【ブラックファミリア】9話考察|黒幕・犯人は葵、動機は片想い!?

ブラックファミリア】9話考察|黒幕・犯人は葵、動機は片想い!?
いよいよ事件の真相がわかるという9話。実は重要な伏線とヒントが1話から出ていました。
城定秀夫監督の映画と、あの名作ドラマがヒントだった!

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【ブラックファミリア】犯人は葵!

いよいよクライマックスに突入した【ブラックファミリア】。犯人はどうやら秋生(平山祐介)ではなさそうという展開になってきました。

1話の伏線「屋上にいた人物」のヒントはあのドラマと映画

事件の日、登校した梨里杏は、葵と気まずそうな雰囲気でした。倫太郎の暴行動画が流出した直後のことで、同級生たちがその話をしているのを聞く梨里杏は暗い表情。葵と会ったときも、葵は梨里杏を責めるような目つきで、梨里杏は何かを悪がっているような表情。

梨里杏が下校するとき、何者かが屋上から鏡のようなもので光を反射させて梨里杏の顔に当てました。

このシーン、どうも既視感がある。それは「宇宙を駆けるよだか」というNetflixのドラマでした。
清原果耶演じる美人で性格のよいあゆみと、富田望生演じる容姿にコンプレックスを持ち心が歪んでいる然子が入れ替わってしまうという物語です。然子はある現象を利用して、あゆみと入れ替わることを決意。屋上から飛び降り自殺をするところをあゆみに見せれば入れ替われるかもしれない、その奇跡にかけてみる。

ずっと好きだった人から告白され、その待ち合わせに行く途中、然子から電話があり、言われた通りに屋上を見ると、夕日の逆光がまぶしく、そこには然子がいて、あゆみの制止も聞かず飛び降りる…というのが冒頭のショッキングな展開です。

屋上にいた=梨里杏を突き落としたのは同級生。つまり葵です。

わりと初めから「宇宙を駆けるよだか」のこのシーンが浮かんだものの、【ブラックファミリア】との繋がりがわからなかったのですが、発見しました!

【ブラックファミリア】の脚本も担当されている城定秀夫監督が脚本を手がけた作品に、「よだかの片想い」があったのです!島本理生の小説を原作にした映画です。

「よだか」つながりのヒントだったというわけです。

交換日記の内容でも、葵の梨里杏への想いは友情以上のものがあったように感じましたよね。

優磨にも片想い。優磨はたぶん本当のことを話して、騙されたと知った葵に殺されかかったのでは?

1話の伏線「早乙女家の会話」

セレブファミリーを演じていた家庭崩壊している早乙女家。実は1話から伏線と思われるシーンがありました。

梨里杏の死後、学校にも行かず、食事も摂らない葵(瀧七海)を心配して部屋に来た母親の麗美(筒井真理子)が、部屋を出て行こうとしてからわざわざ振り返り、「ねぇ葵、悲しい?」と聞きます。

葵は「当たり前だよ、親友だもん」と言っていたものの、涙も流していません。

その後、何かから逃れるようにフラメンコを踊り出す麗美に秋生が「大丈夫か」と尋ねます。

「決まってるじゃない」と答える麗美。

何となく違和感のある会話。

秋生や麗美がかばうとしたら、葵しかいないでしょう。

葵はサイコパス?

葵は、祖父の泰造が死んだ時も「全然悲しくない」と言っていたし、人として何か大切なものが欠落しているようです。恐ろしいですね。

9話では、葵の恐るべき告白が始まっています。ネタバレ記事は放送後にアップします。

ブラックファミリア

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