【ブラックペアン2】最終回ネタバレと全話あらすじ!原作結末は天城が敗北?

ブラックペアン2

二宮和也主演のドラマ「ブラックペアン シーズン2」(TBS、毎週日曜21時)が2024年夏に放送。

今回の記事はドラマ「ブラックペアン2」の最終回ネタバレと全話あらすじ原作結末は天城(二宮和也)が敗北?について紹介していきます。

最新話(最終回)を更新。

※本記事にはストーリーのネタバレが含まれています。ご注意ください。

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目次

【ブラックペアン シーズン2】あらすじ

【あらすじ】東城大の病院長の佐伯は、天才外科医・天城雪彦を海外から招へいし、新病院である心臓外科センターの責任者に指名。天城の部下には世良がつくことに。天城は新病院を「スリジエハートセンター」と命名し、周囲の反対派と対立しながら設立準備に取り組んでいく。果たして、天城たちは無事にスリジエハートセンターをオープンできるのか?

主人公の天才外科医・天城雪彦を演じるのは二宮和也さん。ドラマシーズン1に登場した「ブラックペアン」の渡海征司郎(演:二宮和也)にうり二つという役柄。何かしら渡海と繋がりがありそうです。

『ブラックペアン シーズン2』は2018年放送の連続ドラマの続編で、2024年7月期にTBS日曜劇場で放送。「チームバチスタ」シリーズで知られる海堂尊さんの小説「ブレイズメス1990」「スリジエセンター1991」 (講談社文庫)の実写ドラマ化です。

原作ではフランスやモナコ公国が舞台ですが、実写ドラマではオーストラリアでの海外ロケを敢行。本物のカジノでも撮影できたとのこと。さらに韓国ドラマ「冬のソナタ」等のスター、チェ・ジウもゲスト出演!豪華キャストとともに映像もスケールの大きいドラマになりそうで楽しみです。 

【ブラックペアン シーズン2】最終回までネタバレ・全話あらすじ

第1話あらすじネタバレ

1話放送日:’24.07.14 日曜 21:00 -22:19(TBS系)※25分拡大

1話タイトル:「神に愛された悪魔」

あらすじ

東城大学医学部付属病院の病院長となった佐伯清剛(内野聖陽)は、心臓外科に特化した新病院の開業計画を進めていた。彼が次に狙うのは全日本医学会会長の座だ。

心臓血管外科医の世良雅志(竹内涼真)は佐伯から、オーストラリアの学会に出席し、ゴールドコーストのハートセンターで働く天城雪彦という医師に渡すよう、一通の手紙を預かる。

ブラックペアン2・1話

先輩医師の垣谷雄次(内村遥)と渡豪した世良は、ゴールドコーストのビーチで意識を失った少年を見つけ、応急処置をすることに。なかなか意識の戻らない少年に戸惑う垣谷の前に、謎の男が現れる。彼のアドバイスで少年は一命を取り留めたのだった。

その後、学会に出席する世良たちだったが、天城には会えずじまい・・・。
落胆する2人は、天城を探しに渡豪してきたというパク・ソヒョン(チェ・ジウ)と息子のミンジェ(キム・ムジュン)に出会う。

やがて天城が競馬場にいることがわかり、世良、垣谷、ミンジェの3人で向かうことになったが、そこにいたのは6年前に東城大を去った渡海征司郎と瓜二つの謎の男。彼こそが医療界ではディアブル(悪魔)と呼ばれ、人も金をももてあそぶ世界的天才外科医・天城雪彦(二宮和也)だった。

天城はソヒョンに全財産の半分を賭けさせて、赤か黒か決めさせる。ソヒョンはハズレてしまい、手術を受けることができなくなる。

ネタバレ

世良は諦めきれず、東城大でカンファレンスをした上、未発表論文にたどり着く。ちょうどオーストラリアの学会に来ていた先生が書いたものだ。(※補足:この未発表論文を世良に教えることになったのは佐伯清剛で、治験コーディネーターを通して入手した

ブラックペアン2・1話

先生を捕まえて論文について尋ねる世良。すると未発表にした理由は難しすぎるからだった。執刀医は天城で、世界で彼しかできないダイレクト アナストモーシスという術式だった。

天城は世良に手術は努力で習得する技術でなく「芸術」だと説く。そして、しつこい世良に手術を見せるという。患者は、なんとパク・ソヒョン。昨夜、ソヒョンは全財産の半分でなかったことを謝り、夫との思い出のペンダントに入っていた鍵をみせて夫の遺産を差し出し、店の経営権など全財産も賭ける。そしてもう一度チャレンジして賭けに勝った。

天城による手術は成功。立ち会った世良はその神がかった技術に圧倒された。

天城はミンジェに、1店舗だけ赤字だから売却できなかったと権利書を返す。そこはミンジェの両親が大切にしていた「1号店」だった。涙し、感謝するミンジェ。

天城は世良の指導医が渡海(二宮和也)だと聞いてニヤリと反応。世良に賭けのチャンスを与える。

世良は黒の10にしたが、赤でも黒でもなく「0」に止まった。天城は日本に行くことを決めた。

ミンジュも天城先生のもとで学びたいからと、研修制度を利用して東城大にくるという。

佐伯の天城への手紙は、心臓外科に特化した新病院のトップ就のオファーだった。(つづく)

ブラックペアン2・1話

 

関連記事:【ブラックペアン2】1話!天城は渡海と双子?意味深な手繋ぎに反響

第2話あらすじネタバレ

ブラックペアン2 / 2話

2話放送日:’24.07.14 日曜 21:00 -22:09(TBS系)※15分拡大

2話タイトル:「神に愛された悪魔VS少女の祈り」

あらすじ

天城(二宮和也)は、佐伯(内野聖陽)が計画中の心臓外科専門病院のトップに推挙され来日することに。着任早々、天城は手術室で見学をしてスタッフから嫌がられる。

カンファレンスにて。天城は世界でただ一人、冠動脈バイパス術の進化形、ダイレクトアナストモーシスを扱える技術を持つと自己紹介する。そして、天城は新病院では「カネ」を優先させる構想をぶちまけて、周囲の反感を買う。

佐伯は天城の実力を見せてもらおうと伝える。そこで、天城は公開手術で日本医療界にデビューすると豪語。

そんな中、世良(竹内涼真)が担当している患者である洋菓子店を営む繁野(誠 直也)は手術費用が足らずスナイプ手術を受けられずにいた。娘の麻美(蘭寿とむ)は、繁野自身が独自開発した大人気商品であるアップルパイのレシピと販売権を売ることで資金を調達しようとする。

しかし、それを知った繁野とその孫の結衣(堀越麗禾)は猛反対。

さらに検査結果で、繁野が助かるためには莫大な資金がかかる天城のダイレクトアナストモーシスを受けるしかないことが判明。

天城は結衣に手術を受けるための賭けを持ちかける。それは祖父のアップルパイを3日間で完成させることで…。

天城は「命がけで頑張ろうね」と笑った。

以降、結衣は懸命に試作を重ねていく…。

ブラックペアン2 / 2話
(C)TBS

ネタバレ

一方、新病院のトップを密かに狙っていた高階(小泉孝太郎)。その高階に、全日本医学会会長の座を佐伯と争っている菅井(段田安則)の影が忍び寄る。

高階は、維新大の菅井に天城の公開手術を受け入れることを提案。成功したら菅井の手柄に、失敗したら執刀の天城の責任になる。メリットしかない、と言って説得した。

そして7月11日、全日本胸部外科学会(主催:維新大)のメインプログラムとして、天城による公開手術が決定した。

天城は、黒崎准教授(橋本さとし)がオペ中の物音に神経質になりすぎていたためオペスタッフから外す、第一助手は垣谷が選ばれた。第二助手は世良、オペ看は猫田主任(趣里)、花房(葵わかな)だ。

患者は繁野(誠 直也)。賭けに勝利したらの話だが…。

花房(葵わかな)からアップルパイを渡され、食べた猫田(趣里)は驚いた。繁野(誠直也)の店のアップルパイだからだ。だが店は休んでるはず。

実は、天城がテストした、結衣の作ったアップルパイだった。

結衣は賭けに合格。祖父の手術がOKに!

賭け金は天城にアップルパイの販売権を預けること。永久的に販売権を結衣に貸し続けて、アップルパイの売り上げの一部が天城に入ることに。つまり、結衣の祖父の手術費用は未来の結衣が支払うということだ。

プレゼンターが一人追加になった。維新代の姉妹校・テキサス医科大の外科医である安島恭也(新納慎也)だ。

安島は、通称クラッシャーの安島といわれる。学会で狙った獲物を追い詰めて潰すからだ。

7年前、アメリカの学会で、安島は高階を潰した。高階がアメリカを去った原因だった。

菅井教授は安島に維新大教授のポストを用意していた。

いよいよ天城による公開手術へ。

手術は、僧帽弁形成術および冠動脈バイパス術、ダイレクトアナストモーシス。

天城は芸術的な手さばきで進めていく。

安島は、内胸動脈を離断してしまうのは危険だと解説。テキサス医科大の閉塞率は38%だ。

しかし天城は、閉塞率ゼロだと誇る。

さらに天城は、安島に医療過誤の隠ぺいの噂があることを指摘。

天城の優秀な相棒・猫田が探っていたらしい。猫田は相棒については全否定。

安島は帰った……。

天城は僧帽弁形成術および冠動脈バイパス術、ダイレクトアナストモーシスを成功させた。

天城が手術室から去って、懇親会の席へ。しかし第一助手の垣谷が僧帽弁周囲の石灰化を気にしていた。

垣谷は患者の負担を考えて(天城への報告なしに)取り切ることにした。

すると、大出血!

左室破裂だ。解説をしていた高階が手術室に向かう。菅井が維新大のポストが空いてると止めるが振り切って…。

高階の処置でも止血できない。人工心肺にするしかないが…。高階の名声に傷がつくことを心配する垣谷。世良が「今はそんなことどうだっていいでしょ!」と一喝。助けることに全力を尽くすべきと訴える。そこで、天城が戻って来て処置をして、事なきを得た。

後日。繁野は無事に退院した。結衣はアップルパイを猫田に渡し、店が再会したら来てほしいと伝える。天城にも感謝を伝えた。

実は猫田を陰で動かしていた人物がいた。佐伯教授が維新大出身の猫田に当日やっかいな人物を招くから探ってほしいと頼んでいたのだった。そのことを藤原婦長だけは知っていた。

ラスト。天城が資料室から「医療事故調査報告書」のファイルを持ち去って…。回想で海岸を天城(?)が歩くシーンも一瞬だけ映し出された。(つづく)

関連記事:【ブラックペアン2】2話!天城が持ち出したファイルに考察過熱!

第3話あらすじネタバレ

ブラックペアン2・第3話

3話放送日:’24.07.21 日曜 21:00 -21:54(TBS系)

3話タイトル:「成功率0%のオペの行方!?」

あらすじ

天城(二宮和也)は心臓外科専門の新病院を「スリジエハートセンター」と勝手に命名。しかし、院長の佐伯(内野聖陽)から地元関係者への説明が先だと注意される。

天城は、自身のセンター長就任と命名のお披露目を公開手術で行うと告げる。

狭心症と認知症を患った生活保護受給者の患者・年子(正司花江)が転院してきた。
担当医となったのは研修医のミンジェ(キム・ムジュン)。
その年子の息子・孝利(立川談春)がクレーマーであり、ミンジェは頭を悩ませていた。

一方、ミンジェの指導医となった世良(竹内涼真)は、年子の検査結果を見て手術には天城の技術が必要と判断し、天城に相談する。しかし早々に断られてしまう。世良は生活保護だからかと推測しガッカリする。

その後、天城は新病院への出資を取りまとめる企業組合の理事・水野(梅沢富美男)にダイレクト・アナストモーシス手術を受けるよう勧める。

そして天城が水野に、オペを受けるには全財産の半分(個人資産10億)を賭けてもらうと交渉。

水野は「ハッキリした。あなたは新病院のセンター長にふさわしくない!」と告げ、隠れていた高階(小泉孝太郎)を呼ぶ。

高階と菅井(段田安則)は水野に<天城は拝金主義>と教えていたのだ。

水野は次の理事会で天城のセンター長取り消しを提案するという。

天城に年子(正司花江)のオペを断られた世良は、高階に年子のオペを依頼するが、生活保護ということで断られた。世良は「結局、金か」と落ち込む。

ネタバレ

ブラックペアン2・第3話

企業組合の理事・水野に断られた天城は、桜宮市医師会会長である真行寺(石坂浩二)にお金を差し出し、公開手術の患者を紹介してほしいと持ち掛ける。

しかし真行寺は「患者の金を巻き上げる強欲な医者に手を貸せない!」と拒否した。

その後、天城と世良は食堂へ。世良は医師会を敵に回すのはまずいと忠告。天城は「人は果実のなった木にしか石は投げない」とフランスのことわざを伝える。日本語だと「出る杭は打たれる」だ。

そのころ、菅井教授・水野・高階・真行寺が一緒に食事をしていた。4人は裏で組んでいて、天城に対抗していたのだ。

水野は高階をセンター長に抜擢する気だ…。

年子の息子である孝利が大けがをした。世良が呼ばれて治療にあたる。
孝利は労災がおりないという。申請したらクビになってしまうからだ。
そこに天城がやってきて孝利に、母・年子のオペをする条件として「人生を賭けてもらう!」と伝える。

天城がカンファレンスにて、梶谷年子さんにダイレクトアナストモーシスを用いて公開手術をすることを発表。

しかし高階は、ダイレクトアナストモーシスをできないという。食道がんの病歴があるため人工心肺を使う必要がある。しかし脳出血の病歴もあるため、人工心肺にできないというのだ。

そこへ椎野(田中みな実)がやってきて、一酸化窒素合成剤という治験薬を使えばオペは可能だという。患者の許可もとれていた。(※治験薬を椎野に頼んだのは佐伯!)

こうして天城による公開手術が行われることに。

安堵する世良。しかし天城は「成功する確率は今のままではゼロパーセントだ」という。

ブラックペアン2・第3話

公開手術当日。世良は直前までオペの練習に励んでいた。

手術が始まる。天城は、タイムリミットを30分と観客に告げる。

第二手術室にダーウィンを用意していた高階は、治験薬が効くのは30分だから心配していた。しかし天城もタイムリミットに気づいていたのだ。

ブラックペアン2・第3話

天城が成功率0%と言ったのは一人でのオペのこと。そこで今回は世良も執刀することに…。

天城がダイレクトアナストモーシスをしている間に、世良が閉胸を同時にした。

天城と世良2人の執刀で、年子の公開手術を見事に成功させた

手術の直後、大勢の見学者がかけつけていた会場で天城が寄付金を募る。

天城に促されて世良は大きなビニール袋を広げると、客席で寄付を募り始めた。

また、天城は年子の息子である孝利が大けがをしたが、労災が下りないことも訴えた。

なんと、孝利が勤めていたのは新病院のプロジェクトに参画している水野製鉄だった。

 水野のとなりにいた菅井教授は立ち去る。

天城は水野に声をかけて「高階先生のダーウィン早く受けた方がいいですよ。生活保護になったら受けられないので」と嫌味を言った。

佐伯は来場していた真行寺を呼び止めて「真行寺先生もご来場してくださってたんですね。ご無沙汰しております。」と声をかける。(※旧知の仲!?)

ブラックペアン2・第3話


その後、年子の容態は安定している。天城が孝利に提案した賭けというのは内部告発を覚悟することだった。孝利が人生を賭けた内部告発をし、裏切り者となって解雇された。

天城は寄付金の一部を孝利に手渡す。次の職が見つかるまでの生活費に、と。孝利は「神様みたいな人だ」と感謝した。

ラストシーンでは、天城が世良とともにスリジエハートセンターの建設予定地である海岸沿いを訪れる。

天城は「スリジエはフランス語で桜を意味する」と説明し「僕はここに桜並木を作りたいと思っている」と言う。

そしてソメイヨシノの寿命は約70年であることに触れ、“人の一生”と似ているという天城。

天城は「そんな桜とともに、この街の人々を見守り続ける病院を作りたいと思っている。まだまだ医者としてやることは沢山あるよ」と言い、遠くを見つめた。

天城が誰かと手を繋ぐ姿や天城が海辺を歩く回想シーンが映し出され幕を閉じた。(つづく)

関連記事:【ブラックペアン2】3話!天城&世良の共闘に「感無量」「痺れた」の声

第4話あらすじネタバレ

ブラックペアン2 第4話

4話放送日:’24.07.28 日曜 21:00 -21:54(TBS系)

4話タイトル:「医療AI vs 天才医師」

あらすじ

患者に危険なオペを施し、巨額の費用を要求する天城(二宮和也)の行為は詐欺にあたると、医療訴訟で有名な弁護士・戸島和子(花總まり)が市民団体を引き連れ東城大に乗り込んできた。佐伯(内野聖陽)が、天城の今後予定している手術を即刻中止とすることを約束し、なんとかその場を収める。

その帰り、和子が美和(葵わかな)と言い争っているところを世良(竹内涼真)が見かけ仲裁に入る。和子はなんと美和の母親だった。仕事のときは旧姓を使っているらしい。世良は天城の手術は本物であることを説くが、和子は納得せず、美和に退職することを勧めて立ち去る。しかし、和子が倒れてしまい…。

世良は、緊急で冠動脈のバイパス手術が必要と判断し、手術を実施。しかし、石灰化が激しい部位があり、やむなく断念した。治せるのは天城のみだ。しかし、和子は天城のオペを拒否して……。

和子は維新大が開発した医療AI“エルカノ”による保険適用のバイパス手術を受けることにする。

“エルカノ”はカルテを読み込ませると一瞬で世界中の医療データベースから個々の症例に最適な医療プランを分析することができ、オペでも画像の解析を通して医師を先導することができる最新医療技術である。

和子は天才外科医が必要なくなる取り組みに賛同していた。

一方、維新大教授の菅井(段田安則)はAIを使ってどんな医師でもできる手術を成功させ、日本医学会トップの座に就くための実績にしたがっていた。

ネタバレ

ブラックペアン2 第4話

一方、世良は、和子の抗議活動を止めるべく美和と3人で食事に行くことにする。

美和は、正面から意見をぶつけるが、母を説得することは出来なかった。

その帰り道、正義絶対主義の和子への尊敬と共に、母を助けたいという想いを涙ながらに話す美和。

世良はそんな美和を抱きしめる。

和子の公開手術にて。医療AI“エルカノ”(声:三石琴乃)の指示のもと、維新大の医師・野田吉行(池田鉄洋)が執刀する。

手術は成功したかに見えたのだが・・・。

直後、Vf(心室細動)によりAIのアラームが発動。

そこに世良が駆けつけ、新薬に副作用があったことを告げ、医師の確認ミスを指摘。

世良は「どいてくれますか? 邪魔です。失礼します」と手術に入る。

実は天城から助言をもらいながら練習に励んでいた世良

世良が順調に手術を進めていたが、大出血を起こしてしまう。

そのころ、美和は世良の助言で天城を探していた。やがて、美和が天城を発見。

美和はダイレクトアナストモーシスでの手術を頼み込む。

すると、天城は美和に“シャンスサンプル”(二者択一)を持ちかけ、美和は選ぶ。しかし結果はハズレだった。(つづく)

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第5話あらすじネタバレ

ブラックペアン2 5話

5話放送日:’24.08.04 日曜 21:00 -21:54(TBS系)

5話タイトル:「お前は死ねない!50億円オペの結末は?」

あらすじ

 前回ラストで美和(葵わかな)はコイントスの賭けに負けた。だが、走るスタッフが天城にぶつかって床にコインが落ちたことで賭けに勝った。

そうして維新大が開発した最先端医療AIを使った公開手術は、天城(二宮和也)が執刀することになり、無事に成功する。

 そんな中、その天城に、韓国で飲食店チェーンを経営する木崎(恵俊彰)からオペの依頼が入る。天城がデザインを進める新病院の莫大な建築費に頭を悩ませていた佐伯(内野聖陽)は、今回は財産の半分ではなく新病院への50億円の出資を条件にオペを引き受けてはどうかと天城に提案。

 院長の案を承諾した天城だが、シャンス・サンプル(二者択一)をすることは譲れない。さっそく韓国へ飛んだ天城。条件を受け入れた木崎は、天城とのシャンス・サンプルにも勝利した。(※補足:賭けの直前、ディーラーが木崎に泣かされている場面が視聴者だけに移される)

ネタバレ

 木崎は帰国して、東城大の特別室に入院。同じ時、ソヒョン(チェ・ジウ)も術後の検査のため東城大やって来て、木崎と鉢合わせする。実は木崎とソヒョンはライバル関係で、ソヒョンが手術を受けるため手放した店舗を木崎はすべて安値で買い取っていた。

 汚い手を使って事業を拡大させてきた木崎を憎むソヒョンは、オペをしないよう天城に提言。しかし、天城はどこ吹く風だ。ところが、木崎は裏で菅井(段田安則)とつながっていた。

 そんな中、ソヒョンは僧帽弁閉鎖不全症で腱索断裂していることが判明。完治できるスナイプ手術のため約1200万円の費用が必要となる。

 天城は木崎を24時間監視&手術室付きの特別室へ移させる。天城はソヒョンが1200万必要なことを木崎にばらしてしまう。木崎はソヒョンの残る1号店を狙う。

 ソヒョンは1200万を木崎から受け取って手術をすることになった。

 ソヒョンと木崎の手術当日。ソヒョンが1200万を木崎に投げ返した。実はすべて、木崎の不正を暴くための天城とソヒョンの芝居だった。ソヒョンは重病ではなかった。天城は木崎のシャンス・サンプルのイカサマも見抜いていた。さらに木崎の店の客入りが少ないのに儲けていることが疑問だった。
 監視の部屋でパソコンにUSBを繋いだ木崎は裏金から1200万を動かしていた。それを天城と警察が見ていた。木崎は会社の裏帳簿を暴かれ、警察が令状を持って病院に駆けつけた。天城は今オペを受ける義務があると言う。

 追い込まれた木崎はオペ室でメスを持って「ここで死んでやる!!」と叫ぶ。天城は「思いつく限りの死に方試したらいい。全部救ってやるよ。あんた、もう死ねないんだよ」と生きて罪を償うことを訴える。

 天城の木崎へのオペは成功。術後、木崎は逮捕された。ラスト、天城が医療事故報告書のファイルを見ながら意味深な笑みを浮かべる。(つづく)

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第6話あらすじネタバレ

ブラックペアン2 6話

6話放送日:’24.08.18 日曜 21:00 -22:09(TBS系)※15分拡大 ※8月11日はパリオリンピックの放送のため休止。

6話タイトル:「メスを持った看護師&去り行く医師」

あらすじ

維新大の菅井(段田安則)は、日本一の自動車メーカー・ウエスギモータースの上杉会長(堺正章)のオペを成功させることで医学会会長選に向けて巻き返しを狙っていた。

オペの鍵となるのが、エルカノを進化させた最新医療ロボットのエルカノ・ダーウィン。東城大の高階(小泉孝太郎)の協力を得て維新大の医師・早川玲子(瀧内公美)が開発したものだ。

ダイレクト・アナストモーシスが必要な状態の上杉に“世界一の医者である”エルカノ・ダーヴィンを使ったオペを提案する菅井だが、上杉からはそれを操縦する医者も世界一を用意しろと言われる。そして、天城(二宮和也)が現れる。

実は、菅井は上杉のオペの前にダイレクト・アナストモーシスをエルカノ・ダーウィンに学習させるため、天城に臨床試験のオペを依頼していた。天城は上杉会長の莫大な総資産額を聞き、それを了承していたのだ。

臨床試験を前に菅井らと東城大にやって来た玲子は、猫田(趣里)と遭遇。実は猫田は8年前まで維新大の看護師で、ある事件を起こし退職していたのだった。その事件が玲子によって掘り返されることに。

さらに臨床試験当日、臨床試験の患者の状態を見た天城が突然オペの中止を発表。そんな中、玲子が胸を押さえ倒れ込む。

しかし菅井はこれ幸いと、玲子自身をエルカノ・ダーウィンの患者にする。

ネタバレ

渡海(二宮和也)が、外部研修で出会って行くあてをなくした猫田を東城大に連れてきて、「猫拾ったんでうちで見てもらって良いですか」と佐伯教授に頼んだ。こうして猫田は雇われた。

玲子によると・・・維新大時代、医師の玲子がオペ室を離れたタイミングで患者が大出血! それを医療行為が許されない看護師の猫田が縫合をした。目の前の患者を助けるためとはいえ許されることではなかった。

違法行為は病院内で隠されたが、猫田は退職することになった。

玲子が急変。しかし天城は腕を怪我していた。そのため、関川によるエルカノ・ダーウィンのオペが行われる。

手術は成功・・・と思われたところで、オペ看の猫田がエルカノ・ダーウィンを強引に止めた。出血していたのだ。高階や世良が止血して事なきを得た。

その後、術後の玲子が出血していて縫合しようとする。看護師長や高階らが違法行為を指摘し、止めようとするが…。

オペ室に天城がやってきて、猫田は医師免許を持っていることを告げる。

猫田は看護師を続けながら東城大医学部に通い、医師免許を取った。それは佐伯も知っていて、応援していた。「変なことしたいなら医者になれ!」と渡海先生が背中を押し、渡海がオペの練習にもつきあった。

右手を負傷中の天城は猫田と二人で、ダイレクトアナストモーシスを実施。見事に玲子の命を救った。

術後、玲子は猫田に感謝を述べる。エルカノダーウィンが必要のない縫合をしようと動きだしたから、猫田が止めて事なきを得た。天城がやってきて、原因はエルカノの元責任者・野田先生(池田鉄洋)がプログラムをいじったことを明かす。すでに野田のことを警察に通報したという。

天城は上杉を東城大でオペするという。二者択一の賭けも勝っていた。上杉はエルカノダーウィンの臨床試験の結果を掛けていて、しかも失敗すると賭けていたため、勝った。もしエルカノダーウィンの結果が成功なら、それはそれで維新大のオペを受ければいい。どっちでも良かったのだ。

猫田は海外の病院から医師としてオファーを受けていた。天城がこっそり病院を出る猫田に挨拶をする。猫田は「悪魔のような医師になります」と天城に告げて、東城大を去った。

上杉会長が東城大に入院。そんな中、上杉会長が急変した。佐伯教授が佐伯式での僧帽弁形成術のオペをする。しかしオペの途中で手を止めた佐伯は「やめておこう」と閉胸し、薬物治療に切り替えることに。

この時、ブラックペアンをめぐる新たな物語が始まっていた…。(つづく)

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第7話あらすじネタバレ

ブラックペアン2・7話

7話放送日:’24.08.25 日曜 21:00 -21:54(TBS系)

7話タイトル:「手術失敗!裏取引の罠!!」

あらすじ

天城(二宮和也)の不在中に上杉(堺正章)の緊急手術を行った佐伯(内野聖陽)は、佐伯式は行わずにオペを中断。薬物治療に切り替え、上杉会長は一命をとりとめた。しかし、看護師長の藤原(神野三鈴)はいつもと様子の違う佐伯のことを心配する。

その後、上杉会長の息子であり、ウエスギモータース社長の歳弘(城田優)が東城大にやってくる。歳弘は、高額な報酬と引き換えに「(父の)手術を失敗してほしい」と天城に頼む。父子は経営をめぐって対立関係にあり、歳弘は会長の引退を望んでいたのだ。

実は、維新大の菅井(段田安則)が歳弘に入れ知恵しており、ウエスギモータースの医療部門を独立させて新会社設立を目論んでいた。

一方、佐伯は副院長の江尻(大黒摩季)と治験コーディネーターの美咲(田中みな実)の3人で会食をしていた。江尻は医療AI・エルカノを使った遠隔診療の研究を維新大の教授と進めていて、佐伯はそんな江尻にエールを送る。美咲もまた遠隔治療には強い関心を持っていた。

天城による上杉会長のオペは全日本医学会会長選の日に決まる。
オペ当日。天城が成功率100%のダイレクト・アナストモーシスを失敗して…!?

ネタバレ

美咲(田中みな実)が遠隔治療に強い関心を持っている理由は、離島に住んでいて、弟の治療が間に合わず助からなかった過去があるから。遠隔治療ができたら助かったから。

菅井(段田安則)はウエスギモータースの医療部門が独立した会社の社長に就任することがマスコミで発表される。

美咲が菅井と歳弘に懇願して、エルカノを日本医学会会長選挙の会場に用意してもらう。歳弘は中国の有力企業の人物を美咲から紹介してもらえることを喜び、受け入れた。

天城はオペを失敗すれば、歳弘から株式1%である500億円を受け取れることに…。

日本医学会会長選挙の会場で上杉会長のオペのライブ映像も流される。天城がダイレクト・アナストモーシスをしようとして、失敗。大出血してしまう。世良(竹内涼真)は「お金ですか?」と天城を責めた。天城は2か所でダイレクト・アナストモーシスが必要になったことで、さじを投げる。

そのころ、会長選の会場で佐伯と美咲がダイレクト・アナストモーシスを学習した「エルカノ」の遠隔操作を実施しようとする。しかし菅井しか起動できない。そこで、実は手を組んでいたと思われた歳弘と菅井だったが、歳弘が自ら作った赤字の補填のためにエルカノの権利を中国企業に売却しようとしていたことが明るみになる。

騙されたと知った菅井は佐伯に協力。佐伯が「エルカノ」の遠隔操作をして、天城と同時オペを実施。こうして、上杉会長の手術は無事に成功した

会長選の結果は、佐伯が勝利を収めた。

その後、佐伯は東城大の院長選で再選を目指すと宣言する。

上杉会長が退院する間際、天城は息子の経営が赤字であることを知っていたのでは?と指摘。

上杉会長は「あのバカ息子と戦うために死ぬわけにはいかなかった、曲がりなりにも父親なのでね」という。天城は「父親か…」とつぶやいた。

ラスト。天城は佐伯に、上杉会長へ佐伯式をしなかった理由を問う。佐伯は何かしゃべったが、視聴者には聞こえなかった…。(つづく)

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第8話あらすじネタバレ

ブラックペアン2 8話

8話放送日:’24.09.01 日曜 21:00 -21:54(TBS系)

8話タイトル:「渡海と天城の秘密」

あらすじ

東城大の病院長選に現在の院長・佐伯(内野聖陽)が立候補を決めた。副院長の江尻(大黒摩季)は桜宮市医師会会長の真行寺(石坂浩二)を味方につけて、立候補する。真行寺は佐伯の恩師だが、5年前のある出来事を機に2人は仲たがいしていた。

天城(二宮和也)がその5年前のことを探っていた。目的は、天城自身と彼の家族に関する秘められた事実を明らかにすることだ。

そんな折、厚生労働省の富沢(福澤朗)が天城を訪ねてくる。富沢は、患者に法外な治療費を要求する医師がトップとなる新病院「スリジエハートセンター」に許認可を出すのは問題があると言う。すると、天城はあっさりスリジエハートセンター・センター長を辞任

さらに天城は、渡海征司郎(二宮和也/1人2役)がかつて住んでいた仮眠室を訪れる。そこで、残された渡海の手術資料や私物の中からある1枚の写真を見つける。同じ頃、佐伯のもとに渡海から電話がくる。「あいつが俺のことを嗅ぎまわってる」と嘆く渡海。

翌日、天城も佐伯も行方不明になる。そんな中、「緊急」と書かれた天城宛の郵便物が届き、世良(竹内涼真)とミンジェ(キム・ムジュン)が代わりに開封する。入っていたのは心エコーと造影CT。患者名は書かれていないが過去にバイパス術を受けた痕があり、緊急のオペを要する状態だった。

ネタバレ

緊急のオペを要する患者は天城雪彦(二宮和也)だった。

天城雪彦と渡海征司郎(二宮和也)は双子。渡海の方が弟だった。

天城は心臓の病気があったため、莫大な治療費がかかる。だから3歳のころ、フランスの心臓外科医・天城司の元に養子に出され、継続的に治療されてきた…そう、天城は思っていた。

しかし元々、心臓が悪かったのは渡海征司郎の方だった。その渡海は3歳の時に緊急手術することになり、天城司(大和田伸也)と渡海一郎(辻萬長)がオペをした。そして、3歳の天城から血管の移植手術をすることによって、渡海が一命をとりとめた。しかし違法なオペだったため、子供たち2人を離れ離れにすることにした。

その後、天城はフランスに渡った。引き取った天城司がフランスを拠点とする心臓外科医だったからだ。しかし天城雪彦もまた心臓の病気になってしまった…。

佐伯は天城の親が天城のことをどれだけ思ってたのか、母・春江が庭にある2本の桜の木を大事にしていたことを伝える。そんな中、天城が倒れてしまう。

執刀医の佐伯がエルカノの指示に従いながらダイレクトアナストモーシスをする。しかし僧帽弁形成術を先にする必要が出て来て、佐伯式を実施することに。やるしか天城を救えない。覚悟を決めた佐伯がオペをするが、途中で手が止まる。

「見えないんだ」と佐伯。緑内障(※視野が欠損する病気。日本人の後天失明原因の第1位)が進行していて、患部の角度によっては全く目が見えなくなっているという。助手の世良が執刀を手伝う。

しかし左心室の動きが落ちてきた。LADが詰まったのだ。心筋虚血になっていて、同時進行でダイレクトアナストモーシスをしないと間に合わない。心臓マッサージを続ける佐伯。世良は「心臓が止まります。一度、遮断しましょう」と提案。

そんな中、VFに。天城の命の危機に現れたのは、渡海(二宮和也)だ。

渡海は「1千万でもみ消してやるよ」というが・・・ダイレクトアナストモーシスについては「やりませんよ。あんなギャンブルみたいなこと」という。

渡海は不敵な笑みを浮かべる。(つづく)

【ブラックペアン2】8話!天城と渡海は双子だった!(確定)

第9話あらすじネタバレ

ブラックペアン2・9話

9話放送日:’24.09.08 日曜 21:00 -21:54(TBS系)

9話タイトル:「戦う人よ、諦めないで!」

あらすじ

幼少期から心臓に疾患があった天城(二宮和也)は、ついに倒れてしまう。佐伯(内野聖陽)が執刀し、世良(竹内涼真)とともにオペを進める。しかし助かるにはダイレクト・アナストモーシスと佐伯式を同時に行うしかなくなる。

そんな中、オペ室に現れたのはなんと天城の双子の弟・渡海(二宮和也/2役)だった。佐伯にダイレクト・アナストモーシスができるか尋ねられると「やりませんよ俺は。あんなギャンブルみたいなこと」と、微笑しながら言い放ち…。
はたして、天城の命を救うことはできるのか!?

そして、天城がオペの際にシャンス・サンプル(二者択一)を行う理由やダイレクト・アナストモーシスが生まれたきっかけ、そして切ない過去が明らかに…!
また、ブラックペアンに隠された過去とは…?

ネタバレ

椎野(田中みな実)がエルカノ・ダーウィンを持ってきた。そして、佐伯教授がエルカノ・ダーウィンでダイレクトアナストモーシスを、渡海が佐伯式僧帽弁形成手術でオペをして、天城の命を救った。

天城は、ブラックペアンについて整理する。渡海一郎は佐伯が患者の体内に残したペアンのせいで医療過誤を疑われて病院を追われた。しかし余命宣告された渡海一郎が佐伯をかばったともいえる。佐伯はレントゲンに映らず火葬で燃えてしまうカーボン製ブラックペアンで処置して対応した。

しかし天城は父・天城司からブラックペアンを渡された。そして司は「ブラックペアンの約束は破られた」と死の間際に言い残していた。

天城は国際心臓外科学会での公開オペを佐伯から頼まれる。患者は結衣(堀越麗禾)だ。天城はオペから世良を外す。世良は不満げだ。しかし本当の患者は別にいるという天城。

天城は佐伯に8年前の患者について話す。8年前、天城司が東城大でオペをした患者・徳永栄一のことだ。天城は父の書斎から『冠状脈病変に対しいて行うダイレクトアナストモーシスの可能性について』と書かれた論文(執筆者:真行寺龍太郎)を見つけたが、父に見つかって読めなかった。父の死後、遺品にその論文があった。論文の表紙には「徳永の手術ができるのは雪彦だけだ」というメモ書きがあった。

その後、天城は「徳永」について調べていた。東条大には徳永への手術記録がなかった。しかし一枚の記録だけが抜けていると気づいた天城。そして渡海の実家で徳永の手術記録を発見した。天城はそれをスマホで撮影していた。

天城は佐伯に問う。8年前の徳永さんへの手術記録には助手が架空の人物だ。失敗しているから、佐伯は天城司に責任を押し付けたのではないか?そう問うが、佐伯は答えない。

天城は世良を使って徳永栄一を見つけ出し、東城大に移動させる。世良は徳永栄一のオペに入りたいと天城に直談判。そんな世良に、天城は育ての母のオペをきっかけにダイレクトアナストモーシスをし、シャンス・サンプル(二者択一)を行うことにもなったと話す。

天城がフランスで医者として経験を積んだある日、母の冠動脈バイパ手術を行うことになった。母はその日の占いで運勢が良くないことを気にしてオペの延期をしたがっていた。しかし天城が早く治した方が良いと説得して受けさせた。その後、天城が執刀した。母のオペの最中、心筋梗塞が起きた。天城は父が持っていた論文のことを思い出した。そして天城は無我夢中にダイレクトアナストモーシスを初めて実施して成功した。

しかし母は手術中に高熱を出し、死亡。天城が経験した術死となった。以降、天城は「そのような現場に二度と立ち会いたくないから」という思いから、自身の患者にはシャンス・サンプル(二者択一)を課すようになった。

選挙演説で、江尻副院長(大黒摩季)と応援の藤原師長(神野三鈴)が佐伯教授の緑内障が進行していることを告げて、院長の再選にふさわしくないことを伝える。

一方、同じ頃、心臓外科学会では、天城が結衣の体調を理由に徳永栄一の公開手術をすることにする。天城がダイレクトアナストモーシスでオペをしようとするが、悪性高熱が出て、急変。必要な薬・ダントロレンもなかった。術死した天城の母と同じ状態で…。(つづく)

悪性高熱症は、全身麻酔の併発症の一つ。唯一の特効薬であるダントロレンによる対処法が確立されて以降、死亡率は低下しているが、ドラマでは特効薬の用意がなかった。

【ブラックペアン2】9話感想&考察!悪性高熱がトレンド入りした理由とは?

最終回(10話)あらすじネタバレ

ブラックペアン2最終回

最終回の放送日:’24.09.15 日曜 21:00 -22:19(TBS系)※25分拡大

最終回タイトル

あらすじ

国際心臓外科学会での天城(二宮和也)の公開手術中、内胸動脈の剥離にかかったところで患者の徳永(井上肇)が悪性高熱症を発症。しかし悪性高熱症を抑える薬がないという状況だ。術死した母の悪夢と重なる天城は、バイパス手術中に人工心肺を使うという極めて危険なオペを決断し、高階(小泉孝太郎)がサポートにつく。しかし患者の徳永のバイパスを作るための冠動脈3本はすべて切離されていた。その手術痕はいったい何を意味するのか…。

そして、会場にいた真行寺(石坂浩二)は学会の意向として天城にオペ中止を勧告。しかし、佐伯(内野聖陽)はオペの続行を促し、さらに新病院設立の真の目的を天城に告げる。

同じ頃、東城大では結衣(堀越麗禾)が急性僧帽弁閉鎖不全を発症。非常に危険な状態で、世良(竹内涼真)は黒崎(橋本さとし)に補助してもらいスナイプによる緊急オペを行う。ところが思わぬアクシデントに見舞われる。

最悪の状況下で同時に行われる2つのオペ。2人の運命はいかに?
さらに、封印されてきたダイレクト・アナストモーシスをめぐる全ての真実、破られたブラックペアンの約束の意味が明かされる!

そして舞台は再びオーストラリアへ…。

ネタバレ

患者の徳永の手術痕はいったい何を意味するのか。それは、かつてダイレクトアナストモーシスをして失敗した痕。天城は、8年前に天城司が執刀したのではなく、本当の術者は佐伯教授だと、推理。

佐伯は答えをはぐらかしつつ、心臓外科専門の新病院を設立する目的は天城の治療のためだと明かす。天城はダイレクトアナストモーシスでしか治せないからだ。

世良と黒崎によるオペだが、スナイプが進まないという思わぬアクシデントに見舞われた。そこで菅井教授(段田安則)がアドバイス。

しかし黒崎が抜けた後、結衣が心筋梗塞になりバイパス術が必要になった。そこで世良は公開手術中の助手・高階(小泉孝太郎)に連絡し、エルカノ・ダーウィンの遠隔操作を頼む。天城は2人の患者どちらも救うため、高階を世良のオペの方に回す。

また再び徳永の熱が上がって来た。すると、天城が胸を押さえて苦しみだす。そこに佐伯がやってきて、ダントロレンを持ってきた。これで高熱に対処できる。さらに佐伯が天城に抗不整脈薬を渡し、飲んでもらう。

佐伯は胃大網動脈は8年前に切除しているという。しかし天城は末端までは確認してない、5センチあればグラフトに使えると反論。佐伯がオペの助手に入り、開腹をすることに。

オペ中、佐伯が天城に「お前は思い違いしている」と真実を明かす。8年前にあのオペを始めたの天城司であり、佐伯は最後にオペを引き取っただけだった。事の発端は3歳だった天城と渡海の心臓血管移植手術だ。翌日、その極秘オペが真行寺にバレたが、極秘事項にして、天城雪彦を国外に行かせた。しかし真行寺の本当の狙いは天城司にダイレクトアナストモーシスの未来を託すことだった。

ダイレクトアナストモーシスは高難度で危険な術式だった。天城司は何度も練習したが完成できなかった。そこで、真行寺は永久に封印するよう命じた。しかし8年前、同じチームの外科医だった徳永が心臓の病気で倒れた時、天城司はダイレクトアナストモーシスに手を出した。その先に、雪彦の治療という未来があったからだ。何度も試みたが失敗が続いた。佐伯が執刀医を代わって一命は取りとめたものの、徳永は寝たきりになった。禁断の術式に手を出したことで、真行寺との関係が断絶した。

徳永の胃大網動脈はなかった。万事休すと思われたが、佐伯は「下腹壁動脈を見てみろ」と助言。天城司のオペで保護されていたため、グラフトに使える。佐伯が「お前ならやれる。お前1人だけが授かった力なんだ。天城、やれ!」と励ます。

天城は三か所ダイレクトアナストモーシスを実施。手術は成功した。公開手術を見学していた観客から拍手が巻き起こる。

一方、高階と世良によるオペの方も無事に成功した。

天城は真行寺に「ブラックペアンの約束とは?」と尋ねる。ブラックペアンを作ったのは天城司であり、佐伯が例の患者(シーズン1の患者)の件で悩んでいると知り、レントゲンに映らないカーボン製ペアンを開発した。みんな結束して、いい仲間だった。しかし8年前、司は真行寺との約束を破ってダイレクトアナストモーシスを実施し、仲間の徳永を救おうとした。

天城司は「ブラックペアンの約束は破られた」と雪彦に言い残している。ブラックペアンを作って助けあうような仲間との約束(ダイレクトアナストモーシス禁止)を破ったという意味か?

東城大の院長選で、佐伯が負けた。藤原師長が江尻副院長についたのが大きかったという噂だ。しかし高階(小泉孝太郎)は新病院のセンター長になると宣言。高階も江尻側についていたようだ。

結末ネタバレ

天城は東城大を去った。東城大に平穏な日々が戻って来たが、世良だけはショックを受けていた。

やがて世良も、異動願いを出して、地方の系列病院(帆鷹中央病院)へと転勤した。

1年後。花房美和(葵わかな)がエアメールを持って世良に会いにいく。

天城の手紙「カジノの特別室までドン・キホーテを迎えにくるように 天城雪彦」

世良がオーストラリアのハートセンターにあるカジノへ向かう。すると、受付スタッフとその父が、天城が亡くなったことを知らせた。

そのころ、佐伯や真行寺も天城の死を悼んでいた。

世良は天城の墓参りをする。さらに受付スタッフから、天城の手紙も渡される。

天城の手紙「ジュノ(世良) 、突然僕がいなくなった事で、君はさぞかしスネているだろう。謝りたいのだが僕はもう死んでいる。もう会う事は叶わない。その事実がジュノの邪魔になるなら、あのまま屋上でバイバイでいいと思った。そう、ジュノには一つ伝えたいことがる。ジュノは僕のことを世界で唯一の医者だと言ったが、それは君も同じだ。ジュノにはジュノの才能がある。真っ直ぐで諦めの悪いジュノにしか治せない患者が、必ず世界のどこかに現れる。そのまだ見ぬ患者のために、これからも、医者としてのプライドを世界に見せつけてやれ。いつか必ず世界でジュノにしかできないオペをする日がくるはずだ。なにせジュノは僕と渡海征司郎という2人の悪魔に愛された世界で唯一の医者なのだから。ジュノ、お前はいい医者だよ

天城は桜が咲くころ、見たい人が二人いると言っていたらしい。世良と渡海の2人だ。

その帰り道、世良は涙をこらえきれず、振り返り「これからも医者として仕事を続けていきます」と誓った。

数年後。

満開の桜の季節。ある桜の木に「スリジエハートセンターはじまりの桜 ソメイヨシノ 天城雪彦医師による植樹」と書かれた札が吊るされている。天城の双子の弟・渡海(二宮和也/二役)がその桜の木を見つめている。そんな渡海のもとに、渡海を慕う看護師・猫田(趣里)がやってきて…。

ブラックペアン2最終回

スリジエハートセンターのセンター長は高階だ。エルカノダーウィンの臨床研究を進めている。全日本医学会の会長・佐伯はAIの追加予算を進めている。

スリジエハートセンターには天城や渡海の手形がある。さらに天城の部屋にあった絵画が病院内に飾られていて、その画題がフランス語で桜の花言葉である「私を忘れないで」であることが説明されている。美和(葵わかな)は看護師として先輩になっている。世良(竹内涼真)は東城大に復帰していて外科医として活躍中だ。

桜の木を見ていた渡海が歩き出す。猫田が「渡海先生!」と声を掛けて、白衣を渡す。渡海はそれを受け取り、着用。渡海と猫田が颯爽と歩みを進めた。身にまとった白衣の腕には東城大の刺繍がある。オペ室の悪魔と呼ばれた渡海征司郎が東城大に帰還することを示唆する結末となった。

(おわり)

【ブラックペアン2】最終回!シーズン3か映画化の続編期待の声殺到

【ブラックペアン シーズン2】最終回結末予想考察

ドラマ【ブラックペアン シーズン2】最終回結末を予想&考察します。

原作の天城&渡海(二宮和也/一人二役)の関係とは?

原作小説での天城城&渡海(二宮和也/一人二役)の関係とは?

原作の天城は、渡海のことを聞いたことがある程度で関係があるような描写はありません

原作者の他の小説でも基本的に、渡海が東城大を去った後どうしているかは語られていません。

ただし、原作の渡海は海外で医師を続けていると解釈することもできます。詳しくはこちら↓↓

関連記事:『ブラックペアン』渡海征司郎(二宮和也)のその後は?原作ではどうなった?

渡海と天城の容姿がそっくりという人物設定は、ドラマオリジナル要素です。

この設定は原作者がシーズン1終了後にスタッフに提案したようですが…。

この「瓜二つ」設定。どう展開していくのでしょうか。

私(筆者)は、天城&渡海(二宮和也/一人二役)の関係とは、双子、あるいは兄弟であると予想します。

もっと大胆予想をすると、天城と渡海は同一人物だが記憶喪失で人格が変わったとも考えられますが…。さすがにないか(笑)

二宮和也さんが応じたインタビューによると↓

――続編ですが、今作では新たな役柄での出演となります。 最初にお話を聞いたときはどう思いましたか?

僕自身はすごく不思議な感覚ではあったのですが、いろいろなことができるのかなというふうに捉えていました。それこそ当初は主人公が変わるということを言うか言わないかみたいな議論もあったのですが、これはもう知ってもらった上で、作品を楽しんでもらったほうが早いのでは ないかと。妙な驚きは必要ないのではないかと思っていたので、今作では全く違うということを、いろいろな枠組みから揃えていきました。
このシーズン2も最後まで観ていただけるといろいろな展開があるので、 違うキャラクターになった意味というのがわかっていただけるのではないかと思っています。

TBS Topicsより

シーズン2を最後まで見ると意味が分かるようですね。

果たして渡海と天城一人二役の繋がりは何か。予想&期待しながら視聴したいと思います。

原作結末は天城が敗北するバッドエンド

原作の結末は、天城がスリジエ・ハートセンター創設を断念して、モナコ公国に帰ってしまうという「敗北」をしてしまうバッドエンド。

ドラマの結末も同じくほろ苦い結末になると思います。

しかし、世良の心には桜並木が植えられた(=天城の理念を受け継いだ)という結末になるでしょう。

天城は渡海を知っている!? / 1話放送後

[1話後/追記] 天城は世良から渡海の名前を聞いて、反応している様子でした。

1話ラスト、回想(?)シーンで一瞬だけ、子供(?)2人が手をつないでいる場面も!天城と渡海は幼少期から知っている?

何やら2人には深い繋がりがありそうですね。

天城は何か調べている/ 2話放送後

[2話後/追記] 2話ラスト、天城は資料室で1995年から2005年の「医療事故関連」の書類を見ていました。天城は何やら医療事故について調べているようです。

ドラマシーズン1では、渡海が佐伯教授の医療事故を調べていたのですが…。それは、亡き渡海の父が東城大を追われたことと関係していました。

2話ラスト、一瞬、浜辺で渡海が歩くシーンが流れましたが…天城と渡海の繋がりに関しては進展なしです。

医療事故?/5話放送後

5話ラスト、天城が医療事故調査報告書のファイルを読んでいることがハッキリと判明。

次回予告では「ついに渡海が…」というテロップとともに黒髪の二宮和也さん、つまり渡海の姿が映っていました。

予告映像はミスリードの可能性がありますが、6話でついに渡海先生が登場するかもしれませんね。

猫田が海外で渡海と再会か/6話放送後

6話で猫田は医師免許があることが判明。そして6話ラストで、海外の病院から医師として招待された猫田が、オファーを受けることにしました。

渡海のその後は原作小説でも不明ですが…渡海が海外赴任していると解釈できる小説もあります。

ということは、猫田が海外で渡海先生と再会して一緒に医療活動をしている、そんな場面が今後登場するかもしれませんね。(予想です)

天城は5年前のことを調べていた?/7話放送後

7話にて。天城は上杉会長が息子を心配していることを知り、「父親か」と意味深につぶやきました。

8話で、天城の父・天城司(大和田伸也)が出演することが発表されました。司はフランス国立大学病院の心臓外科の権威で、佐伯や渡海の父・渡海一郎とも何やら関係があるようです。

8話事前あらすじでは、真行寺(石坂浩二)と佐伯が、5年前のある出来事を機に仲たがいしていることが判明。

しかも、その5年前のことを天城(二宮和也)が密かに探っているようです。目的は、天城自身と彼の家族に関する秘められた事実を明らかにすること。

この5年前のことに天城の父が関係しているのでは?と予想しておきます。

本作は原作から改変が多いのですが、一応、原作では、統合外科(現・佐伯外科)最初の心臓バイパス手術の患者・徳永さんのことが該当しそうな感じです。執刀医は真行寺教授、第一助手は桜宮巌男。当時の医療では失敗してしまったものの、20年間、病院のベッドで生かされています。

ドラマでは執刀医・真行寺、第一助手・天城司、助手として佐伯も関わっていたとか?いや、20年以上前でなく5年前と最近の話に改変しているので真行寺外科ではなく佐伯外科になってるはず。このあたり、どう上手く改変して描くのでしょうか。

天城と渡海の関係が判明/8話放送後

8話で判明。天城と渡海は双子でした。天城が兄。渡海が弟。

天城は移植で、渡海の命を救ったことがあることも判明。

しかし移植した方の天城も心臓の病気になってしまいました。

完治できていない天城の心臓の病気は治せるのか。9話、最終話の最終章も注目ですね。

天城の母との過去、論文/9話放送後

9話で、天城の母との過去、父が持っていた論文のことが明かされます。

天城は母のオペをするとき、父が持っていた論文に書かれていたダイレクトアナストモーシスを実施。心臓は動き出しますが、高熱が出て母は死亡。

天城がダイレクトアナストモーシスを初めて実施した裏には母の死がありました。

そして天城が調べていたのは、天城司が8年前にオペをした患者・徳永さんのこと。父が手術失敗を佐伯らに押し付けられたのではないか?と天城は疑っているようです。徳永さんについての真相は次回(最終回)で明かされることになります。

【ブラックペアン シーズン2】原作結末は天城が敗北?

【ブラックペアン2】の原作小説は、海堂尊さんが書いた「ブレイズメス1990」と「スリジエセンター1991」の2作品となっています。

原作書籍情報
ブレイズメス1990出版:講談社文庫
ページ数:392ページ
発売日: 2012/5/15
スリジエセンター1991出版:講談社文庫
ページ数: 464ページ
発売日:2018/3/15

「ブレイズメス1990」

  • 佐伯教授が世良を使って、天才外科医・天城を東城大に招へい。
  • 天城は、佐伯の指示で、スリジエハートセンター(心臓外科専門病院)設立を目指す。
  • 天城は、設立資金を集めるため、公開手術を行って、成功。
  • 天城は、桜宮市長や自動車会社社長の支援を取り付ける。
  • 天城がマスコミの前で、再来年の1992年にスリジエセンターを桜宮市に創設することを発表。

詳しいネタバレはこちら↓

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『ブレイズメス1990』登場人物&あらすじを結末まで解説! 小説「ブレイズメス1990」(著者;海堂尊、講談社文庫)がTBS日曜劇場の原作として話題です。 今回は『ブレイズメス1990』登場人物&あらすじを結末まで解説!について...

「スリジエセンター1991」

  • 佐伯は、次期院長選挙で勝ったら2つの病院改革をすると宣言。(この発言は通称「佐伯爆弾」と呼称される)
    • (1)新人研修の一元化(救急センターを創設し、研修医を一括で初期研修。総合外科がバックアップ)
    • (2)病院運営の権限を病院長に集中(手始めに「特別室」を病院長一括管理にする)
  • 佐伯爆弾と呼ばれる病院改革案に反発した、江尻教授と藤原婦長がタッグを組む。背後で高階が糸を引く。
  • 江尻教授と藤原婦長が講演会で佐伯&天城を告発。選挙の風向きが江尻に傾く。
  • 病院長選挙で江尻教授(副院長)が勝利。佐伯(現院長)は辞めることに。
  • スリジエセンター創立の夢は果たせず終わる。
  • 佐伯外科は解体され、第一外科、第二外科となる。それぞれ黒崎、高階がトップに就く。
  • 天城は上杉会長と徳永さんの時、2度の手術失敗(結果的に手術は成功)で自信喪失。
  • 天城は退職し、モナコ公国・モンテカルロ地区に戻って、医師を続ける。
  • 世良も退職し、地方の手術がないほど小さな病院に勤務。
  • 世良はモンテカルロに飛び、天城の死亡を知る。
  • 天城の植えたスリジエ(桜)は、世良の胸の中に根付いた。
  • 日本に帰った世良の成長を予感させて、幕を閉じる。
原作結末は、天城が敗北します。具体的には天城と世良の夢「スリジエセンター創設」が失敗。そして天城と世良が東城大を去ります。そして何といっても天城の死亡というショッキングなラストでした。
ドラマ『ブラックペアン2』ではどういう結末にするのか、気になりますね。

詳しいネタバレはこちら↓

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【ブラックペアン シーズン2】まとめ

以上、ドラマシーズン2や原作結末について紹介してきました。

原作小説の天城(二宮和也)はスリジエセンター創立の夢が破れ、モナコ公国に帰国してしまうといは敗北。

はたしてドラマ【ブラックペアン・シーズン2】の結末はどうなるのでしょうか。

ドラマを見る前でも見てからでも、気になる原作のストーリーをチェックして、さらにドラマを楽しみましょう!

ドラマ版のストーリーは放送のつど、更新予定です♪


画像出典TBS「ブラックペアン2」

ブラックペアン2

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