【イチケイのカラス】8話のネタバレと視聴率!クレプトマニアの真実と先入観の罠!

【イチケイのカラス】8話のネタバレと視聴率!クレプトマニアの真実と先入観の罠!

第8話は万引き犯VS万引き犯のお話。証言が食い違う2人の万引き常習犯の裁判で、みちお(竹野内豊)たちイチケイ・メンバーが信じるべきは誰なのか。

誰もが持つ先入観が真実を捻じ曲げる!?

川添(中村梅雀)と浜谷(桜井ユキ)、2人の書記官活躍回に笑撃ラスト!

今回は、【イチケイのカラス】8話の視聴率・あらすじ・ネタバレ・感想について

目次

【イチケイのカラス】8話の視聴率

【イチケイのカラス】8話の視聴率は、11.7%でした。

【イチケイのカラス】8話のあらすじ

定年を目前に控えた川添書記官(中村梅雀)は、痴漢を追いかけている最中に、犯人と間違われてしまう。

イチケイには、事務官から書記官になるための研修生として、前橋幸則(渡辺佑太朗)と磯崎由衣(夏目愛海)がやってくる。駒沢部長(小日向文世)は、合議制で扱う案件にふたりも立ち会わせる。

ある傷害事件。その被告人・潮川恵子(真凛)は、起訴状を見た坂間(黒木華)と浜谷(桜井ユキ)が担当する窃盗事件の被告人だった。

被告人…潮川恵子(真凛)
内容…万引きの前科がある恵子は、再犯してスーパーの保安員に捕まっていた。目撃者は山寺史絵(朝加真由美)。育児と義母の介護疲れから軽いうつ状態で服薬していた恵子には6歳の娘がいて、商社マンの夫は海外単身赴任中。子供を預ける当てもなく罪を認めていることから在宅からの審理と坂間が決定。

しかし、その間に恵子が万引きをチクった史絵に暴行を加えていた。
史絵は頭を殴られ、一部記憶を失っている。

第1回公判

潮川恵子(真凛)の証言

4か月前、万引きを目撃され、スーパーの店員に報告したのは史絵だが、史絵は小学校の恩師だし恨んでいない。今回は逆に自分が史絵の万引きを目撃。河原まで追いかけ、盗難品を返せば許してもらえるかもしれない、と説得するが、逆に史絵が襲ってきたので思わず石で殴った。と正当防衛を主張する。

恵子は取り調べから同じ証言をしたが、虚偽の発言と決めつけられていた。検察の井出(山崎育三郎)は、史絵が万引きをした証拠がないこと、恵子から暴行を受けた後、市会議員の夫・信吾(大谷亮介)に電話し、逆恨みで元教え子に襲われたと助けを求めていることを指摘する。

証言が大きく食い違っている。どっちかが嘘をついている。

みちお(竹野内豊)は自分と同じ万引き犯を止めようとした気持ちを恵子に尋ねる。

甥っ子トーク

何で子供の絵の太陽は赤、青信号は青色なのか。これは大人が子供に先入観を与えているのではないか。

被告人は、介護と育児でうつ状態にあったが、病気は病気でも利益を得るために盗むのではなく「盗む行為そのものに依存する=窃盗のための窃盗」、つまりクレプトマニア(病的窃盗、窃盗症)だった。

妻の恵子がクレプトマニアだと知った夫(姜暢雄)は、これまで「育児も介護も大丈夫」と騙されてきた、と恵子を非難し、子供のためにも離婚しようと言い出す。

第2回公判

恵子が「クレプトマニア」であることを考慮するとみちお(竹野内豊)。しかし、井出検事(山崎育三郎)は、被害者の史絵(朝加真由美)は2度殴られていたと恵子の証言と異なる事実を突きつける。

動揺する恵子を落ち着かせようと一時休廷させる川添。浜谷も同じ母親として「お母さんとして今何かできることがあるのでは」と進言する。

恵子は、史絵の万引きを見たとき、「万引きが成功したら自分のようになってしまう」と思い止めようとした。殴ったのは1回だけで間違いないと証言。

山寺信吾(大谷亮介)は、妻が万引きをするなんて考えられない。生徒を子供のように思っていた史絵に対して万引きの濡れ衣まで着せることは許せないと証言。

食い違う証言を検証するため、みちおは職権を発動する。

現場検証

現場検証の最中、研修生の前橋幸則(渡辺佑太朗)が真犯人は夫の山寺ではないかと憶測を話す。

前橋の父親は大学病院の医師。教授の医療ミスの責任を被らされそうになったが裁判で真実が証明された。築き上げてきたものを失うと思ったとき、常軌を逸した行動をとることもあるのではないか…。

一理ある。山寺が電話を受けたときの様子と史絵の万引きの事実を検証する必要がある。

嫌がる川添に、川をさらって万引きした商品を探すように指示するみちお。

一方、山寺の同僚が、妻からの電話に「バカヤロー」と激怒していたと証言。

そんななか、恵子の娘・ほたるが行方不明になる。「ママは私が助ける」とどこかに行ったらしい。

恵子は、ほたるが自分の代わりにできることを考えるとしたら、とある可能性を浜谷に伝える。

ほたるは史絵のもとに行っていた。

【イチケイのカラス】8話のネタバレ

【イチケイのカラス】8話のネタバレです。

第3回公判

山寺は、たしかに電話で妻を叱咤したが、万引きのことは聞いていないと証言。

しかし川添たちが万引きした商品を川で発見していた。また、ほたるが恵子の代わりに謝ると、史絵は涙を流していた。史絵は記憶を取り戻していた。

川添は、史絵の手紙を夫に読ませる。

教師としての生きがいを失ってから、ただ時間が過ぎていくだけの人生となっていた。そんなとき、恵子の万引きを目撃して注意した。でも万引きを止めようとしたのは恵子のためじゃない。自分も5回目の万引きをしようとしていた、自身もクレプトマニアだったから、恵子と自分を重ね合わせた。

バッグを取り戻そうと揉み合ううちに、襲われると思った恵子が正当防衛で殴った。

夫にすべてを話すと激怒され、夫が築き上げたものが壊れると思った史絵は、死んだほうがいい、と万引きした商品を川に捨て、自分で自分を殴った。

恵子の裁判が始まる頃にはすべてを思い出していた。夫が記憶を失くしたことを喜んでいたから言い出せなかったが、ほたると会ったことで思い直した。

「助けて」というのは勇気のいること。恵子も史絵も「助けて」と言葉にしたらどうか。夫婦でもわかり合うためには心の声を言葉にすることが大事。みちおはそう語りかけた。

裁判後、川添は恵子の本心を夫に吐き出させる。「全然大丈夫じゃない…。助けてください。私ひとりじゃ頑張れない」。夫も「俺が“大丈夫”って言わせてたんだな」と言葉をかける。

判決

みちおは「ふるさと納税」のプリンをみんなにあげるが、プリンの形でもプリンではないものも混じっている。

傷害事件は万引きを止めようとした正当行為として罪には問わないが、執行猶予中の犯罪は実刑が基本。

しかし刑務所に入れば子供と離れ離れになると浜谷。恵子に必要なのは刑罰ではなく適切な治療と研修生たち。

判決の日。左遷かと思われた城島検事(升毅)が復帰する。傍聴席にはほたるの姿も。

懲役1年、ただし3年間の執行猶予付き。執行猶予の間は、保護観察処分となった。

ついてない書記官・川添(中村梅雀)は、定年前の最後の職場=墓場はコレ、イチケイでよかったと噛みしめる。

石倉(新田真剣佑)の告白と甥っ子の正体

そば処「いしくら」にいるイチケイメンバー。

言葉にしないと伝わらないことがある…、石倉は思い切って坂間(黒木華)に告白する。

あなたのことが好きです —

私も好きですよ

恋愛偏差値が低すぎる坂間は、一緒に働く人としての石倉が好きだという理由を述べる。

言葉にしても伝わらないことがある、とうなだれる石倉。

駒沢部長が、痴漢事件の犯人が捕まったと川添に伝える。犯人は川添がすれ違った女性で、彼をとられた腹いせで男性に変装して痴漢の嫌がらせをしたのだった。

犯人は男という先入観が邪魔をした。何でも先入観を持つのはよくないというと、知らない男(武井壮)が、そうとも限らないとたとえ話を始める。

男は道彦という、みちおの甥っ子だった!

甥っ子と聞いて、少年だと思いこんでいた坂間は叫ぶ。

甥っ子、デカッ!

【イチケイのカラス】8話の感想とまとめ

【イチケイのカラス】8話の感想です。

大丈夫の押し付けと助けを求めることの大切さに感動

「大丈夫?」と聞かれれば、相手が「大丈夫」という答えを期待していると考える真面目な人ほど「大丈夫じゃない」とは言えないものかもしれません。

でも、言葉にしないと伝わらないことってありますよね。石倉=マッケンの思いは永遠に伝わらなそうですが(笑)。

全体的に「先入観」について問いかけ続けた第8話。最後の甥っ子オチが最高でしたね。


次回のゲストは松風理咲!9話の放送は5月31日(月)よる9時から!お見逃しなく!

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