【ほん怖2020/タクシードライバーは語る】ネタバレと感想!最後のオチにどっきり!
【ほん怖2020/タクシードライバーは語る】ネタバレと感想!ほっこりと思いきや最後のオチにどっきり!
視聴者からのリクエストに応えて、【ほん怖2020】では過去の名作が放送されます。
坂上忍さんの主演の【タクシードライバーは語る】王道のタクシーモノと思いきや【ほん怖】にはあまり無い展開と最後にどっきりするオチが待っています。
今回の記事では【ほん怖2020/】のネタバレと感想をお伝えします。
【ほん怖2020/タクシードライバーは語る】のネタバレ
何も話さない女性客
主人公の中川行雄(坂上忍)は会社からリストラされてタクシードライバーとして働いていた。日はまだ浅かったが家族のために必死に働いていた。
ある日の夜、病院の前で髪の長い女性客を見つける。行き先はかなり遠く不安に思ったが、売り上げノルマが達成できていなかった行雄は彼女を乗せる。
- お仕事は看護師さんですか?
- 夜勤は疲れますよね
- 私も夜勤の後はぐったりで
行雄は気さくに話し掛けるが女性は一言もしゃべらない。「疲れているのだろう」と行雄は気を使い、ひたすらタクシーを走らせる。
どんどんと町から離れて山道を進んでいく。「本当に道はよろしんですか?」と行雄が尋ねてても女性客は何も応えない。
行雄はだんだんとこの女性客の正体に不安を感じるようになる。
女性客の驚愕の正体
目的地の自宅に到着しても女性客はまったく動かない。「寝てしまったんだ」と思い行雄は家のチャイムを押す。
するとご主人と思われる男性(志賀廣太郎)が出てきてこう尋ねてきた。
主人「病院から娘を送ってくれたんですね。」
さらに母親も飛び出してくる。
料金を受け取り、お釣りを出そうと行雄がタクシーを確認すると女性客の姿が無かった。
夫婦は事情を説明する。
- 娘の仁美は1年前に病気で亡くなった
- タクシーで拾ったのがその病院
- このようなことは今までも何度もあった
- 娘は貴方のような優しい人を見ると頼ってしまうようです
「両親は迷惑をかけました」と謝る。
「いえ、タクシーは色々な人を乗せますから。私も親を思う気持ちは分かります。」と行雄は亡くなった母親から貰ったお守りを見せ、タクシーを出す。
行雄の思いとは裏腹に
行雄「きっとご両親に会いたかったんだろうな。」
話を聞いた行雄は不思議と恐怖は感じず、ほっこりと温かい気分だった。
行雄は自分の亡くなった母親のことを思い出し、久々に墓参りに行くことにする。
「私が会わせてあげる…」
後ろの席に再びあの娘の幽霊が現れ、こう囁いた。
その意味を理解した行雄は恐怖に陥り、絶叫しまうのだった。
【ほん怖2020/タクシードライバーは語る】の感想とまとめ
最後のオチの意味は?
坂上忍さん主演【ほん怖2020/タクシードライバーは語る】は王道の心霊タクシーモノでした。
王道の恐怖と見せかけて、ほっこりとする話と見せかけて、最後のオチでどっきりさせてきました。油断していた分、より怖かったです。
もしかしたらオチ意味は“娘の幽霊は自分を世話してくれた行雄へのお礼のつもりで母親の元に連れて行こうとした”のかもしれません。
そう考えると幽霊に悪意が無い分、よけい怖いですが。
【ほん怖2020】関連記事
コメント