【グレイトギフト】2話ネタバレと考察|伊集院(見取り図/盛山)を操っていたのは誰?

【グレイトギフト】2話ネタバレと考察|伊集院(見取り図/盛山)を操っていたのは誰?
前半のキーパーソンながら、早くも2話で退場となった伊集院。1話からいろいろフラグはあったけれど、「脅迫だけしていた」というのはウソ?まだまだ奥にありそうな秘密を深掘り考察してみましょう。
今回は【グレイトギフト】2話あらすじ・ネタバレ・考察・視聴率について

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目次

【グレイトギフト】2話の視聴率

【グレイトギフト】2話の視聴率は1月26日にお知らせします。

【グレイトギフト】2話のあらすじ

藤巻達臣(反町隆史)が、元総理(山田明郷)の遺体から発見した殺人球菌「ギフト」を悪用して、白鳥稔(佐々木蔵之介)がライバルの奥野信二理事長(坂東彌十郎)を殺害してしまう。そればかりか、白鳥はギフトを培養したのが藤巻であること、結果的に殺人に加担したということ、さらに重い心臓病で入院する妻・藤巻麻帆(明日海りお)の命を盾に、藤巻を相棒として操ることにする。藤巻はどんどん犯罪に巻き込まれていく。

奥野の遺体が行政解剖される!

謎の真犯人がギフトを使って殺した2人の患者同様、また白鳥の目論見通り、奥野は急性心不全と診断されるが、“ある違和感”を覚えた警視庁の元捜査一課刑事・神林育人(尾上松也)が行政解剖を決断。白鳥から殺人の証拠隠滅を命じられた藤巻は、本来なら死因を突き止めるのは病理医の仕事だからと神林に解剖に同席させてくれと頼み、同行する。遺体の中にまだ残っているギフトを消滅させようとする。それには温度を下げなければいけない。病院から持ち出した保冷剤をこっそり首筋に当てる。

解剖医は胃の粘膜のダメージには気づいたが、胃が荒れていただけと考え、右頸動脈の痣の中の嚢胞内の組織液も調べたが、死因に関係ないと判断した。ほっとした藤巻は病院に戻って白鳥に報告する。脅迫状のことを告げると、書いた人物を特定しろと命じられる。誰がギフトを使っているかわからない、口にするものに注意するようにと白鳥。2人がこっそり話している様子を2階から何者かが見ていた。

穂希が仲間に!?

奥野の死は殺人球菌によるものだと疑念を抱いた久留米穂希(波瑠)は、藤巻を第2の犠牲者の安田勝と妻の梢(阿南敦子)の店に連れていく。穂希はこの店の常連だった。穂希が真犯人なのか? 穂希はギフトの培養にも奥野がギフトで殺されたことにも気づいていた。穂希が脅迫者!? 戸惑いながら藤巻が目的を聞くと、誰が最初に殺人球菌を持ち込んだのかを知りたいだけだし、研究職の性だと答える。さらにこれから自分も培養して特効薬やワクチンなどの開発を進める。それができなければギフトのことを盛大にバラすと言い出す。

麻帆の手術に必要な心筋細胞シートは来週にでも届くはず、もうすぐ手術ができると白鳥と郡司(津田健次郎)に言われ、喜ぶ麻帆とあかり(藤野涼子)。理事長になった白鳥は、高齢で入院中の教授に引退勧告をして次の教授には藤巻を推薦すると言う。どんどん取り込まれていくことに戸惑う藤巻だが、郡司は強い嫉妬にかられていた。

藤巻は、看護師の鶴下綾香(片山萌美)から急性心不全の患者が出たと連絡をもらう。しかし首筋に痣はなく、ギフトのせいではないようで、ほっとするが、そんな自分も嫌になる。

神林と穂希の鋭い勘

娘の見舞いに来ていた神林が藤巻をつかまえる。神林は奥野の死は急性心不全ではなく殺人事件だと考えていた。事件の日の防犯カメラを月足(濱正悟)とチェックしていたところ、気になることがあった。1つは奥野が藤巻を指差して怒鳴っていたこと。藤巻は自分がついうっかり間違えて教授会に出てしまったからだとごまかす。もう1つは、奥野が倒れて騒然となる中、白鳥だけは動かなかった。その後、白鳥にあってその目を見たとき、白鳥が犯人だと確信したという。

白鳥の命だとして、11月1日夜の特別個室フロアの防犯カメラ映像を確認する藤巻だが、奥野理事長の指示で消去されていた。22時頃の来院者リストを見ると、そこには安曇杏梨(倉科カナ)の名前があった。

「アルカナム」に行こうと身なりを少し整える藤巻に、「女性に会いに行くのか」と鋭い指摘をする穂希。染色薬が付いてしまった袖口を拭いていると、伊集院薫(盛山晋太郎)奈良茉莉(小野花梨)が穂希をあんこう鍋に誘いに来る。茉莉は接近していた2人の関係を怪しむが、伊集院と2人では行きたくないため、穂希を連れていく。穂希も、ギフトを入れられるかもしれないからと飲み物などに気をつけるように注意する。

【グレイトギフト】2話のネタバレ

本坊の野望と綾香の密告

「アルカナム」に行くと、白鳥がVIP待遇を受けていた。教授の仕事を覚えなければいけないと本坊事務長(筒井道隆)。藤巻は杏梨を呼び出し、愛宕の遺産がどうなったかと聞くと「デリカシーがない」「モテないでしょ」と言われる。杏梨には遺言書通りに多くの遺産が入ることになった。藤巻は、杏梨が遺産目当てで殺したと思っていると正直に言う。次に好きな人は白鳥理事長だと言い、「毒は入っていないので安心してください」と小悪魔的に囁く。杏梨が白鳥の席に戻った後、杏梨のことをいつか手に入れるという野望を持った本坊に、ねちっこくからまれる。

郡司と綾香が不倫している。綾香は、藤巻に「突発的な心不全の患者が出たら教えてくれ」と言われていたことを郡司に告げる。いいことを教えてあげたんだから、あの女とは終わりにしてほしいとねだる。郡司は妻との関係はとうに終わっているが、あの女とは元カノの麻帆のことだった。そんなことはない、信じろという郡司。

脅迫者と第2の犠牲者は伊集院!

第2の脅迫状が届く。呼び出された駐車場に行くと、待っていたのは伊集院だった。伊集院は、藤巻と白鳥が結託して奥野を殺したと思い込んでいる。自分は開発者じゃない、脅して呼び出しただけだと言う。年間100億円の予算を握っている理事長から金を引き出すのが目的だ。1億円を出させて山分けしようと持ちかける。

僕がそんな犯罪に手を貸すわけがないと断る藤巻に、人を殺しておいて今更善人面するな、むしろ自分とグルになって白鳥から金を巻き上げれば、自分も犯罪者になるから通報できなくなると説得する。

藤巻が研究室に戻ると、保温庫からギフトが消えていた!鍵をかけなくてはと思いつつ、まだだった。藤巻が慌てて伊集院に連絡する。実は、白鳥の指示で、藤巻と伊集院の会話は白鳥に筒抜けだった。騙したつもりが騙されていたのは伊集院の方だ、ギフトを持ち出した白鳥が注射をするかもしれないと追いかけながら注意する。追いついた藤巻は、今からでも理事長に謝ろうと説得するが、伊集院はむしろ堂々と脅してやると息巻く。病院で出されたものは口にしない、飲み物はもともと持参している、とあたたかい中国茶を飲む。

温かい飲み物は危険です!ギフトは温度が高いと…と、藤巻が言いかけた瞬間、伊集院は急性心不全を起こして倒れた心臓マッサージをする藤巻だが……。

【グレイトギフト】2話の考察とレビュー

●伊集院について
前半のキーパーソンなのに、早くも退場となってしまった伊集院ですが、1話からいろいろ気になることがありました。

元総理の遺体を解剖するとき、「殺されたのかもしれない」という穂希に、「久留米女史が冗談を言うなんて」と茶々を入れていたり、藤巻が右頸動脈の黒いシミを気にしたとき、「痣かシミでしょう」と言っていた。藤巻が発見する前から知っていたともとれるし、そうでないともとれます。

そもそも伊集院はいつ、殺人球菌のことを知ったのか?
藤巻が何かの球菌を培養していたことは知っていても、それが殺人球菌だとなぜ知っていたのか。

藤巻が本坊事務長に球菌の話をしていたとき、本坊と入れ替わりに入ってきたのが伊集院。おそらく藤巻と本坊の話を聞いていた。本坊は藤巻に球菌のことを誰にも言わないようにと釘を刺していたので、郡司には説明していなかったと思われる。もともと情報収集力に長けている伊集院なので、殺人球菌はいつか使えると藤巻を観察していたはず。

また白鳥のことを具体的にケチョンケチョンに言っていたので、かつては白鳥の手下だったはず。でも、白鳥が理事長選に敗れたから奥野側に寝返っていた。奥野から藤巻の動向を探るように言われていた可能性もあります。伊集院は、白鳥と郡司のことは悪く言っていたけれど、奥野のことはとくに悪く言っていなかった。

●白鳥はいつギフトを水筒に入れたのか?
伊集院は、藤巻と駐車場で話していたとき水筒の中のお茶を飲んでいたから、そのときはまだ毒が入っていなかった。病理部に戻って藤巻を待っているときに水筒は机の上にあったけれど、その間、白鳥は藤巻と話していたはずだし、白鳥にギフトを入れるタイミングはあったのでしょうか?
白鳥にはまだ手下がいる!?

●藤巻がポンコツすぎる
それにしても、藤巻がみんなから追い詰められ過ぎ。
白鳥・伊集院・穂希。そして間違いなく、郡司が加わります。

殺人球菌なんて危険なものを扱っているのに、保温庫にも研究スペースにも鍵をかけていないなんて!

でも、いつもすごくカッコイイのに、みんなから追い詰められていく情けない反町隆史がいいですね。ちょっと猫背で本当に人と目を合わせない感じがおもしろい。ひとりでモヤモヤし続けるモノローグもよい感じです。

次回はまた誰かが殺される?

グレイトギフト2話

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