【あんぱん】109話あらすじと感想!小学生の中里佳保のモデルは?

朝ドラ「あんぱん」

朝ドラ【あんぱん】109話のあらすじと感想を紹介します!

今田美桜主演&北村匠海共演の連続テレビ小説「あんぱん」第22週「愛するカタチ」第109話が8月28日 木曜に放送。

ある日、嵩(北村匠海)の『愛する歌』に救われたと、ファンレターをくれた小学生の佳保(永瀬ゆずな)が柳井家にやってくる。のぶ(今田美桜)と嵩は笑顔で迎えるが…。

【あんぱん】109話あらすじ

ある日、嵩(北村匠海)にファンレターをくれた小学生の中里佳保(永瀬ゆずな)が、祖父の砂男(浅野和之)と柳井家にやってくる。

笑顔で迎えるのぶ(今田美桜)と嵩だったが、佳保は緊張している様子。と思ったら、ニコリともせずに、「家があんまりボロだから固まってただけ」という佳保。

家に入り…。麦茶を出そうとすると「サイダーないの?」、あんぱんを出すとケーキが出せないほど貧乏なようだから遠慮して食べないという佳保。

嵩が「(詩集の)どこを気に入ってくれたの?」と問いかけると、佳保は「この程度なら私にも書けるかもと思ってうれしくなった」と答える。

ストレートに辛辣な言葉を投げ続ける佳保に、のぶと嵩はタジタジに。

佳保が嵩にサインをもらうときには、代表作の絵を要求するも、「そっか、ないのか」とひとこと。 ただ、壁に貼ってあった<太ったおじさん>の絵には興味を示している様子で…。

家の外で蘭子(河合優実)が佳保とサイダーをおいしそうに飲みながら話す。2人は映画の話などでと意気投合しているようだ。

家の中では、砂男がのぶと嵩に佳保のつらい出来事を話す。大好きな父を亡くした孫はとても悲しんでいた。その悲しみを覆い隠すために虚勢を張っているのだという。佳保は泣いてばかりいたが、嵩の詩集を読んで少しずつ元気になっていって、父を亡くして以来はじめて出かけたいと言ってくれた。「孫の心を動かしてくれてありがとう」「孫にも私にも生きる力をくれてありがとう」と感謝を伝える砂男。

帰る時間になった。蘭子は「佳保ちゃんと私、好きな詩同じなの」と、のぶと嵩に打ち明けて…。蘭子と佳保が嵩の詩「てのひらのうえのかなしみ」を口ずさむ。

嵩は佳保に似顔絵を手渡すが、彼女は「似てない」「絵が下手」と相変わらず辛らつな言葉。それでも“太ったおじさん”の絵だけは好きだと語り、「やないたかし先生、めげずに書きなよ」と背中を押す。

のぶが「ほいたらね」と言うと、佳保は「変な挨拶」と言いつつ、「ほいたらね」と言葉で別れた。(つづく)

小学生の中里佳保のモデルは?

小学生の佳保のモデルは?…おそらく脚本家の中園ミホさんがモデルでしょう。「中里」と「中園」&「かほ」と「みほ」と似ていますし。中園ミホさんは小学校2年生のとき、やなせたかしさんの詩集『愛する歌』を読んで、やなせさんにファンレターを送っています。そのことをきっかけに文通を始めていて、実際にお会いしたこともあり、とてもよくしていただいたそうですよ。

【あんぱん】109話の感想

永瀬ゆずなの演じ分けに好評の声

嵩の詩のファンだという小学生・佳保を演じたのはヒロインのぶの幼少期を演じた永瀬ゆずなさんです。

ヒロインの幼少期を演じた子役が、ヒロインの子供として再び登場するパターンはよくありますが…。今回は別人の役。

正真正銘の一人二役ですが、見事に演じきった永瀬ゆずなさんの演技が話題を呼びました。↓↓

小学生のころ、やなせたかしさんの詩集に救われた中園ミホさん。中園さんが言いたかった言葉を劇中の祖父に託したんでしょうね。その分、小学生の佳保には強がっている感じにさせて、でも愛もあるところも垣間見せていた感じですかね。

佳保の態度には賛否あると思いますが、私(筆者)は素敵な回だと思いましたよ。

【あんぱん】109話の出演者・スタッフ

出演者 【出演】今田美桜,北村匠海,河合優実,永瀬ゆずな,浅野和之 原作・脚本【作】中園ミホ

朝ドラ【あんぱん】は、「アンパンマン」を生み出したやなせたかしさんと暢さん夫婦をモデルに描く、NHK連続テレビ小説。“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く「愛と勇気の物語」。