【アンチヒーロー】9話のネタバレと考察！裏切り者は大島優子！伊達原への罠の可能性も？

2024年11月10日

Jima

【アンチヒーロー】9話のネタバレと考察！

長谷川博己主演の日曜劇場「アンチヒーロー」（TBS、日曜21時）第9話が6月9日に放送されました。

9話ラスト、裏切り者は大島優子演じる白木と判明し、多くの視聴者が困惑。ただし伊達原への罠への可能性もあって…。

今回は【アンチヒーロー】9話のあらすじネタバレ・感想・考察について。

【アンチヒーロー】9話のネタバレ

【アンチヒーロー】9話のネタバレです。

あらすじ

＜9話のあらすじ＞12年前の事件、唯一の冤罪の証拠である動画が伊達原（野村萬斎）によって消された。明墨（長谷川博己）は桃瀬（吹石一恵）の意思を継ぎ志水（緒形直人）の冤罪を晴らすことは不可能なのか―。赤峰（北村匠海）と紫ノ宮（堀田真由）は独自の視点で12年前の事件を洗い直す。しかし、そこに迫る伊達原（野村萬斎）の魔の手、そして、裏切り…というストーリー。

毒物の鑑定を改ざん！？

桃瀬が遺していた日記を読んだ明墨は涙を流す。

赤峰（北村匠海）と紫ノ宮（堀田真由）は志水の被疑者ノート（※逮捕で勾留されている被疑者に弁護士から用意されるノートのこと）を読み込む。すると、刑事が「眼瞼下垂、弛緩性麻痺」と言っていたことに違和感を覚える。

毒物として発表されている硫酸タリウムでは眼瞼下垂、弛緩性麻痺が起きない。その症状はボツリヌス菌の可能性が高い。

桃瀬（吹石一恵）も「似ている」と付箋でメモしており、気づいていた可能性が高い。

伊達原は科捜研に圧力をかけて、ポツリヌスをタリウムに書き換えた？

明墨は、紫ノ宮を利用して倉田（藤木直人）と面会へ。倉田は伊達原に娘の将来がなくなると脅され、人質に取られていた。志水にも娘がいて、その思いを紫ノ宮から聞かされた倉田は、白状する。

アリバイの動画を見たとき、倉田は発表しようとした。しかし伊達原から「（世間の厳しい目が）我々の家族にも襲い掛かる」と言われた。そして倉田は口をつぐんだ。伊達原と倉田は同じ十字架を背負った。

倉田は毒の特定は難しいからおかしいとは思わなかった。科捜研の人物は平塚聡。しかし3年前に他界している。キーマンは平塚の助手だった人物だ。

裏切り者は大島優子

放送時間21時49分頃。物語も終盤…。

ミルが吠えた。明墨法律事務所に、大勢の刑事が詰めかけたのだ。

警察は「明墨正樹さんですね。羽木精工社長の殺害事件における証拠隠匿罪で、あなたに逮捕状が出ています」と告げ、明墨に手錠をかけて、連行していく。

その頃、検察では…。

伊達原が何かを見て高笑いしている。

緑川（木村佳乃）が「明墨が拘束されました」と伊達原に知らせにくる。

それを聞いた伊達原は「そうか、可哀そうにねえ」とほほ笑む。

近くにいた白木（大島優子）は「そうですか？当然の報いだと思いますけど」と吐き捨てる。

伊達原は「しかし、良かったんですか？　明墨にはそれなりに恩もあったんでしょう？」と問う。

白木の前には、緋山（岩田剛典）の血染めのジャンバーがあった。

白木は、「別に。優秀な弁護士さんが来て、用済みみたいだから」と語った。

明墨の裁判は、伊達原が担当するという。

伊達原は「明墨くんのためにも私が終わらせてあげよう」と告げた。

その頃、明墨は赤峰と紫ノ宮に「後は、任せる」という言葉を残し、警察車両に乗った。（つづく）

※次回の最終回は25分拡大スペシャル。ついに完結です。

【アンチヒーロー】9話の感想＆考察

【アンチヒーロー】9話の感想＆考察です。

裏切り者は大島優子！伊達原への罠の可能性も？

予告されていた裏切り者。なんと大島優子さん演じる白木が裏切り者でした。

ただ、伊達原への罠の可能性もあると思います。

なぜ緋山を弁護して無罪にしたのか、それを明墨は話さないといけません。

すると、緋山が盗撮をしていた撮影者であり、探してもらっていたことを警察に話すことになります。

その盗撮映像が志水さんのアリバイの証拠になる、それが伊達原に潰された、ということまで打ち明けると…

伊達原はまずい立場に追い込まれます。

といっても、伊達原は盗撮データを壊していました。

けれど、江越（迫田孝也）がまだ持っているし、あるいは緑川（木村佳乃）がコピーしている可能性はあると思います。

白木（大島優子）のことに戻ると、白木は裏切り者と見せかけて、伊達原への罠を仕掛けたのであり、伊達原を法廷に引っ張り出すための行動でもあったと考察します。

桃瀬の墓に誰が来た？

9話終盤。明墨が桃瀬の墓参りをしていると、誰かがやって来た描写がありました。

姿がハッキリわからないのですが・・・2通りの予想をしたいと思います↓

やってきたのは白木（大島優子）か。桃瀬の関係者（事務官？）だった可能性も。
やってきたのは緑川（木村佳乃）か。桃瀬が志水のことを相談していた？
やってきたのは瀬古（神野三鈴）か。志水を死刑判決にしてしまった罪悪感もある？

検事の緑川さんの可能性が高いと私は予想しておきます。緑川は本当に伊達原の味方なのか不透明な感じで、盗撮動画をコピーしている可能性もあります。

色がついている人たちが正義側っぽい（明墨、青山、赤峰、紫ノ宮、白木、緋山、桃瀬）と思うので、緑川も「緑」色ですし、最終回で明墨たちを助けてくれる？

食中毒オチの可能性も！

糸井一家殺人事件の真犯人はいなくて、食中毒だったというオチも予想されます↓

第9話
眼瞼下垂と弛緩性麻痺、ボツリヌストキシンの単語から糸井一家の死因は食中毒な気がします……。
真犯人などいないのかも……？#アンチヒーロー
— Fine (@Fine_5252) June 9, 2024

ボツリヌストキシン。日本でレトルトカレーで意識不明になったのあったな。冷蔵品を常温保存してて腐敗してて食べた人が…ってやつ。まさか偶然の食中毒じゃないよね。#アンチヒーロー
— しのぶ (@shino_600_702) June 9, 2024

ボツリヌス食中毒とは？↓

ボツリヌス食中毒では、ボツリヌス毒素が産生された食品を摂取後、８時間～36時間で、吐き気、おう吐や視力障害、言語障害、えん下困難（物を飲み込みづらくなる。）などの神経症状が現れるのが特徴で、重症例では呼吸麻痺により死亡します。
食品衛生の窓より

糸井一家殺人事件の時系列を整理すると↓

糸井一家は死亡する前日夜7時半ごろ、誰かを招いて食事をしました。その時、毒物を盛られたと警察は推理。

糸井一家は死亡する前日、嘔吐・下痢などがあり病院を受診していました。

そして翌日未明に、自宅で一家全員が亡くなっているところを発見されます。

糸井家からタリウムが採取されて、毒殺を疑われ…。

夜7時半（19時半）の食事で、翌日未明（放送用語では午前０時から午前３時頃）に死亡しているとなると、4時間半後から7時間半後に死亡しているということ。となると、８時間～36時間かかるボツリヌス食中毒よりも、3〜8時間ほどで症状が出始めるタリウムの可能性が高いです。

タリウムを摂取してから症状が出るまでの時間↓

北海道大学の石塚真由美教授（毒性学）によると、硫酸タリウムや酢酸タリウムなどのタリウム化合物を摂取した人には腹痛のほか、めまいなどの神経症状が現れる。石塚氏は「タリウムは摂取すると即座に体内への吸収が始まり、3〜8時間ほどで症状が出始める。
日本経済新聞より

しかし第9話でタリウムではないと分かっています。（志水さんのノートによると）症状が違うからです。

明墨が言っていた、翌日未明に死亡の「未明」とは「夜がまだすっかり明けきらないころ」のことで，「午前3時ごろ～日の出前後」のまだ暗い時間帯を表しるのかもしれません。

夕食後に下痢や嘔吐で病院に救急でかかったけれど、帰されてしまったとか？

夜間の救急なので、未熟な医師がボツリヌス食中毒を見抜けなくて帰してしまい、その後に症状が現れて死亡したとか？

ともかく、タリウムよりもボツリヌス食中毒の方が強まっていますね。

真犯人になりそうな人がいまだいないことから、食中毒オチもあるかなと予想しておきます。

【アンチヒーロー】9話の出演者

●レギュラー出演者：長谷川博己北村匠海堀田真由大島優子林泰文山下幸輝　近藤華迫田孝也　緒形直人　岩田剛典　神野三鈴細田善彦　藤木直人　吹石一恵　木村佳乃野村萬斎

●9話のゲスト出演者：麻生祐未、音尾琢真

出演者２：相島一之朝夏まなと一ノ瀬ワタル内村遥小栗基裕神野三鈴河内大和近藤公園近藤華迫田孝也沢村玲十文字陽菜田島亮田中真琴谷田歩珠城りょう搗宮姫奈浪川大輔馬場徹林泰文早見あかり前原瑞樹松角洋平馬渕英里何水野勝宮尾俊太郎諸星すみれ山下幸輝山本浩司和田聰宏渡辺邦斗渡邊圭祐音楽音楽　梶浦由記寺田志保主題歌 milet「hanataba」（ソニー・ミュージックレーベルズ）