【ハヤブサ消防団】7話|省吾の死は口封じ?最後の動画「王様の耳はロバの耳」の意味は?

ハヤブサ消防団7話

【ハヤブサ消防団】7話|省吾(岡部たかし)の死は口封じ?最後の動画「王様の耳はロバの耳」の意味は?
8月31日放送の第7話で衝撃展開!放火犯は消防団の仲間だった!
太郎(中村倫也)が放火犯を突き止めたポイント、省吾の死の理由と最後の動画の意味を考察!

目次

【ハヤブサ消防団】7話|放火犯は省吾!

愛すべき消防団のイケオジの中に放火犯がいるなんて…。信じたくありませんでしたが、徳田省吾(岡部たかし)であることが、太郎(中村倫也)によって暴かれました。

ポイントは次の4点です。

・漏電に見せかけた火災=火事に詳しい人物
・放火に使われたベンジンを車に常備
 (ベンジンは呉服屋がシミ抜きに使う)
・軽トラのエンジン始動音がくすぶっている
・太郎の家の放火時にアリバイがない

視聴者でさえかなりショックなので、消防団メンバーの悲痛ははかりしれませんね。

省吾は口封じで殺された?

省吾(岡部たかし)は、最後の晩餐の翌日、溺死体として発見されました。勘介を除く消防団員が「これが最後になるかもしれない」と省吾と晩餐を楽しんだレストランの別のテーブルに座っていた若い女性が、車で待機していた真鍋(古川雄大)に何かをチクっていました。

おそらくは、省吾が消防団メンバーに、ハヤブサに帰ったら真相を話すつもりだということで、そのため、省吾は浩喜同様、真鍋に消されたのだと思います。

省吾が担った「重要な任務」とは?

省吾は若い頃、東京と、当時成功を収めていたITベンチャー起業家などに憧れて上京した。
成り上がりにチャレンジしたが、あえなく負け組に。ちょうどその頃、父親の体調が悪くなり呉服屋を継ぐことになって、ハヤブサに帰る絶好の言い訳となったが、ハヤブサの誰にもそんなことは言えなかった。

消防団の活動も楽しかったが、自分はこんなはずじゃない、もっと“何か”ができるのではないかという思いがずっとくすぶっていた。そこにある重要な任務が課せられる。

それはきっと、過疎地となったハヤブサを盛り上げること。「聖母アビゲイル教団(アビゲイル騎士団の後継教団)」の真鍋に弱いところを刺激されたり、「あなたならハヤブサを変えることができる」とかなんとか、いいようにプライドをくすぐられ、そそのかされてしまったのでしょう。

新興宗教とかネズミ講、マルチ商法などの勧誘によく使われる手口ですが、もともと呉服屋のお坊ちゃん育ち、純粋で気が弱い省吾は世間知らず。父親が倒れたこともありますが、上京してたった半年で「負け組」として撤退するあたり、かなりの甘ちゃんなので真鍋が洗脳するのは簡単だったはず。

人は、自分に都合のいい答えをくれる人を信じたいものだから。

「王様の耳はロバの耳!」の意味は?

『王様の耳はロバの耳』は、ギリシア神話の1つで次のような物語です。

わがままで傲慢な王様が、自分の言うことを聞かない人は処分していた。しかしそんな王様の耳は、毛むくじゃらの“ロバの耳”だという秘密を知った床屋は、その事実を言いたくて言いたくてたまらないけど、バラしたら殺される。

そこで森の中の穴に向かって叫びます。「王様の耳はロバの耳ー!!」。床屋はその穴を塞ぎますが、そのときに種が穴に落ちた葦が育ち、羊飼いがその葦で作った笛を鳴らすと「王様の耳はロバの耳」と聞こえる。ひた隠しにしていた秘密が町中に広がります。王様は最初は激怒したものの、おかげでもう隠す必要がなくなった、むしろ楽になったと、床屋と羊飼いに褒美をとらせた。

徳田省吾は最後にアップした動画で「王様の耳はロバの耳」と叫び、あやうく食事の席で言ってしまいそうになったと語っていました。言ってしまいそうになった“秘密”は、次のことが考えられます。

  • ハヤブサの権力者/有力者の秘密を握っている
  • 真鍋が浩喜を殺したことを隠している
    (殺害シーンは省吾の回想にあり)
  • 省吾が任された重要任務
    「聖母アビゲイル教団」の聖地としてハヤブサの復興か?

【ハヤブサ消防団】7話の感想

予想が的中してしまい、残念ながら省吾が放火犯でした。

基本的には人を殺すことではなく、家財を燃やしてハヤブサの土地を売らざるを得ないように仕向けるのが目的で、ハヤブサの復興のためとはいえ、地元民や消防団の仲間の家や納屋に火をつけるのは心が痛まなかったのでしょうか。

真鍋が浩喜をあっさり殺したのを見て、もう逆らえないと思って、洗脳が本格的になったということなのか。いや、食事の最後に「貴重な命を犠牲にしとるんや、ありがたく俺らのエネルギーにさせてもらわんと」と言っていたので、すでにかなり洗脳されていたのでしょう。

消防団メンバーが上京している間に、アビゲイルの信者たちがハヤブサに大勢やってきていました。

「ハヤブサに帰ったら話す」と言っていたのは、その賑わいを見せて「ハヤブサが復興する」とみんなを納得させるつもりだったのか!? このドラマはしっかり伏線を回収していっているので、どこかで省吾の真実も明かされることでしょう。

ハヤブサ消防団7話

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