朝ドラ【あんぱん】114話のあらすじと感想&解説を紹介します!
今田美桜主演&北村匠海共演の連続テレビ小説「あんぱん」第23週「ぼくらは無力だけれど」第114話が
2025年9月4日(木)に放送。
114話は、嵩(北村匠海)は漫画懸賞で大賞を受賞する。大喜びののぶ(今田美桜)に、のぶのおかげだと感謝を伝える嵩。数日後、柳井家にあの手嶌治虫(眞栄田郷敦)がやって来て…とストーリーが展開する。
【あんぱん】114話あらすじ
受賞祝いが開かれる
1967年(昭和42年)7月。嵩(北村匠海)が懸賞に応募した新作漫画「ボオ氏」は大賞を受賞。大喜びののぶ(今田美桜)に、のぶのおかげと感謝を伝える嵩。数日後、八木(妻夫木聡)の会社で受賞祝いが開かれる。嵩を囲んでにぎやかに盛り上がり、楽しいひとときが過ぎていく。
八木は朝田蘭子(河合優実)に再び宣伝文を依頼。あの日の傘を取り出し「これ、借りっぱなしでごめん、雨が降る度に気になってたんだ。君が困っていないか」。蘭子は「姉の古い傘を借りたので、大丈夫です」と笑顔で返した。その様子を見ていた羽多子(江口のりこ)はあの人が蘭子の恋の相手なのだと気づいた。
手嶌治虫が柳井家に
翌日、のぶが登美子(松嶋菜々子)に茶道を習っていると、あの手嶌治虫(眞栄田郷敦)が訪ねてくる。手嶌は、のぶが点てたお茶を飲み「最近忙しすぎたので、心が落ち着きます」と語ると、寝落ち。朝田羽多子(江口のりこ)は「のぶ、一服盛ったがやないろうね」と心配するが、寝ているだけだった。
帰宅した嵩は驚いた。手嶌は起き上がり「こんなに気持ちよく眠れたのは何日ぶりだろう」「初めまして」とあいさつした。
手嶌はアニメーション映画「千夜一夜物語」のキャラクターデザインを嵩に依頼。嵩が週刊誌の表紙に描いた女性の絵がマッチした。嵩は「心してお受けします」と引き受けることに。
とんでもない人物
後日、蘭子は八木の会社へ。「私ちょっと、やってみたいことがあるんです。でも頂いた仕事は、できるだけやるつもりです。生活があるので」と席を立った。
帰社した粕谷将暉(田中俊介)が「下にパンの業者の車が来てるぞ」。蘭子は廊下に出ると「あ!」と思わす声を上げる。「蘭子は、とんでもない人物と出会いました」というナレーションが読み上げられた。(つづく)
【あんぱん】114話の感想&解説
大賞受賞作品のモデルは?
Q:大賞受賞作品のモデルは?
A:モデルは『ポオ氏』です。
嵩(北村匠海)は漫画懸賞で大賞を受賞しましたが、モデルとなっているのは、やなせたかしさんが応募して、昭和42年(1967)に週刊朝日漫画賞を受賞した4コマ漫画『ボオ氏』でしょう。セリフが一切なく、絵だけで読み手に話を理解させる手法を取っている作品です。
100万円の価値
【100万円の価値】賞金100万円の高額を手に入れました。当時の大卒初任給が2万8000円。2025年4月入社の大卒初任給が23万9000円なので、10倍以上。賞金100万円は現代の貨幣価値だと1000万円以上の価値になるでしょう。
とんでもない人物はヤムおんちゃん?
ラスト。とんでもない人と出会った蘭子。これ、下にパンの業者の車が来てることから、ヤムおんちゃんこと屋村草吉だと思われます。
今週月曜日の111話に、草吉が再登場はしていましたが、主要人物と会ってはいませんでした。ラジオドラマ「やさしいライオン」を聞いていた草吉。若者に「あいつはガキの頃から俺様のあんぱんを食ってでかくなったんだ」と自慢していましたね。また、コック服を着用していたこと、草吉の背後にあった「1つ1つ心をこめて焼き上げよう おいしいパンは笑顔から」と書かれている張り紙があったことから、草吉がまだパンを焼いてることが推察されていました。勤め先はパン工場だったのかもしれないですね。でも配達もするんですかね?
ともかく、今日はじらされましたが、蘭子たちとの再会する次回が楽しみです♪
【あんぱん】114話の出演者・スタッフ
出演者【出演】今田美桜,北村匠海,江口のりこ,河合優実,原菜乃華,高橋文哉,大森元貴,田中俊介,齊藤友暁,妻夫木聡,松嶋菜々子 原作・脚本【作】中園ミホ
朝ドラ【あんぱん】は、「アンパンマン」を生み出したやなせたかしさんと、暢さん夫婦をモデルに描く、NHK連続テレビ小説。“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く「愛と勇気の物語」。