【ハレーションラブ】最終回ネタバレと考察｜黒幕・猪塚健太の怪演と放火犯の正体が衝撃！

2024年11月10日

【ハレーションラブ】最終回ネタバレと考察｜黒幕・孝之（猪塚健太）の怪演と意外な犯人！
15年前の事件、そして槙田殺し、朱莉（髙橋ひかる）への嫌がらせの犯人と黒幕がついに判明！
浅海の授業がヒント？放火事件の意外な真相に衝撃走る！

【ハレーションラブ】最終回のあらすじ

藤原昴（一ノ瀬颯）を襲った黒装束の男と偶然出くわした三原椎奈（川瀬莉子）は、男が血を流していたため怪しく思い、持っていたスマホで咄嗟に写真を撮る。その写真を見た深山朱莉（髙橋ひかる）は、覆面からのぞく金髪の男が橋本隼斗（栁俊太郎）に似ていることに気付く。

真相を確認するため、朱莉は昴と共に橋本を探していたところ、そこに浅海恭介（眞島秀和）が餅田日和（中村里帆）の写真を引き伸ばして欲しいと訪ねて来る。その写真には何かが写っているようで、それを確認して誰が日和を撮ったのか、日和が何を抱えていたのか知りたいという。

朱莉が預かったその写真を見た昴は、15年前の火事で亡くなった兄・晶や日和の母、昨年自殺で亡くなった日和、殺害された槙田柚生（吉村界人）の４人には、何か関係があるのではと疑問を抱く。そこで、朱莉と昴は15年前の写真や火事が起きた当時のニュース記事など全てを見返しながら、事件に結び付くであろう15年前の火事の真相を探り始める。

朱莉は浅海から預かった写真から、制服姿の日和が火事のあった空き家で撮影されていたことや、火事が起きた七夕の日に朱莉が撮った餅田家族の連続する写真から日和の表情がコマごとに怯えるように変化していることに気づく。

椎奈が何者かに襲われたと連絡が入る。急いで病院に駆け付けた朱莉と昴は警察に追い返されてしまう。昴はスマホを病院に忘れたと引き返す。朱莉は15年前の写真に違和感を感じ、撮影された場所に向かう。そのすぐそばに交番があった。朱莉は日和（中村里帆）の表情が変化したのは、交番にいた人物を見たからではと考えた朱莉は、当時交番に勤務していたはずの加賀武（嶋田久作）を訪ね、当時のことを追及する。武は、現場に落ちていたライターが孝之のものだったことに気づいて思わず隠してしまったと白状する。孝之が警官になってこれからというときだった。ライターと焼け焦げたフィルムの別の部分も保管していた。

武の話を聞いた朱莉は、昴くんに謝って！と武に言い、昴に電話するが、電話からは変な音がする。

【ハレーションラブ】最終回のネタバレ

昴は、自分を尾行していた橋本に声をかけ、椎奈は意識不明だが生きていると伝える。椎奈を暴行したのは橋本だった。橋本は15年前に晶が死んだのは自分たちがいじめていたからだと責任を感じていた。そしてずっと加賀孝之（猪塚健太）に脅されていた。「この街の元凶は変わらない」。橋本は最後に昴に謝りたかったと言い、自殺を図る。

昴は孝之と対峙するために交番に走ったが、孝之に捕まってしまう。倉庫にはすでに捕まっていた浅海もいる。

孝之は、昴の携帯を踏み潰した。
孝之は日和のストーカーだった。だから日和は警官になって父親と交番に立っていた孝之の姿を見て怯えたのだろう。

孝之は日和との間にはちゃんと絆があった、フィルムを送ったのは自分のことを思い出して戻ってきてくれると思ったからと思い込んでいた。唖然とする浅海。

「俺たちは愛し合っていた」。孝之は完全な妄想系のストーカーだったのだ。

しかし放火したのは自分ではないと言う。あんな火事さえ起きなければ日和が街を出ることもなかったと嘆く。浅海は、日和が街を出たのは火事だけのせいではなく、孝之から逃げたかったから。「晶くんのせいじゃない」という手紙を死ぬ前に書いたのも日和だ。

孝之は、「彼女を傷つけるやつは許さない！」と叫び、昴と浅海を殺して罪をなすりつけるために浅海と昴に灯油をかけ、ライターに火をつけようとする。

そこに朱莉と加賀武が駆けつける。拳銃や刃物を手に暴れる孝之と武、昴、浅海が激しく格闘する。昴が孝之を押さえ込むと、浅海がナイフで刺そうとするが、朱莉が止める。

「先生は、日和ちゃんが好きになった先生のままでいてください」

武は15年前に孝之をかばったことを後悔し、「すまなかった」と孝之に手錠をかける。

俺は悪くない！守りたかっただけだ！

勘違いストーカー野郎の孝之は、15年前は日和につきまとっていた。日和は、あのフィルムを孝之が送ってきてから怯えていて精神のバランスを壊してしまった。

孝之は今は朱莉を好きになり、警官の立場をも利用して朱莉の周りを“パトロール”して、近づく男たちを排除しようとしていた。槙田を殺したのは、「晶が自殺ではないならどうしてずっと孝之に脅されていたのか？」と事件の真相に近づいたから。

【ハレーションラブ】最終回の結末

やりたくもないコスプレ？などを孝之にやらされていた日和は、孝之から逃れたかった。

残りのフィルムを現像した朱莉は、その1枚は日和が撮ったものだと浅海に伝える。日和は心で見ている風景を撮る人で、憧れの人だった。

また孝之が撮った写真の中には、ベランダにいる日和や赤い短冊が写っていた。「どこか遠くに」という願いは、孝之から逃れたかった日和のもの。朱莉は晶が書いた短冊も、自分が撮った写真の中に見つけていた。晶の願いは「弟の夢が叶いますように」。弟思いの晶らしい短冊だった。

朱莉は、街を出ることにする。昴が世界一周でもしようかなというといいね、と微笑む朱莉。

浅海は日和の妹の小田桐と火事現場の空き地を訪れる。あの頃、日和の苦しみに気づいていれば…と後悔する小田桐に、浅海はある推測を話す。日和と過ごした時間と焼け焦げたフィルムの写真から行き着いた答えだった。

「浅海くん、私は誰かを傷つけるような人になりたくなかった。でも一度だけ許されないことをしたの…」。

日和は願いを書いた短冊に火をつけて空き家に落としたのではないか。日和は空き家を消してしまいたかっただけなのだろう。

朱莉は、自分にしか撮れない写真を撮りに旅に出る。見送りにきた椎奈は7年生が確定したと嘆く。
那津子（濱田マリ）は、「お父さんも朱莉の撮った写真が見たいと思う」と父親のストラップを渡す。浅海が来て、朱莉のおかげで日和と向き合えたと礼を言う。朱莉は写真を続けてほしいと伝えた。

いつも2人で歩いていた道で朱莉を見送る昴。朱莉は振り返ると昴の写真を撮る。昴は声に出さずに「ありがとう」と言った。写真の昴はいい笑顔だ。

後日、那津子のもとに朱莉の写真集が届く。タイトルは「Beyond the Halation（ハレーションの向こうに？）」表紙はかわいい赤ちゃんの笑顔、裏表紙には昴の写真も。

朱莉は楽しそうに海辺で遊ぶ子供たちを撮る。

（おしまい）

【ハレーションラブ】最終回の感想

1時間SPで事件の真相が暴かれた最終回。怒涛の展開でした。

みなさんの考察が鋭すぎて、当たっててスゴかったー！！

👮‍♂孝之さんがめちゃくちゃ黒幕だったのね🫠 直接＆間接的に何人亡くなっとるんや🫠 怪我人も多いし…
抑えるお父さん、昔とった杵柄で息子を🥲

猪塚くんのサイコパスな感じの役、最高😇 キーマンだったね😁#ハレーションラブ #猪塚健太
— yuumi_ab🐗🍝🦙🦖🐥 (@yumii_ab) September 30, 2023

途中まで怖かったァ。
浅海さん、孝之さんの神経逆なでするからもっとひどい目にあうかと。十分ひどいか。
日和さんのこと思う浅海さん切ない。
少しでも悲しみが和らぐといいけど。

朱莉さんは自分の望む写真が撮れたようでよかったね。
七夕に短冊、クーちゃん、穏やか。#ハレーションラブ
— ナガ (@naga0827to) September 30, 2023

目が完全にイッちゃってる孝之を演じた猪塚健太の狂気の演技がすごかった！

健太くん本領発揮！な最終回でとてもおなかいっぱい😋大満足でした👮昴くんを迎えた時のゾゾっとする笑顔、倉庫で大暴れ、自分の歪んだ信念貫いて全く悪いと思ってない常軌を逸してる感じ、圧巻だった😭健太くんが演じる事に意味があった役でした最高
#ハレーションラブ
 #ハレラブ考察
 #猪塚健太
— あみⓐⓜⓘ🐗🍝 (@amihidaken) September 30, 2023

【ハレーションラブ】最終回の考察とレビュー

浅海の犯罪心理学の授業に出てくる犯罪者のパターンがヒントになっていました。
「見た目で人を判断してはいけない」「相手も自分を好きだと思い込む妄想系ストーカー」など。

日和は孝之という妄想系ストーカーの被害者だった。晶が空き家の2階にいたことは知らなかったのだろうけど、火をつけたことで母親を亡くし、全然関係ない晶を死なせてしまった。

晶は放火犯だとされて、昴や家族も街を出なければいけなくなり、15年間ずっと苦しんでいた。

孝之のような男に目をつけられて追い詰められた日和もかわいそうだし、ずっと「許されないことをした」と後悔していたとは思うけど、他人のせいにしていたのはかなり身勝手。しかも小さな子供のせいに…。本人が死んでいるからどうしようもないけど、昴の気持ちはどうなんでしょう。

兄の冤罪が晴れたらそれで納得？

橋本の生死は？（見逃していたらすみません）

浅海が朱莉にキスしたのは、そのときは好きになっていたから？
朱莉に日和を重ねていたから？　でも日和のことがわかったし、もういいの？

朱莉は、ちょっと浅海にも惹かれていたけど、最初に撮りたかった人=昴がやっぱり好きってこと。昴も「いってらっしゃい」と言ったから、それは待ってるってことですよね。

テレ朝期待の新人・若杉栞南さんの脚本。初めての連ドラだと思いますが、どんでん返しが何度もあって面白かった。あまり話題にならないのが不思議なくらいだったので、また次回作にも期待したいと思います。

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