【ブルーモーメント】4話ネタバレと感想!彩(出口夏希)の切実な訴えが心に響く!

ブルーモーメント4話

【ブルーモーメント】4話ネタバレと感想!彩(出口夏希)の切実な訴えが心に響く!

山下智久主演のドラマ「ブルーモーメント」第4話が5月15日に放送されました。

子供達への防災授業の為、彩(出口夏希)の地元に来たSDM。そこで3年前のつむじ風被害で車椅子生活を送る彩の姉・真紀(石井杏奈)に会う。姉妹の辛い過去が明らかに…

今回は【ブルーモーメント】4話のあらすじネタバレ・感想について。

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ドラマ【ブルーモーメント】の動画はFOD(フジテレビオンデマンド)で最新話まで全話、配信予定。

目次

【ブルーモーメント】4話ネタバレ

【ブルーモーメント】4話のあらすじネタバレです。

彩(出口夏希)と雲田真紀(石井杏奈)は不仲

雲田彩(出口夏希)は姉・雲田真紀(石井杏奈)と仲が良かったが、姉が事故に遭って以来、関係が悪化。

彩の「頑張ろう」と言う励ましに対し、真紀は「頑張れない人間に頑張れって、形を変えた暴力だよ」と返した。

灯(本田翼)を批判する記事

「関東南部豪雨で9人が死亡」「身勝手な正義」と、灯(本田翼)を批判する週刊誌報道が出る。

晴原柑九朗(山下智久)は「あらゆる出来事は表裏一体」と指摘し、結果を出したSDMを批判してきたと解釈。

しかし園部大臣(舘ひろし)は「真実を伝えてない」とバッサリ斬る。とはいえSDM反対派が活気づいてはいるのが事実だ。

防災活動へ

晴原たちは世間にSDMの存在意義を広めるため、SDM独自の防災活動を始める。市の要請で子供たちへの防災教育をするため、半年前に台風が直撃して大きな被害があった千葉県華原市へ向かうことになる。そこは雲田彩(出口夏希)の地元だった。

現地では、彩の姉で雲田真紀(石井杏奈)が市役所の市民生活課担当者として現れた。彼女は彩と共に3年前につむじ風によって被災し、その後車椅子生活を送っている。

迫田実花(落井実結子)と祖父

晴原はイケメンキャラ「ハルカン」の姿になった子供たちに防災マップ作りを教える。根岸航平(湯田幸希)は晴原に気象予測のことで質問し、ダブルレインボーを見れるか尋ねる。晴原が見れると答えると、喜んだ航平は迫田実花(落井実結子)に「一緒に見よう」と声をかける。しかし実花は「そういうのいいから」と拒否して教室を出ていく。

迫田実花の祖父は絵の先生で、一緒に見に行こうと子供たちと約束していた。しかし半年前の台風によって実花の祖父は亡くなってしまった。そんな過去を抱えた実花はここにいると辛いから転校が決まっていた……。

姉の妹への思い

廊下のベンチにて。真紀が実花に「みんなのやさしさが苦しいよね?」と寄り添う。実花は祖父から誕生日に買ってもらったぬいぐるを真紀にみせた。両親からは「捨てていい」「忘れなさい」と言われている。だが、真紀は「忘れられないよね。それでいいんだよ」と受け止めた。

そこへ彩が真紀を外で消防実習をするからと呼びにきた。

真紀は小学校教師で復帰の話が出ている。その話題を彩が出すと、真紀は「復帰してほしい?」という。

真紀は「やりたいことができたなら私のことを気にせず、自分の道を進めばいい」と言う。

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そう言って真紀は立ち去る。彩は「気にするよ」とつぶやく……。

フラッシュバック

外では消防実習が行われる。

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休憩に入ると…。実花の為に何かしてあげたいと思った彩が、実花の持っていたぬいぐるみを修理して返す。しかしその行動が原因で被災当時の状況がフラッシュバックし過呼吸になってしまう実花……。

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彩はおせっかい?!

真紀が実花の親に連絡して帰ってもらうことに。他の子供も動揺しているため残りの防災教育は明日へ延期された。

早霧は「何がトリガーになるかは人それぞれ」というが・・・ひかる(仁村紗和)は彩に「災害に遭った人に何かしてあげたいって気持ちがあふれて空回っている。おせっかいっていうんだよ」と指摘。晴原も「同感だ。何ができる力がないのだから迷惑をかけるのは自明の理」とバッサリ斬った。

SDMの正式運用は見送り

灯の週刊誌報道が官邸で問題になった。

立花藍(真矢ミキ)は園部大臣の娘の避難指示で犠牲者が出たことは事実、と指摘。

幹事長(佐戸井けん太)は当面SDMの正式運用は見送りで、試験運用を続行することを指示する。

立花は近く入るSDMのメンバーが真実を明らかにすると園部大臣に告げた…。

自分が正しいと思う道を貫けるか

晴原はSDM指揮車両に残って、仕事をしていた。翌朝、彩がやってくると、晴原は「集中力が落ちるから徹夜はしてない」と答える。

晴原は朝からガッツリ豚の角煮を食べる。災害はいつ来るかわからないので食べれるときに食べて、寝れるときに寝るのが晴原の日常だ。

彩は、どうしていいかわからないモヤモヤな感情を晴原に相談しようとする。すると、晴原は「悩み相談は受付ない。語るな」と断る。

彩は中国語で晴原に聞かせる…。

彩は「面倒くさいやつってよくいわれます」と日本語でもらす。

晴原は「いいんじゃないか、それで。何事も表裏一体。おせっかいも百回続けば強い愛情だ。そばにエールを送り続ける人がいる。こんなに心強いことはない。自分が正しいと思う道を貫けるかどうかだ」と助言。

食欲がわいてきた彩は、豚の角煮をわけてもらう。

そんな2人の会話をSDMメンバー4人が外で立ち聞きしていた。

優吾は早霧に、雲田彩も灯と同じく太陽だと話す。晴原の閉じた心を開かせたのだから、と。早霧は「まさか惹かれてる的な?」と投げかけて「冗談」とごまかす。

晴原が「聞かない」と冷たくしても諦めない雲田彩ちゃん(笑)
そんな雲田ちゃんのめんどくささが、晴原の心を溶かしてるのかもね!

台風の影響でこの地域に危険が迫っている

そんな中、晴原の解析により静岡県に上陸する台風の影響で千葉県にも危険が迫っていることが判明する。本部に避難指示を早急に出すよう要請。

市の防災無線で通達もするが、同時に地元テレビ局へ協力を要請へ。

そして地元テレビ局の緊急中継を通してSDMが注意喚起をすることに。

竜巻の強さは、3年前に千葉で起きたつむじ風被害が同じくらいだ。いかに恐ろしいか現場から伝える必要があるが、晴原は静岡県の解析で手が離せない。

彩は 「私が一番怖さを伝えられます。3年前のつむじ風に遭遇してるから。私の経験を通して誰かの命を守れるかもしれない。力のない私のたった一つの力。だったらそれ使うしかない」と名乗り出る。

彩は、忘れたい過去と対峙(たいじ)し中継に出演することになった…。

雲田彩の訴え

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彩はカメラの前に立って、自分の経験をもとにその怖さを訴えようとする。

彩は「2021年5月14日14時過ぎ。私はバス停にいました」と告げたのち、涙目で言葉に詰まる。

そばにいた真紀は「彩、がんばれ」と小声で激励。

彩「近くの工事現場にあったクレーンが倒れてきました。私は無事でしたが、目の前で傷ついた人がいます。気づいた人が(彩の方を見て)……います。あの時のこと、忘れようとしても忘れられません。人生を狂わせる災害が皆さんの目の前に迫っています」

彩は避難指示を伝えていく。

一方、指揮車両にいる晴原は考えごとをしていた。そして晴原は彩に詳細なデータを伝える。彩がそのまま呼びかける。熱意を込めて…。

彩ちゃん、カッコイイよ!

サバイバーズ・ギルト

早霧は真紀にサバイバーズ・ギルト(生存者の罪悪感)について説明する。助かった人が助からなかった人に対し感じる罪悪感のことだ。 実花や彩のように。

早霧「目に見える苦しみ、目に見えない苦しみ。お姉さんと彩さんは、同じ痛みで繋がっているのではないでしょうか」

真紀は、懸命に避難指示をする妹を見つめながら涙する。

航平がいない

防災教育に来ていた子供たちの中に、航平がいないことがわかる。

航平は実花の祖母が住む富士平に向かっていた。晴原は「数分で竜巻が来る。すぐに保護しろ」と指示する。

優吾らレスキュー班が向かうが、竜巻がきてしまう。航平の帽子が飛ばされていて…。

そのころ、実花が倒れた。目覚めると、そばには早霧がいた。

実花が「航平は?」と尋ねる。すると、航平は元気な姿で現れる。

航平は防災マップで避難場所がわかっていたのだった。

優吾は勝手な行動をした航平を注意する。

航平は、実花が祖母まで亡くしたら実花が悲しむと思って、向かったらしい。結果的に祖母は家にいて、航平も入れてもらって生き延びた。

航平は実花を「ダブルレインボー見よう」と誘う。

晴原はダブルレインボーが見られる時を解析していた。最後の授業として皆で見に行くことに。

全力でおせっかいをする

彩は真紀に「私、決めたよ。これからも全力でおせっかい焼く。笑った顔、ずっと見てきた。だから、がんばれって言い続ける。いつかお姉ちゃんが心の底から笑える日がくるまで」と伝えた。

真紀は何も答えなかった。

雨が降ってきた。子供たちがカッパを着てマイクロバスに乗り込む。

晴原は「あの子たちは異常気象が当たり前の世界で生きていく世代だ。だが力強く乗り越えていってほしい。今後、SDMは自然の恐ろしさだけでなく、素晴らしさも伝えていく」と、SDMメンバーに告げた。

たしかに自然の素晴らしさも知ってほしいよね♪

4話の結末

子供たちはダブルレインボーを見て歓喜し、手を合わせて祈った。「実花ちゃん、がんばれ」と…。

真紀は彩に「私だからこそ子供たちに教えられることがあるかもしれない。これが私の力だと思える日がくるのかも」と伝える。

真紀は半歩かもしれないが踏み出すことにした。妹も踏み出すために…。

真紀は彩の手をとって「これからも『頑張れ』って、そばで応援してね」と告げる。

真紀はSDMメンバーに「妹をよろしくお願いします。きっと皆さんの力になれると私は信じてます。うちの妹、最強なんで!」と笑顔で伝える。

彩は嬉し涙をこぼした……。

本部にて。園部大臣は上野香澄(平岩紙)に、名誉職だったSDM警察班統括責任者が交代し、立花大臣(真矢ミキ)がねしこんできた沢渡満(50歳)(橋本じゅん)のプロフィールをみせる。沢渡は立花の夫でもある。

ある日、晴原と沢渡が道端でばったり会った。沢渡は自己紹介し、灯の週刊誌報道に興味があるという。沢渡は灯が危険地域に行くのを見た人物だった。(つづく)

【ブルーモーメント】4話の感想

彩(出口夏希)の切実な訴えが心に響く!

トラウマを抱えながらも、地元テレビの中継に志願した雲田彩(出口夏希)。

そんな彩の切実な訴えが多くの視聴者の心にも響いたようで…↓

姉妹の愛に視聴者涙

彩と姉・真紀の姉妹愛にも多くの反響が…↓

うちの妹は最強って、親バカならぬ姉バカ(?)になっていましたね。

姉妹の愛にほっこりして、涙する展開でした♪

おせっかいも愛情に?!

晴原は原作漫画以上に理屈っぽいキャラクターに仕上がっていますが、今回もシェイクスピアの”Fair is foul, and foul is fair.”(訳:「きれいはきたない、きたないはきれい」)を引用し、物事は表裏一体だと言っていました。

そして晴原は、百回おせっかいすれば愛情になるってアドバイスしていましたね。

これ、ストーカー行為を助長することにならない?と心配になりました。

嫌がる相手に愛の押し付けはNGですよ。

今回のケースは姉妹だから、切っても切れない関係性ということで、変にマネしないでほしいと思います(笑)

優しさが暴力に変わる時もあるということ

また、原作漫画にもあったぬいぐるみの修理の件。これってグサッとくるエピソードです。

相手のことを思ってしたのが裏目に出てしまう。

優しさの暴力ってことですよね。

真紀は「優しさが苦しいよね」と、実花ちゃんに寄り添っていました。

優しさが暴力に変わる時もあるということを、本作を通して学ばさせて頂きました。

でも、そのさじ加減は難しくて…。

拒絶されて、声をかけ続けることをやめてしまうのも違いますよね。

拒絶されても、相手の立場を考えながら、声をかけ続けることも大事かもしれないと思いました。

そもそも、空気を読んで何も行動しないで、おせっかいしなければお互いに傷つかないけど、それも寂しいですよ。

まあ、結局、ケースバイケースだと思います。人と人なのでマニュアルはないのだと思います。

今回の姉妹の場合は「がんばれ」と関わりつづけることが良い方向に向かいましたけどね。

原作では精神科医が登場したけれど…

原作漫画にもあったぬいぐるみの修理の件、実は続きがあって…。パニック状態から落ち着いた少女は雲田彩に「彩ちゃんは悪くないの。私が悪いの」と謝るのです。そして、祖父が亡くなったのに生き延びてしまった自分を責めてしまいます。原作では精神科医が「生きていていいんだ」と少女に伝えるのですが…。

ドラマでは脳外科医の早霧さんが、サバイバーズ・ギルト(生存者の罪悪感)を姉・真紀に語ることで、妹の気持ちに寄り添うことができました。

少女が前向きになる展開は同級生の思いを知ったり、虹を見ることを通して描きました。これはこれでドラマオリジナルながら良かった場面でした。

人は間違い、悩み、前を向く

4話序盤は、姉と妹の不仲、少年と少女のすれ違いがあって、どうなることやらと思っていたら……。

最後には、とても心がほっこりする気持ちになった4話でした。

人は間違いないながら、悩みながら、前を向いていくものなのですね。

まあ、ドラマだから心の葛藤を描くのは当然ですけど、視聴しているこちらも前向きになる展開だったと思います。

【ブルーモーメント】4話の出演者・スタッフ

出演者:山下智久  出口夏希 水上恒司 岡部大 仁村紗和  ・  夏帆 平岩紙 ・  本田翼 真矢ミキ 舘ひろし 他

サプライズで登場:橋本じゅん

スタッフ:【原作】 小沢かな『BLUE MOMENT』(BRIDGE COMICS/KADOKAWA)  【脚本】 浜田秀哉 【音楽】 佐藤直紀【主題歌】 ボン・ジョヴィ『レジェンダリー』(ユニバーサル ミュージック)【挿入歌】 山下智久『Perfect Storm(feat. TAEHYUN of TOMORROW X TOGETHER)』  【演出】 田中亮、森脇智延、 下畠優太

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当記事の画像引用:「ブルーモーメント」フジテレビ

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