【浅見光彦・軽井沢殺人事件】のネタバレと感想!岩田剛典ハマリ役、続編シリーズ化希望の声!

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浅見光彦軽井沢殺人事件

【浅見光彦・軽井沢殺人事件】のネタバレと感想!岩田剛典ハマリ役、続編シリーズ化希望の声!

甘いマスクで品ある令和の浅見光彦(岩田剛典・がんちゃん)の誕生!

軽井沢で巻き起こる不可解な事件の真相をルポライターの光彦が鋭くえぐる!

竹村警部(伊藤淳史)は何者かに追われていて…。
光彦との出会いに大注目!

テレビ東京・内田康夫サスペンスドラマ【浅見光彦・軽井沢殺人事件】のネタバレと感想を紹介します。

目次

【浅見光彦・軽井沢殺人事件】のネタバレ

【浅見光彦・軽井沢殺人事件】のネタバレを紹介します。

光彦・軽井沢へ

昭和46年、軽井沢

亜矢子はお手伝いからミルクティーの入ったポットを貰い、山へ。
スケッチブックを広げようとした時、男と出会う。

令和4年、東京。

野本美貴(工藤綾乃)は平山宏一(長田成哉)とレストランで式場の話をしていたが、突然、宏一がお金を置いて出ていった。

電話をかけるが、宏一は車に轢かれ「ホトケのオデコ」と言い残し息絶えた。

**

浅見光彦(岩田剛典)は浅間山で写真を撮っている。

軽井沢の歴史をしらべるため、冬の軽井沢を訪れていた。

そこで、女性=美貴を見かける。

**

美貴は宏一を亡くし茫然としていた。
警察から、宏一の遺留品としてスケッチブックを見せてもらう。
そこには、浅間山の絵があった。
美貴は死のうと思っていた。

その時、1枚の写真を落とす。光彦が拾い、声を掛けたら逃げてしまった。

写真には、男女の仲良き姿が。
(平山と美貴のツーショット)

その写真を持って、岡小夜子(鷲尾真知子)の珈琲店で軽井沢のセンセ(榎木孝明)と会う。

珈琲を飲みながら、語り合うふたり。

亜矢子のスケッチブック

光彦は大原物産の会長=大原賀一郎(大和田伸也)の誕生日パーティーに出席する。

取材のための出席で、光彦の取材許可は妻の亜矢子(名取裕子)がだしていた。

娘のみどりの夫の敏郎は「大原物産の社長」。
大原はオンライン会議に否定的、敏郎は困った様子だが口ごたえはできない。

光彦は亜矢子に取材をする。
そこに、大原がやってきた。

大原はテロリストのことを書けばいい、と言い出す。
そこに、警察がやってきた。

警察は、亜矢子のスケッチブックを持ってきた。
平山が持っていた物だ。

亜矢子は平山のこともスケッチブックのことも「存じません」と否定する。

光彦はこの時、平山の写真を見て、女性が落とした写真に写っていた男だと気づく。

**

美貴は、電話で
「お前も消されたくなければ言うことを聞け」
と何者かに指示をだされ、ペンション『グラスホッパー』に行く。
すでに予約はされ、支払いも済んでいた。

ペンションのオーナー=島智弘(桜井聖)は、誰が予約したかはわからないと言う。

「ホトケのオデコ」を探す光彦

その夜。

光彦は兄の警察刑事局長=浅見陽一郎(高橋克典)とリモートで会話。

写真のことを告げる。
スケッチブックは亜矢子の物だろう、と陽一郎もすでに情報を得ていた。

平山と大原会長とは仕事の接点があった。
大原物産は社内システムのDX化に着手。ベンチャー企業の『サーガブロックチェーン』と手を組んだ。平山は『サーガ』の起業メンバーのひとり。

平山は何者かに追われていた。
平山は婚約者に「ホトケのオデコ」と言い残している。
しかし、現場からスマホが見つかっていない。

大原は財界の重鎮。
「彼を捜査対象にするのは、龍の髭をなでに行くようなもの」
と陽一郎。

**

光彦は軽井沢を散策しながら思案する。

ホトケのオデコは何か?

死者を意味する仏か、仏像に関する言葉か。
それとも、思いもよらない何を示しているのか。

光彦はお蕎麦屋さんで食事。
そこで、離山の写真をみて、仏の寝顔のように見えることに気づく。

そこで早速、離山を登る。

すると、昨日の女性=美貴と偶然出会う。

美貴は自殺するつもりだったと語る。
軽井沢で結婚式を挙げるつもりだったのに、彼が死んでしまった。
彼の死の真相を突き止めるため、死ぬのは保留。
「彼、殺されたかもしれない」

光彦は美貴をつれ、小夜子のカフェに。

センセもいる。

美貴は、ペンションの窓から見た離山が宏一の言っていた「ホトケのオデコ」かもしれないと思い、登ってみたという。

ちょうど、その時、美貴の電話が鳴る。

知らない人間が指示をだしている、という美貴。

光彦たちもスピーカーでその声を聞く。

電話の声
「ペンションにすぐに戻れ、じゃないと、命の保証はない」

しばらくここにいた方がいい、とセンセ。
光彦は、電話口から聞こえるある音が気になる。

亜矢子の過去

光彦は亜矢子にインタビュー。

絵を描かなくなったキッカケを訪ねると、亜矢子は結婚した経緯を話す。

父が多額の借金をした。大原物産の助けが必要だった。別荘も亜矢子も大原家に売るしかなかった。

インタビュー後、光彦は大原邸の庭を拝見する。

**

軽井沢中央警察署。

光彦は怪しい人物だと思われ、警察に連行されてしまった。

光彦は身分を明かさずにいたが、陽一郎の弟だとわかり、軽井沢中央署署長=鶴野利夫(おかやまはじめ)は大慌て。
刑事の栗木裕翔(入江甚儀)、桃木敬一郎(阿部亮平)は急に態度を変える。

光彦は陽一郎に報告。
・大原家には別荘を探られるのを恐れている人間がいる。
・美貴を監視下に置こうとする人間がいる。

平山の事故死には事件性はないと判断された、よからぬ力が働いている可能性も、と陽一郎。

黒幕は大原。そして、もうひとり。

3年前、平山が起業した際、有名な投資家が出資していた。
小瀬木博信(長谷川初範)。
大原物産の長年の取引先の元重役。

**

小瀬木と大原はオンライン通話をしている。

大原は
「別荘の周りを嗅ぎ回っているのがいる。
誰かまた始末してくれないものかね」と話している。

竹村警部(信濃のコロンボ)と光彦がバディに!?

珈琲店にて。

美貴は、宏一と出会ったのは、年号がかわる直前。
街コンで知り合った。

宏一は、勝ち組になることが夢だと語っていた。

そんな話をしていたら、竹村(伊藤淳史)が
「トイレを貸してくれ」と慌ててやってきた。

トイレに行くと、次に、大原の秘書の吉岡修治(森岡豊)が警備の男たちを連れて入ってきた。

「ここに男が来なかったか」と。

小夜子は「そのお方はこの人」と光彦のことを言う。
しかし、男たちは、違うと言い出しトイレに行こうとする。

光彦は男たちの前に立ちはだかる。
美貴にかかってきた電話から「ししおどし」の音がした。それは大原の庭園にあったものだ。つまり、美貴を脅していたのは
「あなた方ですね」
と言う。

男たちは慌てて出ていく。

竹村はトイレから出てくる。
小夜子に救われ、お礼を言う。

竹村は大原の別荘を探っていたのだ。

竹村のコートをみた小夜子は
「素敵なコートね。まるで刑事コロンボみたい」と。

**

吉岡は大原に、竹村を取り逃がしたことを報告。
小原は怒り狂う。

亜矢子が「お探しの物は見つかりませんの?」
というと「黙ってろ」と酒を飲む。

翌朝、大原の遺体が発見される。

・刺殺。
・死後、2、3時間。

警察は、家族に聞き込みをする。

殺された時刻は朝の7時~9時。
亜矢子は散歩をしていたという。

**

一方、大原の遺体から、ホトケのオデコのヒントを得た光彦は、美貴とともにその場所を探す。
その時、祠を見つける。
中に、金庫が。

警察に持っていくと、1千5百万が入っていた。

そこで、再び、竹村と会う。

光彦は、竹村が長野県警の警部だと知る。
竹村は非公式で依頼があった。陽一郎の計らいだという。

平山の会社は、仮想通貨を使っていた。
平山と大原の間でトラブルか不正行為が行なわれていたと思われた。しかし、大原は現金主義の男。かならず、お金が動くと張り込んでいたら、警備の人間に見つかったのだ。

武村は、珈琲店を出たあと、張り込みを続けたところ、大原の声を聞く。
「もうすぐ手に入る」と言っていた。

大原は何かを手に入れるため、平山を事故に追いやった可能性が色濃くなる。

**

捜査会議。

祠から見つかったお金から、平山の指紋が見つかった。

大原はデジタル音痴。
しかし、儲け話には目がない。
平山は、そこを利用し、取引に深入りさせ、その一部をネコババしていた。

竹村は、もっと裏がありそう、困ったなとため息。

小瀬木と亜矢子の関係

光彦は一旦、東京に戻り、平山のことを聞き込みする。

自宅にて。

陽一郎と亜矢子のスケッチブックの絵の写真を見る。
そこに、初代のセリカを見つける。
半世紀前に描いたものかもしれない。

1972年、あさま山荘事件があった頃。
小瀬木には前科があった。
1968年10月。
新宿騒乱事件で逮捕されていた。
光彦は、その後、小瀬木が大原物産の取引先に就職したことを不思議に感じていた。

光彦は、小瀬木を取材する。

「ミルクティーは寒いところで飲んだほうがうまいんだ」
とポツリ。

小瀬木の顔が、スケッチブックの男性の顔と重なる。

**

亜矢子のアリバイが怪しい。
防犯カメラに姿が映っていない。

**

美貴は、宏一が置いていったお金の間にレシートがあったのを思い出す。
レシートはスコップを買ったときのものだ。

離山ののぼり祠付近を調べる。
土の中にカンがあり、その中にUSBメモリーがあった。

**

光彦は亜矢子のスケッチブックに描かれた男性が、小瀬木の若き頃だと気づく。

小瀬木は、革命から逃れ山を登り離山に。
そこで、亜矢子と出会った。
亜矢子は、自宅に小瀬木を連れて帰る。
この時大原との結婚が決まっていた。
そのことを小瀬木に伝えると小瀬木は、革命を起こせばいい、と言う。
亜矢子は小瀬木をモデルにして絵を描く。

この時ことをお手伝いはノートに記していた。

**

美貴が山からおりて歩いていると、ペンションのオーナーと会う。
オーナーは美貴を車に乗せて送ってくれるといい、足を怪我した美貴は、素直に車に乗った。

ところが、男は大原の別荘に美貴を連れて行く。男たちの狙いは、USBメモリー。
光彦は美貴をさがし大原の別荘に。

危機一髪で美貴を助ける。
センセと小夜子が現れ、男たちが二人を襲おうとするのを動画撮影。

男たちは慌てて逃げようとしたら、パトカーがやってきた。

**

吉岡らの自供。

平山は、大原がデジタル音痴だと知り言葉巧みに架空の事業を起こさせ、儲けていた。大原との会話はUSBメモリーに記録していた。

大原は動画データを取り返そうと平山を追うように吉岡らに指示。
そして、事故が起きた。
警察が何も言ってこないことから、USBを婚約者が持っていると判断。
そして、美貴を狙った。
ペンションのオーナーに頼み、連れてこさせた。
吉岡はいつも大原の尻拭いをさせられていた。

吉岡と栗木のどちらかが犯人のようだが、しっくりこない。

竹村と光彦は、二人で推理を重ねていく。

ホトケのオデコ、その意味を解いていく。

事件全容

光彦は平山の実家を訪ねる。

平山の姉と話す。

ホトケのオデコは昔話に出てくる。
江戸時代に山賊が住んでいた場所。
祖母がよく話してくれた。

姉は、祖母のスケッチブックを見せてくれた。

その中の1冊見当たらないという。
平山が持っていったと確信する。

平山の祖母は、かつて九条家で働いていた。
亜矢子と小瀬木のことを綴っていたお手伝いが平山の祖母だ。

小瀬木は、亜矢子に「嫁に行け」と身を引いた。
と記されていた。
その先は、平山が持っているはず。

光彦は陽一郎と話す中、平山の切り札は美貴ではないかと思いつく。

**

光彦は、平山の祖母の日記を持って、亜矢子に会う。

平山はそれを読み、美貴に接近した。
光彦は自身の推理を語る。

小瀬木と別れた後、亜矢子は妊娠に気づいた。そして、子どもを産んだ。
その子どもは、出生の事情を知らされないまま育てられた。
小瀬木も知らずにいた。
平成が過ぎる頃、平山が亜矢子の前に現れた。日記を一冊持ってきた。
そこには、亜矢子の出産が記されていた。
平山は、自滅した。
亜矢子はUSBの場所を知っていた。

亜矢子は突如言い出した。
「これ以上、さがさせないために、殺しました。私が主人を殺しました」

玄関に靴がある。
<頼まれていたものだ。山を歩いてどこまででも行ける>
というメッセージが。

それは小瀬木が置いていったもの。
出会った時、運動靴をプレゼントして欲しいと亜矢子が言ったことを覚えていたのだ

光彦
「あなたの夫を殺したのは小瀬木さんですね。美貴さんのため。それを知っていて、自分に容疑が向くようにしたのですね」

亜矢子は「お願い、あの人を」と光彦にすがる。

小瀬木は、ひとり山の中に。
自殺を図ろうとするところに、光彦がやってきた。

「この遺書にはきっと、嘘の犯行動機が書かれているんでしょうね。どうして大原会長を殺したんですか。孫娘を守るためだったんじゃありませんか」

平山は、小瀬木に娘がいて死んでいること。孫娘がいることを告げ、脅しをかけてきたのだった。

「いつか、ゆっくり聞かせてください。あなたがどんな道を歩んできたのかを」
光彦は優しく語りかける。

山を下りる。
亜矢子は小瀬木を待っていた。
小瀬木にミルクティーを差し出す。

「あの場所だったわね」
二人は出会った場所を見つめる。

ラスト

小瀬木は自首扱いに。

「浅見さん、お疲れさまでした」

光彦と竹村はまた会うことを約束する。

美貴には、事実を告げずにいる。

『“しかし、平山は、本当に彼女を愛してはいなかったのだろうか。その心の深い部分は謎のまま。この先、きっと、平山のような若者は現れるだろう”と浅見は思うのだった。』

とパソコンに打ち込むセンセ。
センセは軽井沢殺人事件の執筆を終える。

**

亜矢子は再び筆をとる。

**

浅見家では、今度、軽井沢に行こうと話している。

光彦の差し出すお菓子を頬張り、雪江(丘みつ子)は喜ぶ。

陽一郎も光彦も笑顔だ。

<終わり>

【浅見光彦・軽井沢殺人事件】の感想

岩田剛典さんの浅見光彦が好評です。続編シリーズ化希望の声がTwitterに。

【浅見光彦・軽井沢殺人事件】の感想を紹介します。

【浅見光彦・軽井沢殺人事件】のまとめ

ドラマ【浅見光彦・軽井沢殺人事件】は、昭和の恋が令和に蘇る感覚のストーリー。時代背景も描かれ、奥深い内容でした。小説とは違う部分もありましたが、ドラマも十二分に楽しめました。

センセが榎木孝明さん。こちらも楽しく拝見。岩田剛典さん始め、高橋克典さんや伊藤淳史さんら、皆様ハマリ役。続編、シリーズ化希望の声も多く、次の作品は何がよいだろうかと考えるのもまた楽しい。

いつかまた、岩田剛典さんの浅見光彦に出会うことを楽しみにしています。

記事内画像:【浅見光彦・軽井沢殺人事件】公式サイト

浅見光彦軽井沢殺人事件

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