【半沢直樹2013】1話のあらすじネタバレと視聴率!「倍返しだ」が初回から登場!

半沢直樹2013-01

【半沢直樹2013】1話のあらすじネタバレと視聴率!「倍返しだ」が初回から登場!

堺雅人主演のドラマ『半沢直樹』シーズン2が2020年7月19日から放送!

前シーズンの内容はどうだったでしょうか。まずは第1話のストーリーをネタバレ!

今回は、2013年に放送された『半沢直樹』2013年版第1話のあらすじネタバレを紹介します。

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【半沢直樹2013】1話のあらすじネタバレ

主人公の半沢直樹(堺雅人)は、バブル経済末期に銀行に入行したいわゆる「バブル入行組」。それから20年ほど経過した現在、銀行内では業務の中心的役割を担う世代になっている。物語は、面接会場での半沢の熱弁から始まる…。

半沢直樹(堺雅人)の入行理由

1991年。半沢直樹(堺雅人)は、産業中央銀行の面接を受ける。ここで働くのが半沢の夢だった。

なぜなら恩義を感じていたから。中学の時、実家の会社がつぶれる寸前になった。「何とかします。」と必死に父は頭を下げ続けたが、過労で死亡した。メインバンクだった地元の地方銀行が取り引きを引き上げた。そのとき、産業中央銀行が融資して助けてくれた。

「その恩返しをしたいと思っております。」半沢は面接官に熱く語り、見事、入社へ。入社式では、 慶應義塾大学出身の渡真利忍(及川光博)と同じく慶応の近藤直弼なおすけ(滝藤賢一)と親交を深める。

渡真利は経済学部出身でプロジェクトファイナンス志望、近藤は商学部出身で体育会剣道部(半沢も同じ剣道部)所属、志望先は社会の役に立てればどこでもよいという。一方、半沢は「俺はもっと上に行く。上に行ってやることがあるんだ。」と目を光らせた。

東京中央銀行の誕生

現在(2013年)。半沢が入社した産業中央銀行は、バブル崩壊後、多額の不良債権(約2兆900億円)を抱え、2002年に東京第一銀行と合併。結果、世界第三位のメガバンク「東京中央銀行」が誕生。

東京中央銀行の関西地方の支店は、およそ50店舗ある。中でも、半沢が所属する大阪西支店は大阪本店、難波店、船場店と並ぶ、4大支店のひとつである。

半沢直樹は、その大阪西支店に着任して2年。融資課長を務めているが、今、最大の窮地を迎えていた。

半沢直樹(堺雅人)のピンチ

副支店長の江島えじまひろし(宮川一朗太)は「分かってるのか、5億だぞ、5億。半沢、お前のせいで損失したんだ。支店長に土下座しておわびしろ!」と半沢を責める。

半沢は拒否し、「今は一刻も早く、5億円を回収することが先決」と訴えた。浅野ただす( 石丸幹二)も同意し、回収を指示。

5億融資事故が起きた経緯(1)

ときは3ケ月前・・・。

半沢は、マキノ精機の融資の相談に乗っていた、不渡りを出す状態まで追い詰められ頼ってきたのだ。半沢は製造現場を見学。ほとんどが手作業だった。牧野(志賀廣太郎)は自動化を条件にされたら他の銀行を探すと譲らない。彼のポリシーだ。マキノ精機のチタン製エンジンバルブは海外のF1チームから依頼されるほどの熟練の技。半沢は、稟議を通す最善を尽くすことにした。

しかしマキノ精機への3千万円の融資は江島が頭ごなしに却下。目標の100億に対し「ちっぽけだ」と吐き捨てる。支店長の浅野も100億円まであと5億だからと、強引な指示を出す。それは西大阪スチールから5億円の融資契約を取り付けること。担当は2年目の中西英治(中島裕翔)。そして半沢がフォローにつくことになった。

中西について半沢は、東田みつる(宇梶剛士)社長と面会。名刺を破り捨て、高慢な態度な東田。半沢は、浅野にまだ調査が必要だと提案。しかし、浅野は新規の融資先にも関わらず「無担保」の条件で融資するという!

「帰れないって何よ!」妻の花(上戸彩)は結婚記念日の中止にイライラ。しかし、半沢は、中西の稟議書作りに付き合うことにする。半沢は、父の慎之助(笑福亭鶴瓶)の形見のネジをみつめる。

回想:慎之助「そんなに工場つぐの嫌か?でもな直樹、このネジが日本を支えとんのや。ええか、直樹。どんな仕事をしえもええ、そやけど、人と人とのつながりだけは大切にしなあかん。ロボットみたいな仕事したらあかんぞ。」

翌朝。稟議書は甘いが半沢が手直しをする予定だ。しかし朝のミーティングに浅野と江島がいない。2人は、中西が半沢に出した稟議書を奪って、本部の融資部に送信していた。まだ精査していないと主張する半沢。しかし…

浅野「私が全責任を持つと言っている。半沢くん、大阪西支店全行員のために稟議を通してください。」

半沢は、融資課の調査役の川原敏夫(井上肇)の確認の電話で印象が悪いと感じたため、東京へ行って、直接訴える。関西支部全体の戦略案件であり、鉄鋼関係のシェアを獲得でき、メインバンクとの差を縮小できると数字でも納得させる。

3日後。融資は認可され、営業目標を達成した大阪西支店は、名誉ある最優良・店舗賞を初受賞。

派閥争い!?

花は、社宅で副支店長の奥さんのお誕生日会のプレゼントに悩んでいる。半沢は「なんでもいい」とそっけない。社宅の関係が出世に響くという花。浅野支店長は東京に家があるし、半沢と同期の近藤は神戸にマイホームを建てたと羨ましがる花。「分かったよ、見習いますよ」と大声を出す半沢だった。

京都にて。半沢は渡真利と近藤と飲み会を開く。浅野の後ろ盾には大和田(香川照之)があると語る渡真利。

東京中央銀行は、合併後も「旧・産業中央銀行」出身者、「旧・東京第一銀行出身者」の派閥に分かれ、熾烈な権力争いを繰り返していた。大和田常務は「旧・産業中央銀行」出身、浅野支店長も同行出身だった。

なお、中野渡頭取(北大路欣也)は「旧・東京第一銀行出身者」だった。

近藤(滝藤賢一)の挫折

近藤は、3年ほど前に同期トップで課長代理になり、新設された秋葉原東口支店の顧客獲得を任されていた。

しかし、結果が出ずに苦しむことに。さらに、小木曽支店長(緋田康人)は「いてもいなくても同じだよ、帰れほら!」融資ノルマを達成するために圧力をかけられ心労がたまる。

結局、近藤はストレス性の統合失調症となり半年間の休職に追い込まれた。

渡真利は、人事部にいる友人(渡真利はスパイと称する)から人事情報をゲット。同期で、京都支店の課長が証券会社へ出向になる話しだった。銀行のつらい現実だった。

5億融資事故が起きた経緯(2)

最優良・店舗賞から2ケ月後…。

優良企業に見えた西大阪スチールは陰で莫大な負債を抱えており、それを隠すために行っていた粉飾決算が発覚

粉飾とは、会社が嘘の決算書を作り、利益があるように見せかけること。目的は、株価のつり上げや銀行を騙して返す当てのない資金を借りるためである。

融資からたった3か月後、西大阪スチールは倒産した。

この結果、東京中央銀行は融資額5億円全額を騙し取られた。

岡山出張のついでに渡真利が大阪府の半沢に会いに来た。東田が行方をくらまし回収ができない現状を聞いた渡真利は、探偵を雇ってでも「本気で探せ!」と熱弁。

実は、出世に執念を燃やす浅野支店長が、5億円融資事故の全責任を半沢一人に負わせようと大和田常務に根回ししている、と渡真利がいう。

渡真利「お前はトカゲのしっぽだよ。全責任を負わされて切られるぞ!」

聞き取り調査の名目の実質・査問委員会(問題行動を取った者などについて、取り調べる会合)では、担当が全員、浅野の根回しが効いているはずだと渡真利。責任を取らされた先は片道切符の島流しだ…。

片道切符の出向を言い渡された銀行員は、3年が過ぎたころ、これまでとはるかに低い、出向先の給料へ変更される。経済的にも、心にも傷を負うことになる。

聞き取り調査会にて

浅野を待ち伏せした半沢は「私はトカゲのしっぽでしょうか」と尋ねる。浅野は「2年たてば必ず戻す」からみんなのために泥をかぶってほしいと懇願。

半沢は「みんなのために融資を通せ、責任を取るから」とかつて言った浅野の言葉なので、信じられない。2人の対立は決定的となった。

半沢は一縷いちるの望みをかけて、西大阪スチールに被害を受けて倒産した竹下金属を訪れる。すると、社長の竹下清彦(赤井英和)が首吊り自殺を図ろうとしていた。半沢がかけつけ一命をとりとめた。その際、頭を打った半沢は実家の会社を思い出す…

半沢の父(笑福亭鶴瓶)の悲劇

回想:ある夜。「半沢ネジ」経営者の慎之助(笑福亭鶴瓶)は、儲けの半分を占めていた狛田工業が不渡りを出したことで、取り引き相手の会社に詰め寄られていた。新しい生産ラインがストップしてしまうことで関連企業も被害を受ける。

しかし、産業中央銀行の担当者からは非常にも融資を打ち切られ、担保の土地も処分されることに。

慎之介は「約束が違うやないか。あんたが、この土地を担保にしたら融資を継続してくれる言うたんやないか!関係してる工場や仕入れ先だけは助けてやってください。頼んます。お願いします…」と、何度も頭を下げたが聞き入れるもらえなかった。

後日。内海信金の飯田が樹脂ネジの件で相談にきた。少年の半沢直樹が「内海信金の人が来てくれたよ」と喜んで、工場の中に入ると、父は首を吊っていた!

7年後。半沢は産業中央銀行に就職。母の美千子(りりィ)は「なんであんなところに行くの?」と涙した。父が殺された銀行だから、半沢は就職したのだった。

倍返しだ!

意識が戻った半沢。竹下は、東田の行方を知らなかった。しかも、竹下は銀行が助けてくれなかったことに恨みがあった。

半沢は、竹下が死んでも東田は何も感じない、と語り…

半沢「私は、必ずあの男を見つけ出し、あなたや私が味わった以上の痛みを味わわせてやる。人の善意は信じますが、やられたらやり返す、倍返しだ!それが私の流儀なんでね。」

ある日。大阪国税局の査察部が大阪西支店にやってきた。統括官は黒崎駿一しゅんいち(片岡愛之助)だ。半沢は、庶務の松下(森山米次)に依頼し、貸し出したコピー機に外付けハードディスクを隠して装着。松下は元技術者で、彼のおかげで、査察部がコピーしたデータの確保に成功。

そして、国税が西大阪スチールを調査していることが判明。どういうことか。普通は借金があって潰れた会社を国税が知れべない。つまり、西大阪スチールにはまだ取れるだけの金があるということ。

近藤は、西大阪スチールに出入りしていた業者の目撃情報半沢に伝える。それは、鳥谷造船に元・西大阪スチール経理課長の波野(ラサール石井) がいるということ。

半沢は、波野を追い詰める。波野は西大阪スチールの裏帳簿を隠し持っていた。東田に全責任をなすりつけられないための切り札として用意していた。波野は、半沢に裏帳簿を渡す。

さらに脱税した分の金がどこにあるのか、波野に詰め寄る。金は知らないが、未樹(壇蜜)という愛人宅にいると告げた波野は、持病の発作を起こす。事務員の女性が薬を取りに行くが、半沢は自分を責める。薄汚れた金貸しだ、と。

近藤(滝藤賢一)の末路

「近藤から何も聞いてなかったのかよ。」と、渡真利から半沢に電話があった。近藤は持ち家を売り、引っ越すという。新神戸駅にて、半沢がかけつけると、ホームに近藤と妻子もいた。

近藤は出向になったことを言い出せなかったという。「過去に一度失敗したら取り返せない。銀行ってそういうところらしい。でも最後にお前の力になれてよかったよ。お前にはこんなところで潰れて欲しくない。きばれよ、半沢」「お前もな、近藤。」

2人は涙をこらえて激励しあった。

半沢(堺雅人)東田と対決!

兵庫県・舞子にて。半沢は東田の愛人のマンションで見張った。「未樹さん、東田社長はどこですか?」と尋ねる。すると、東田も遅れて玄関にやってきた。ゴルフクラブで向かってくる東田。

しかし剣道部でならした半沢は見切って、ほかのゴルフクラブで応戦し、完全に勝利。「銀行についてきてください。」と迫る。と、不意に未樹がハンドバックと瓶入りの袋で襲ってきたためダメージを食らう半沢。東田と未樹は逃げてしまう。

実は、国税局も未樹のマンションをマークしていたが、これでダメになり、黒崎は「あの銀行員めざわりね」と憤怒。

半沢(堺雅人)「邪魔しないで頂きたい」

半沢は5億円を回収出来ないまま、東京本店に呼ばれる。「ここが俺の限界か。」ともうあきらめの境地。

聞き取り調査の2人のうち、人事部次長の小木曽は、かつて近藤にパワハラを行った人物だ。融資本部の定岡崇之(小須田康人)も調査担当。2人とも浅野支店長の元部下だ。

半沢は責任の一端があることを謝罪したが、全責任を自らに負わせようとする上司たちに真っ向から反発。「あなた方、本部の融資部も3日かけて認可したにもかかわらず、粉飾を見抜けなかった。」

定岡は現場主義を主張するが、半沢は「だったら、あなたたちは何のためにいる?責任が取れない本部審査に何の意味がある?そんな融資部なら必要ない、やめてしまえ!」と反撃。

さらに、記録係にも都合のいい文書にしないように釘をさして、「今からいう事を書き留めておけ。私は必ず、5億円を回収する。二度と邪魔しないで頂きたい!」と宣言。

渡真利や中西が心配する中、竹下から半沢へ電話が。

竹下「わしも東田のガキ、ギャフンと言わせたなったんや。あんた、マキノ精機に3千万融資して救ってやったらしいな。」

竹下と牧野は知人だった。だから半沢を信じてくれたのだ。

やったろうやないか。やり返すんやろ!」「はい、倍返しです。

半沢は、ネクタイ(紺色)を外して、花からもらった勝負ネクタイ(明るい水色)をしめる。(つづく)

【半沢直樹2013】1話の視聴率

【半沢直樹2013】1話の視聴率は、19.4%! 54分拡大(21:00 – 22:48)で放送されました。

なお、日曜劇場の枠の前作『空飛ぶ広報室 』第1話は14.0%。『半沢直樹2013』第1話は、前クール第1話より5.4ポイントアップとなります。

充分に高い数字なのですが、『半沢直樹2013』最終回の42.2%に比べれば、まだまだ話題になっていなかったのかもしれません。

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