【べらぼう】36話の感想!春町の豆腐の角に頭ぶつけた最期にネット反響

大河ドラマ「べらぼう」

横浜流星主演の大河ドラマ【べらぼう】36話「鸚鵡(おうむ)のけりは鴨(かも)」が9月21日(日曜)に放送されました。

第36回では、定信(井上祐貴)は、蔦重(横浜流星)の出した新作の黄表紙に激怒し絶版を言い渡す。喜三二(尾美としのり)は筆を断つ決断をし、春町(岡山天音)は呼び出しにあうが……とストーリーが展開。

本記事は【べらぼう】36話のあらすじと感想について紹介します!

【べらぼう】36話の感想

春町の豆腐の角に頭ぶつけた最期にネット反響

36話では、春町の悲しい最期が描かれました。定信(井上祐貴)をからかいすぎて、屋敷に呼ばれてしまった春町。蔦重と策を練ったものの、仮病がバレて、定信の方からやって来ることに。断れば春町のつかえる殿に迷惑がかかってしまうピンチに。追い込まれた春町は腹を切ったのですが……。

なんと、春町は豆腐の角に頭をぶつけて死んでいました。春町らしく真面目にふざけた最期だったわけですが、ネットでも多くの反響が寄せられています↓

おていさんの忠告を聞いておけば…

蔦重が商売が上手いけれど、やっぱり時流を読むのはおていさんのほうが上手いのかも。おていさんが出版したら危険だと忠告していたのに……。おていさんの言うこと聞けば良かったのに、と思ってしまいました。

しかし、戯れると切腹しないといけない世の中の方が間違っているといえます。独裁国家の検閲や、戦時中の日本の国民をコントロールした頃を思いだす危険な世の中です。

まあ、定信は泣いていたし、戯作が好きなのは本当なので、後悔してる様子でしたね。根っからの悪人ではないのですが…。どうしてこうなってしまったのか。やりきれない第36話でした。

【べらぼう】36話あらすじ

蔦屋の新作『鸚鵡返文武二道(おうむがえしぶんぶのふたみち)』『天下一面鏡梅鉢(てんかいちめんかがみのうめばち)』が飛ぶように売れる。松平定信(井上祐貴)は、蔦重(横浜流星)の本に激怒し、絶版を言い渡す。喜三二(尾美としのり)は、筆を断つ決断をし、春町(岡山天音)は呼び出しにあう。

そして蔦重は、南畝(桐谷健太)からの文で、東作(木村 了)が病だと知り、須原屋(里見浩太朗)や南畝とともに、見舞いに訪れる。東作は平賀源内(安田顕)を見たと言った。東作はその後亡くなってしまう。

筆を折り、国元へ戻ることになった喜三ニ。しかし蔦重は送別会で仲間たちに協力してもらい、彼が筆を折ることを惜しんでもらう。こうして、喜三ニは作家を続けることに。また、春町のために新しい人別を駿河屋市右衛門(高橋克実)に用意してもらう。恋川春町こと倉橋格を死んだことにして、別人になって作品をまだま作ってもらうつもりだったが…。蔦重は春町の悲報を知ることに。

春町の妻・しず(谷村美月)から黄表紙に書かれた辞世の句を渡された蔦重は、くずかごに破り捨てられた紙片を発見。しずに断りを入れ、紙片を繋ぎ合わせると、遺書だった。 松平定信は春町を仮病と見抜いていて、このままでは自家はともかく、小島藩松平家や蔦屋たちにも累が及ぶと考えた春町。すべてをまるく収めるにはもはや切腹しかないと考えて亡くなったのだった。

ラスト、定信は松平信義(林家正蔵)から、恋川春町(岡山天音)が腹を切った報告を受け、衝撃を受ける。信義は「腹を切り、かつ…ハハハハハ! 豆腐の角に頭をぶつけて。ご公儀を謀ったことに倉橋格としては腹を切って詫びるべきと、恋川春町としては死してなお、世を笑わすべきと考えたのではないかと、版元の蔦屋重三郎は申しておりました。1人の至極、真面目な男が武家として、戯作者としての分をそれぞれわきまえ、まっとうしたのではないかと越中守様にお伝えいただきたい。そして戯れば、腹を切られねばならぬ世とは一体誰を幸せにするのか。学もない本屋風情には、分かりかねるとそう申しておりました」と語る。

自邸へと戻り寝室に入った定信は、布団に顔をうずめて嗚咽(おえつ)を漏らした。