【フォレスト】2話の考察!純の謎が深まる一方で「せいろ蒸し」がトレンドに?
日10ドラマ【フォレスト】2話「あなたは、誰?」が1月19日(日曜)に放送されました。
ABCテレビ制作の日10枠として、初のサスペンス作。
TVer・ABEMAでの見逃し配信の再生回数は、14日までの3日間で100万回を突破し、ABCテレビドラマとして歴代最速だそうです。
1つ謎が明らかになると新たな謎が現れて視聴者も深い森の中を進んで行くようなドラマだね。
岩田剛典さん演じる純が毎回せいろ蒸しばかり作るせいか、Xのトレンドに「せいろ蒸し」が入っていて楽しかったわ!
それでは、【フォレスト】1話の考察をお届けします。
【フォレスト】2話の考察
ブランフォレストパークにまつわる謎
1話で、1998年11月3日に着工予定だったブランフォレストパークの建設が(施工会社に騙されて)頓挫した話が出てきました。
幾島楓(比嘉愛未)と確執のある母であり、ホテルグループ・ブランフォレストを一代で築き上げたカリスマ経営者でもある幾島鈴子(松田美由紀)は、当時を思い出して「記念品も作っちゃったのに全部パー」と言っています。
それを聞きながら、楓の恋人・一ノ瀬純(岩田剛典)はブランフォレストパークのポスターを意味ありげに見つめていました。
2話では、純がブランフォレストパークのテレフォンカードを持っていることがわかります。
このテレフォンカードがきっと鈴子が言っていた“記念品”でしょう。
26年前のことですから純はまだ子どもだった頃ですね。
つまり純の身近な人がブランフォレストパークの事業に関係する人物だったのでは、と想像できます。
槙野(中川大輔)は単なる優しい同僚なのか?
【ドラマ放映のお知らせ📺】
— 株式会社ポジティブドリームパーソンズ (@pdp_kandou) January 19, 2025
本日放送の日10ドラマ「フォレスト」1話に引き続き2話も『サンジョルディフラワーズ ザ・デコレーター恵比寿店』が登場しております🌹
スタッフ用事務所スペースのシーンも実際に弊社の事務所部分を使用して撮影いただきました💐本日も是非ご覧ください🌳#フォレスト https://t.co/zmtb7tEPVb
楓のフラワーギフト会社の同僚、槙野俊太郎(中川大輔)は、楓のミスをかばったり、楓の微かな変化に気づいたり、楓が“別に”と“大丈夫”を同時に使う時はあんまり大丈夫じゃないことをわかっていたり、とにかく楓への絶大な好意を見せます。
普通に考えると、“槙野は楓に片思いしている”という描写なのですが、何しろ仕掛けが多いドラマなので何か裏があるのではと考える人も多いようです。
「槙野が楓との距離をつめてきてドキドキするけど、彼がスパイってこともある?」
「槙野が純の弟って可能性は?」
など、ただのカッコいい同僚というわけではないのでは、という声があがっています。
不安な日々を送る楓にとって、優しい槙野は癒しの存在のままでいてほしいのですが。
純(岩田剛典)の“ママ”呼びの理由と「贖罪」
ママ呼びw#フォレスト
— Takanori Iwata (@T_IWATA_EX_3JSB) January 19, 2025
先週、2話の予告で純が母に「ママ…」と呼びかけていたことで視聴者をざわつかせましたが、「ママ呼び」には理由がありました。
子どもの頃、母・茜(黒沢あすか)の誕生日に花を買いに行こうと4歳の弟・涼介と出かけた9歳の純は、公園に咲くマーガレットの前から動かない涼介に業を煮やしてひとりで花屋に行ってしまいます。
その後何があったのかは明らかにされていませんが、茜の慟哭の描写から推測すると、公園に残された涼介は事件か事故に遭ってしまったのでしょう。
多分、茜はそのことで精神を病んでしまって、それ以来純のことを“涼介”と呼ぶようになりました。
そして“純”の名前を聞くと激しい拒否反応を示すのです。
純は、母の前では自分を消して“涼介”として生きるしかありませんでした。
「ママ」と呼ぶのは、4歳の涼介の代わりだから。
1話で楓が差し出したマーガレットに動揺したことも、そういう過去があったからなんですね。
大事な母から自分を認識してもらえない哀しさと、母にとって大事な涼介を自分のせいで失わせてしまった悔恨。
“涼介”として生きることが、純の贖罪なのでしょうか。
純はなんて大きなものを抱えながら生きてきたのでしょう。
黒沢あすかさんが演じる“少女のようなお母さん”と、岩田剛典さんが演じる“涼介として生きる純”のシーンに胸を締めつけられるわ。
3年前の事故の真実
食中毒事件…
— みかりん🌱 呼び捨て🆗ファン歴🌼TUBE 39年❤️CCB 40年💛ドリカムPP会員 (@tube039105) January 19, 2025
次々と色々なことが起こって
ハラハラするドラマです#フォレスト https://t.co/08ymcu3xX4
3年前、ブランフォレストのレストランで集団食中毒が起こります。
保健所の調査結果で中西精肉店から仕入れたローストポークに原因があると特定され、そのように報道されました。
しかし当時ブランフォレストの副支配人だった楓は、信頼する中西精肉店に限ってそんなはずはないと、調査結果に疑問を持ちます。
全ての責任を仕入れ先に押しつけることにも納得できませんでした。
後日、中西精肉店の店主・中西宏樹(吉田ウーロン太)は事故を苦に自死してしまいます。
ブランフォレストを守ることしか考えない母のやり方に我慢できず、楓は家とブランフォレストから去ることに。
ところが、楓が知らないことがありました。
食中毒は事故ではなく、事件でした。
当時の監視カメラに、コートと帽子とマスクを身に着けた不審な人物がレストランから出るところが映っていたのです。
この人物がローストポークに菌を混入させたのでしょうか。
純に見えなくもない、ですが。
この監視カメラの映像は警察は調べているのか、詳しいことは次回以降にわかるのでしょうね。
怖いけどちょっと可愛いところもある鈴子(松田美由紀)
鈴子はブランフォレストを楓に継がせるために楓が勤めるフラワーギフト会社を買収したり本当に自分勝手なんだよ。でも楓に愛情を持っていることは伝わってくるんだよな。ゆがんだ愛情だけど。
独善的で傍若無人な鈴子ですが、ちょっと可愛いところもあります。
鈴子の部屋に届けられた「お前たちのしたことはわかっている」と書かれた薔薇のカードに火をつけ、
「面白い。やれるものならやってみな」
と言いながら高笑いしますが、炎が大きくなると「熱っ熱っ」と叫び出し、秘書の葉山修(堀部圭亮)を慌てさせます。
また、3年前の食中毒の件について葉山と話す場面で、
「(自分を恨んでる者は)いっぱいいるか。出るクギは打たれるのが世の常」
と達観したように言いますが、葉山に訂正されてしまいます。
「“クイ”です…」
「えっ?クイ?…きょうから“クギ”よ」
「え?」
「わたしが正しいの」
なんという負けず嫌い!
鈴子は威圧的なんだけど、ちょっと隙があるところがチャーミングなのよね。鈴子と葉山の場面はこの緊張に満ちたドラマの中でむしろクスッとできるシーンになっているわ。
#フォレスト 今日からクギです
— ファーストサマーウイカ (@FirstSummerUika) January 19, 2025
真琴(ファーストサマーウイカ)だけは裏切らないでほしい!
楓ー!!!
— ファーストサマーウイカ (@FirstSummerUika) January 19, 2025
比嘉さん可愛いし綺麗し面白いし
もうずっと太陽☀️☺️
さてはこのロケ現場、
今夜放送の2話に出てくるんですね!?🌃 https://t.co/MMj0opvh27
水原真琴(ファーストサマーウイカ)はいつも楓のことを親身に考えてくれる優しい従姉。
3年前の食中毒事故について今も苦悩している楓に、
「十分悩んだんだし苦しんだんだから幸せになっていいんだよ」
と心を込めて伝えます。
真琴にはずっと楓の味方でいてほしい、最後まで裏切らないでほしいと願っています。
実は黒幕だった、なんてことになったらかなりの衝撃です。
でもファーストサマーウイカさんだからこそ、豹変してほしいっていう期待もあるんだよな。冷たい顔の真琴もちょっと見てみたい。
篠田先生(水野美紀)の謎
篠田さんと純の関係が気になりますね…#フォレスト https://t.co/6yOtH6zKaI
— みかりん🌱 呼び捨て🆗ファン歴🌼TUBE 39年❤️CCB 40年💛ドリカムPP会員 (@tube039105) January 19, 2025
鈴子専属の医師・篠田塔子(水野美紀)は、鈴子と楓の話を立ち聞きしたり、突然純の家を訪ねてきたりします。
純と塔子は明らかに以前からの知り合いで、幾島家で鈴子に紹介された時はお互い初対面のふりをしました。
塔子は、
「あなたは誰?一ノ瀬涼介?一ノ瀬純?」
と聞きます。
この聞き方だと、塔子は彼を“一ノ瀬涼介”と認識していたけれど、幾島家で“一ノ瀬純”と紹介された、ということでしょうか。
もしそうなら、塔子は“茜の前で涼介になっている純”の姿を見ていたことになりますが。
「どうして名前を偽って幾島家に近づいたの?」
これはどういうことでしょう。
そして、
「あなたも幾島家になんかあるの?」
と塔子はつけ加えます。
つまり、塔子も何らかの意図をもって幾島家に近づいたということですね。
塔子は中西精肉店の関係者なのか、それともブランフォレストパーク事業に関係しているのか。
水野美紀さんの繊細な演技、やっぱり流石だなあ。
篠田先生はどんな秘密があるんだろう。
純は復讐をしようとしているのか
「あの子は何にもわかっていない、一ノ瀬純のこと」
1話で鈴子はそう言いました。
純のことを調べさせた上でそう言っていることから、鈴子は「一ノ瀬純」が本名であると認識しています。
また、純と楓を幾島家に泊めた日、部屋に薔薇のカードが届いたことからカードの送り主は純だと疑っていますね。
鈴子は、純がなぜ幾島家に近づいてきたのかを薄々わかっているようです。
純が恨みを持つとすると、弟・涼介に関することか、ブランフォレストパーク事業に関することのどちらかでしょう。
ポスターを見る冷たい目を思い出すと、後者でしょうか。
ただ、このドラマはシンプルな“純の復讐劇”では終わらないような気がします。
誰が調査を依頼したのか
誰かが、フリーの週刊誌記者・高岸陽太(町田悠宇)に、純の調査を依頼するシーンがありました。
高岸は純の写真を受け取り、
「こいつの素性と幾島家との繋がりを調べればいいんですね」
と大金をもらっていました。
依頼主の姿は見えません。
ただ、これまでの経緯からすると、純の素性を調べようとしているのは篠田塔子でしょうか。
“せいろ蒸し”がトレンド入り
せいろ蒸し以外作れない説
— Takanori Iwata (@T_IWATA_EX_3JSB) January 19, 2025
1話では2回、2話でも1回登場した“せいろ蒸し”。
2話の放送時にトレンドに入っていましたね。
もしかしたら純はせいろ蒸ししか作れないのか。初めに見たときは「わあ美味しそう!」って思ったけど、流石に毎食登場だと楓もどうなんだろう。
あら。本当に美味しいのよ、素材の味が感じられて。
1話見た後にせいろ蒸し器買っていろいろ作ってるわ。
【フォレスト】2話の出演者
【フォレスト】2話のまとめ
純の弟・涼介は、事件か事故で亡くなってしまったのかしら。純は「子どもの時に死んだ」と言っていたけど、詳しいことはドラマ内で明らかにされてないのよね。行方不明なだけでどこかで生きているのかもしれないって思っている視聴者もいて、そこから“槙野=涼介説”も出てくるのよね。
2話ではかなり秘密が明らかになってきたような気がするけど、実は純にはまだ謎が多いんだよね。
これまでに明らかになった出来事は、
①涼介が亡くなった事件、あるいは事故。(純が9歳、涼介が4歳の時)
②ブランフォレストパークの建設が頓挫した一件。(1998年11月3日に着工予定だった)
③ブランフォレストのレストランの集団食中毒事件。(3年前)
ですね。
この中のどれかに、純と塔子がそれぞれ何らかの形で関係しているのでしょうか。
今後、二人の動きに注目していきたいと思います。
次回、【フォレスト】3話の放送は、1月26日(日曜)22時15分からです。
どうぞお楽しみに!