【赤いナースコール考察】アリサは生ける屍、犯人は誠一!?衝撃の結末はまさかの夢オチ!?
【赤いナースコール最終回直前考察】アリサは生ける屍で操る犯人は誠一!?衝撃の結末はまさかの夢オチ!?
毎回衝撃シーンが話題のホラーミステリー。“赤ナスが”いよいよ最終回!
アリサのモデルはあの特撮ヒーロードラマのトラウマ級悲劇のヒロイン!
アリサがすでに死んでいる?真犯人、衝撃のラストシーンを考察!
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考察1: アリサはなぜ無傷?
ドラマ序盤からなぜか怪しさ漂うアリサ。
顔に大きなケガをしたという設定にされていましたが、実は無傷。翔太朗(佐藤勝利)があれだけのケガをしているのに、運転席にいたからといって全然ケガをしていないのはおかしいですよね。
考察2: アリサのモデル
秋元康さん原案・企画のミステリードラマって、何だか変なセリフがあったり、よくわからないことが多いですよね。それは次のようなテーマの小ネタを巧みに取り入れているからです。
- 『あなたの番です』→戦国武将ネタ
- 『真犯人フラグ』→仮面ライダーシリーズ
- 『漂着者』→仮面ライダーアギト
そして今回は何かというと、ウルトラマンシリーズでした。
【赤いナースコール】の隠れテーマが「正義」であることにも符合しますね。
ウルトラマンシリーズで考えると、アリサの元ネタと考えられるのは、歴代シリーズの中でもトラウマ級の悲劇のヒロイン『ウルトラマンネクサス』の斎田リコです。
考察3: アリサと斎田リコの共通点
斎田リコとは、『ウルトラマンネクサス』の主人公で対怪獣用部隊TLTのナイトライダーである孤門一輝の恋人で美大生。「家族の象徴」をテーマに卒業制作を考え、動物園で動物の親子の絵をよく描いていました。孤門との出会いも動物園で、風に飛ばされたリコの絵を孤門が拾ったのがきっかけ。
斎田リコがアリサのモデルだと考える2人の共通点や身の回りに起きた出来事をあげてみましょう。
- やさしい恋人と交際中
- 恋人を両親に紹介しようとしたができなかった
- 2人の上からガラス窓が落ちてくる
- アリサ役の福本莉子と斎田リコの名前が同じ「リコ」
- 入院時に着ていた病衣(患者衣)が似ている
- 家族が電話に出ない
斎田リコが恋人の孤門を家族に紹介できなかったのは、孤門がTLTに呼び出され、事故に遭ったからですが、紹介する寸前でできなかったところは似ています。
斎田リコは公衆電話から家族に電話して孤門のことなどを楽しそうに話しますが、なぜか公衆電話の受話器から家族の声はせず、発信音が聞こえるだけ。つまり家族は電話に出ていない。
考察4: アリサは生ける屍!?
実は、斎田リコは家族と山道をドライブ中にビースト(怪獣)に襲われて、両親と弟を目の前で惨殺されてしまいます。リコもまた、その凄惨な場面を目撃した後に孤門の敵・ダークメフィストと融合した溝呂木眞也に殺されていました。
その後、リコは孤門を追い詰めるために生ける屍となり、復讐の道具として利用された挙句、ファウストに変貌。孤門を殺そうとしますが、リコの心がまだ残っていて孤門を助けます。
考察5: アリサを操っているのは誠一?
アリサのモデルが斎田リコと考えると、リコと同じようにすでに死んでいて、何者かに操られていると考えられます。死んだのは翔太朗と一緒に遭った事故か、リコ同様に、その前に家族と一緒に殺された可能性もあります。
操っているのは誰か? 怪しいのは病院長と西垣ですが、ウルトラマン的に考察すると病院長の妻で理事長の玲子も怪しい。玲子のキャラ設定は『ウルトラマンガイア』の天才科学者・稲森京子。稲森博士は地球のために、やはり天才科学者の藤宮博也と光量子コンピュータの共同研究をしていた人物で、ダークサイドに堕ちて「地球のためにならない人類を滅亡させる」ために怪獣を操る藤宮を止めるために、敢えて自分が怪獣を操り、悲惨な光景を見せようとします。
しかしここで考えたいのは病院長の誠一の生死。コンビニのタバコ事件で殺されたのが息子の誠一かどうかがハッキリしていません。玲子が「もう帰ってくるわけじゃない」とは言っていましたが、死んだとは言っていない。「帰ってこない」のはダークサイドからで、誠一が生きている可能性もあります。
誠一が生きているとなると、被害者は最終回で初めて登場する新沼亮太という男の方かとも考えましたが、新沼亮太を演じる高橋里恩さんは、『東京リベンジャーズ』などでヤンキー役を演じているのでやはりこちらがコンビニ事件の犯人ではないでしょうか。
そうすると殺されたのは、病院長・玲子・誠一と写真に写っていたリコに似た女性・藤森渚でしょう。事件の際、殺されたのは“学生”と報じられていましたが、誠一は医大生だったとしても30代にしか見えないので、タバコのことを注意して殺されたのが誠一の恋人!? 渚で誠一が渚の復讐をしていると考察します。
病院長たちがみんなでかばうとしたら、やはり息子の誠一だと思うんですよね。
誠一は、正義感が強く、たぶん「ウルトラマンになりたかった男」。
考察6:西垣は救世主!? 福山ネタ連発の理由
ずっと怪しい西垣ですが、実は最後に翔太朗の味方になると予想。最終回予告で西垣(浅田美代子)が翔太朗に「ふざけてなんかない」という場面があったので、西垣が翔太朗に「アリサなんていない」と真実を告げるのではないでしょうか。
西垣のモデルは、『ウルトラマンコスモス』の劇場版に登場するウルトラマンジャスティス。宇宙正義を貫き、地球生命すべてのリセットを遂行しようとするデラシオン側に立ち、ウルトラマンコスモスと対決したこともあるが、最後には人間側に立ち、地球を守るというキャラクターです。
西垣が福山雅治ネタを連発するのは、このウルトラマンジャスティスを演じたのが21歳の吹石一恵だからです。吹石一恵は『Dr.検事モロハシ』というドラマで、看護婦に扮して潜入捜査をするという役柄を演じていました。
西垣はウルトラマンに関するヒントをたくさん出していたので、それはまた別にまとめたいと思います。
西垣がウルトラマンジャスティスだとすると、最後には息子にこれ以上殺人を犯させないために翔太朗を救うのではないでしょうか。
考察7:結末はまさかの夢オチ!?
ウルトラマン的に考察していくと、病院長が『ウルトラセブン』などで有名な実相寺昭雄監督ネタをたくさん出しています。
実相寺昭雄監督が手がけたウルトラマン作品には、“夢”をテーマにしたものがいくつかあり、『ウルトラマンマックス』第22話「胡蝶の夢」では、スランプに陥った「ウルトラマンマックス」の脚本家が夢に見たことを脚本に書くうちに、それが現実になるという不思議な物語。
翔太朗はアリサと病院を脱出。実は病院の凄惨な事件はすべて夢で、翔太朗はそれを脚本に書く。
第1話のようにアリサの家族に挨拶に行くが、そこは空き家となっていて誰もいない。
ここで斎田リコの話に戻りましょう。リコの恋人・孤門がリコを探しに自宅に行ったとき、そこには誰もいない。そして部屋の中には、“検索してはいけない”とまでいわれたほどグロテスクで不気味な絵が大量にあるという衝撃のシーンがありました。
そこで翔太朗がアリサの家に行くと、アリサと家族が惨殺されているとかショッキングなシーンがあるのではないか。これも夢なのか!? みたいなラストになると予想します。
さて、いったいどんな結末で最後まで驚かせてくれるのでしょうか! 見届けましょう。
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