映画【FUNNY BUNNY】のネタバレと感想!中川大志の新たな魅力、強烈キャラ剣持聡が最高!

映画【FUNNY BUNNY】のネタバレと感想!

中川大志主演【FUNNY BUNNY】が公開されました。

中川大志の新たな魅力に大注目!

鋭き視点を持つ主人公・剣持聡()が繰り広げる痛快シニカルミステリー!相棒役は岡山天音。

飯塚健監督作品【FUNNY BUNNY】のネタバレと感想を紹介します。


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映画【FUNNY BUNNY】のネタバレ

映画【FUNNY BUNNY】はウサギの着ぐるみによる「図書館編」と「ラジオ局編」の二つの事件が描かれています。

主人公は、売れない小説家の剣持聡(中川大志)。

自殺志願者を見抜けるという剣持が追う、二つの事件は、犯罪だけど犯罪じゃない事件。

「図書館編」……剣持の高校時代、親友との出来事が現代に繋がります。図書館を襲撃するという突拍子もない事件を起こす剣持とそれに付き合う漆原聡()。図書館に居合わせた服部茜(関めぐみ)、新見晴(レイニ)、遠藤葵(森田想)と剣持、漆原が出会うきっかけとなる物語。

「ラジオ局編」……図書館編から4年後の物語。茜の大学時代、亡き恋人の友人・菊池(落合モトキ)と剣持が出会うことから、ラジオ電波ジャックの事件に。

いずれ2編もそこかしこに胸刺さる台詞が。

テンポよく進む映画【FUNNY BUNNY】のネタバレを紹介します。

「図書館編」のネタバレ

ファニーバニー
映画【FUNNYBUNNY】図書館編
剣持聡(中川大志)

「図書館襲撃」をするまでの経緯

▲剣持と田所の関係は、物語の途中で明らかになります。

剣持聡(中川大志)は、友人の漆原聡(岡山天音)を誘い「図書館襲撃」を企てる。

・目的
図書館にある「絶対に借りられない本」を借るため。

・理由
「絶対に借りられない本」には剣持の高校時代の親友・田所修(ゆうたろう)が宝を隠していると知ったから。

田所は祖父と二人暮らしだった。その祖父が亡くなり、剣持は遺言書を手にする。内容は、図書館の借りられない本に宝の地図が隠してある、というものだった。

ウサギの姿で図書館へ

図書館に向かうべく、剣持(中川大志)と漆原(岡山天音)がタクシーに乗ると運転手()妻が家を出ていったと嘆く。

剣持は、頷きながらも運転手の心をときほぐす。

タクシーから降りた二人はウサギの姿。

剣持に女はいない。そこを漆原につつかれるが

「利点を言え」と剣持。

「ウサギ3号行くぞ」

(なぜか、2号ではない)

2人がたどり着いたのは図書館。

図書館員の服部茜(関めぐみ)と図書館に本を借りに来ていた新見晴(レイニ)を拘束し

「絶対に借りられない本を借りにきた」と目的を告げる。

**

図書館。23時7分。

剣持と漆原は本探しをしているが、大量の本の中、なかなか見つからない。

拘束されている茜と新見。

そこに、遠藤葵(森田想)が。

葵は、事件が起きた時2階にいて隠れていたのだ。

葵の助けで茜と新見は自由に。

スマホで電話を掛けようとするが電池切れ。

茜はこの時、「世界を嘆く前に音楽を聴け」という昔少しだけ売れた音楽を思い出す。

3人はこっそりと剣持と漆原を観察。

本当に本を探しているだけのようで、絶対に借りられない本、が気になってくる。

そこで3人は反撃にでる。

剣持と漆原に

「お前ら、ゆっくり歩け。手をあげろ」

と新見。

茜は110番を掛けようとする。

「目的は何?絶対に借りられない本って何?答える気がないなら(ダイヤルを)押す」

と脅迫。

茜のいわれるがままに正座する剣持と漆原。

名前を名乗れといわれ

「剣持聡、漆原聡。

下の名前は偶然同じ」

と紹介。

宝の地図を探しに来たという、2人。

おとぎ話かという服部。

だが「なぜ、今日なのか。他の日でもいいのでは」という服部。

それは漆原も同様。

剣持は遺書を見つけてから毎日、通って探していた。

だが、見つからなかった。

館内には50万冊以上の本がある。

服部は警察には言わないが帰る、と言い出す。

漆原は「一緒に本をさがして欲しい」と頼む。

そこで、剣持は自分のことを話す。

剣持(中川大志)が本を探す本当の理由

高3の夏。
剣持には田所という親友がいた。

・剣持は力が強く、いじめをしているグループ「リバートリオ」をコテンパンにやっつけた。
・いじめはしないと誓わせたが、リバートリオは田所を標的にいじめていた。
・田所はいじめられていることを、剣持に言うと祖父に危害を与えると脅されていた。
・田所は強くなろうと鉄アレイで筋トレを始める。
・高校3年の夏休みに入る時、二人は屋上で話をする。
・剣持にSOSを発してい田所だが、剣持はそれに気付かなかった。

田所のSOS

「夢のボタンを隠したんだ。持ってると押しちゃうから」
「(押すと)希望の物語がゲームみたいに始まる。希望の前には絶望がある」
「人は簡単には変わらない」

田所、SOSのあとに話を普通に戻し、未来を語る。

・夏休みに自転車で北海道まで行く。
・将来は教師になる。

剣持が田所を見たのはそれが最後。

それから3日後、田所はリバートリオから襲撃を受け死んでしまった

いつもなら、やられるがままの田所だが、この日は反撃をした。それが仇となり、殺された。

翌朝、田所は発見された。

助けを呼ぼうとしたが、誰にも届かなかった……。

トリオはのうのうと生きている。

少年刑務所に送られただけ。

田所は鉄アレイを武器にしようと考えていた。だから、鉄アレイを本に隠した。

鉄アレイが宝だったのだ。

剣持と漆原は、茜、葵、新見に本探しの手伝いをしてほしいと申し出る。

お礼は、中華料理店「再見」(店主:角田晃広)のタンタンメン。

こうして5人で本を探す。

「絶対借りられない本」つまり、借りたくない本。それは、何か。

新見の「すっげぇ重くて」という発言がヒントになる。

重い本を見つけた。
その本はガッツリとくっついていて開けることができない。
無理矢理に開けると、そこに鉄アレイがあった。

剣持は鉄アレイを手にすると、漆原がすかさず取り上げようとする。

漆原は気づいたのだ。

剣持はその鉄アレイで、田所を殺した犯人の川島を殺すつもりだ。

この日は、リバートリオのトップ川島が出所する。
だから、どうしても、この日のうちに本を探す必要があったのだ。

漆原は剣持を止める。

「田所のことはお前のせいじゃない。お前は人殺しじゃない。お前は正義かもしれない。でも俺は止める」

漆原は無理矢理に剣持にキスをする。

「愛だよ!
二度といわないからよく聞け。そこまでする理由はなんだ。北海道まで自転車で俺でよければ行ってやる。俺はお前の友達だからな」

こうして、剣持は仕返しをすることを止める。

早朝、5人で再見のタンタンメンを食べに行く。

「ラジオ局編」のネタバレ

ファニーバニー
映画【FUNNYBUNNY】ラジオ局編
菊池(落合モトキ)・剣持聡(中川大志)

菊池(落合モトキ)と剣持(中川大志)の出会い

図書館事件から4年後。

中華料理店「再見」には、漆原、新見、茜、葵が揃っている。

年に2回くらい剣持から呼び出されるのだ。

**

ある日のこと。

剣持は駅にいる。

自殺をしようとする男・菊池広重(落合モトキ)を助ける。

偶然にも菊池は、茜の昔の恋人・藤井元信(田中俊介)の友達だった。

・藤井と菊池は、大学時代の同じ軽音学部。
・ザ・レディオユースのメンバー。
・ザ・レディオユースは「世界を嘆く前に音楽を聴け」で一曲売れたバンドだ。

現在の菊池は自販機補充員。
毎日聞いている音は、カンがガラガラと落ちてくる音。

バンドメンバーは当時4人にいた。

・安達充

・荒木広彦

・菊池広重

・藤井元信

しかし、藤井はデビュー前に交通事故で死んでしまい、デビューしたのは3人。

1曲は売れたが、その後、鳴かず飛ばず。3年で解散。

藤井が事故に遭う以前、大学仲間とバーベキュー大会をした。

そこで、藤井と菊池がラムチョップで言い争いに。

茜ははずみで「二人とも死ね」と言ってしまった。

茜が藤井を見たのはそれが最後。

茜はこの時、言ってしまった一言をずっと後悔していた。

卒業と同時にザ・レディオユースは終わる予定だった。

最後のスタジオ

藤井と菊池スタジオに来ていない。

茜が藤井に電話をすると、新しい詩ができた、今からいく、という。

この時、藤井は茜にプロポーズをしようとするが、直接言おうと電話を切っている。

一方、菊池は家にいた。そこにレコード会社から連絡がある。

デビューの知らせに喜ぶ菊池。

走ってスタジオについた菊池だが、藤井が事故に遭い、メンバーと現場へと走る。

藤井は死んでいた。

3人になったザ・レディオユース。

菊池は「俺が藤井になる」と誓い、レコードを出した。

それが「世界を嘆く前に音楽を聴け」。

剣持(中川大志)が電波ジャック

現代に戻る。

菊池と剣持は歩道橋に立つ。

菊池は事故に遭った時の藤井を思い出し
「意識あったのかな。あったらどれだけ痛かったのかな」と。

剣持
「想像しろよ。楽しい夢を見てたって。きっと、レコーディングの夢だ」

音楽を辞めた菊池は、絶望の中で生きている。
自殺をとめた剣持に恨みを言う菊池。

「藤井のせいにしてんじゃねぇよ。人は誰でも死ぬんだよ。死んだ人間には触れられない。死んだ人間の声は聞こえない。誰のための涙だよ。忘れられない過去を抱えて生きてるのはお前だけじゃないんだよ」

「忘れる前進だってある。諦める前進はどこにもない」

剣持は電波ジャックを企て、菊池を連れていく。

そこはラジオ局。

今回はウサギが6人。(剣持、漆原、茜、新見、葵、菊池)

スタジオに行くとザ・レディオユースの安達と荒木が警備員をしていた。

二人の計らいで、スタジオを使用できたのだ。

茜は藤井が残した新しい歌詞のメモを置く。

その言葉を紡ぎながら菊池は歌いだす。

「生きてる人間は想像することが出来る。死んだ人間の言葉を」

剣持の声を思い出し、菊池は歌う。

この時、藤井の声が空から降ってきた。

藤井
「いいか、菊池。生にはいくつもの衝撃が訪れる。目をそらすな」
菊池
「俺はお前を忘れることにした。前に進むために。藤井、ゴメン」
藤井
「謝るな。それでいい。元気にやれ」

菊池、熱唱。

菊池の歌がラジオから流れる。

♪本屋で剣持聡の小説を探そう。
面白くてもなんかしらのいちゃもんをつけよう。
ビールをガンガン飲んで、ありがとう、って伝えよう♪

菊池が問う。
「剣持の本のタイトルは?」

剣持・漆原
「ファニーバニー」

ラストネタバレ

最初の場面に戻る。

タクシーに乗り込み

「図書館まで」

**

中華料理「再見」にて。

剣持、漆原、茜、葵、新見、そして、菊池、荒木、安達もいる。

剣持らは大声で笑う。

<終わり>

映画【FUNNY BUNNY】の感想

映画【FUNNY BUNNY】は、中川大志さんの新しい一面、魅力が引き出された作品。癖の強いキャラ・剣持聡はハードなようでいてそうでもないような、男ぽいけど女はいない、売れない小説家だけど、言葉はどれもが突き刺さる。
剣持だけではなく、他キャラからも突き刺さる台詞がそこかしこに散りばめられています。
岡山天音さん演じる漆原が思わずキスする場面。「愛情」の場面は最高。男が惚れる男、それが剣持聡。
友情とか熱く語らないけれど、ぐっとくる友情を感じる物語。「図書館編」も「ラジオ局編」もどちらも味ある物語。
タクシーの運転手(菅原大吉)、中華料理の店主(角田晃広)と、短い場面にも味あるキャラが登場。それもまた、楽しめます。
曖昧さはなく、スッキリするラスト。笑いで終わることで、死と向き合う辛さから解放された気持ちになります。今後、シリーズ化する可能性も?そんな予感がチラリ。
カッコイイ中川大志に拍手。

記事内画像:【FUNNYBUNNY】公式サイト

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