【降り積もれ孤独な死よ】5話で注目!灰川の青年時代を演じたのは、朝ドラ「虎に翼」のあの俳優!

「降り積もれ孤独な死よ」5話 上川周作

【降り積もれ孤独な死よ】5話で注目!灰川の青年時代を演じたのは、朝ドラ「虎に翼」のあの俳優!
灰川邸事件の容疑を認めて自殺した謎の男・灰川十三()の過去が明かされました。
悲しき運命と罪を背負う青年時代を演じたのは、朝ドラで人気のあの俳優!

目次

【降り積もれ孤独な死よ】5話

【降り積もれ孤独な死よ】5話はまさにジェットコースター展開。意識不明の花音の過去、顔に傷のある男の行方、絵を差し替えた人物と灰川の実の子は誰なのか――!?

花音は母を殺した!?

灰川邸を訪れたとき、顔に傷のある謎の男(?)鈴木巡査(蓮水花音(を襲った。助けに入る冴木仁(だが、結果的に花音は撃たれた際の失血性ショックで意識不明の状態に。花音を危険な目に遭わせた冴木は落ち込む。

冴木の上司・五味刑事(黒木メイサ)は、花音にまつわる事件について言及。花音の母親が死んだ火災についても謎が残されているし、階段から突き落とされたときに警察ではなく冴木だけに連絡したのも不可解だ。どっちみちこれ以上花音を捜査に巻き込み危険にさらすわけにもいかない。公私混同には気をつけなよ。重要参考人でもある花音を捜査から遠ざけるように忠告する。

蓮水花音の母親(西原亜希)は、花音が生まれた頃、その父親を包丁で刺して殺人未遂事件を起こしている。被害者の父親は、ほかに家庭がある男で、そのいざこざが事件の原因。母親は実刑をくらって花音は施設に引き取られた。

7歳の頃、刑期を終えた母親に引き取られたが、育児放棄される。母親は火事で死んだ。火の不始末が原因といわれたがはっきりしていない。

冴木は、花音が「よかった、(母が)やっと死んでくれた」と微笑んだことを思い出す。その直後、花音は意識を取り戻す。対面して安堵する冴木に花音は、冴木が死ぬかもと思ったとき、絶対に嫌だと思ったと言う。冴木は五味に言われた通り、距離を置くことに。

絵を差し替えたのは灰川の実の子?

2024年
灰川邸事件を調べている森橙子(山下美月)は、灰川邸の生き残りでタトゥーアーティストの沖島マヤ(仲万美)を訪ねるが、マヤは美来にリッカのマークのタトゥーを入れた覚えもないし、大事な人たちは誰も傷つけたくないから、と、ほかの生き残りの連絡先を教えずに追い返す。

2017年
帰宅した花音は冴木に連絡しようとして躊躇する。顔に傷のある男(笠松将?)は、襲撃事件の新聞記事を見て荒れ狂っていた。それは鈴木を殺せなかった悔しさからなのか――!?

警察では、冴木と五味が、川相(に、絵を差し替えた人物の特定が先決で、灰川には実の子がいた可能性があると訴える。川相は捜査を急げと指示する。鈴木(佐藤大樹)は、脳震盪を起こしただけということだ。

「真珠の耳飾りの少女」と「ベアトリーチェ・チェンチの肖像」

ある画商を訪ねた冴木と五味は、差し替えられた2つの絵に隠された意味を知る。フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』の絵には不気味な逸話がある。それは『ベアトリーチェ・チェンチの肖像』に似ている。『真珠の耳飾りの少女』はフェルメールがこれをもとに描いたとも言われている。ベアトリーチェ・チェンチは酷い虐待をしていた父親を家族と共謀して殺したというのだ。

絵の中の美少女を蔵土村で見た、振り返る花音の姿と重ね合わせる冴木。その頃何者かが『真珠の耳飾りの少女』の絵を、憎しみをぶつけるように切り刻んでいた。

灰川の散骨

灰川の葬儀に参列する、花音、マヤ、悟(松本怜生)、優磨(カカロニ栗谷)。蒼佑には連絡したが用事があると欠席した。

花音たちはカナブンが死んで墓を作ったときの灰川の言葉を思い出す。「お墓がなかったらただ死んだことになっちゃう。生きていたことを忘れられる」という花音に灰川は、「人が生きていた証は墓の中ではなく、人の心に残る。俺が死んだら灰にしてここに撒いてくれ」。

花音は、最後に灰川邸に戻ろうと灰川の骨を盗んできた。一同は灰川邸で、灰川の骨をすりこぎで砕く。昔を思い出すと、うれしそうな花音。父さんとみんなと家族みたいに暮らして、毎日楽しかった。ずっと続けばよかったのに、と悟。皆、ドカドカと骨を砕いていく。

バルコニーから散骨する一同。花音は灰川との思い出を胸に涙する。灰が目に入ったのかなとごまかす花音に、そういうことにしておこうとやさしいマヤ。

蒼佑は父の過去と向き合う

その頃、蒼佑()は、施設に入っている父親のいとこを訪ねていた。

冴木と五味は絵を差し替えた犯人を探すが、難航している。

花音の変化に気づいたマヤは、好きな人でもできたのかと聞くが、花音にはピンとこない。邸を去るとき、花音は植栽に刺してあったサツキの造花に気づく。サツキの花びらは一般的には5つだが、それには6つあった。1人残った花音は、6つの造花を見つけて地図上にその場所を印して結ぶとリッカのマークになった。

その中央の場所を掘ってみると、鍵付きのケースが出てくる。力技で壊すと中には灰川の日記が綴られた大学ノートが数冊入っていた。

灰川の青年時代

地元に戻った蒼佑は、冴木に電話する。実の父・真和(小久保寿人)のいとこの話によれば、真和もその父からひどい虐待を受けていたことがわかった。それでアニキと話したくなった、と留守電に吹き込む。

五味と一緒に中華料理店で食事をしていた冴木は、花音から何か届いたという連絡を受けて署に戻る。それは花音が発掘した灰川の日記だった。

1992年5月19日、少年院を出た灰川は、ゴミ収集の仕事などをしながら、ただ生きていた。ある日、たまたま自転車がパンクして困っていた女性・米田深雪(小島籐子)を助けてあげる。5月22日、お礼を渡しに来た深雪は、灰川の手の傷を見ると、「痛かったですよね、すごく…」と共感した。深雪は夫の虐待から逃亡中で、傷のあるもの同士が惹かれ合うのに時間はかからなかった。

ある日、深雪は妊娠を告げる。自分でも驚くほど素直に喜べたが、深雪の夫が離婚を承諾しない限り、灰川の子どもにできないことを知る。2人は悩んだ末に、出生届を出さずに育てることにした。1993年6月6日、無事に生まれた男の子に2人は「ジュン」と名付けた。

その頃、画商をあたっていた五味は、「我が子を食らうサトルゥヌス」を購入したのが、身近な意外な人物だということを知る。

帰宅する途中の蒼佑が何者かに襲われ、拉致される。その犯人は、冴島の後輩巡査の鈴木潤だった‼️ 蒼佑の前で電話を受けた鈴木。その相手は花音だった。「鈴木さん、今どこですか?」

【降り積もれ孤独な死よ】5話 青年灰川役は「虎に翼」のお兄ちゃん・上川周作!

花音の母親殺し疑惑と灰川が少年院を出た後の過去が明らかになりました。

花音が母親を殺した可能性もあると思いつつ、放火したのは協力者かもしれません。

灰川の青年期を演じた俳優に驚きました。

同クールで放送中のNHK朝ドラ「虎に翼」の“お兄ちゃん”こと、主人公の寅子の戦死した兄・猪爪直道役を演じた上川周作でした。

朝ドラでは、いつもちょっとズレているのに、「俺にはわかる」が口癖の癒しキャラでしたが、今回は辛すぎる過去を抱える役に挑戦! 顔に大きなあざがある暗い役なので、気づかなかった!という人も多かったのでは!?

灰川と深雪の子どもが鈴木潤ならば、出生届を出していないのに警察官になれるのか?という疑問もSNSに上がっていますが、そもそも佐藤創だった灰川も誰かの戸籍を闇で買ったようなので、戸籍を買えば可能なのかもしれません。

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