『降り積もれ孤独な死よ』考察!傷のある男の正体、マヤと健流殺人の犯人
『降り積もれ孤独な死よ』考察!傷のある男の正体、マヤと健流殺人の犯人!
いよいよクライマックス、謎だらけの事件が解明され始めました。
傷のある男の正体、花音との関わりが判明。花音突き飛ばし、マヤ殺し、優磨を襲った犯人は、やっぱり!なあの人!
事件の時系列まとめ
これまでに起きた事件を時系列でまとめてみました。
- 1967年12月 佐藤創(のちの灰川)が父親を殺す
- 1992年5月 灰川が米田深雪と出会う
6月 ジュン(のちの鈴木潤)誕生
某日 深雪のDV夫が襲撃
某日 灰川がジュンを施設に預ける - 2000年頃 蓮水花音が灰川邸に
- ? 年 鈴木潤が灰川が父親だと知る
- ? 年 神代健流が灰川の実子の存在を知り、素行不良に
- 2011年 健流が灰川邸を追い出され実家に
健流が弟を殺そうとして実家も追われる
健流が死亡?
灰川がニセ家族を解散し、子供たちを追い出す - 2012〜2014年 鈴木潤が誘拐・殺人
- ? 年 連続暴行事件が発生
- 2017年 灰川邸事件発覚
花音が突き落とされる
灰川が自白、鈴木に殺される
鈴木潤が顔に傷がある男に襲われる
鈴木潤が蒼佑と花音を拉致
蒼佑と鈴木が死亡
冴木が暴行事件について自首 - 2024年 月島美来失踪事件
沖島マヤが殺される
東優磨が事故に遭う
美来が保護される
傷のある男が冴木を襲う
花音は逃亡する
神代健流殺しの犯人
神代健流殺しに関わっているのは、次の4人。悟については知らなかった可能性がある。
- 灰川十三
- 蓮水花音
- 沖島マヤ
- 東優磨
8話の花音の回想で、灰川と花音は白骨遺体が埋まっていた山中にいた。花音の服装や髪型を見ると、健流が灰川邸を出て行ってから灰川がニセ家族を解散する前だと思われます。
3話で、灰川邸前のシーン。「健流は自分から俺たち家族を捨てた」と優磨が言ったとき、マヤが泣いていたの花音が見ていた。
5話では、2024年、森橙子がマヤにほかの生き残りの人の連絡先を聞こうとして「5人」と言ったとき、マヤは「5人?」と切り返した。当時はまだ健流の白骨遺体が発見されていなかったため、マヤは健流がすでに死んでいることを知っていたはず。
つまりマヤは健流の死に関与している! 花音と灰川と「家族の秘密」を共有しているのか、マヤの関与を知っているのは灰川だけで、花音は遺体を埋めたことだけ知っているという可能性も。
ただ、彼らが健流をわざと殺すことは考えられないので、自殺した、何かしらの事故という可能性も。隠蔽したのは、灰川邸のことをいろいろと調べられると困るから。
花音突き落としとマヤ殺人の犯人は陽子(長谷川京子)!?
花音を突き落とした犯人とマヤを殺した犯人は、健流の母・八木橋陽子(長谷川京子)!
花音が突き落とされたとき、黒い服を着た何者かが花音を尾行していました。
顔に傷のある男は、いつも帽子とTシャツで犯行を行っていたので、違う。
何らかの事情で健流の死は、灰川邸の生き残りの人たちのせいだと知った陽子の復讐。
マヤが殺されたとき、犯人に会ってすぐには誰だかわからない様子だったし、「ごめんなさい」と頭を下げて何度も謝っていたので、目上の人の可能性が高い。花音とマヤを突き飛ばした手の位置から考えても、彼女たちより背が高い人物。
<9話で判明>健流が死んだ後、黄色いカーネーションを届け続けていたのは灰川、灰川の死後は花音が引き継いでいたが、花音がマヤに代行を頼んだ。そのときマヤが花屋から「黄色いカーネーション」の花言葉は「軽蔑」、赤は「母の愛」だと聞いて赤いカーネーションを届けた。
陽子はその異変から健流がもういないことに気づき、花屋から買った人の特徴を聞いてマヤに復讐した…らしきところまでは9話で判明。陽子はまた優磨の事故現場にもいました。
顔に傷のある男の正体
顔に傷のある男は、ずっと花音を守っているような行動をとっています。ただ、2017年、灰川邸で花音が火をつけたところを見ると、当時花音はその男が誰だかは知らなかったと思われる。
9話で、顔に傷のある男は、養護施設時代に兄妹のように一緒にいた涼という少年だと判明します。
涼は実の両親を知らないまま施設で暮らしていたという。
涼は、花音の母親が花音から金を巻き上げ虐げていることを知り、有り金を出して花音を解放してくれと頼むが、母親が、こんな金じゃ足りない。自分の人生がめちゃくちゃになったのは花音のせいだから一生尽くして当たり前だと罵る。涼は花音を救うために、母親が酔って寝ている間に放火した。
後に灰川邸事件のニュースを見て灰川邸に駆けつけた涼は灰川から「家族の秘密」を聞き、花音を守るようにと頼まれ、ずっと花音を見守っていたのです。
『降り積もれ孤独な死よ』傷のある男の正体、花音突き飛ばし、マヤと健流殺人の犯人まとめ
- 顔に傷のある男の正体は、花音の幼馴染み・瀬川涼(笠松将)
- マヤ殺し、優磨を追い詰めたのは健流の母・陽子(長谷川京子)。おそらく花音突き飛ばしも。
- 健流を殺したのは、花音か?
川口悟だけは何も知らなかったのか――?
将来有望な悟にだけは教えなかった、ということも考えられますが、いったいどんな結末を迎えるのでしょうか。