【イチケイのカラス】最終回のネタバレと視聴率!結末と続編匂わせまでHERO!?

【イチケイのカラス】最終回のネタバレと視聴率!結末と続編匂わせまでHEROみたい!

裁判官になって10年、みちお(竹野内豊)の再任を阻む大きな力が動いている。

ラスボス代議士(佐々木蔵之介)対みちお最後の裁判の行方、みちおと坂間の関係に進展は?

今回は【イチケイのカラス】最終回の視聴率・あらすじ・ネタバレ・感想について!

目次

【イチケイのカラス】最終回の視聴率

【イチケイのカラス】最終回の視聴率は6月15日(火)にお知らせします。最高視聴率更新なるか!?

【イチケイのカラス】最終回のあらすじ

裁判官・入間みちお(竹野内豊)が、元同僚の弁護士・青山瑞季(板谷由夏)と癒着し、無罪判決を出した。瑞季は高額の報酬を手にしたという告発記事が週刊誌に掲載され、ネットで炎上している。

誰かが意図的にみちおを潰そうとしている…。

日高(草刈民代)はみちおを呼び出し、「地裁の裁判官の任期は10年。任期満了後にはほとんどが再任される。問題のある裁判官を除いては」と告げる。

坂間(黒木華)は、みちおが日高と話した内容を聞くが、みちおは日高がカレー屋を始めると嘘をつく。あれは優しい嘘だった…。

気になって仕方がない坂間は、みちおの部屋を訪ねる。柳沢美知恵(筧美和子)が出てきて、彼女か?と焦る坂間だが、美知恵はみちおの姪っ子。甥っ子の道彦(武井壮)も来ていた。

— —人は何のために働くのか— —

その答えの鍵は、童話「三人のレンガ職人」にある。美知恵が例え話を始めた。

中世ヨーロッパの街で旅人が3人の職人に出会い、「ここで何をしているのか」と尋ねる。

1人目の職人…親方の命令でレンガを積んでいると不満をもらす。
2人目の職人…大きな壁を作っている。家族を養う仕事があることに感謝する。
3人目の職人…大聖堂を作っている。時間はかかるが完成すれば多くの人の拠り所になる。

日高との会話について詰め寄る坂間だが、はぐらかすみちお。

坂間は日高から、みちおが再任されない可能性があると聞き出し、イチケイのメンバーに告げる。駒沢部長(小日向文世)は政治がらみだと疑う。裁判官を再任するのは内閣。ゴシップ記事はみちおを再任しない理由を作るためのもので、最高裁判所事務総局長・香田(石丸謙二郎)が関わっているのではないか…。

現在、みちおが職権を発動しているのは、大学生の自転車事故による重過失事件だった。

自転車事故の裏に違法労働?

被告人…笹岡庸介/大学生
内容…自転車競技部に所属する笹岡が深夜に自主練している最中に、旅行帰りの家族連れと衝突。笹岡は坂道でスピードが出ていて、右側通行していたため、7歳の向井愛ちゃんが大怪我を負い、意識不明の重体。

笹岡は工事中の囲いがあったため右側通行するしかなかった。ライトで前方がよく見えなかったと主張するが、被害者の主張と食い違い、工事していた記録もなかった。

現場検証するみちおと石倉(新田真剣佑)のもとに来る坂間。自分も手伝うという。駒沢部長が幸田事務総局長から暗にみちおを再任しないことを告げられている。大きな力で司法を捻じ曲げることは許さない。坂間は正義を誓う。

被告人はSNSでボコボコに叩かれている。みちおは、これが最後の事件になっても、真実を突き止めていつも通り公正な裁判を行うと宣言する。

現場検証

事故現場は、鷹和建設による地下鉄工事のエリアだった。労働基準法に反して深夜の工事があったかもしれない。それは坂間が担当している事件と関係がある可能性が浮上する。

地下鉄工事は日本最大級の大規模商業施設建設に伴うもの。坂間が担当する事件は、地下鉄工事中の業務上過失致死事件だった。事件の背景には、地盤がもともと緩く工事が長引いて経費がかさんだということがあった、と川添書記官(中村梅雀)。

被告人…青柳健作/鷹和建設現場監督
内容…崩落事故で、下請けのイバタ工業・現場監督の本庄昭(40)が命を落とした。事故の責任の所在は元請けの鷹和建設の現場監督・青柳健作(35)と本庄にあるとされるが、もともと本庄は過重労働を強いられていた可能性がある。

プロジェクトリーダーは二世議員の安斎高臣(佐々木蔵之介)。建設会社は、志摩総一郎の事件で巨額脱税していた鷹和建設。

併合審理1日目

鷹和建設側は、弁護士会理事長の江原を弁護人に立ててきた。

自転車事故で工事のフェンスがあった場所は、工事に必要な機材などの搬入口。本庄昭の母親は違法労働の実態があったと証言したが、鷹和建設の青柳と弁護人の江原はそんな実態はないと証言。みちおは工事に関わったイバタ工業の作業員全員から話を聞くという。

いつもなら首を横に振る川添もOKを出す。裁判後、江原はみちおに圧力をかけてくる。自分の正義のためにやっているという江原に、どんな正義だと突っ込む坂間。江原はそのうちわかるという。

日高と会う坂間。ちゃんぽんカレーを差し入れする日高。カレー屋を始めたのは「カレーが好きだから」。坂間やみちおが起こす奇跡を期待していると励ます。

公判中、本庄昭の息子・歩を預かることになったイチケイ。みちおはヘビのおもちゃ、駒沢は自作の絵本でその心をつかもうとするが、歩は塩対応。自分のバッグから「ジャスティス・ヒーロー」のコミックを出して読み始める。もともと喋らないが、父親を亡くしてからますます話さなくなったと祖母。

併合審理2日目

法廷に来た作業員たちは、口々に「違法労働はなかった」「コンプライアンスも守っていた」と証言。

本庄昭の祖母・由美子は、昭が工事の遅れを取り戻すために過重労働を強いられていたと証言。昭は疲れ切っていて、事故の直前には頭痛や耳鳴りを訴えていた。

昭の息子・歩は、昭が「悪いことをしたから死んだのか」と言っている。本当のことを教えてあげたい、と由美子。

本庄昭と元妻の離婚の原因は元妻のギャンブルでの借金。経済状態が悪いから過重労働があったとして金を取ろうと思っているのではないかと江原。駒沢とみちおはその心ない主張に抗議する。

労働基準監督官は、過重労働に対する告発メールがあったが、

東京スクランブルシティの担当者を所在尋問するみちおたち。工事の遅れで莫大な費用が発生することがわかり、工事を急がせるように上から言われたと証言する。指示を出したのは、安斎代議士かとみちおが問うと、秘書の田之上(篠井英介)がやってくる。イチケイはある意味国を相手にしていると圧力をかける。

なぜかずっと黙っているみちお。なぜここで保身に走るのか、そんなの入間みちおじゃない、と責める坂間。でもそれはみんなのことを思ってのことだった。自分は裁判官という仕事が好き。みんなも裁判官や書記官の仕事が好き。好きを突き詰めて言った結果みんなの「好き」を奪うことになってはいけない、とみちおは思っていた。

なめられたもんですね。覚悟なんかとっくにできてます。そんな保身、いらない!という坂間に、一同全員異議なし。

いつも通りのみちおらしい裁判をすることになり、作戦を練るイチケイメンバー。駒沢は雲隠れしている鷹和建設の人事部長・原口秀夫に証言させたいと言い、何としてでも探し出すという書記官たち。

原口の娘に「お父さんに会いたい」というと、明後日の自分の誕生日に会うという。

みちおはもう1人真実を証言してくれそうな人に話を聞くといい、本庄の息子・歩に会いにいく。

歩は、マンガ「ジャスティス・ヒーロー」のヒーローのように、お父さんに勇気をあげたという。なぜあげたのかと聞くと父とやっていた交換日記を持ってくる。

駒沢からの電話「勝負に出ますか?」に、「はい」と答えたみちおは、歩にお願いをする。

【イチケイのカラス】最終回のネタバレ

【イチケイのカラス】最終回のネタバレです。

併合審理3日目

浜谷(桜井ユキ)は、原口秀夫と作業員全員を法廷に呼んだ。証言はしなくていいが、証人の話を聞いてほしい、これはあなたたちのための裁判でもあるという。

証言台に立つ安斎(佐々木蔵之介)。今回のプロジェクトは日本再生のきっかけになる。何が何でも予定通りやらなければならなかった。

犠牲があっても? とみちお。

誤解を恐れなければイエス。国民1億2000万の国民の利益と天秤にかけたとき、覚悟を持って選択しなければならないこともある。私が相手にしているのは、個ではなく、国民全員。

私の使命は真実を知ること。正しい裁判をすることだとみちお。

工事を間に合わせるようにとは言ったが、違法労働しろなんて言ってない。黙認もしていない。

そもそも本当に違法労働はあったのか、私も真実が知りたい。

しらばっくれる安斎。みちおは歩を証言台に呼ぶ。勇気をあげるポーズ。

夜、寝ていたら目が覚めた。泣きながら歩の頭をなでる昭。「間違っていることを間違っているという勇気がない。子供が自転車事故で大怪我をした…」。勇気をあげる歩。

昭は「間違っていることを間違っていると言えた。これでみんな休めるようになる、歩と遊ぶ時間も増える」と言っていたし、日記にも書いていた。

5歳の子供の証言能力を疑うと叫び出す江原。「5歳の子が勇気を振り絞って証言していることがわからないのか」と厳しく諌める坂間。弁護人は歩は成長が早く十分な証言能力があるとした幼稚園の先生の証言を証拠とする。

労基への告発は本庄がしたものではなかった。本庄の訴えに答えた誰かがやったこと。その人は法廷にいると井出検事(山崎育三郎)。

あったことをなかったことにしたら、どれだけの人が傷つくか、想像してください。一歩踏み出す勇気は歩くんすからもらったはず。証言したい人はいるかとみちおが尋ねると、作業員たちと原口が手を上げる。

労基へ告発メールを送ったのは、原口だった。原口は社長に支持されて違法労働をさせたことなど真実を述べると、みちおに礼を言う。おかげで誇りを失わずに済んだ、と。

安斎のもとに城島や井出ら検事たちが捜査にくるが、あくまで自身の関与を否定する安斎。暗に働きかけたとしてもそれは罪ではない。入間みちおとはまた会うことになるかもしれない、そのときが楽しみだと不敵に微笑む。

後日、ニュースが流れる。違法労働は大物議員である安斎の父が安斎の秘書に指示してやらせたこと、という話にすり替えられていた。

みちおがクビに!?

みちおがクビになったと聞いた坂間(黒木華)は、香田事務総局長(石丸謙二郎)のもとに走る。香田は、みちおは正しい裁判をするが、職権発動を多発したり問題がある。本来は坂間の責任も問われるところ。赤字解消のために異動したのにかえって助長させた。

しかしみちおの最後の望みとして、坂間の責任は問わないということになったと香田。坂間はみちおのクビを取り消してくれと頭を下げるが、香田は聞かない。

そこに野球のユニフォームを着た駒沢、城島、井出たちがやってくる。香田の息子(馬場徹)が裁判官に復帰するのにみちおの処分は重すぎると抗議する。記者たちに情報を流そうなどとほのめかすと、脅すのか?と香田。

脅すなんてとんでもない。我々は司法に関わる人間だと駒沢。「入間みちおは法曹界に必要な人間だ」という主張に全員が「異議なし」と手を上げる。

草野球のグラウンドでみんなを待つみちお。坂間から電話がある。

「寒いところと温かいところ、どっちがいいですか?」

温かいところを選んだみちおは、熊本にいた。

裁判所の部屋には、ふるさと納税の返礼品があふれ、みちおの取説も届いていた。

坂間はみちおに電話する。クビが繋がった温情人事に感謝して、裁判官としての品位を貶める行為は禁止。職権を発動しすぎないことなどくどくどと、出会った頃と同じ説教を始める。

ストーップとみちおがいうと、約束を守ってくださいと坂間。熊本の裁判所は実家の長崎から近いので、定期的に様子を見に行くと坂間。みちおもまた坂間に約束を守るようにという。

私、イチケイのカラスになります!

嬉しそうに笑うみちお。

坂間は約束を守り、イチケイのカラスとして法廷に臨む。

みちおは、やっぱり約束を守らず、着任早々職権を発動しようとしていた。

【イチケイのカラス】最終回の感想とまとめ

【イチケイのカラス】最終回の感想です。

続編匂わせまでHEROっぽい

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初めから「HERO」っぽいと言われていた「イチケイのカラス」。地方に飛ばされるというラストの続編匂わせまで同じパターン。

坂間が熊本に行くと宣言していたので、続編やSPでまず熊本で再会という絵が見えてきましたね。

また安斎(佐々木蔵之介)もみちおとの再会を匂わせていたので、続編はもう決定間違いなしでしょう。

みちおと坂間のラブ展開も見たいので、続編をぜひ!

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