【ちむどんどん】9話|暢子「東京に行きたい!」に視聴者涙

【ちむどんどん】9話

朝ドラ【ちむどんどん】第9話(第9回)が2022年4月21日に放送されました。

9話では暢子が「東京に行きたい!」と涙で宣言して…。

今回は【ちむどんどん】9話のあらすじネタバレと感想について。

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目次

【ちむどんどん】9話のネタバレ

【ちむどんどん】9話のあらすじネタバレです。

遠い親戚からの手紙

優子(仲間由紀恵)が倒れた。心配する子供たち。

優子は貧血で倒れたのだった。

子供たちが寝静まった夜、賢吉(石丸謙二郎)・和恵(土屋美穂子)・善一(山路和弘)が優子と話していた。

和恵:「貧血って疲れがたまってるってことだよね。やっぱり無理さあね。借金返しながら一人で4人も育てるのは。」

賢吉:「俺らは保証人だよ。あんたが払えなきゃ俺らも道連れになる。」

善一:「優子さん、こないだの手紙のことはまだ?…この際、相談してみたら?」

子供たちも歌子以外起きてきて、扉を少し開けて立ち聞きする。

優子は、遠い親戚からの手紙を見せる。

それは子供四人のうち一人を東京で面倒みてもいいというものだった。

賢吉:「いい話じゃないか。一人でも大助かりだろ。東京でなに不自由なく暮らせるのは今よりはるかに幸せさあ。優子さん、よく考えれ。借金はどうする?返せなかったら保証人の俺たちはどうなるか?」

東京のこと

学校にて。比嘉家の子供たちは、東京のことを和彦(田中奏生)に聞きに行く。

良子は洋服のこと、歌子は歌手のこと、賢秀は東京の漫画本のことを…。

和彦の家にて。暢子は東京の食べ物のことを聞いた。カレーライス、ビーフシチュー、ハンバーグなどこの間のレストランにあったものはすべてあると聞いた暢子は「わかった。ありがとう」とお礼を言って帰る。

和彦は暢子が帰った後、父から比嘉家の事情を聞いた。史彦は、比嘉家の子供ひとりが東京の親戚の家に行く話があるから一緒に連れていってくれと善一から言われていた。

子供たちで会議

夕方。比嘉家にて。子どもたち全員で会議をする。

みんな自分が東京に行くと言い出した。

その話を寝込んでいる優子も聞いていた。

暢子は、和彦に手紙を書いてポストに入れた。

けれど、手紙を入れてすぐ暢子は取り出した…。

暢子の手紙:「和彦くん。うちは東京に行くかもしれません。行きたくないけど、これ以上、お母ちゃんに難儀させたくないし。だけど…

そのころ、優子は工事現場に働きに出ていた。よろけて石を落としてしまうと、親方(肥後克広)から「他の仕事探せ」と言われる。

優子が子供を手放したくないからと事情を話すが、親方は自分も9歳の時に石垣島に働きに出たから珍しくないという。

史彦(戸次重幸)の授業

和彦の父・史彦(戸次重幸)が、暢子たちのクラスで授業をする。

史彦:「中学3年の青柳和彦の父です。東京の大学で民俗学を教えながら、私自身も学んでいます。その学問のためにこの村にしばらくお邪魔しています。この村をとっても素敵な村だと思いまいした。」

子供たちから驚きの声が上がる。

史彦:「みんながいつかはこの村に生まれて育ったことを誇りに思ってほしいとそう思っています。今日はそんな話をしたいと思います。…民俗学とはみんなの思い出なんだと思います。この村には、ここで暮らした人たちの思い出があります。ただ、思い出なんて、お金にはならない。思い出で経済は発展しません。
 でも、辛いことや悲しいことがあった時、間違った道に進みそうになった時、子どもの頃にこの村の山や海ですごした思い出、美味しいものを食べた思い出、家族や友達と笑いあった思い出がきっと、みんなを正しい道に導いてくれます。
 大好きな人と離れ離れになった時も、心と心をないでくれます。それはこの村に限りません。沖縄の、日本の、世界中の、どこの村でも、どこの街でも同じなんです。そして思い出は必ずそれぞれに違います。その違いを知って互いを尊重してください。その先にだけ、幸せな未来が待っていると私はそう思っています。
 みんな一人一人にこれからどんな未来が待っているのか誰にもわかりません。不安なことも不運なこともきっとあると思います。でもどうか人生を恐れないでください。人生は幸せになろうとする道のりです。明日は、今日よりもきっと幸せになれる。その信念を持ち続ける勇気を思い出が支えてくれると、私はそう信じています。」

暢子は目に涙をためて聞いていた。

暢子の決心

夜。優子が比嘉家に帰ってきた。賢吉・和恵・善一と、子供たちが迎えた。

そして本題に入る。

善一:「優子さん。本土に渡るためには渡航証明書がいる。証明書を発行してもらうにはある程度、時間がかかる。だから…」

賢吉:「誰にするか決めなさい。…賢秀。お前は体力があるし、東京で働いて仕送りもできる」

賢秀:「だからよ。でも俺は豚の世話もあるし。」

和恵が「良子?」と尋ねる。

良子:「うちは学級委員で生徒会の役員もやってるし…。」

暢子、歌子も名前を呼ばれたが…みんな下を向いてしまう。

賢吉は「決めなさい」と優子に迫る。

突然、暢子が「うちが行く」と言い出す。そして立ち上がり笑顔で「うち、東京に行きたい。」と宣言。その眼には光るものがあって…。

(つづく)

【ちむどんどん】9話の感想

暢子「東京に行きたい!」に視聴者涙

9話ラスト、暢子が「東京に行きたい!」と涙をこらえて宣言しました。

稲垣来未ちゃんの抜群の演技力もあって、視聴者の多くがもらい泣き!

ただ、ラストで賢秀や良子が言い訳して「行かない」と言っているのが突然すぎると感じました。

子供たちだけの会議の時は、俺が行く・うちが行くと東京行きを取り合っていたのに…。

暢子が和彦に手紙を書いていたように、本当は、本音は、4人とも実家を離れたくなかったのかもしれませんね。

みんな母の為に、東京の良いところを探して、自分を納得させようとしていたのでしょう。

他の兄妹が行くなら自分がと思っていたのでしょう。

それでも、いざ、となると…腰が引けてしまったのでしょうかね。

暢子の気持ちを思うとつらいし、母親の気持ちもつらい。

さて。次回の金曜日も涙を誘う「別れ」の回になるのでしょうか。注目ですね。

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画像出典:NHK、スポニチ

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