。

その一方で医療従事者からは「実際のコードブルーはこんな感じでリアルな描写」という声も上がりました。

コードブルーを経験した、実際に見た人が少ないのでツッコミが殺到する形になったようです。

ちなみに原作の純正医科大学附属病院は「新館」27階建て。「旧館」を含めると1000を超える病室がある超巨大病医院。全ての医者と研修医が集まればあれだけの騒ぎになるのも納得です。

更にコードブルーと言えばフジテレビの同名のドラマが有名。【祈りのカルテ】と【コード・ブルー】両方に出演している俳優さんも多い。

  • 勝村政信さん
  • 椎名桔平さん
  • りょうさん

仁村紗和と関智一が出演

祈りのカルテ 仁村紗和

【祈りのカルテ】1話の入院患者・瑠香役は仁村紗和さん。

【夜ドラ あなたのブツが、ここに】では主演を務めた今注目の女優さんです。

祈りのカルテ 関智一

瑠香を始めに診た上松医師役は人気声優の関智一さん。『ドラえもん』の2代目スネ夫が有名です。

ちなみに上松医師が身につけていたボールペンは全てパンダ。公式Twitterによると関さんが『呪術廻戦』でパンダを演じているから。

次週予告

次回の【祈りのカルテ】は外科が舞台。患者が手術を拒むわけは?

2022/10/15(土)22:00~の放送をお楽しみに。

>>2話「外科」

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