朝ドラ【あんぱん】107話のあらすじと感想を紹介します!
今田美桜主演&北村匠海共演の連続テレビ小説「あんぱん」第22週「愛するカタチ」第107話が 2025年8月26日(火) に放送。
107話では、嵩(北村匠海)の詩とイラストが入ったグッズの売れ行きは好調だった。それでももっと詩を書けと言う八木(妻夫木聡)に、のぶ(今田美桜)は思わず反論してしまうが…とストーリーが展開。
【あんぱん】107話あらすじ
八木(妻夫木聡)のひらめきで嵩(北村匠海)の詩とイラストが入った陶器のグッズは追加注文が来るほど売れていた。それでももっと詩を書けと言う八木に、のぶ(今田美桜)は「うちの人は漫画家ですから、そんなに次から次へと詩は書けません」と反論してしまう。そんなのぶに、嵩は言葉がどんどん浮かんでくるから大丈夫だと言って詩を書き続ける。
八木は朝田蘭子(河合優実)に事務仕事を依頼。陶器の売上は、ほぼ工房のものだった。グリーティングカードを直接渡しに「九州コットンセンター」を訪れた孤児院の子どもたちを、八木は思い切り抱き締めた。その様子を微笑ましい表情で見つめる蘭子。
嵩の詩の才能に確信を持った八木は、自分の会社で出版部を作り、最初の作品は嵩の詩集だと、木月アキラ(齊藤友暁)粕谷将暉(田中俊介)に宣言。
八木は「戦争を経験した俺たちの会社の目標は何だ?人を幸せにすることだろ。そのためにはまず、優しさや思いやりの気持ちを広げたい。あいつの詩には、その力がある」と熱く語った。
蘭子は事務仕事を終える。事務所には八木と2人きりで…。
蘭子が「(嵩が描いた会社設立祝いの絵が気になり)子どもたちにプレゼントを渡す時、いつもあんなふうに抱き締めてあげるんですか?」と質問。
八木は「ああ。この世の中で、子どもたちが生きていくのに必要なのは、まずは栄養のある食べ物、住まい。そして、音楽に、物語に、詩。もう一つ必要なのは…人の体温だ。あの子たちは、親から無条件に与えられる、温もりを知らない」と抱きしめる理由を語る。
蘭子が「八木さんは、これまで何百人という子どもたちを抱き締めてきたんですね…。そういう八木さんを、誰か、抱き締めてくれる人…」と言いかける。
八木が「いや…俺は…」というと、蘭子は変な質問をしたことを謝って、退出。こと聞いて退出。廊下に出た蘭子は自身の発言に動揺。手を額にやり、呼吸が乱れた。
後日、八木は柳井家へ。「これは、素晴らしい叙情詩で…メルヘンだ」と八木。そして、出版するから詩集のタイトルを考えるよう頼んだ。
嵩は帰り際の八木を呼び止めて、「『愛する歌』というのは、どうでしょうか。これらの詩は、あまり世に知られることはないに違いない。けれども、僕にとっては愛する歌なんだという意味です。お恥ずかしい」と伝える。この会話をのぶも聞いていた。八木はそのタイトルに決定して、帰っていく。(つづく)
【あんぱん】107話の感想
「愛する歌」というタイトルに決定
八木が嵩に詩集を出そうと声をかけ、ついにタイトルも決まりました。「愛する歌」。あまり知られない詩集だが、僕にとっては愛する歌という思いが込められているそうです。嵩らしいタイトルだと思います。
ちなみに・・・史実では、サンリオ(当時:株式会社山梨シルクセンター)が1966年、やなせたかしの詩集「愛する歌」を発行。出版物の企画・販売業務を開始しています。八木の会社のモデルはサンリオなのでしょう。そして、八木のモデルはサンリオ社長・辻信太郎氏だと分かりますね。
【あんぱん】107話の出演者・スタッフ
出演者 【出演】今田美桜,北村匠海,河合優実,高橋文哉,田中俊介,齊藤友暁,西村雄正,妻夫木聡 原作・脚本【作】中園ミホ
朝ドラ【あんぱん】は、「アンパンマン」を生み出したやなせたかしさんと、暢さん夫婦をモデルに描く、NHK連続テレビ小説。“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く「愛と勇気の物語」。