【どうする家康】1話|ゲームみたいなCG映像に賛否の声!「安っぽい」「きれいで迫力がある」

【どうする家康】1話|ゲームみたいなCG映像に賛否の声!「安っぽい」「きれいで迫力がある」
1月8日にスタートした大河ドラマは、映像が問題?
CG使いまくりでゲームっぽい映像に違和感を覚える人もいれば、きれいで迫力満点と歓喜の声も。
賛否が分かれた理由とは?
今回は、【どうする家康】1話のあらすじ・ネタバレ・レビューと感想について!

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目次

【どうする家康】1話の視聴率

【どうする家康】1話の視聴率は15.4%。前作「鎌倉殿の13人」の初回17.3%を1.9%下回りましたが、同時間帯での横並びではトップ。連休の中日であったことも影響しているかもしれません。今後は初回を観た人が見続けるかどうかにもかかってくるので、2話の視聴率に注目ですね。

【どうする家康】1話のあらすじ

— 1560年—
伊勢湾沿いの小高い山にある要塞のような大高城(おおだかじょう)では、鎧を身に纏った武士たちが“殿”を探していた。しかし当の“殿”は、頬被りをして城の外堀に隠れていた。逃亡しようと雷雨の中を走り出すと転んでしまう。

「もう、いやじゃ、もういやじゃあぁああ!」と叫びながら全力疾走するのは、松平元康(のちの徳川家康/松本潤)だ。

— 1556年 —
松平次郎三郎元信は、三河の国衆・松平家の第九代当主。駿河の今川義元のもとで人質生活を送っていた。でも、人質といっても監禁されたり、酷い目にあっているわけではない。

当時15歳の次郎三郎は、今川家の菩提寺・臨済寺で『論語』を読んでいる。部屋にある木彫りの人形や城、民家は次郎三郎の手作り。騎馬武者の人形を持ってひとり芝居をするなどしている元信のもとに、側近の石川与七郎数正(松重豊)と小姓の平岩七之助親吉(岡部大)がやってくる。

今川義元の嫡男・氏真との剣術稽古の手合わせの前に呼びに来たが、当の次郎三郎は緊張するとお腹の具合が悪くなる。厠に行ってから…などと言うが、数正たちに今川館に連れていかれる。今川の家臣・鵜殿長照の妹・お田鶴(関水渚)ら姫たちが見ている中、元信は惨敗。視線を集めた氏真は元信に「もう一本」と言うが、今川義元が止めに入り勝負は終了。今川の家老・関口氏純の娘・瀬名(有村架純)だけは負けてヘラヘラしている元信に注目していた。

次郎三郎元信と瀬名の初恋

次郎三郎と瀬名は数日後、雑木林で再会。木彫りで兎(うさぎ)を作り、騎馬の木彫りを取り出していつものようにひとり芝居をして遊んでいると、瀬名と鉢合わせ。恥ずかしくなって、家臣への口止めをする元信に瀬名は、その遊びの仲間に入れてくれなければ言いふらすと言う。瀬名のペースにのせられ、元信は一緒にかくれんぼを楽しむ。その様子を石川与七郎数正が見ていた。

岡崎への里帰り

その晩、数正は次郎三郎の父・広忠の七回忌のため、三河への墓参りを勧める。七年ぶりの里帰りに喜ぶ家臣たち。今川義元の許しはすでに数正が得ていた。帰郷した次郎三郎は、ちっぽけな岡崎城や貧しい身なりの民たち、継ぎ接ぎだらけの直垂(ひたたれ)を着た家臣を見て、松平家の立場を思い知る。

酒井左衛門尉忠次(大森南朋)、鳥居忠吉(イッセー尾形)、息子の彦右衛門(音尾琢真)、左衛門尉の妻・登与(猫背椿)、大久保忠世(小手伸也)、本多忠真(波岡一喜)や夏目広次(甲本雅裕)らが集まる。左衛門尉が得意のえびすくいをして宴を盛り上げるが、次郎三郎はちょっと引いて寝室へ。

数正がやってきて、三河衆は作物のほとんどを今川家に献上しているから、あれが精一杯のもてなし。今、今川がいる駿府城こそが松平の城だから、いつか家臣たちと一緒に三河一国を束ねるために立ち上がってほしいと思いを告げる。

駿府に戻った次郎三郎は雑木林で瀬名とデートするが、国を背負うことが重荷でならないとぼやく。「向いている人にやってもらえばいい」、さらに弱虫泣き虫で、力も心もお腹も弱い元信には無理だと言う。

でも瀬名は次郎三郎様のそういうところが…と告白しかけたところ、お田鶴が瀬名の母・巴や関口家の家臣を連れてやってきて、2人は引き離されてしまう。関口家は今川の一門衆。その姫に手をつけるとは身の程知らずだというのだ。

数日後、次郎三郎は再び、氏真との剣術の実践稽古のために今川館へ。珍しく、今川義元が観にきているかと思えば、関口氏純と瀬名がその隣りに座る。そして義元はなんと、この勝負に勝った方に瀬名を嫁がせるというのだ。

瀬名を側室にしたいと思っていた氏真はむきになるが、次郎三郎がいつもと違い、鬼神が乗り移ったかのように勇ましく、氏真に勝つ。義元は次郎三郎がこれまでわざと負けていたことを知っていた。氏真の面目のためだが、それは実は最大の侮辱だと諌める。こうして次郎三郎はめでたく瀬名と結婚することができた。次郎三郎は、初陣を果たし、松平蔵人佐元康(まつだいらくろうどのすけもとやす)と改名、嫡男・竹千代も誕生し、瀬名と3人で幸せに暮らした。

【どうする家康】1話のネタバレ

— 1560年(永禄3)—
元康は19歳になった。今川義元は氏真に家督を譲り、領土拡大を目指して尾張を狙う。元康はいよいよ織田と対決することになる。対尾張の最前線は大高城。信長はその周りにいくつも砦を作って攻めた。鵜殿長照(野間口徹)が守っていた大高城は陥落寸前。元康は兵糧入れを仰せつかる。「米を入れるだけだ」と喜ぶ、戦嫌いの元康と瀬名。「上手にできますように」と元康の指にくちづけする瀬名を愛おしく見つめ、口づけする元康。

しかし「兵糧入れ」をするためには、周りの砦を倒さなければいけない。危ないことはいつも三河者にやらせると不満も出たところに、義元が陣中見舞いをしにくる。

捨て駒だなどと思っておらんという義元は、元康に王道と覇道について尋ねる。戦を好む織田を倒し、戦の世の中は終わらせないといけない。それは1人ではできない。みなの力が必要だと鼓舞する義元。

元康に、金ピカに輝く金陀美具足(きんだみぐそく)を授け、末長く今川と氏真を支えてほしいと言う。余りあるお言葉を光栄に思う元康。しかし金ピカの甲冑は味方に勇気を与えるが、敵からもよく見える。

夜半に一気呵成に討ち入りする元康勢。元康は先陣を切って米を運ぶ。三河勢はボロボロの鎧や蓑をかぶって懸命に戦い、元康は無事大高城に兵糧を届けることができた。元康は長照を労い、あとは自分たちに任せという。太守様=義元の本軍を待つばかり、とみな米を食べながら、武勇伝を語り合う。

しかし本軍はいつまで経ってもこない。それもそのはず、本軍は待ち伏せしていた織田軍の不意打ちをくらい、義元はその首を信長に討ち取られてしまったのだ。その報告を信じられない一同。今川から借りた武士たちはちりぢりになって駿府に逃げ帰ったという。

織田軍が攻めてくる。人質時代に織田信長にひどい目にあってきた元康は恐れおののく。「どうする?」と家臣たちが思案する中、いつの間にか逃げ出していた。城の外堀から逃げて海の岩場に隠れる。夜が明けて海岸を歩いていると、一人の武士がやってくる。本多平八郎忠勝(山田裕貴)だ。

馬に乗りながら逃げる元康スレスレに槍で投げた。2人は激しく格闘する。元康が「主君と知っての狼藉か」と言うと、「主君なんて認めない」という平八郎。結局、元康を城へと連れて帰る。叔父の本多忠真(波岡一喜)は、平八郎が無礼をしたならこの場で手討ちにしてみずからも切腹すると言い出すが、左衛門尉が、殿は一人で雨に打たれて心の迷いを打ち消し、どうすればよいかを考えていたのだとかばう。

七之助が、2000もの兵を率いた織田軍が迫っていると報告する。家臣たちに「どうする?」「どうする?」と迫られた元康は「どうしたらええんじゃ!」と叫ぶしかなかった。

その頃、紺絲威胴丸具足(こんいとおどしどうまるぐそく)を身につけた織田信長が、今川義元の首をぶら下げながら馬を走らせていた。「待っておれ、竹千代…俺の白兎」

甲斐の国では、武田信玄(阿部寛)が義元の討ち死にを聞いてほくそえみ、三河では義元の討ち死にと元康の危機を知った巴が瀬名のもとを訪れていた。

【どうする家康】1話のレビューと感想

放送前から番宣やイベントで盛り上がっていた【どうする家康】がいよいよスタートしました。

今回はCGにこだわって制作されたようですが、そのCG映像が何とも…。予告の織田信長の背景を見たときから結構気になっていたのですが、ゲームっぽいというか、ファンタジーっぽいというか、リアリティに欠けるというか。空の背景は何だか室内テーマパークの天井演出みたいな感じ。

とくに馬の動きが笑っちゃうレベル。嵐だというのに雲がまったく動かない。わざとこういう世界観にしたのでしょうか?合戦のシーンは戦国時代では重要なので、かなり残念です。

前作の映像が素晴らしかっただけに、がっかり。

しかし逆に映像がきれいだという意見も。

4Kならキレイに観られるのでしょうか? 映像の違和感は何で見るかでそんなに違うのか。
みなさんはどう感じられましたか?
筆者も次は4Kで見て比べたいと思います。

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どうする家康

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