【大病院占拠前】スピンオフのネタバレを前編/後編紹介!不自然な言動をした人物が3人も!

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【大病院占拠前】スピンオフのネタバレを前編/後編紹介!不自然な言動をした人物が3人も!

スピンオフドラマ【大病院占拠前the night befor】前編が2023年3月11日から配信開始。

耕一(菊池風磨)が鬼になるきっかけとなった事件に相模(白洲迅)と共に挑みます。耕一と相模が共に行動するのは本編ではほぼ無く、貴重です

事件の方は前編から不自然な言動をした人物が3人もいます。ここから耕一はすでに犯人の目星を付けているようです。

今回の記事では【大病院占拠前】スピンオフのネタバレとレビュー、感想を前編/後編共にお伝えします。

更新情報:後編のネタバレ、感想を追記しました。

【大病院占拠前】配信情報

【大病院占拠前】前編は本編9話、後編は最終回放送後からhuluで配信予定。

さらにhuluでは日本テレビ系の名作ドラマも多数配信中。

目次

【大病院占拠前】スピンオフの登場人物をネタバレ

大病院占拠前 登場人物

まずは【大病院占拠前】スピンオフの登場人物をネタバレありでご紹介。

大和耕一(菊池風磨)

界星堂病院占拠事件の首謀者。

病院占拠を起こす半年前に立てこもり事件に巻き込まれてしまう。

相模俊介(白洲迅)

神奈川県警の刑事。界星堂病院の罪を暴こうとしている耕一に協力する。

耕一の相棒として立てこもり事件に挑む。

安房沙織(長尾純子)

但馬設計事務所の課長。

羽前しずく(佐久間麻由)

但馬設計事務所の女性従業員。安房の部下。

磐城祐光(松川尚瑠輝)

但馬設計事務所の男性従業員。同じく、安房の部下。

根室智史(宮下貴浩)

但馬設計事務所の警備員。

上総多江(菊原結里)

但馬設計事務所の従業員。磐城の先輩。

半年前(病院占拠の1年前)に事務所のエレベーター内で死亡した。

【大病院占拠前】スピンオフのストーリーをネタバレ

前編

耕一と相模が巻き込まれた事件

界星堂病院占拠の半年前。のちに青鬼となる耕一(菊池風磨)は病院関係者の罪を暴く方法が分からず、もがき苦しんでいた。

のちに紫鬼となる刑事・相模(白洲迅)が捜査資料を持ってくる。資料には病院の名前はどこにもない。

ある日の夜、耕一と相模は界星堂病院を設計した但馬設計事務所の10階に潜入。設計図を発見し、コピーを取る。

だが、従業員3人と警備員が来てしまう。彼らは警察から「盗難事件があったので話を聞きたい」と呼び出されていた。

相模はとっさにその警察を名乗り、難を逃れる。耕一と相模は警備室で防犯カメラを確認することに。

だが、全員が乗ったエレベーターが緊急停止。扉も天井のパッチも開かない。エレベーター内にガスが捲かれ、全員眠ってしまう

殺人犯を見つけ出せ

耕一が目を覚ますと従業員3人と警備員の首に黒い首輪が付けられていた。首輪は外せそうにない。更に(電波妨害装置で)携帯電話が使えなくなっていた。

エレベーターに謎の人物の声が響き渡る。

「プレゼントは気に入って貰えましたか?首輪にはテトロドトキシン(フグ毒)入りの注射が仕込んであります。生きて帰りたければ、この中にいる殺人犯を見つけて下さい

「10分以内に見つけられなければ誰か1人に死んで貰います。監視カメラで監視していますので。」

パニックに陥る一同。呼び出されたということは意図的に選ばれた。耕一と相模に首輪が無いのは想定外だったからだろう。

女性従業員の不審死

相模は従業員たちの名前を聞きつつ、「最近周囲の人間で亡くなった人はいませんか?」と尋ねる。1人心当たりがあった。

〇従業員達の証言

  • 羽前:上総多江という女性従業員が亡くなった。
  • 磐城:上総先輩は自殺したんだ。
  • 安房:彼女は半年前に同じエレベーター内で死亡した。死因は毒物を首に打ったことによる中毒死。
  • 磐城:彼女はストーカーの被害届を出しており、警察も初めは他殺を疑った。
  • 安房:彼女のコートから横領を認める遺書が見つかった。
  • 磐城:彼女は横領を疑われていた。
  • 根室:根も葉もない噂だ。
  • 安房:被害届を出す予定だったが、その前日に上総が死亡。見送られた。

自殺の根拠とアリバイ確認

遺書以外にも警察が自殺と判断した根拠がある。エレベーターに乗り降りしたのは上総だけと判明。つまり、エレベーターは密室だった

エレベーター内の監視カメラは事件の後に取り付けられたので内部の様子は分からない。

耕一と相模は事件があった日の状況とアリバイを聞き出す。

〇状況と従業員達のアリバイ

  • 羽前:夜の11時ごろ、残業をしていた上総が帰宅。自分はその後も残業。
  • 根室:10階ホールの監視カメラから上総が1人でエレベーターに乗るのが映っていた。
  • 安房:夜の12時ごろに書類を取りに戻り、1階に止まっていたエレベーター内で上総の遺体を発見。
  • 根室:勤務は終わっていたが残り、安房の悲鳴を聞いて駆けつけた。上総とはたまに挨拶する程度の仲。名前も知らなかった。
  • 磐城:定時で帰宅し、自宅で1人過ごしていた。事件は翌日知った。

耕一はエレベーターの状況を推理。10階から1階まで降りるのに掛かる時間を計算。防犯カメラの映像と照らし合わせればいい。

遺体が発見されるまでの1時間、他に映っていた人物はいなかった

第1の犠牲者

10分経過、再び犯人からのメッセージ。殺人犯を見つけられなかったので1人に犠牲になってもらう。

「立てこもり事件を起こして何になるの!?目的は何!?答えなさい!!」と迫る安房。だが、犯人は何も答えない。

安房の首輪に仕掛けられていた注射が発動。彼女は中毒を起こしてしまう

磐城は安房の脈拍を図る。すぐに病院に搬送しないと危険だ。

「ではまた10分後に」と犯人からのメッセージは途切れてしまう。

相模「耕一、どうする!?」

耕一「最悪だ。」

後編に続く。

後編

上総を恨んでいる人物と嘘つき者

安房の意識が無くなり、一同は再びパニックに陥ってしまう。

磐城は羽前に「貴方は上総先輩を恨んでいましたよね?」と詰め寄る。耕一と相模は一同の彼女への恨みを確認する。

〇上総への恨み

  • 羽前:新しい企画の社内プレゼンが行われ、自分が有力視されていた。だが、安房は上総を選んだ。(仕事上のライバル。)
  • 安房(羽前が代弁):上総は安房の夫と浮気。それが原因で離婚することになった。
  • 根室:私は上総さんとは親しくなかった。

耕一は根室の証言を嘘と言い切る。「(横領は)根も葉もない噂だ」と根室は彼女のことをよく知っていた。

いや、正確には一方的に知っていた。上総にストーカーをしていたのは根室だった

密室殺人のトリック

磐城は根室に「お前が殺したのか!?」と詰め寄る。その結果、根室はエレベーターの壁にぶつかる。

耕一はエレベーターの壁をトントンと叩き、あるものを発見する

10分が経過し、再び犯人から「殺人犯は見つかりましたか?」とメッセージ。

耕一「分かりましたよ。今からそれ(密室殺人のトリック)をお見せします。」

と言いながら耕一はエレベーターの壁紙をはがす。そこには鍵の掛かった扉があった。警備員の根室に開けて貰う。

ここは「EMTR」と呼ばれ、緊急時にストレッチャーを入れる為のスペースを確保するもの。

犯人は上総がエレベーターに乗り上総殺害現場検証が終わるまでずっと「EMTR」に潜んでいた

ということは犯人は鍵を持っていた人物(根室)になる。

殺人犯の正体

耕一「いいえ、もう一人います。そうですよね、磐城さん!!」

安房が倒れた際、磐城は手際が良く、更に時計で時間を確認していた。彼は元救急隊員

「EMTR」の鍵の規格は統一されており、元救急隊員の磐城なら持っている。

つまり、上総を殺した殺人犯の正体は磐城

更に根室は犯人ではありえない。彼は特にパニックになっていたので閉所恐怖症。根室は長時間も「EMTR」に入ることはできない。

更に耕一は証拠を見せる為、実際に「EMTR」に入る。構造上、中から扉を閉めるには蝶番が付いている面とは逆の面に触らなければならない。

この部分はプラスチックでできており、半年前の指紋が残っている可能性が高い

更に防犯カメラを調べれば磐城が長時間エレベータに乗っていたのが確認できるはず

磐城は観念して動機を話し出す。横領をしていたのは磐城であり、上総はそれに気づいていた。口封じで彼女を殺害した

立てこもり事件の真犯人

殺人犯が明らかになったのでエレベーターが動き出し、羽前と根室は脱出。相模は磐城を連行し、救急車を呼ぶ。

耕一「いい加減、起きたらどうですか?貴方の要求は達成されましたよ。」

「よく分かったわね。」

この事件を仕組んだ犯人は安房。毒はフェイクだった。2つおかしな点があった。

1つは自分や相模を言及しなかった点。我々が来たのは想定外、メッセージは録音だった。

もう1つは彼女の「立てこもり事件を起こして」という発言。立てこもり事件は犯人が内側にないと成立しない

スピンオフの結末 鬼となる

安房が上総を恨んでいた噂は嘘。でも彼女のせいで離婚したのは本当。安房と上総は愛し合っていた。

自分にとって上総は太陽だった。だが、突然光を失った。

安房「愛する人を奪われた気持ちが貴方に分かる!?」

耕一「ええ、残念ながら。私も2人失ったばかりですので。」

安房は上総に恨みを持っている人物を徹底的に調べ上げ、3人まで絞った。だが、殺人犯にたどり着けず、この方法を取るしかなかった

上総の幻覚が現れ、安房は彼女の手を取り、顔をよく見る。

安房「人は仮面を被って生きている。復讐をするにはもっと強い仮面が必要。復讐の為に鬼になったの!!」

と言い残し去っていく安房。戻ってきた相模に耕一は決意を告げる。

耕一「真実を明らかにする方法を見つけました。あの病院を占拠します。」

こうして耕一は鬼となったのだった

【大病院占拠前】スピンオフのレビューと感想

※前編のみを視聴して書きました。

スピンオフドラマ【大病院占拠前】が配信開始。耕一(菊池風磨)と相模(白洲迅)がエレベーター立てこもり事件に挑みます。

耕一と相模が顔を合わせるのは本編だと第9話冒頭の回想シーンのたった1回だけ。スピンオフで2人の掛け合いをたっぷり楽しめます

2人とも息ぴったりで良い相棒です。

3人の不自然な言動をした人物

エレベーター立てこもり事件の犯人は耕一、相模を除く4人の中にいるでしょう。不自然な言動をした人物が3人もいました

犯人の不自然な言動

まずはエレベーター立てこもり事件を起こした犯人に不自然な点があります。

犯人は「監視カメラで見ている」と言っていたのに耕一と相模一言も言及していません

つまり、犯人は監視をしておらず、メッセージはあらかじめ録音されていたもの。初めから安房を殺すのが目的だったのでしょう。(正確にはまだ死んでませんが。)

磐城の不自然な言動

2人目は男性従業員の磐城。彼は安房が倒れた際に、呼吸障害を起こしている、と言及。

更に脈を取り、腕時計時間を確認しています。あまりにも手際が良すぎます

おそらく磐城は元医療関係者か警察関係者だったのでしょう。

警備員・根室の不自然な言動

3人目は警備員の根室。彼の言動が最も怪しい。

従業員たちが上総の横領を疑っていた際、「根も葉もない噂だ」と断言しました。彼女のことをよく知っているみたいです

その後、根室は「上総の名前も知らなかった」と証言していたでの不自然すぎます

そもそも警備員が横領事件について詳しく把握できるのでしょうか?

警備員の根室が犯人の可能性が最も高いです

実際、根室が横領について話した後、耕一が意味深な表情を浮かべました。ここから耕一は根室が犯人だと疑っていそうです。

後編を見ての答え合わせ

※ここからは後編も視聴した上で書いています。

  • 犯人はエレベーターの様子を見ていない:正解。
  • 磐城は元医療関係者:元救急隊員だったので正解。
  • 根室は上総のことをよく知っている:半分正解、ストーカーは見抜けず。
  • 根室が犯人:不正解。
  • 犯人は安房を殺そうとした:不正解。

スピンオフの真相。殺人犯は磐城、立てこもり事件を起こした犯人は安房でした

耕一はこの事件をヒントに病院占拠事件を思いついた。その為、死んだふりなど本編とリンクしている要素が多くありました。

本編、スピンオフ両方見ているとより楽しめます。

最終回「大真相」<<

画像の引用元:大病院占拠-日本テレビ

大病院占拠前 ネタバレ01

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