『ブギウギ』スズ子の出生の秘密とは?治郎丸家と花田家の関係図(家系図)で紹介!
『ブギウギ』スズ子の出生の秘密とは?
趣里主演のNHK朝ドラ『ブギウギ』(NHK総合、朝8時)の主人公は福来スズ子(本名:花田鈴子)。そのスズ子には出生の秘密があった?
秘密を解くカギは治郎丸家がキーポイントになっていきます。そこで治郎丸家と花田家の関係図(家系図)を使って紹介!
今回は朝ドラ『ブギウギ』スズ子の出生の秘密とは?について。
朝ドラ【ブギウギ】スズ子の出生の秘密とは?
福来スズ子/本名:花田鈴子(演:趣里)の出生の秘密をネタバレありで紹介します。
スズ子の実の母親・実の父親は?
スズ子の実の母親(生みの母)は西野キヌ(中越典子)です。
スズ子の実の父親は治郎丸菊三郎です。ただし1934年(昭和9年)の時点ですでに他界しています。
治郎丸家と花田家の関係図
スズ子の出生の秘密について、治郎丸家と花田家の関係図(家系図)を見ると分かりやすいので作成しました↓
■治郎丸家と花田家の相関図
スズ子の出生の秘密(1)出産の過程
スズ子の出生の秘密について、その過程を説明します。
治郎丸家の女中だったキヌは、治郎丸菊三郎との間で子供を授かります。しかしキヌは当時、婚約者ではなく女中の立場でした。
キヌは未婚(つまり親の承諾なし)で妊娠したことで、治郎丸家を追い出されてしまいました。実家にも拒絶されたキヌは、途方に暮れます。
そんな時、幼い武一とともに香川に帰省中だった友人・ツヤ(水川あさみ)に助けられます。
キヌはツヤの実家でスズ子を出産!
その後、ツヤは赤ちゃんのスズ子を連れて、武一とともに大阪に帰りました。そして大阪で自分の子として育てることに。
ツヤはキヌに対し、年に一度は帰省してスズ子の顔を見せることを約束。キヌがスズ子を育てられると思う時が来たら「この子はすぐ返すから」と言っていましたが…。
いつしかツヤは帰省しなくなってしまい・・・
スズ子の出生の秘密(1)ツヤが帰省しなくなった理由
ツヤが帰省しなくなった理由は、不明です。
しかし推測はできます。
祖母・トシ(三林京子)は、「ツヤはスズ子の心も体もみんな自分のものにしたくなったんやろ。どこにもやりたくなくなったんやろ」とツヤの気持ちを推察し、スズ子に語って聞かせました。
つまりツヤがスズ子を自分の子にしたくなったという推理です。
赤ちゃんの頃から何年も一緒にいて、育てたら、愛情が芽生えるのは当然だと思います。
ちなみに、スズ子はこの出生の秘密を母・ツヤには黙っておこうと決めました。異論はあるでしょうが、(母があえて隠しているなら)黙っておくこともまた母への愛情であると私は思います。
ツヤは覚悟を決めていた?
スズ子が自身の出生の秘密を知ることになったのは、菊三郎の法事に出席したからです。
ツヤが出席するようにと、スズ子の背中を押しました。
では、なぜツヤは出生の秘密がバレるかもしれないのにスズ子を法事に送り出したのでしょうか。
推察するに、ツヤは覚悟を決めて送り出したのでしょう。バレるかもしれない、それならそれで仕方ないという覚悟を決めて。
もしバレて、どう選択するかは娘の決断だ…と。
福来スズ子/花田鈴子の生年月日は不明ですが、スズ子が12歳になる年代の尋常小学校6年のときが1926年。1926―12=1914。ということで、1914年生まれと仮定すると・・・スズ子が菊三郎の法事に出席した1934年の年齢は、20歳になる年。
20歳ならもう大人であり、ツヤが覚悟を決めて送り出したのも納得です。
和一(石倉三郎)も出生の秘密を知っていた
菊三郎の法事の出席の案内はタカ(西村亜矢子)からツヤへ届いた手紙でした。
案内には、治郎丸家の法事にスズ子を出席させてほしいと記されています。
理由は、治郎丸家のじいさん・和一(石倉三郎)が梅丸少女歌劇団のファンで、スズ子に会いたがっているから、でした。
けれど、法事に出席したスズ子は和一の様子がおかしいと気づきます。
和一は、亡き息子・菊三郎の子がスズ子であることを知っている様子です。
誰から、どこから漏れたのか分からないですが、菊三郎が亡くなる直前に告げた可能性が高いと私は思います。
和一は、孫であり、血縁関係のあるスズ子に会いたがったのかも。しかし出生の秘密を明かすことをためらって、様子がおかしかったのかもしれませんね。
まとめ
以上、『ブギウギ』スズ子の出生の秘密について紹介してきました。
この出生の秘密はモデル・笠置シヅ子さんの史実通りなのですが、ドラマっぽくて衝撃展開です。
スズ子は秘密を知っても重くなり過ぎず、事実を受け止めて、生みの母と育ての母の両方に感謝して、強く生きていくと予想しますが…どんな演出、演技になるのかは大注目!
このスズ子が菊三郎の法事へ行く展開は、第4週と第5週序盤にかけて描かれていきます。お楽しみに♪
画像出典「ブギウギ」HP
コメント