『教場0』タイトル「闇中の白霧」の意味とは?ドラマ版では分からない!?
『教場0』タイトル「闇中の白霧」の意味とは?ドラマ版では分からない!?
木村拓哉主演ドラマ『風間公親-教場0-』8話のタイトルは「闇中(あんちゅう)の白霧」です。このタイトルの意味について考察してみました。
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『教場0』タイトル「闇中の白霧」の意味とは?ドラマ版では分からない!?
ドラマ『風間公親-教場0-』8話のタイトルは「闇中(あんちゅう)の白霧」。
原作小説でも同じタイトルのエピソードがあります。白霧の読み方は「はくぶ」と思われます。読んで字のごとく、白い霧(きり)を示していると思います。
闇中は、くらがりのなか、やみのなか、という意味でしょう。
しかしタイトルがいまいち、分かりませんでしたよね。こんな声も↓
教場0の第8話、ホラー回でめっちゃ良かった
— 定食 (@makima_kimakima) May 30, 2023
タイトルの「闇中の白霧」って内部被曝のことだったんかな
8話の被害者は内部被ばくしていました。内部は暗闇というか見えませんから、そうかも。しかし、被ばくって白い霧のこと?
実は、ドラマ本編だけでは意味が分からないのも当然。
原作だと「ウィルソンの霧箱(きりばこ)」という実験が出て来て、そこからタイトルが取られているからです。
霧箱は、イギリスの科学者ウィルソン(C.T.R.Wilson 1869~1959)によって発明されたもの。この実験では、放射線が通ると白い霧の線が発生します。
つまり、タイトルの「白い霧」は放射線のこと。
被害者の名越が近くを通ったとき、放射線が発生したのです。
闇中は、暗がりの中なので、箱のこと?、それとも実験時に外が暗かったからかなと思います。
ドラマ版の第8話で、この「ウィルソンの霧箱(きりばこ)」という実験をまるまるカットしてしまったため、エピソードのタイトルと整合性がつかなくなってしまいました。
こういう場合はタイトルの改変もありだったのでは?と思います。
それとも、タイトルを「内部被ばく」という意味でも使えると制作陣は考えたのでしょうか。気になるところです。
画像出典「有限会社ラド」HP
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