【どうする家康】22話のネタバレ|設楽原の戦いのトラウマが「信康事件」の端緒に!?

【どうする家康】22話のネタバレ|設楽原の戦いのトラウマが「信康事件」の端緒に!?
6月11日放送の22話は長篠・設楽原の戦いが描かれる。歴史に残る斬新で冷酷な織田信長(岡田准一)の戦いぶりを見た信康(細田佳央太)に異変が…。
今回は、【どうする家康】22話のあらすじ・ネタバレ・感想・レビューをお届けします。

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【どうする家康】22話の視聴率

【どうする家康】22話の視聴率は6月12日にお知らせします。

【どうする家康】22話のあらすじ

【どうする家康】22話のあらすじです。

信長の秘策と作戦とは

瀬名(有村架純)は、信康(寺嶋眞秀)と亀姫(吉田帆乃華)が幼い頃を思い出していた。虫を怖がる亀姫、それも1つの命だと慈しむ信康。現在の浜松城。信康(細田佳央太)、万千代(板垣李光人)もついていく。

天正3年5月 奥三河・長篠城
長篠城は武田軍に包囲され、落城寸前だったが、徳川・織田軍の援軍がついに現れる。その数およそ3万。ついに長篠・設楽原で、家康・信長連合軍と武田の最終決戦が始まる。

武田軍1万5000。雨が降りしきる中、馬防柵を作るばかりで一向に攻めてこない織田勢に苛立ちを覚える山県昌景(橋本さとし)と穴山信君(田辺誠一)。信長はいったい何を考えているのか。

なかなか攻めていかない織田に信康や家臣たちも苛立つ。しびれを切らした家康は、織田の本陣へ。またケンカすると困ると付いていく左衛門尉(大森南朋)。

直ちに攻めて長篠城を救うべきだと進言する家康(松本潤)。こちらから攻めかからん。俺は武田を追い払いに来たのでも長篠を救いに来たのでもないと信長。

では何のために?と信康が問うと、碁を打ちに来たのかの、とトボける。

家康は、左衛門尉の策を献上する。夜のうちに3,000か4,000の兵を長篠の背後に回り、鳶ヶ巣山の砦を落とすという作戦を提案する。退路を断ち、正面に出させるいわゆるキツツキ戦法だ。しかしかなり危険な策だ。

信長は、あえて家康に「やる」と言わせてから、俺の家臣にはやらせられないが、俺の家臣じゃないやつがやる分にはやぶさかではない。自分から言い出したからにはやり遂げる自信もあるだろう。

クソみたいな芝居じゃ! 家康たちは、まんまと信長の作戦にハメられた。わざと家康たちにその策を言わせて、やらせるように仕向けたのだ。

戦前の海老すくいに万千代が唖然

信康、平八郎、数正が名乗り出るが、夜の行軍は土地をよく知っている者でなくてはできないと、左衛門尉が立つ。家康、信康、家臣団は口々に、「死ぬでないぞ」「死んではならんぞ」「死んだら承知しませんぞ」「死なんでくだされや」と声をかける。左衛門尉は、「かえって死んでしまいそうじゃ」もっと景気よく送り出さんか!と「死なんで」コールをやめさせる。

数正の音頭で始まった海老すくいに「何これ?何なんだ?」と驚く万千代。

武田は鳶ヶ巣山を落とすキツツキ作戦を見抜いていた。織田は1,000を超える鉄砲を持っている。退路を絶たれる前に引くよりほかないのではないか — —と武田の家臣たち。

並みの武将なら引くだろうが、勝頼はどうするか…お手並み拝見という態度の信長。

長篠城で奥平勢が力尽きていると、鉄砲の音が聞こえ始める。

勝頼の決断と信長の真の目的

結局、鳶ヶ巣山砦が落とされ、引き上げを提案する穴山信君(田辺誠一)。父・信玄ならどうするかと問う勝頼。間違いなく引く、信玄公は勝ち目がない戦はしなかった。

その通りじゃ。だから信玄は天下を取れなかった。手堅い勝利を100重ねようが、1の神業には及ばぬ。

勝頼は、兵たちを前にして、直ちに引くのが上策だが、引いてしまってよいのか。信長と家康が目の前に首を並べている。こんな舞台は二度とない。命長らえたい者は逃げればよい。だが戦場に死して名を残したい者には今日よりふさわしき日はない。

虹を指差し、吉兆なりと叫ぶ勝頼。我が父が申しておる。武田信玄を超えてみせよと。わが最強の兵どもよ、信長と家康の首を取って見せよ。お前たちの骨はこのわしが拾ってやる!兵たちは雄叫びを上げる。

勝頼の言葉に心を動かされた山県昌景は先陣を取ると申し出る。勝頼の号令で、武田の兵が一気に攻めに出る。

一方、鳶ヶ巣山砦を落とした左衛門尉は、長篠城の奥平(白洲迅)のもとへ。

徳川の本陣に信長や秀吉がやってくる。最前線に近い徳川の本陣のほうが戦況がよく見える。
信長は、信康の「なぜここに来たのか」という問いに答える。武田を追い払いにきたのでも長篠を救いに来たのでもない。武田を滅ぼしに来た。よう見ておれ、これからの戦を。

【どうする家康】22話のネタバレ

【どうする家康】22話のネタバレです。

3,000の鉄砲で信長の圧勝

武田軍が迫ってくる。 織田軍はほら貝の音を合図に、馬防柵の間から一斉に鉄砲を撃つ。前線の兵が撃ち終わると次列の兵が前列に行くローテーションで入れ替わり、織田の攻撃は途切れることがない。みるみるうちに武田の兵はやられていく。見たこともない戦の恐ろしい光景に唖然とする家康、信康、万千代。織田は3,000もの鉄砲を持っていた。もはや強いだけでは勝てん。銭持っとるもんが勝つんだわ、ハッハッハ〜と笑う秀吉。

信康は父に問う。これは戦ですか? これはなぶり殺しじゃ…。

先陣を切った山県昌景はみずからも傷を負い、たくさんの兵の亡骸の中で息絶えた。

本陣にいる勝頼は言葉もない。

設楽原の戦いは終わった。

信長が次に恐れる敵は…

酒盛りの中、信長が今後我らにとって最も恐るべき相手は誰だと聞くと、北条だのなんだのと言う佐久間信盛(立川談春)に信長はついてこられないものは置いていくぞと突き放す。秀吉にはそれが家康だとわかっていたが、猿の脳みそではわからんとトボける。

家康と家臣団は、織田の圧倒的な力を見せつけられた今、織田の家臣になるのも仕方がないという結論に達する。信長の家臣となった家康と、武田を徹底的に滅ぼして、次は北条、上杉や伊達もいる。十分に働けと命じられる。

二俣城攻めでは、信康は先頭切って功績を上げる。その活躍を自慢げに語る信康を心配する瀬名。虫も殺せない子だったのに…。

信康は戦術にも長けているし、立派な武将。心配ないと家康は言っていたが、信康の心は病み始めていた。死んだはずの武田の兵が夢の中で襲ってくる。人を人と思わないような戦もフラッシュバックして夜も眠れない。その様子に気づく五徳(久保史緒里)。

五徳は信長から、今後最も恐るべき相手は徳川じゃ、その家の連中をよ〜く見張れ、決して見逃すなと命じられていた。

瀬名は、縁側でひとり泣いている信康を見て何かを思う。

【どうする家康】22話の感想とレビュー

昔の家康のように、虫も殺せないどころかその命を慈しむようなやさしい子だった信康。
戦国の世で、強い武将になることを求められた結果、強くなっていきました。
戦術の才覚もあると家康も認めていた。ところが、設楽原の戦いで信長が3,000丁もの鉄砲を使い、虫けらのように次々と武田兵を殺していく様を見て、「これは戦じゃない、なぶり殺しだ」と呟きます。

二俣城の戦いでは見事な功績を残したものの、その心はだんだん病んでいった。

もともとは虫も殺したくない人物だから、本質と周りと時代に求められて作り上げた自分のギャップに苦しむのは当たり前といえば当たり前かもしれません。

平和な世を実現したい瀬名と、もう戦いたくない信康は、戦のない世の中を実現するために、これから動いていきます。

そしてそのそばには、信長のスパイ・五徳!信康を慕いつつも信長には絶対逆らえない五徳が、どのように報告し、動いていくのか。

悲しいけれど、「信康事件」「築山殿事件」がだんだん迫ってきています。

アイキャッチ画像出典: (C)NHK

どうする家康22話

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