【厨房のありす】5話のネタバレと考察!倖生(永瀬廉)が八重森家に来た理由に新たな謎!
【厨房のありす】5話のネタバレと考察!倖生(永瀬廉)が八重森家に来た理由に新たな謎!
恋愛として「人を好きになること」がわからないありす(門脇麦)が、常連客・明里(金澤美穂)の恋を後押ししようと奮闘。そのうちに自分の恋に気づき始める。ありすの恋の相手・倖生(永瀬廉)が八重森家に来た理由も判明しながら、新たな謎が — —!?
【厨房のありす】5話のあらすじ・ネタバレ・考察をまとめました。
【厨房のありす】5話のあらすじ
「あの火事が事故じゃないこと、お前わかってるよな?」
「お前がそう言うの? バレて困るのはお前の方じゃないのか」
百花(大友花恋)は、心護(大森南朋)と誠士(萩原聖人)の意味深な会話を聞いてしまう。学生に五條製薬の火事のことを調べてもらうと25年前の火災の新聞記事が出てきた。奇跡的に救出された、被害者・未知子の当時3歳の娘はありす(門脇麦)ではないかと百花はピンとくる。
「ありすのお勝手」ではありす機嫌がやたらにいい。実の母親が命がけで守ってくれるほどに自分を愛してくれたことを知ったありすは前向きになり、人を愛する資格も愛される資格もないと言ったが撤回すると言い出す。
常連の明里(金澤美穂)が、意中の先輩・圭介(渡辺大知)は自分のことを好きじゃないと悲観的になって泣きついてきた。バレンタイン花火デートをした際、ムードが最高のときに圭介が仕事の話をしたことでがっくりきてしまったので。ありすは倖生も和紗も明里も好き(三國谷優作は嫌い)だけど、人として好きも恋愛として好きの違いがわからない。
そんなの見ればわかるという三國谷の助言に基づき倖生(永瀬廉)と住む部屋を探すという設定で、明里の不動産店で圭介を観察する作戦を立てるありす。でも、うまくいかない。
ありすは人を好きになったら人はどうなるのかを三ツ沢家で聞く。銀之助は胸の辺りがモヤモヤすると言い、金之助は和紗を好きになった時、居ても立っても居られず、坂道を猛ダッシュしていた。虎之助はどうやら好きな人にはツンデレになるタイプのようだ。
ありすは人を好きになったらどうなるかを徹底的に調べて、カードに書き起こす。ありすは倖生にどれがあてはまるかを聞くが、倖生は目をそらすし、話もそらす。
蒔子(木村多江)と誠士(萩原聖人)が店に来る。お客の状態を見てすぐにメニューを提案し、またそれを美味しく仕上げるありすに感動し、道隆(北大路欣也)が「役立たず」と言ったことを謝る蒔子。
しかしありすは、おじいさんの言うことは正しい。私は料理人です。五條製薬では役立たずだが、料理人として仕事ができているから気にしなくていいと言う。自分たちを受け入れてくれてありがとう。何か困ったことががあったら何でも言ってと蒔子。
だったら…と、恋心の研究に夢中なありすは2人の馴れ初めを聞く。蒔子と誠士はもともと五條製薬の研究員同僚で、蒔子は新人だった。皆に遅れをとる蒔子をいつもフォローしてくれた誠士を蒔子は好きになる。蒔子には見合い結婚の話が持ち上がり、誠士を諦めようと思ったが、スッキリしたいと思い切って告白した。
「誠士さんのことが好きです。ずっと前から好きでした」
結婚のことを聞いて、モヤモヤが晴れなかった。嫉妬してたんだなと誠士。
倖生さんは私のことで嫉妬したりモヤモヤしますか? 直球で詰問するありす。倖生は洗い物をすると言ってお茶を濁す。
ありすはお疲れ気味の蒔子と、常にストレスや危機的状況に置かれている誠士に合った料理を出す。
その後、蒔子は心護を訪ねて礼を言う。ありすは素敵なお店を持てて、作る料理もたいへん美味しく、素敵な人たちに囲まれていてうれしくなった。蒔子が倖生について何か聞こうとしたとき、心護は学生に呼ばれたのをいいことに聞かなかったふりをする。
その夜、倖生は心護の書棚で探し物をしていた。十嶋晃生という人物からの手紙を見つける。
ありすは、圭介の気持ちを確かめるために、物件の内見時に明里と倖生の親密さを見せつけて圭介がモヤモヤするかを見る作戦を立てる。計画通りの2回は圭介にとくに変化はなかったが、明里が本当に階段で足を滑らせたとき、倖生がとっさに抱き抱えると圭介、そしてありすもモヤモヤする。
三國谷は倖生を飲みに誘う。先日誘拐犯呼ばわりしたことへのおわびに奢るという。倖生は、相手がありすとは言わないものの、いつもひたむきなその人が好きだけど、自分のせいで傷つけたくないという気持ちを吐露する。
ありすは、心護に好きな人の話を聞く。かつて愛した恋人・晃生(竹財輝之助)は不器用で愛想がないけど人一倍優しく傷つきやすい人だった。男同士のカップルだから親になることを諦めていたが、セントラルパークのゲイのカップルペンギン2頭に卵を預けたらちゃんと孵化させた、オス同士でも親になれるんだと言う話を晃生から聞いた。だからありすの親になれた。晃生はゲイだと言えず、親の勧める相手と結婚した。今のように恋愛の多様性に理解がない時代だから仕方がなかったと心護は打ち明けた。
明里が来て、圭介がよそよそしくなったから嫌われたんだろうと落ち込んでいる。ありすがまだ試していない方法があると粘るが、それはすべて圭介が明里を好きであることも、逆に好きではないことを確かめる方法でもあった。自分にはやっぱり恋愛はわからないと自信をなくすありす。
倖生が高熱を出して倒れてしまう。慌てるありすを和紗がなだめる。
和紗の家から出てきたありすは、たまたま圭介と遭遇する。実は圭介は、明里のことが好きだと告白。圭介の気持ちを聞いていると自分と同じ。それで圭介が明里のことが好きなら自分は倖生が好きだとわかったありすは大興奮。和紗に言いに行くと落ち着けとなだめられる。
翌日、食事に来た明里と圭介に恋が成就するビーフシチューを出すありす。さりげなく圭介の告白を促すつもりだったが、ありすも和紗も、さりげなくなんてできない。でもそれが功を奏して結局、圭介は告白して明里とカップルに。
晃生の命日に墓参りをしている心護。そこに倖生がやってくる。帰ろうとする倖生に心護はこう言った。
お父さんを殺したのは僕だ。ごめん。
それはいったいどういう意味なのか — —?
【厨房のありす】5話考察
倖生は、心護の恋人・十嶋晃生の息子でした!
倖生の誕生日は履歴書によれば1999年3月7日。職歴は、2014年4月に「駒野学園高校」に入学し、2015年4月には「都立宮ヶ岡高校」に転入、2016年10月には中途退学をして、2017年4月には「浜崎第一工場」に入社、2019年2月に退職、2020年2月から「喫茶フォーク」、2020年7月から「西日本清掃」、2022年4月から「つつじクリーニング」にアルバイト勤務をしている。
蒔子が倖生に晃生の面影を見ていたし、かつての百花の発言もあるので、倖生の父・晃生も五條製薬に勤めていたはず。
倖生は父親の事件の真相を調べるために八重森家に来たことは間違いなし!
でも、ありすの母・未知子が亡くなった五條製薬研究所の火災が起きたのは1999(平成11)年2月7日。晃生が亡くなったのは2015(平成27)年2月、つまり9年前。
心護が倖生に、晃生を殺したのは僕だと言ったのはなぜなのか。時系列が考えると五條製薬の火事とは関係なさそうでもありますが、“事故じゃない”25年前の火災と晃生の死はどこかで繋がっているのではないでしょうか。
純真無垢なありすの素朴な疑問と成長、周りのあたたかな対応に毎週ほっこりするドラマですが、ミステリー要素も徐々に重要になってきました。
その核心部分の解明によって、ありすと倖生の恋の行方も大きく左右されそう。これからも目が離せません。
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