テレ朝水9【大追跡~警視庁SSBC強行犯係~】5話「11秒の空白」が8月6日(水曜)に放送されました。

5話では2組の双子が登場するのね。

捜査一課長役のエンケンさんと、ゲストの濱田達臣さんが、それぞれ一卵性の双子の兄弟を演じ分けて見事だったよ。
それでは、【大追跡】5話の視聴率とネタバレありの感想を紹介します。
今日8/6よる9時#大追跡 5話
みてね今夜は俺八重樫の双子の兄ちゃんも登場するよ
(ちなみに監督も双子!) pic.twitter.com/2nm8SPiGrw— 遠藤憲一公式 (@enken_enstower) August 6, 2025
【大追跡】5話の視聴率
【大追跡~警視庁SSBC強行犯係~】5話の視聴率は、世帯視聴率8.4%、個人視聴率4.6%でした。
世帯視聴率が上がりましたね。
5話も沢山の感動の声があふれました。
世帯視聴率 | 個人視聴率 | |
1話 | 9.7% | 5.3% |
2話 | 8.6% | 4.7% |
3話 | 8.3% | 4.5% |
4話 | 8.1% | 4.7% |
5話 | 8.4% | 4.6% |
【大追跡】5話のネタバレ感想
名波の過去に何があった?
前田しず(白川和子)は2つの店で女将をやっています。
4話では居酒屋「しず」が登場しましたが、今回久世俊介(佐藤浩市)と名波凛太郎(相葉雅紀)が飲んでいたのは小料理屋「まえだ」でした。
ここでの2人の会話が興味深かったですね。
整理すると、
・名波は前の仕事に不満はなかったが人の役に立っているという実感がなく転職した。
・名波は過去に何度か交番の世話になっている。
・名波は女性が酔っ払いに絡まれていたり誰かが悪ガキに脅されている現場に出くわすと割って入って自分が殴られてしまう。
・その話を名波の母親から聞いて久世は驚いた。(つまり、多分久世は名波の母親の兄)
・SSBC強行犯係には伯父である久世の勧めで入り、現在やりがいを感じている。
・久世は正義感の強い甥のような人間がSSBC強行犯係に必要だと考えていて、既成概念にとらわれずに捜査してほしいと思っている。
・2人は“あの事件”を解決したいと思っている。
・どうやら、しずもその事件について何か知っている様子。

“あの事件”が気になるわね。名波はそのために警察に入ったのかしら。

そんな感じだよね。久世官房長官が警察庁長官時代にSSBC強行犯係を作ったんだよね。甥っ子にすごく期待していることが伝わって来たよ。これからもこの2人の会話には注目だね。
八重樫一課長に双子の兄が?
/
📺放送まであと2️⃣時間!
\🌙今夜9時の #大追跡 では…#遠藤憲一 さん演じる
八重樫一課長の✨双子の兄が登場!
衝撃の1人2役シーンを
👀お見逃しなく!!【双子】がカギを握る事件の真相とは!?
お楽しみに😊 pic.twitter.com/96AxHN95k4
— 『大追跡 警視庁SSBC強行犯係』【公式】 (@daitsuiseki2507) August 6, 2025
今回は双子の話です。
まずは、捜査一課長の八重樫雅夫(遠藤憲一)に一卵性の双子の兄がいることが明らかになりました。
雅彦(遠藤憲一・二役)は青森ですし職人をやっていて、腰が低く人懐っこく気の良いお兄さんです。
一課長の雅夫は、部下の青柳遥(松下奈緒)に「一課の恐ろしさを思い知らせてやれ!」と怒鳴り散らしていましたが、名波の姿を見かけると「あっ名波さん!」と即座にへこへこする変わり身の早…いえ、キュートさです。

ビジュアル的にはお兄さんのほうは前髪をおろしているだけの違いなのに、別人に見えるのはやはりエンケンさんの表現力の素晴らしさよね
八重樫一課長が双子という設定はコミカルな場面のためだけではありません。
今回の事件で、双子の気持ちがわかる一課長の存在はとても大きなものでした。
「双子の気持ちは俺が一番よくわかってるからよ」
「青森の兄貴が包丁で指切ったら、東京の弟が痛え~ってことになるんだよ」
「じゃんけんしてもあいこばっかりで勝負がつかない」
自分と兄のことを話した言葉が、後半、響と純一の間の不思議な現象を解くカギになっていきます。
八重樫一課長も、上に媚びへつらったり下には強く当たるだけのコメディキャラなだけではなくて、今回のように犯人の気持ちに寄り添いたくて動機を調べたり、会見で思わず涙してしまう場面が描かれたことで、人間味がすごく増した。
やはりドラマは回が進むごとに味が出てくるよね。
— NobunagA (@NobunagA_A) August 6, 2025
今回は八重樫一課長自ら名波の説明を
名波が八重樫一課長にマウントを取るお馴染みのシーンですが、次第に変化球になってきましたね。
5話では、一課長自らが兄に名波の説明をする形になりました。
「こちら、名波さん。この方の伯父様は元警察庁長官で現内閣官房長官の久世俊介先生だ」
「へぇ~!」
「で名波さんは国家公務員総合職採用試験に合格されて、警察庁に入庁されたキャリア官僚でいらっしゃる」
「へぇ~!」
「で3年後にはもう昇進して警察庁の局長、つまり俺のはるか上の上司になられるお方だ」
「へぇ~!」
「俺たちとはもう住む世界が違うんだよな」
「はぅ~!」
「何がはぅ~だよお前」
すっかり名波のセリフをそらんじてしまっている弟・雅夫と、絶妙な合いの手を入れる兄・雅彦。
2人を前にして困っている名波の様子も楽しかったです。
眞島秀和の完全なる悪役
\✏️『#大追跡』第5話を予習しよう📔/
『#大追跡 ~警視庁SSBC強行犯係~』
第5話には#濱田龍臣 さん #眞島秀和 さん
がゲストで登場✨この2人の関係とは...?
【双子】が鍵を握る第5話!!
お見逃しなく👀▶️第5話 放送は明日!!
8月6日(水)よる9時☑️ pic.twitter.com/rfo8ZjTbkE— 『大追跡 警視庁SSBC強行犯係』【公式】 (@daitsuiseki2507) August 5, 2025
倉田一郎(眞島秀和)、最低最悪の父親でした。
妻を亡くした後、双子の息子の純一と純二を虐待していたのです。
警察が介入し、息子たちは児童養護施設に入所しその後別々の家庭に養子として入ることに。
しかも純二が3歳の時に暴力をふるったことが原因で、彼は左耳が聞こえなくなっていました。
その純二は東京の不動産会社の社長の家に養子に入り、浜田響(濱田龍臣)という名前になって音楽の英才教育を受けピアニストの道を歩みます。
一方静岡のクリーニング店に引き取られた稲城純一(濱田龍臣・二役)は、不況で店が廃業になるとグレてしまい、半グレ集団にいたこともあったといいます。
倉田は、仲の良かった双子を引き裂いた原因になっただけではなく、裕福な家に引き取られた響を金づるにしようと企みました。
最初から最後まで何一つ良いところがない“完全な悪”を、眞島秀和さんが完璧に演じています。

ええっ眞島秀和さんがこんな悪役を?って思ったよね。『おじさんはカワイイものがお好き。』でのチャーミングさや『PJ 〜航空救難団〜』での凛々しさは微塵もなくて。笑った顔さえ残忍で迫力あったよ。極悪人だったね。
山下容莉枝が演じる母
#大追跡
とても居心地良い撮影現場でした。
昨夜観て下さった方、
ありがとうございました。良い一日になりますように。
— 山下容莉枝 (@yorie_yamashita) August 7, 2025
浜田百合子(山下容莉枝)は倉田とは対極の親でした。
響を養子として引き取って以来、音楽の英才教育を受けさせ一流のピアニストにするために全力でサポートしています。
響が事件の犯人だと疑われていることを知ると、エキセントリックな反応をしますが、それも息子を愛するがゆえだったのでしょう。
響が兄と会っていたことを黙っていたこともショックだったようですね。
しかし、実は百合子は倉田から、ヤクザが父親だと知られたら響のピアニストとしての未来がなくなるだろうとゆすられ、響を守るために100万円以上のお金を払っていました。
特に、八重樫一課長からあなたが純一に倉田を殺すよう依頼したのかと聞かれた百合子が、「私がそんなことしたら本当に響は終わってしまうじゃないですか」と顔をくしゃくしゃにして泣いた場面からは、本当に響のことが大事なんだと伝わってきました。
山下容莉枝さん、流石の存在感でした。

血のつながりがあるかどうかは関係ないのね。
浜田家が双子を2人とも引き取ってくれたら良かったのになあ。
圧巻の濱田達臣
「 #大追跡~警視庁SSBC強行犯係 」
第5話、ご視聴いただきありがとうございました!🙇♂️
初めての双子を一人二役、そしてピアニストの役も初めてでしたが、実際に双子でいらっしゃる監督と共に純一と響を作り上げていけました!
見逃し配信もありますので、是非に!🙇♂️ https://t.co/els1d3lATh pic.twitter.com/C0uAQD4ael
— 濱田龍臣(本人) (@hamatatsu_0827) August 6, 2025
数々のコンクールで優勝を果たしピアニストとして将来を嘱望されている音大生の浜田響と、半グレ集団に所属していたこともあった稲城純一。
歩んできた道が違う2人を濱田龍臣さんは生々しいリアリティで演じ分けていました。
顔は同じでも、品性も仕草も佇まいも異なる全くの別人でした。
荒んだ生活で投げやりに生きてきた純一が、響のピアノの調べに心揺さぶられる場面、純一の犯行時刻に何かを感じて演奏を止めてしまった時の響の表情、それぞれ本当に素晴らしかったです。
響を守るために父親を刺してしまった純一。
それを感じ取った響。
八重樫一課長の「青森の兄貴が包丁で指切ったら、東京の弟が痛え~ってことになるんだよ」という言葉が蘇ります。
事件が明るみになり、これから世に出る音楽家として身内のスキャンダルは大変なイメージダウンになったと家族や周囲は嘆きますが、響は強いですね。
「僕がいるのは実力の世界、人の心を揺り動かす演奏をすれば必ず認められると信じています」と遥にメールで伝えています。
これまでたゆまぬ努力を続けてきた響だからこそ、持っている誇りなのでしょう。
そして、自分の演奏を「もう一度純一に聞いてもらいたい」と。
胸を打つ言葉、将来に希望を感じさせてくれる言葉です。
幼い頃に別れ別れになってしまった一卵性の双子。
2人の空白の日々を埋める時間がこれからきっと動き出すことでしょう。
すっかりSSBC強行犯係を受け入れている遥と八重樫一課長
外から帰って青柳さんが先頭を切ってSSBCの部屋に入り、名波くんと伊垣さんが戸惑いながら後ろからついていく場面はめっちゃ笑ったし、5話までにたくさんのことを丁寧に描いて来たからこその面白さでした!
凛太郎くんの謎、少しずつ明かされるのが楽しみです💕
— Ma_aT(まぁと) (@B_rd_TX) August 7, 2025
遥は当たり前のようにSSBC強行犯係と一緒に捜査するようになっていますね。
あんなに敵視していたのに、先頭を切ってSSBC強行犯係の部屋に入っていき、しかもそれに違和感を感じていないところが楽しかったです。
SSBC強行犯係を捜査一課のサポート役として下に見ていた八重樫一課長が、初めて葛原茂(光石研)係長に頭を下げ、「動機に繋がる証拠をSSBCで探してほしい」と頼んだシーンには胸が熱くなりました。
八重樫一課長も遥も、SSBC強行犯係を信頼し、頼るようになってきているんですね。
捜査一課とSSBC強行犯係が協力体制!
そして!
推しのさやかさんはデジタルフォレンジックで大活躍👩🏻💻✨
青柳さんから難題を頼まれるも見事復元!
目や手を酷使しながら、1人部屋に残って解析を頑張るさやかさん素敵でしたー😭
小山田くん城くんペアも地道な防カメ映像収集、砂山からスマホ&凶器発見とカッコ良かった!#大追跡#足立梨花— ユウ (@iYSK11) August 6, 2025
SSBC強行犯係のメンバーは八重樫一課長と遥の信頼と期待に応えて、スマホやSNSの解析、防犯カメラの収集と分析、凶器の発見など、全員が大活躍でした。
伊垣修二(大森南朋)、名波、仁科瑠美(丸山礼)、光本さやか(足立梨花)、小山田勝也(高木雄也)、城慎之介(野村康太)、そして葛原係長。
それぞれが誇りを持って事件解決のために全力を尽くす姿は格好良かったです。
捜査一課とSSBC強行犯係が協力し合って機能するようになってきていますね。
久世官房長官の理想の捜査に近づいているのではないでしょうか。
【大追跡】5話のまとめ
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『#大追跡 ~警視庁SSBC強行犯係~』
第5️⃣話を見逃した方はこちら‼️
\『#大追跡』第5話を
ご覧いただきありがとうございました✨見逃した方、もう一度見たい方は
こちらをチェック👇▶️TVerhttps://t.co/jTXg6pl3zw
▶️TELASAhttps://t.co/CTsjCnmAEA
次回の放送もお楽しみに☺️ pic.twitter.com/aQ1IgnGWBt
— 『大追跡 警視庁SSBC強行犯係』【公式】 (@daitsuiseki2507) August 6, 2025
双子の兄弟というのは、もうひとりの自分のような、あるいは鏡のような存在なのでしょうか。
それとも永遠のライバル?
離れていても通じ合うものがある、不思議な強い絆があるんでしょうね。
田村直己監督は自身が双子なので、繊細な感覚をよくご存じなのでしょう。
5話は遠藤憲一さんと濱田達臣さんの名演に涙を誘われました。
響は罪を償う純一を支えながら待ち、その先はお互いに助け合いながら生きていくのではないでしょうか。
そんな希望を感じさせてくれたラストでした。
【大追跡~警視庁SSBC強行犯係~】6話の放送は8月13日(水曜)21:00からです。
ゲストは千葉雄大さん。
どうぞお楽しみに!