【厨房のありす】9話のネタバレと考察!放火犯と横領犯は同一人物じゃない!?
【厨房のありす】9話のネタバレと考察!放火犯と横領犯は同一人物じゃない!?
倖生(永瀬廉)の父・晃生(竹財輝之助)の横領事件と25年前の火事は同一犯!?
ありす(門脇麦)と倖生は真相を探ろうとする。
【厨房のありす】9話のあらすじ・ネタバレ・感想と考察・視聴率をまとめました。
【厨房のありす】9話視聴率
【厨房のありす】9話の視聴率は、世帯平均視聴率が5.1%(関東地区)でした。
【厨房のありす】9話あらすじ
未知子(国仲涼子)が死んだ火事と晃生(竹財輝之助)の横領冤罪事件は、同一犯かもしれない。
百花(大友花恋)の話を聞いたありすと倖生は真相を探ろうとする。
事件の真相を突き止めろ!
25年前の火事と9年前の横領事件に関わっているような心護(大森南朋)と誠士(萩原聖人)の会話を聞いた百花(大友花恋)は、ありす(門脇麦)と倖生(永瀬廉)に報告する。心護と誠士が2人で隠しているということは、まさか、どちらかが犯人なのか!?
ありすと倖生は、百花の力を借りて、2つの事件と向き合って真相を突き止めることにする。
夕食時。ありすはいきなり心護を問い詰める。未知子の火事は放火なのか、放火犯と横領犯は同一人物なのか。しかし心護は、結局核心には触れず、もうこの話はしないと約束させる。
心護への疑惑が拭えないありすに倖生は、自分のことを知った上で受け入れてくれた心護を信じたい。だから俺たちで真犯人を突き止めようと言う。ありすもその気になるが、2人では不安だ。そこで百花の力を借りる。百花は相関図を描いて事件を整理する。
三ツ沢家に和紗(前田敦子)が帰ってきた。赤ちゃんの心愛も一緒だ。
倖生は、研究室で何かの書類を鍵付きの引き出しに入れる心護を目撃する。
新たな証言者
そんな中、百花から、心護たちの当時の同僚・温田実(岡部たかし)という人物がいると聞く。百花の上司が現在も年賀状のやりとりをしており連絡先もわかる。温田の当時のブログに、五條製薬の火事に触れており、五條製薬に不信感を持ち退職するようなことが書かれていた。
百花はすっかり優作(前原瑞樹)を手なづけて、調査を手伝わせていた。意外とお似合いの2人。
年賀状の住所を訪ねる2人。百花のアドバイスで変装し偽名を使うが、絶版になった化学書を見つけて夢中になってしまったありすに倖生がつい名前を読んでしまう。ありすは、その古い化学書に挟んであった紙を見て、ジエチル亜鉛が当時火事の現場にあったことを推察する。それは空気に触れると自然発火する薬品だった。
何のことかわからない、話すことは何もないとありすたちを追い出した温田は、昔の写真を見て、さっきの女性がありすだと気づく。
帰宅すると、心護がどこに行っていたのかと問い詰める。2人はコスプレデートをしていたと嘘をつく。心護は、なぜ未知子の火事の話をなんで聞き始めたのかと聞くが、今度はありすが答えない。
誠士と柳田(半海一晃)が料亭で飲んでいる。柳田は、10年前の改ざんデータを蒔子が買い取ったと話すが、誠士は知らなかった。帰宅した誠士は蒔子に確認する。蒔子は全部燃やした、会社のため、私たち家族を守るため、あなたも同じ気持ちでしょ、と答えた。
心護はありすの様子を和紗に聞きに行く。心愛に心護を紹介する。同じ漢字が名前に入ってるんだよ。
心護は、すごく大切な人が2人いて、片方しか守れないとしたらどうするかと問う。和紗は、自分がいないとどうしようもない人を守ると答える。今なら、生まれたばかりの心愛だ。
【厨房のありす】9話ネタバレ
ありすの父親がついに判明!
動機があるのは道隆と蒔子?
温田が「ありすのお勝手」を訪ねてくる。すっかり大人に成長したありすを懐かしむ温田は、ありすの手料理を平らげてから、火事の話をし始める。五條製薬は事故だと処理したが、納得がいかなかった温田は独自に調べ、当時現場にはジエチル亜鉛があったことを突き止めた。当時ラボに入る鍵を持っていたのは、未知子、蒔子、心護、誠士、温田、晃生の6人。そして未知子を殺すために何者かが仕組んだことだろうと考えていた。
ありすと倖生は、犯人を推理する。動機から考えると、ありすは自閉症の自分を疎んじている五條道隆(北大路欣也)、倖生は化学の天才だった未知子に嫉妬していた蒔子(木村多江)ではないかと考える。
五條家。式典用のスーツができたと嬉しそうな蒔子。道隆は、倖生を警戒して動向を探らせていると言う。蒔子はありすと度々会っている、未知子の代わりに母親らしいことをしたいと意味深な瞳で誠士を見つめた。
ありすと倖生がついに恋人に!
蒔子に会う前日の夜、もしも蒔子が犯人だったら…。事件を探り新しいことがわかるたびに怖くなっている。真実がわかっても明るい未来は来ない。どうしていいかわからないありす。倖生はその手を取り、俺も全部一緒に受け止める。しんどいときは一緒にしんどいと言いたいし、楽しいときは楽しいって一緒に思いたい。ありすとはそういう関係でいたい。
関係というのは…、恋人ですか? 少し照れながらもうなずく倖生。
百花から送られた、25年前に心護がジエチル亜鉛を発注していたリストを見た倖生は、休日なのに出かける心護を尾行。心護は大学の研究室に大切に保管していた書類やボイスレコーダー、手紙を取り出してシュレッダーにかけようとしていた。何してるんすか? 見られちゃまずいものか、見せてください。信じていいんですよね?と迫る倖生だが、心護は答えずごまかす。
ありすの父親は誠士だった
蒔子に会いに行ったありすは、未知子は事故ではなく放火で殺されたのかと直球で尋ねる。蒔子は誠士と心護が火事が事故ではないという話をしていたと聞いて顔色を変える。だったら誠士に聞くしかないというありすに蒔子は、そんなことをしないでと止める。なぜなら、誠士が未知子を殺すわけがない。ありすの父親は誠士なのだから…。
倖生のふざけんな!
帰宅したありすは心護に、自分の父親は誠士なのか、未知子は殺されたのかと問い詰める。心護は「もう全部終わったこと」「知る必要がない」と拒み、真実を語らない。ありすは、お父さんがお母さんを殺したんですか?と聞く。倖生はジエチル亜鉛のことにも言及する。
ありすは、ずっと自分を騙してきたのか、ASDだから、自閉症だから何も気づかない、騙し続けられると思ったのかと喚きちらすと家を出て行く。
追いかけないのか。どうしてありすと向き合おうとしないのか。
自分がやってきたことは間違っていたのか、やっぱり父親には…とぼやく心護に倖生は怒鳴る。
ふざけんな!
ありすはいつもどんなに傷ついても頑張ってきた。そんな情けない人だと思ってなかった。
倖生は三ツ沢家のみんなと協力してありすを探す。
探し回った和紗たちが帰宅すると、ありすが店の前に佇んでいた。
火事の前は研究所の人たちによくしてもらっていた。何も起きなければ私にも幸せな未来が続いていたのか。和紗の家族みたいに賑やかでみんなが笑っていられるような生活があったのかもしれない。でも現実は違う。未知子が殺された事件をめぐり、蒔子や心護、誠士も疑った。私の周りはウソばっかり。どうして私の家族はそうなってしまったのか…。
泣き出すありすを和紗は抱きしめる。私はいつも味方だよ。ありすは和紗の言葉は信じられる。
翌朝、三ツ沢家の賑やかな食卓でありすも笑顔になる。倖生が来て、五條製薬の創立250周年記念パーティーの招待状を持ってくる。ありすは、知らないふりをしたまま生きていたくないと行くことにする。
心護と誠士は何を話す?
パーティー当日。蒔子と道隆が準備をしていると、心護がやってくる。
— —本当のことを話しに来ました — —
一方、誠士の部屋にはありすと倖生。
— —本当のことを教えてください — —
【厨房のありす】9話の考察と感想
今回は、ありすと倖生がやっと恋人同士だと確認してほっこり。絆が深まる2人とは対照的に、ありすと心護、親子の絆に亀裂が入っていきました。
それでは今回の考察です。
放火犯と横領犯は同一なのか?
五條製薬と家族を守るため。今回も裏金について確認する誠士をそう言って説き伏せた蒔子。
未知子の才能と、誠士の子供を産んだことで未知子に嫉妬しているであろうこともあり、すごく怪しい!
でもやっぱり、いくら嫉妬しているからといって実の妹と姪を焼き殺すというのはあまりに鬼畜。それはさすがにないような気がします。木村多江があまりに怪しすぎるけど(笑)。
放火はデータの改ざんを未知子に見抜かれた柳田(半海一晃)だと予想!
横領犯は蒔子と誠士
五條製薬が晃生に横領されたとされる2000万円は、9年前の臨床データの改ざんのために柳田(半海一晃)渡していたもの。これには蒔子と誠士が関与していることがわかっているので、横領犯はこの2人。黒幕は、倖生を警戒している道隆ではないかと考察します。
心護の大切な2人とは?
心護は和紗に「大切な人が2人いるけど、1人しか守れない場合どうするか」と和紗に尋ねました。
心護の大切な人2人というと、やはりありすと晃生でしょう。
和紗の答えは、自分がいないとダメな人を助ける。
心護が選んだのは、もちろんありすでしょう。晃生はもう亡くなっています。
晃生の名誉と家族のために真実を隠していると思います。
次回はいよいよ最終回!第10話は3月24日放送です。
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