八月は夜のバッティングセンターで。最終話ネタバレ感想!クローザーは元メジャー上原浩治!
関水渚×仲村トオル主演のベースボールヒューマンドラマ【八月は夜のバッティングセンターで。】最終話「ライフイズベースボール」が放送されました。
女子野球部での活躍を期待されていた舞ですが、ある出来事をきっかけに野球が出来なくなってしまいました。
「お前の心を治しにきたんだよ」という伊藤は舞の悩みを解決することができるのでしょうか?
最終回の当日まで明かされなかったレジェンドは・・・上原浩治さんでした!最終回を飾るにふさわしい選手です!
八月は夜のバッティングセンターで。最終話・ネタバレ
八月は夜のバッテングセンターで。はParaviで配信中です。
(2021年9月現在)最新の配信状況は公式サイトでご確認ください。
伊藤がバッテングセンターに来た本当の理由
バッテイングセンターにやってきたチームメイトの春奈(田久保夏鈴)は、舞に女子野球部への復帰を促していました。
舞は自分が投げたデッドボールで、チームメイトの秋本美希(池田朱那)に負傷させてしまった自分が許せませんでした。
自分がイップスになってしまったのは、野球の神様からの罰だと思っていました。
奥で静かに舞と春奈の話を聞いていた伊藤が口を開きました。
「ついにこの日が来たか。俺はな、今日の為にここに来たんだ」
伊藤は舞の叔父の幹也に頼まれ、舞の悩みを解決するために夏葉バッテングセンターにやってきたことを明かしました。
これまでバッテングセンターを訪れた女性の悩みを解決してきたのも舞にその姿を見てほしかったからなのでした。
「次はお前が一歩前に進む番だ。聞いてみるか、俺の野球論」
舞は「怖い」と嫌がりましたが、伊藤は宥めるように言いました。
「大丈夫だ、行こう。ライフイズベースボール」
伊藤はいつものように、手に持っていたボールを上へと放りました。
これが最後の野球論 ライフイズベースボール
落ちてきたボールを手にすると、試合前の球場に変わっていました。
舞はユニフォーム姿でベンチに立っていました。
これから行われる試合に舞は先発投手として出場することになっていました。
伊藤から肩慣らしの投球練習を指示されましたが、舞は怖くなってベンチから逃げ出しました。
控え室に戻りユニフォームを脱ごうとしていた舞に、伊藤は代わりに別の先発投手を用意するから ブルペンに入って準備をするように促します 。
「あきらめるな、何があっても」
代わりの先発投手こそ、舞に一番に見てほしいレジェンドなのです。
舞は球場のブルペンから、その投手のピッチングを見ることにしました。
上原が持つ野球への情熱
背番号19
上原浩治
その投手は上原浩治でした。
「スゴイ…本物の上原・・・」
今の舞からにいつもの絶叫は出ません。
「あのピッチングを見習ってお前も投げていくんだ、さぁ肩を作るぞ」
舞は素直にグローブを受け取りました。
グラウンドでは上原が迫力あるピッチングで打者を圧倒していました。
上原のピッチングは全てが一級品でした。
だが、伊藤はピッチングだけでなく、上原の表情を見てほしかったのです。
舞に野球への情熱を思い出してほしかったのです。
伊藤は舞にピッチング練習を促しますが、怖いという理由で断られます。
伊藤の顔つきが厳しくなりました。
「そうか、何か勘違いしていたような・・・・。
俺はどんなに怖がってもお前の根っこには野球を愛する気持ちが眠っていると思っていた。
でも、ちがったんだな。お前はもう野球を心底嫌いになった。
そんなに嫌いなら捨てちまえよ、野球なんか!」
「嫌いなわけないじゃん!」
舞が投げたボールは勢いよく、伊藤のグローブへ届きました。
「ナイスボール」
伊藤はにっこりとほほ笑みました。
「マウンドへ行ってこい!」
野球への復活、そして夏の終わり
ピッチャー上原に代わりまして夏葉舞
アナウンスが響きました。
「最後はお前が決めろ」
上原はそう言ってボールを渡しました。
「はい」
舞はボールを受け取りました。
バッターは舞が負傷させてしまった美希。
「舞、思い切り投げてきて!さあ、こい!」
ベンチからは春奈の声援が聞こえます。
舞は支えてくれるみんなの有難さ、野球への想いをかみしめていました。
*****
舞は春奈と美紀の家を訪れました。
久しぶりに会う舞と美紀でしたが、お互いが一緒に野球をしたい気持ちを確認することが出来ました。
舞は美希と最後の夏は一緒に試合に出ることを約束します。
*****
久しぶりに練習へ向かう舞に伊藤が付き添って送ってくれました。
伊藤は舞の練習姿を見ると言っていましたが、不審者と間違われると思い舞は伊藤を帰します。
「また、バッティングセンターでね」
行ってしまった舞の姿を追いながら伊藤は「がんばれよ」とつぶやいていました。
舞が無事に女子野球部に復帰したことを見届けて、伊藤は去ってしまいました。
伊藤は「Life is Baseball 臆せず前へ」と書かれた硬球を舞に残し、また別のバッティングセンターへと言ってしまいました。
そこでもまた、悩みを抱える女性を解決に導いていくのでした。
もうすぐ舞の夏休みが終わろうとしていました。
八月は夜のバッティングセンターで。最終話・感想
八月は夜のバッティングセンターで。最終話のみんなの感想を紹介します。最終回っだけあって、熱い感想が多数書き込まれていました。
伊藤=仲村トオルさんを絶賛する声がたくさんありました。冒頭から号泣した方もいたのでは?
来年の夏に次回作を要望する声も多かったです。
最後のレジェンドは雑草魂!上原浩治
最終話のレジェンドは上原浩治さんでした。上原さんのプロフィールをご紹介します。
1975年4月3日生まれ 大阪府出身
身長185㎝
1998年 ドラフト1位逆指名で読売ジャイアンツに入団
新人1年目に最多勝・最優秀防御率・最多奪三振・最高勝率を制して新人王と沢村賞を受賞
2004年 アテネオリンピック銅メダル
2004年 WBC日本代表
2008年 FA宣言でメジャー挑戦表明
2009年 ボルティモアオリオールズと契約
2011年 テキサスレンジャーズ移籍
2012年 ボストンレッドソックス移籍
2013年 クローザーを任されチャンピオンシリーズMVP獲得
2016年 シカゴカブス移籍
2018年 読売ジャイアンツ契約 日米100勝・100ホールド達成
2019年5月20日 引退を表明
最終回の「クローザー」としての上原選手を起用するなんて、制作者側の意気込みを感じました。
また、雑草魂として数々の逆境から立ち上がってきた上原選手と舞の心情が重なりました。
上原選手だからこその説得力があったと思います。
上原選手が登場時、Twitterでは「上原だー」というツイート沢山上がり大盛り上がりでした。
現役を彷彿させる素晴らしいピッチングでした。
放送3時間前までレジェンドが明らかにならず、「誰が最終話のレジェンドか」という予想で盛り上がりましたが、上原選手だと判明し反響も大きかったようでした。
深夜帯でありながら、俳優・レジェンドともに豪華でもったいないくらいでした。
出演者のみなさん、スタッフのみなさん、ありがとうございました。
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