【僕達はまだその星の校則を知らない最終回】ネタバレ感想!最後は宮沢賢治の一文で感動ポポス!

僕達はまだその星の校則を知らない

【僕達はまだその星の校則を知らない】最終回が放送されました。

弁護士の白鳥健治(磯村勇斗)がスクールロイヤーの仕事を通して成長する姿を描く【僕達はまだその星の校則を知らない】。毎話、学生の悩みに寄り添ってきた健治が理事長(稲垣吾郎)と対立!?最終回は、珠々(堀田真由)との恋も進展し感動ラストに!

本記事は【僕達はまだその星の校則を知らない】(ぼくほし)最終回のネタバレと感想を紹介します。

(フジテレビ・カンテレ月10ドラマ、主演:磯村勇斗、共演:堀田真由、稲垣吾郎、9月21日放送)

【僕達はまだその星の校則を知らない】最終回のネタバレと感想

最終回は生徒たちの受験から卒業、そして新年度を迎えるという季節を跨いだストーリー。健治(磯村勇斗)がスクールロイヤーになって1年後までを描いています。

稲垣吾郎の理事長尾崎はハマリ役・ラストで見せる尾崎の新たな顔も魅力!

理事長尾碕(稲垣吾郎)によって演劇部顧問、学年主任、担任を外された山田先生(平岩紙)は学校を訴えると決意。健治は山田先生の代理人にとなり尾碕と戦うことに。
裁判では生徒の斎藤、三木、内田が山田先生の良さを証言し藤村、北原、寺島が学校の良さを証言。この証言から傍聴席はざわつく。校長や副校長までも意見を述べ合う。誰もがお金のためだけの学校ではなく、生徒と教師が双方がよき日々を送る学校を望んでいた。その後、尾碕に健治が尾碕に尾碕にとって理想の学校は何かと問う。

尾碕は教師になりそして理事長になった経緯を話し、学校は自分の人生を見つけるために行くのだと言います。現在の学校は理想ではな理想の学校にすべく抗いたいとも。そう思えたのは裁判で健治らと向き合えたからでしょう。

裁判によって尾碕は変わりました。凛とした姿で教育についてを語る尾碕はカッコイイ。稲垣吾郎さんだからこその魅力もあり、風格もあります。健治の真っ直ぐな思いや山田先生の強い意思、生徒たちの声が尾碕に変化をもたらしたのでしょう。そもそも、尾碕は「いい先生になりたい」という希望をもって教師をしていた人。代々受け継ぐ理事長にならざるおえずなった部分が大きい。学校を運営する側に立ち理想を捨てていたところがあります。尾碕の理想への葛藤から決意へとじわじわと伝わる感じが良かったです。

裁判は和解交渉となり丸く収まり、時は春に…。山田先生は演劇部顧問に復帰。2年生だった三木らは3年生になりました。

理想の学校を築くべく動き出した尾崎。そしてラストではとっても優しい顔をみせます。尾崎は生徒たちに授業外で歴史を教えています。生徒からの人気も上々という感じ。天文の世界にも詳しい一面を覗かせ、健治は嬉し気です。ちょっぴりと皮肉交じりなところは相変わらずだけど。そこもまた尾崎の魅力でもあるから許せちゃいますね。あれほど敵対していた健治とも、これからは良き関係になりそうです。

健治(磯村勇斗)と珠々(堀田真由)の恋が大進展!最高のプロポーズ!

健治と珠々先生の恋はどうなるの?と気になってました。最終回ではまさかの健治からのプロポーズです。健治と珠々は1回のデート後、裁判があってずっと会えずにいました。再会したのは春。天文学の観測会です。
ふたりきりなった天文ドームで健治から結婚しましょうとストレートなプロポーズ。珠々先生はビックリ!そりゃぁビックリもするよね。デート1回からのプロポーズだもん。
そのあとの健治のセリフが最高です。「どう考えてもあなたのそばにいることが僕の幸いだから
健治の言葉は心のまま。とても素直です。珠々先生はお返事しそびれている感じだけどYESに違いありません。

最後は宮沢賢治の一文で感動ポポス!

最終回のラストは、健治と珠々のナレーションでした。

「(僕達は私達は)この小さな物語の幾切れかがあなたのしんしんと透き通った食べ物になることをどんなにか願うかわかりません」

これは宮沢賢治の「注文の多い料理店」の中にある一文です。

本当に大切なのは個人の生き方だと言われています。地位や名声だけで人の重さをはかるのではないということでしょう。このナレーションは「ぼくほし」が心に響き何かしらの思いが沸き上がり理想や大切なものが見えれば、あなたにとっての幸いが何であるかを見極めていけたら、と解釈しています。

【僕達はまだその星の校則を知らない】全話。健治の姿を見ているとたくさんのことが心をノックしてきました。心が透き通るような物語でもあり、現実の厳しさも知る物語でした。

健治はたくさんの例えで独特のセリフを振りまいてきました。心がモヤモヤするとムムスと言っていた健治でしたが、最終回ではポポスという新しい感情表現が誕生。ポポスは嬉しいとかワクワクとかいう意味だと思われます。健治が校門をくぐるとき、虹色の玉が見えます。恐怖の黒い物体は消えていきました。
これかそがポポスに違いない!素敵な物語でした。

続編は?健治が教師に?

健治は教師を志すと言ってます。教師になったら尾碕が雇うと言っているので、健治が教師になった姿も見たいなと密かに次なる物語に期待しています。

続編は健治が教師になって尾碕に雇われるという展開。その時は、もう珠々先生と結婚しているかも。教師から目線のストーリーも楽しめそうですね。

視聴者の反応・感想

SNSには視聴者からたくさんの感想が寄せられています。視聴者の感想を紹介します。

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<キャスト>磯村勇斗、堀田真由、平岩紙、市川実和子、日高由起刀、南琴奈、日向亘、中野有紗、月島琉衣、近藤華、越山敬達、菊地姫奈、のせりん、北里琉、栄莉弥、淵上泰史、許豊凡(INI)、篠原篤、西野恵未、根岸拓哉、チャド・マレーン、諏訪雅、坂井真紀、尾美としのり、木野花、光石研、稲垣吾郎
<脚本>⼤森美⾹<音楽>Benjamin Bedoussac<主題歌>ヨルシカ「修羅」(Polydor Records)<監督>山口健人、高橋名月、稲留武<プロデューサー>岡光寛子、白石裕菜<協力プロデューサー>加藤春佳<制作協力>ホリプロ<制作著作>カンテレ

フジテレビ
hitomi

ライター歴12年以上。web新聞記事、恋愛やドラマコラム、小説などを手掛け現在dorama9にてドラマ記事を執筆。GP帯ドラマのほか深夜ドラマも鑑賞。恋愛、不倫、サスペンスドラマが好き。視聴者の声をリサーチし、分かりやすい記事を心掛けています。

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